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Ver.5.0 ~世界の焔と、導きの篝火~
ver.5.0-22 相容れないものはあるのデス
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「操作感覚良し…というか、いつも以上にしっくりくるな?ここって相当、通信状態が良いのかな?」
「ふっふっふっふ、もちろんじゃよ!!色々あってこの国のトップにさせられてはいるが、そこは抜かりなく政策として推し進めているからのぅ!!いつでもどこでも、この国内のネット通信は無料かつ超高速で提供できるように整備しておるのじゃ!!」
どやぁっというような顔で、そう説明する鏡面ののじゃロリことアティ。
色々と訳があって誕生した国だが、流石に変態共に舵を取らせるのは不味いと思い、出来る限りまともに見えるようにする政策を行っていたらしい。
その政策の一つが、超高速・超優良でいつでもどこでもネットにつなぎ放題になるシステムが国中に張り巡らされることにあるようで、黒き女神フィギュアの操作感覚も、いつも以上に良好なようだ。
「とはいえ、適当に公開状態にしていたら、ネット犯罪の温床にされかねないからのぅ。対策は十分になっておるから、そこは問題無しじゃ」
「ああ、ハッキングとか国外のサーバー利用してって感じのニュースを聞くからね。そういうのの対策もしているんだ」
何の関係もなく利用できるようにするのではなく、考えられるネット犯罪の防止策も練ってるようで、この国内のネット環境を悪用されることはほとんどないらしい。
あるとしても、そもそもの住民のやらかし程度だがそれも微々たるもので、この名前にツッコミどころがある国の中でも誇れるもののようだ。
「じゃが、それでもすり抜ける輩はおるし…今、そちらにある封印の間に封印している変態神も、もしかしたらこの環境を悪用しているのかもしれぬ。油断はできぬぞ」
【大丈夫ダ。ドンナ奴ダトシテモ、オレト主ガイレバ問題ナイゼ】
アティの言葉に対して、ぐっとサムズアップしながら、いつの間にか取り出した金棒をもって、そう答えるカイニス。
オンラインの世界で見たものとは異なっており、現実世界仕様なのかよくある鬼の金棒のようなもの…真っ黒かつとげとげ付きの凶悪そうなものを持っている。
「カイニス、それどうしたの?アルケディア・オンラインの世界だと、もっと大きな金棒を持っていたのに、金属バットサイズの金棒じゃん」
【コレ?オレノ金棒シリーズ2番、『酷式棘丸』ダ。状況ニ合ワセテ変エテイテナ…ココデハコレガ、一番効果的ダト思ッタンダゼ】
どうやらカイニスの金棒は状況に応じて変化するらしく、今回はまともな鬼らしい金棒を選択したらしい。
凶悪さが増している金棒で、威力は巨大な方に比べると劣るが、小回りが利きやすいようだ。
【変態、コウイウノデブットバスノガ面白ソウダシナ】
「なるほど…あ、いや、でも変態ならむしろ、それはそれでアウトでは?」
ドMとかだったりしたら、違う意味で効果が抜群になりそう。
そう考えたら、無理やり力で押さえつけるのは…うーん、そこはどうなのか。
考えたくはないが、万が一の可能性もあり普段よりも武装を多めに顕現させる。
黒き女神のフィギュアのサイズは原寸大よりも小さいからこそ、手で握られたりするような可能性も考慮して…
「…棘付き鎧と、毒ナイフ、雷撃の槍、ブレストアーマー…良し、防御面はバッチリか」
【殺意マシマシ装備ニナッテイルゼ】
「いつも以上に重武装じゃが、そんな装備で大丈夫かのぅ」
「変な感じに返せば確実にフラグになりかねないからノーコメントで」
変態神と対峙する前にフラグを建設する気はない。
今回の作戦は単純明快に、開封して即座に攻撃を行い、ぶっ飛ばして現実世界からの強制退去を行うだけである。
