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Ver.4.0 ~星々の輝き、揺らめく境界~
ver.4.2-88 ピヨピヨエフェクトは、割と多くて
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【【【ピヨピヨピヨピヨ!!】】】
「うわぁ…黄色だけかと思えば赤や緑、白や黒…様々な色合いをしたひよこの楽園があるけど…ミーちゃん、これ、もうちょっとどうにかならなかったかな?」
「あははは…ふれあい牧場的なものをどこかに作ってみようとしていた計画の名残だからね…まぁ、結局この人懐っこすぎるひよこの大群が原因で、無理だなと思ったよ!」
「だったらもうちょっと、分散させてほしかったなー!!」
周囲一帯を埋め尽くさん勢いの大量のひよこの群れに囲まれ、僕らは今、ひよこの大海に溺れていた。
牧場内の養鶏エリア。ここは、牧場から出荷される卵の原産地なのだが、全て無精卵というわけではなく、仲には有精卵が混ざっているらしい。
その有精卵だけをどうやってか分別して、ここで孵化させて将来の卵を産む鶏のモンスターを絶やさないようにとしているらしいのだが、いかんせん量が過剰すぎた。
【シャゲシャゲシャゲェェェェェ!!】
【ギャベェェェェェェェェ!!】
【オ。オオオオオン…】
全身にひよこたちがこれでもかと押し寄せ、マリーたちも一緒にまとわりつかれて、ひよこの海に沈みこんで声を上げている。
特にルトなんか、足に吸盤があるせいでひよこたちが吸い付いてきたりして、とってもとっても取れないひよこホイホイに成り果てているようだ。
「多すぎるにもほどがあるよミーちゃん!!というか、鳥の群れならここロバートとか呼んで統率させればいいじゃん!!可愛いしふわふわだけど、ひよこに埋もれて溺死するってシャレにならないからね!!
「あ、ロバートなら既にそこで埋もれているよ。彼の子供たちもここで紛れているからね。ほら、そこのひよこの塔にロバートが埋もれているよ」
「さっきの巨大怪鳥が既にひよこに溺れているだと!?」
巨体を羽ばたかせてインパクトあった巨大な怪鳥。
だが、今、ミーちゃんが指示した先にあったのは、既にひよこの海に胴体着陸を決め込み、沈みつつある姿しかなかった。
【ピャァァァァ~~~~ス~~~~!!】
「なんか沈没しつつある船みたいになっているけど大丈夫なのかあれー---!!」
「ぜぇ、ぜぇ…ひよこの海って…恐ろしいな」
「でもふわふわな海だから、それはそれでよかったでしょ」
「…否定はしない」
どうにかこうにか浮上し、ひよこだらけの海から僕らは脱出して一息をついていた。
流石にひよこの海に溺れるのは危なかったが、途中でライトンが引き上げてくれたのである。
あの巨大右手蛇のライトン、こういう時にもかなり頼りになるようだった。
「それで、やってきたのは…ここは…」
【モォオオオオオオオオオ!!】
【ブモォォォォォォォォアァァァァ!!】
「牧場内のミルク供給を担ってくれている、牛エリアだよ。牛系のモンスターが大集合している場所だ!」
一息つく場所として連れてこられたのは、牧場といえば定番の牛がたっぷりいるエリア。
どうやらここの牛たちが作るミルクが主力製品とでもいうようで、様々な種類の牛のモンスターがいることが確認できる。
牛のモンスターで定番の牛頭人『ミノタウロス』、ミルクビームを放つ特徴を持つ『カノンカーウ』、ドロップ品がすべて高級肉ばかりか自身も剥けて肉を生み出す『オニオンタウロス』。
「スライム状のミルクに包まれている『ミルクスライムバッファロー』に、ミルクかめ〇め波を打ち出すという『ファイターブル』…どれもこれも珍しい奴が多いな」
「ふふふん、中々おいしい牛乳を生みだせる子たちだからね。結構料理の幅が広げやすいし、性質が色々と異なるから、面白いものにしやすいんだよね」
もうもうと鳴き声もすごいが、いる牛のモンスターたちの珍しさも中々のものだろう。
たしかレアドロップを落とすものとしてネットでは探す人も多いようだが、それらがここに一堂に会している光景というのも、中々レアなのかもしれない。
「となると、牛ばかりのエリアの統率しているテイムモンスターって何なの?」
「ああ、それは…あれ?またいないや」
「また?」
「うん。ここ、ある牛のテイムモンスター『メッポン』がいるはずなんだけど…みんな、知らない?」
【モウモウウーーー】
【ブモァァァ】
ミーちゃんの問いかけに対して、首を振る牛たち。
