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Ver.5.0 ~世界の焔と、導きの篝火~
ver.5.0-26 精神性は、理解できない
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変態の神は去り、世界に変態が解き放たれるという未曽有の災害を防ぐことはできただろう。
字面だけで見れば何を言っているのだというツッコミがありそうだが、変態による世界の終わりが訪れることが無くなったことだけは確実に言える。
しかし、それとはまた異なる別の厄介事が発生しつつあった。
「…まさかのぅ、黒き女神そのものが顕現するとはな」
目の前の状況に対して、そうつぶやく鏡面ののじゃロリことアティ。
起きてしまったことはどうしようもないが、状況を理解したくない気持ちもあり、その思いのありどころを出す。
無理もないだろう。神が去ったと思ったら、また別の神がここに出てしまったのだから。
先ほどまではまだ皮だけのようなものだったのに…その中身がしっかりと入っているのだ。
「…なるほど、今度は私/僕の状態は悪くない感じになっているのか」
アティが見ている中、黒き女神は周囲を見渡し、自身の手を何度か開いたり閉じたりして、状態を確認して、そうつぶやいた。
「ええ、これはこれで前と違って、周囲の環境が良い分よりつながって…悪くはない」
「っ!!」
何やら満足した状況になっているのか、二コリとほほ笑む黒き女神。
美しい姿ではあるのだが…それと同時に少しだけ、あふれ出ているのか神のような、いや、神そのものの力を感じ取り、ぞわっと何かをアティは感じ取った。
悪神ではない、邪神でもない、禍神でもない。
善神ではない、正神でもない、福神でもない。
様々なものではない…混ざり合いつつも、その中身は黒く染まり、その黒すらも飲み込むような大いなる女神。
この場で神ではない者は、誰一人として叶うような相手ではない。
暴れられでもしたら、それこそ災害…いや、神災ともいえるような‥
「そこまで、やばい存在に思っているのかな?」
「ひょぇっ!?」
考え込んでいると、いつの間にか黒き女神の姿が目の前から移動しており、後ろに立っていた。
移動する音も気配も何もなかったというのに、瞬間移動と言ってもおかしくないものだ。
「大丈夫、大丈夫。私/僕は、ここで何もするつもりはないよ」
「…本当にかのぅ?」
何もしないように手を上げ、そう告げる黒き女神。
感じ取れる中身は神のモノで、図ることが出来ない。
人ならざる身ではあるが、相手はその人の枠組みすらも超えたもの。
これこそが、より高位の存在だと否応なく思い知らされているが…どうやら、本当に何かをする気はないらしい。
「ハルの意識を乗っ取るような形で、出ているのにのぅ…この世界で、何かをなす気はないと?」
「今はまだ、その時ではないし…ああ、それと一つその言葉、訂正してもらえないかな?」
「何じゃ?」
「乗っ取るようなの、部分かな。私/僕は僕/私でもあり、私は僕で僕は私で‥うん、結局は自分自身に変わりはない…それが、正しいことだ」
「どういうことじゃ?」
意識を乗っ取っているわけではない。
その意識に成り代わっているわけではない。
あくまでも黒き女神の意識は黒き女神のモノであり、それ以外の名のモノでもない。
「…つまり、私/僕…僕/私は変わっていない。意識が消えてもない。同一存在のままということよ:
ハルの意識は失われていない。
この黒き女神の意識もまた、ハルのモノでありそうではない部分もあるが、同じものということ。
「なるほどのぅ…いや、なんかややこしくてわかりにくいのじゃが…結局は、同じ存在ってことでいいのかのぅ」
「それで良い。私/僕の中身を話すと、ややこしくなりやすいからね…ああ、もっとわかりやすい例えなら、最初から真っ黒な絵の具のままで、何物にも混ざった色合いにならないものと言ったほうが良いのかもね」
「もうちょっとわかりやすい例えを、最初からしてほしかったのぅ…」
女神の名を持つとはいえ、その説明能力までは神に至っていないのか。
そうツッコミを入れたいが、迂闊に機嫌を損ねては不味いというのは理解できるので、あえて言うことはない。
「まぁ、別に気にしなくていいよ。どうせすぐに、戻るもの。私/僕が出たのは、ちょっとした用事をこなそうと思ってね」
そう言いながらふわりと浮かび、黒き女神は周囲を飛び回り始めた。
くるくると何かを探すように見渡し、そしてある方向に目を付ける。
「なるほど…だいぶ、浸透して…ええ、このぐらいなら…私/僕がまだ未完成でも、少しは手が加えられるね」
つぶやき、表情が消え、神としての雰囲気が強まった。
何を起こすのかと思っていると、右手に大きな槍が出現する、
「あの位置の不具合が、今回の原因で…いえ、もっと違うものの思惑があるようだけど、問題はないね。空間指定、座標軸測定…雷槍充填」
バチバチと槍が放電し始め、何かに狙いを定める黒き女神。
その方向には何もない空があるというのに、何かが見えているようだ。
「誤差修正上0.4度…投擲!!」
そのまま勢いよく放電する槍を振りかぶり、何もない空へ投げつける。
凄まじい速度で撃ちだされた槍は、そのまままっすぐに突き進み…何もないはずの場所に、突き刺さった。
ドンガラバッシャァァァァン!!