もちろん、仮にも神の名が付くような相手だからこそ容赦ない攻撃を仕掛ける気だが、同室に変態戦隊が入っているけれども…それはまぁ、考慮しない方向でいこう。
大丈夫だ。あいつらなら、なんとなくギャグ補正的なもので不死身な気がする。
マッチョンは…うん、まぁあっちはモンスタードールで出ているだろうが、生身の肉体がここにいるわけではないし、こちらには後でお詫びの品を届けることにしよう。
世界に解き放たれればヤバい変態の神に対峙する覚悟を決め、封印の間の前に立ち、カイニスと共に臨戦態勢となる。
「部屋の中がどうなっているのかはわからないが…飛び出される前に、すぐに攻撃だ。容赦なく、叩き潰せるか?」
【問題ナイゼ!!全力粉砕ノ一撃、叩キ込ムダケダ!!】
カイニスのやる気も十分で、先手必勝、即敵滅殺の準備はできた。
あとはここが開けば、中身を見る前に集中砲火を浴びせるのみ。
「エネルギー瞬間増幅!!全テイムモンスターの力を使ってのぉぉぉぉ!!『スローブラァァックシャイィィィィン』!!」
【主ノ攻撃、衝撃強化!!『オーガデストロイ』!!】
毎度おなじみエネルギーたっぷり詰めた黒い球を発生させ、ぶん投げる。
その球をカイニスが金棒で受け止め、撃ちだすことによってさらに加速されて、封印の間の扉に直撃する寸前で合図を出す。
「いまだ、アティ!!」
「わかっているのじゃ!!封印の間の扉開錠!!そのまま中身にぶち当たれ!!」
一瞬のうちに封印の間の扉が開錠し、中へつながる。
そのままぶつからないようにサイズ調整も施したブラックシャインが勢いよく中に入ると、すぐに施錠して…
チョウドムォォォォォォォォォォン!!
…盛大な爆発音が封印の間から鳴り響き、島全体が揺れ動くほどの振動があった。
だがしかし、変態神を閉じ込める場所だけあって頑丈にできているのか、内部からの攻撃に少しだけ煙を漏らしつつも、外への被害はないのであった…
「…さて、これで一撃で滅されていたら楽なんだけど…そううまくいくかな?」
「世の中、思い通りにいかぬからのぅ…身をもって味わっておるしな」
いなくなっていれば成功、いたら連発予定…どっちになるか?
「ふっふっふっふ、もちろんじゃよ!!色々あってこの国のトップにさせられてはいるが、そこは抜かりなく政策として推し進めているからのぅ!!いつでもどこでも、この国内のネット通信は無料かつ超高速で提供できるように整備しておるのじゃ!!」
どやぁっというような顔で、そう説明する鏡面ののじゃロリことアティ。
色々と訳があって誕生した国だが、流石に変態共に舵を取らせるのは不味いと思い、出来る限りまともに見えるようにする政策を行っていたらしい。
その政策の一つが、超高速・超優良でいつでもどこでもネットにつなぎ放題になるシステムが国中に張り巡らされることにあるようで、黒き女神フィギュアの操作感覚も、いつも以上に良好なようだ。
「とはいえ、適当に公開状態にしていたら、ネット犯罪の温床にされかねないからのぅ。対策は十分になっておるから、そこは問題無しじゃ」
「ああ、ハッキングとか国外のサーバー利用してって感じのニュースを聞くからね。そういうのの対策もしているんだ」
何の関係もなく利用できるようにするのではなく、考えられるネット犯罪の防止策も練ってるようで、この国内のネット環境を悪用されることはほとんどないらしい。
あるとしても、そもそもの住民のやらかし程度だがそれも微々たるもので、この名前にツッコミどころがある国の中でも誇れるもののようだ。
「じゃが、それでもすり抜ける輩はおるし…今、そちらにある封印の間に封印している変態神も、もしかしたらこの環境を悪用しているのかもしれぬ。油断はできぬぞ」
【大丈夫ダ。ドンナ奴ダトシテモ、オレト主ガイレバ問題ナイゼ】
アティの言葉に対して、ぐっとサムズアップしながら、いつの間にか取り出した金棒をもって、そう答えるカイニス。