どうやらここを統率しているモンスターが不在らしい。
「あれー、おっかしいなぁ…あ、そうだった。確かメッポン、今日はお出かけしているんだった」
「お出かけ?」
「うん、テイムモンスターは基本的に離れずつかずのようにいるけど、バージョンアップで動ける範囲が広がっていったようで、自由に動くこともあるんだよ。それで、メッポンがそれを一番歓迎していて、あの子一番あちこちへ出かけていくんだよね」
説明してもらうと、テイムモンスターの中でも自由に動くモンスターらしく、あちこちへ勝手に出かけていることが多いらしい。
惑星自体が動くので、無事に帰ってこられるのか不安なところもあるが、帰巣本能がかなり優れているらしく、例えどれだけ動こうとも、確実に帰ってくるらしい。
「えっと、一応勝手に出歩かれるのはちょっと不味いから、あらかじめ書いてもらったスケジュールだと…ふむ、友達と温泉へ出かけたね。『牛馬豚鳥友の会』っていう、グループでお泊りだった」
「なんか結構自由にしているなぁ…」
「ハルのテイムモンスターたちは、そういうことしないの?」
「え?マリーたちも自由に動けそうだけど…そういえば、そこのところどうなの?」
【シャゲシャゲ?】
【バルルゥ】
【ガウガウガウ】
他のテイムモンスターたちも結構自由に動けるとは思うが、言われてみれば単独行動とかはそんなにしていないような気がする。
いつも近いところにいるような、そんなに離れるようなことはないような。
でも、それで不自由だってこともないようで、文句もないし…まぁ、気にするようなことはないか。
【ピキー】
【ユキユキ】
「あ、ネアとコユキは自由に動くことがあるのか」
そういえば方や妖精女王の立場でもあるんだったか…コユキのほうは、どうも氷系のモンスターの集いみたいなものに参加しているらしく、そちらで顔を出すこともあるらしい。
何かと社交的というか、外に出やすいメンツともいえるかな。
とりあえず、残念ながらミーちゃんのメッポンというテイムモンスターを見ることはできなかったが、せっかくなので牧場ならではの搾乳体験をさせてもらえることになった。
「でも、絵面的な問題があるから…やるならこの子かな。『モッチブル』」
【モッチモチィィィィ!!】
「…見た目が鏡餅なんだけど、これミルクを搾れるの?」
「搾れるよ。このあたりを伸ばして雑巾みたいにすれば…」
ジュバァァァ
「…想像していたものと違うなぁ」
…これはこれで、飲みたくなくなるような絵面なんだけど。
でも、試しにちょっと飲ませてもらうと、さらさらとした飲みやすい飲み心地だった。
「しかも防御バフが40%…結構強力じゃん!?」
「一応、一般向け時には加工して、程々の10%ぐらいになるように抑えているからね。このあたりの牛たちのミルク、原液そのままだとバフがすさまじくて…流石に、自重しました」
賢明な判断だと思う。料理からバフを得られたりするけど、原液でこれだけ強力だと、狙う人が増えてもおかしくはないかなぁ…
「うわぁ…黄色だけかと思えば赤や緑、白や黒…様々な色合いをしたひよこの楽園があるけど…ミーちゃん、これ、もうちょっとどうにかならなかったかな?」
「あははは…ふれあい牧場的なものをどこかに作ってみようとしていた計画の名残だからね…まぁ、結局この人懐っこすぎるひよこの大群が原因で、無理だなと思ったよ!」
「だったらもうちょっと、分散させてほしかったなー!!」
周囲一帯を埋め尽くさん勢いの大量のひよこの群れに囲まれ、僕らは今、ひよこの大海に溺れていた。
牧場内の養鶏エリア。ここは、牧場から出荷される卵の原産地なのだが、全て無精卵というわけではなく、仲には有精卵が混ざっているらしい。
その有精卵だけをどうやってか分別して、ここで孵化させて将来の卵を産む鶏のモンスターを絶やさないようにとしているらしいのだが、いかんせん量が過剰すぎた。
【シャゲシャゲシャゲェェェェェ!!】
【ギャベェェェェェェェェ!!】
【オ。オオオオオン…】
全身にひよこたちがこれでもかと押し寄せ、マリーたちも一緒にまとわりつかれて、ひよこの海に沈みこんで声を上げている。
特にルトなんか、足に吸盤があるせいでひよこたちが吸い付いてきたりして、とってもとっても取れないひよこホイホイに成り果てているようだ。
「多すぎるにもほどがあるよミーちゃん!!というか、鳥の群れならここロバートとか呼んで統率させればいいじゃん!!可愛いしふわふわだけど、ひよこに埋もれて溺死するってシャレにならないからね!!