「のじゃぁ!?」
障害物も何もない、ただの空間。
それなのに槍が突き刺さり、見たことが無い光景に驚愕する中、放電は続く。
「…終了、このぐらいで、十分か」
ぱちっと黒き女神が指を鳴らせば、瞬時に槍の姿が消え失せ、刺さっていた何かも見えなくなった。
「な、何をしたのじゃ…」
「ただ単純に、修正しただけ。ここで放置していたら…そうね、新たな変態神が爆誕する、世紀末が生まれていたかも?」
「世紀末どころの話じゃないようなんじゃが!!」
「とにもかくにも、修正はされた…ふぅ、疲れたかも…まだ慣れていないし、あとは僕/私に任せて…」
ふらふらとし始め、黒き女神がゆっくりと地面に降り立つ。
その顔は確かに疲れているようで、今の攻撃で何か力を使ったのだろうか。
地面に着地し、指を鳴らせば今度はベッドの様なものが出現した。
「それじゃ、お休み。起きたら私/僕から僕/私へ戻るけど…何をやったか、説明は不要だからね。僕/私はわからないかもだけど、なんとなくで…わかるはずだもの…」
そう言い、ぐぅっとすぐにベッドに横になって寝息を立て始めたかと思えば、次の瞬間にはサイズが戻り、元のフィギュアの姿になった。
何をやらかしたのかはわからない。
何をどうしたかったのかもわからない。
ただ一つ言えるとすれば、あの女神はここで何か細工するためだけに、出てきたようであった…
字面だけで見れば何を言っているのだというツッコミがありそうだが、変態による世界の終わりが訪れることが無くなったことだけは確実に言える。
しかし、それとはまた異なる別の厄介事が発生しつつあった。
「…まさかのぅ、黒き女神そのものが顕現するとはな」
目の前の状況に対して、そうつぶやく鏡面ののじゃロリことアティ。
起きてしまったことはどうしようもないが、状況を理解したくない気持ちもあり、その思いのありどころを出す。
無理もないだろう。神が去ったと思ったら、また別の神がここに出てしまったのだから。
先ほどまではまだ皮だけのようなものだったのに…その中身がしっかりと入っているのだ。
「…なるほど、今度は私/僕の状態は悪くない感じになっているのか」
アティが見ている中、黒き女神は周囲を見渡し、自身の手を何度か開いたり閉じたりして、状態を確認して、そうつぶやいた。
「ええ、これはこれで前と違って、周囲の環境が良い分よりつながって…悪くはない」
「っ!!」
何やら満足した状況になっているのか、二コリとほほ笑む黒き女神。
美しい姿ではあるのだが…それと同時に少しだけ、あふれ出ているのか神のような、いや、神そのものの力を感じ取り、ぞわっと何かをアティは感じ取った。
悪神ではない、邪神でもない、禍神でもない。
善神ではない、正神でもない、福神でもない。
様々なものではない…混ざり合いつつも、その中身は黒く染まり、その黒すらも飲み込むような大いなる女神。
この場で神ではない者は、誰一人として叶うような相手ではない。
暴れられでもしたら、それこそ災害…いや、神災ともいえるような‥
「そこまで、やばい存在に思っているのかな?」
「ひょぇっ!?」
考え込んでいると、いつの間にか黒き女神の姿が目の前から移動しており、後ろに立っていた。
移動する音も気配も何もなかったというのに、瞬間移動と言ってもおかしくないものだ。
「大丈夫、大丈夫。私/僕は、ここで何もするつもりはないよ」
「…本当にかのぅ?」
何もしないように手を上げ、そう告げる黒き女神。
感じ取れる中身は神のモノで、図ることが出来ない。
人ならざる身ではあるが、相手はその人の枠組みすらも超えたもの。
これこそが、より高位の存在だと否応なく思い知らされているが…どうやら、本当に何かをする気はないらしい。
「ハルの意識を乗っ取るような形で、出ているのにのぅ…この世界で、何かをなす気はないと?」
「今はまだ、その時ではないし…ああ、それと一つその言葉、訂正してもらえないかな?」