オンラインの世界で見たものとは異なっており、現実世界仕様なのかよくある鬼の金棒のようなもの…真っ黒かつとげとげ付きの凶悪そうなものを持っている。
「カイニス、それどうしたの?アルケディア・オンラインの世界だと、もっと大きな金棒を持っていたのに、金属バットサイズの金棒じゃん」
【コレ?オレノ金棒シリーズ2番、『酷式棘丸』ダ。状況ニ合ワセテ変エテイテナ…ココデハコレガ、一番効果的ダト思ッタンダゼ】
どうやらカイニスの金棒は状況に応じて変化するらしく、今回はまともな鬼らしい金棒を選択したらしい。
凶悪さが増している金棒で、威力は巨大な方に比べると劣るが、小回りが利きやすいようだ。
【変態、コウイウノデブットバスノガ面白ソウダシナ】
「なるほど…あ、いや、でも変態ならむしろ、それはそれでアウトでは?」
ドMとかだったりしたら、違う意味で効果が抜群になりそう。
そう考えたら、無理やり力で押さえつけるのは…うーん、そこはどうなのか。
考えたくはないが、万が一の可能性もあり普段よりも武装を多めに顕現させる。
黒き女神のフィギュアのサイズは原寸大よりも小さいからこそ、手で握られたりするような可能性も考慮して…
「…棘付き鎧と、毒ナイフ、雷撃の槍、ブレストアーマー…良し、防御面はバッチリか」
【殺意マシマシ装備ニナッテイルゼ】
「いつも以上に重武装じゃが、そんな装備で大丈夫かのぅ」
「変な感じに返せば確実にフラグになりかねないからノーコメントで」
変態神と対峙する前にフラグを建設する気はない。
今回の作戦は単純明快に、開封して即座に攻撃を行い、ぶっ飛ばして現実世界からの強制退去を行うだけである。
もちろん、仮にも神の名が付くような相手だからこそ容赦ない攻撃を仕掛ける気だが、同室に変態戦隊が入っているけれども…それはまぁ、考慮しない方向でいこう。
大丈夫だ。あいつらなら、なんとなくギャグ補正的なもので不死身な気がする。
マッチョンは…うん、まぁあっちはモンスタードールで出ているだろうが、生身の肉体がここにいるわけではないし、こちらには後でお詫びの品を届けることにしよう。
世界に解き放たれればヤバい変態の神に対峙する覚悟を決め、封印の間の前に立ち、カイニスと共に臨戦態勢となる。
「部屋の中がどうなっているのかはわからないが…飛び出される前に、すぐに攻撃だ。容赦なく、叩き潰せるか?」
【問題ナイゼ!!全力粉砕ノ一撃、叩キ込ムダケダ!!】
カイニスのやる気も十分で、先手必勝、即敵滅殺の準備はできた。
あとはここが開けば、中身を見る前に集中砲火を浴びせるのみ。
「エネルギー瞬間増幅!!全テイムモンスターの力を使ってのぉぉぉぉ!!『スローブラァァックシャイィィィィン』!!」
【主ノ攻撃、衝撃強化!!『オーガデストロイ』!!】
毎度おなじみエネルギーたっぷり詰めた黒い球を発生させ、ぶん投げる。
その球をカイニスが金棒で受け止め、撃ちだすことによってさらに加速されて、封印の間の扉に直撃する寸前で合図を出す。
「いまだ、アティ!!」
「わかっているのじゃ!!封印の間の扉開錠!!そのまま中身にぶち当たれ!!」
一瞬のうちに封印の間の扉が開錠し、中へつながる。
そのままぶつからないようにサイズ調整も施したブラックシャインが勢いよく中に入ると、すぐに施錠して…
チョウドムォォォォォォォォォォン!!
…盛大な爆発音が封印の間から鳴り響き、島全体が揺れ動くほどの振動があった。
だがしかし、変態神を閉じ込める場所だけあって頑丈にできているのか、内部からの攻撃に少しだけ煙を漏らしつつも、外への被害はないのであった…
「…さて、これで一撃で滅されていたら楽なんだけど…そううまくいくかな?」
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