「あ、ロバートなら既にそこで埋もれているよ。彼の子供たちもここで紛れているからね。ほら、そこのひよこの塔にロバートが埋もれているよ」
「さっきの巨大怪鳥が既にひよこに溺れているだと!?」
巨体を羽ばたかせてインパクトあった巨大な怪鳥。
だが、今、ミーちゃんが指示した先にあったのは、既にひよこの海に胴体着陸を決め込み、沈みつつある姿しかなかった。
【ピャァァァァ~~~~ス~~~~!!】
「なんか沈没しつつある船みたいになっているけど大丈夫なのかあれー---!!」
「ぜぇ、ぜぇ…ひよこの海って…恐ろしいな」
「でもふわふわな海だから、それはそれでよかったでしょ」
「…否定はしない」
どうにかこうにか浮上し、ひよこだらけの海から僕らは脱出して一息をついていた。
流石にひよこの海に溺れるのは危なかったが、途中でライトンが引き上げてくれたのである。
あの巨大右手蛇のライトン、こういう時にもかなり頼りになるようだった。
「それで、やってきたのは…ここは…」
【モォオオオオオオオオオ!!】
【ブモォォォォォォォォアァァァァ!!】
「牧場内のミルク供給を担ってくれている、牛エリアだよ。牛系のモンスターが大集合している場所だ!」
一息つく場所として連れてこられたのは、牧場といえば定番の牛がたっぷりいるエリア。
どうやらここの牛たちが作るミルクが主力製品とでもいうようで、様々な種類の牛のモンスターがいることが確認できる。
牛のモンスターで定番の牛頭人『ミノタウロス』、ミルクビームを放つ特徴を持つ『カノンカーウ』、ドロップ品がすべて高級肉ばかりか自身も剥けて肉を生み出す『オニオンタウロス』。
「スライム状のミルクに包まれている『ミルクスライムバッファロー』に、ミルクかめ〇め波を打ち出すという『ファイターブル』…どれもこれも珍しい奴が多いな」
「ふふふん、中々おいしい牛乳を生みだせる子たちだからね。結構料理の幅が広げやすいし、性質が色々と異なるから、面白いものにしやすいんだよね」
もうもうと鳴き声もすごいが、いる牛のモンスターたちの珍しさも中々のものだろう。
たしかレアドロップを落とすものとしてネットでは探す人も多いようだが、それらがここに一堂に会している光景というのも、中々レアなのかもしれない。
「となると、牛ばかりのエリアの統率しているテイムモンスターって何なの?」
「ああ、それは…あれ?またいないや」
「また?」
「うん。ここ、ある牛のテイムモンスター『メッポン』がいるはずなんだけど…みんな、知らない?」
【モウモウウーーー】
【ブモァァァ】
ミーちゃんの問いかけに対して、首を振る牛たち。
どうやらここを統率しているモンスターが不在らしい。
「あれー、おっかしいなぁ…あ、そうだった。確かメッポン、今日はお出かけしているんだった」
「お出かけ?」
「うん、テイムモンスターは基本的に離れずつかずのようにいるけど、バージョンアップで動ける範囲が広がっていったようで、自由に動くこともあるんだよ。それで、メッポンがそれを一番歓迎していて、あの子一番あちこちへ出かけていくんだよね」
説明してもらうと、テイムモンスターの中でも自由に動くモンスターらしく、あちこちへ勝手に出かけていることが多いらしい。
惑星自体が動くので、無事に帰ってこられるのか不安なところもあるが、帰巣本能がかなり優れているらしく、例えどれだけ動こうとも、確実に帰ってくるらしい。
「えっと、一応勝手に出歩かれるのはちょっと不味いから、あらかじめ書いてもらったスケジュールだと…ふむ、友達と温泉へ出かけたね。『牛馬豚鳥友の会』っていう、グループでお泊りだった」
「なんか結構自由にしているなぁ…」
「ハルのテイムモンスターたちは、そういうことしないの?」
「え?マリーたちも自由に動けそうだけど…そういえば、そこのところどうなの?」
【シャゲシャゲ?】
【バルルゥ】
【ガウガウガウ】
他のテイムモンスターたちも結構自由に動けるとは思うが、言われてみれば単独行動とかはそんなにしていないような気がする。
いつも近いところにいるような、そんなに離れるようなことはないような。
でも、それで不自由だってこともないようで、文句もないし…まぁ、気にするようなことはないか。
【ピキー】
【ユキユキ】
「あ、ネアとコユキは自由に動くことがあるのか」
そういえば方や妖精女王の立場でもあるんだったか…コユキのほうは、どうも氷系のモンスターの集いみたいなものに参加しているらしく、そちらで顔を出すこともあるらしい。
何かと社交的というか、外に出やすいメンツともいえるかな。
とりあえず、残念ながらミーちゃんのメッポンというテイムモンスターを見ることはできなかったが、せっかくなので牧場ならではの搾乳体験をさせてもらえることになった。
「でも、絵面的な問題があるから…やるならこの子かな。『モッチブル』」
【モッチモチィィィィ!!】
「…見た目が鏡餅なんだけど、これミルクを搾れるの?」
「搾れるよ。このあたりを伸ばして雑巾みたいにすれば…」
ジュバァァァ
「…想像していたものと違うなぁ」
…これはこれで、飲みたくなくなるような絵面なんだけど。
でも、試しにちょっと飲ませてもらうと、さらさらとした飲みやすい飲み心地だった。
「しかも防御バフが40%…結構強力じゃん!?」
「一応、一般向け時には加工して、程々の10%ぐらいになるように抑えているからね。このあたりの牛たちのミルク、原液そのままだとバフがすさまじくて…流石に、自重しました」
賢明な判断だと思う。料理からバフを得られたりするけど、原液でこれだけ強力だと、狙う人が増えてもおかしくはないかなぁ…
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