「何じゃ?」
「乗っ取るようなの、部分かな。私/僕は僕/私でもあり、私は僕で僕は私で‥うん、結局は自分自身に変わりはない…それが、正しいことだ」
「どういうことじゃ?」
意識を乗っ取っているわけではない。
その意識に成り代わっているわけではない。
あくまでも黒き女神の意識は黒き女神のモノであり、それ以外の名のモノでもない。
「…つまり、私/僕…僕/私は変わっていない。意識が消えてもない。同一存在のままということよ:
ハルの意識は失われていない。
この黒き女神の意識もまた、ハルのモノでありそうではない部分もあるが、同じものということ。
「なるほどのぅ…いや、なんかややこしくてわかりにくいのじゃが…結局は、同じ存在ってことでいいのかのぅ」
「それで良い。私/僕の中身を話すと、ややこしくなりやすいからね…ああ、もっとわかりやすい例えなら、最初から真っ黒な絵の具のままで、何物にも混ざった色合いにならないものと言ったほうが良いのかもね」
「もうちょっとわかりやすい例えを、最初からしてほしかったのぅ…」
女神の名を持つとはいえ、その説明能力までは神に至っていないのか。
そうツッコミを入れたいが、迂闊に機嫌を損ねては不味いというのは理解できるので、あえて言うことはない。
「まぁ、別に気にしなくていいよ。どうせすぐに、戻るもの。私/僕が出たのは、ちょっとした用事をこなそうと思ってね」
そう言いながらふわりと浮かび、黒き女神は周囲を飛び回り始めた。
くるくると何かを探すように見渡し、そしてある方向に目を付ける。
「なるほど…だいぶ、浸透して…ええ、このぐらいなら…私/僕がまだ未完成でも、少しは手が加えられるね」
つぶやき、表情が消え、神としての雰囲気が強まった。
何を起こすのかと思っていると、右手に大きな槍が出現する、
「あの位置の不具合が、今回の原因で…いえ、もっと違うものの思惑があるようだけど、問題はないね。空間指定、座標軸測定…雷槍充填」
バチバチと槍が放電し始め、何かに狙いを定める黒き女神。
その方向には何もない空があるというのに、何かが見えているようだ。
「誤差修正上0.4度…投擲!!」
そのまま勢いよく放電する槍を振りかぶり、何もない空へ投げつける。
凄まじい速度で撃ちだされた槍は、そのまままっすぐに突き進み…何もないはずの場所に、突き刺さった。
ドンガラバッシャァァァァン!!
「のじゃぁ!?」
障害物も何もない、ただの空間。
それなのに槍が突き刺さり、見たことが無い光景に驚愕する中、放電は続く。
「…終了、このぐらいで、十分か」
ぱちっと黒き女神が指を鳴らせば、瞬時に槍の姿が消え失せ、刺さっていた何かも見えなくなった。
「な、何をしたのじゃ…」
「ただ単純に、修正しただけ。ここで放置していたら…そうね、新たな変態神が爆誕する、世紀末が生まれていたかも?」
「世紀末どころの話じゃないようなんじゃが!!」
「とにもかくにも、修正はされた…ふぅ、疲れたかも…まだ慣れていないし、あとは僕/私に任せて…」
ふらふらとし始め、黒き女神がゆっくりと地面に降り立つ。
その顔は確かに疲れているようで、今の攻撃で何か力を使ったのだろうか。
地面に着地し、指を鳴らせば今度はベッドの様なものが出現した。
「それじゃ、お休み。起きたら私/僕から僕/私へ戻るけど…何をやったか、説明は不要だからね。僕/私はわからないかもだけど、なんとなくで…わかるはずだもの…」
そう言い、ぐぅっとすぐにベッドに横になって寝息を立て始めたかと思えば、次の瞬間にはサイズが戻り、元のフィギュアの姿になった。
何をやらかしたのかはわからない。
何をどうしたかったのかもわからない。
ただ一つ言えるとすれば、あの女神はここで何か細工するためだけに、出てきたようであった…
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