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Ver.4.0 ~星々の輝き、揺らめく境界~
ver.4.2-85 ようこそ、ミルルン牧場へ
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…宇宙空間を列車で走っていく光景は、外から見れば不思議な光景に見えるだろう。
でも、様々な作品で割とあり得る光景ゆえに、普通に受け入れられやすいのかもしれない。
「列車なのに船のカテゴリがあるせいか、宇宙海賊に襲われるところまで考えられなかったけどね!!リン、全力で蹴り上げろ!!」
【ガウガウガウウウ!!】
「あははははは!!ごめんごめん、まさかワープに失敗したなと思ったら、宇宙海賊の船に突っ込んでしまうなんてミスやっちゃってさ!!その代わり、全力でやるからどうにか倒そうか!!」
「お前ら何を言いあいながら、俺たちを倒しまくっているんだぁぁぁぁ!!」
「おやぶーん!!こいつら強くて、歯が立たないですぜぇ!!」
「うちの船に突っ込まれた被害者側なのに、さらに襲われるってどういう状態だよこれぇぇ!!」
ミーちゃんの列車に乗って牧場へ向かい、宇宙空間を疾走していた列車。
謎の燃料…しぼり汁とか何だろうという不安感を抱きつつも、一応まともにそうこうしていたので安心し、油断していたのだろう。
ワープを使うとか言って、やった直後に…まさかの、宇宙海賊の乗る宇宙船と衝突し、めり込んでしまったのである。
船に乗っているイベントでは、確かに元々海賊による襲撃のようなものが用意されていることはあった。
だがしかし、誰がその宇宙版で、こんな事故を引き起こすと予想できたのだろうか。
しかも、僕らのほうが実力があったせいで危ない橋を渡るような場面もなく、余裕をもって海賊たちと戦闘をできているのだが、相手のほうが被害者っぽくなって少々戦いづらい。
「おのれおのれぇ!!突っ込んできたからいっそそのまま獲物として修理代及びその他もろもろ根こそぎ奪おうとしたのに、何なのだ貴様らはぁ!!この宇宙海賊ドンブーロック様の船と知っての凶行かぁ!!」
「いや、そんなの知らないし」
「堂々とした海賊ならむしろ、潰して照合して賞金得られそうだけど…賞金首まで名があるの?」
「人の気を逆立てる天才かお前らはぁぁぁぁぁっ!!」
「親分落ち着いてくれぇぇ!!」
「確かに親分、先日30万ALの賞金首だったけど」
「この間、二桁落ちたっけ…」
「お前らはお前らで、そんなことをばらすなぁぁぁぁぁあ!!」
賞金首に賭けられている賞金って落ちることがあるのだろうか。
疑問に思ったが、どうやらNPCの賞金首関係は一定の期間で更新されることがあるようで、しでかしたことが微妙なものほど下がるらしい。
逆に大海賊とかそんなレベルで名が知られるようなものだと、上がり続けるらしいが…この海賊たちは下がったということは、そこまでのものでもないのだろう。
「なんというか、世知辛い賞金首事情だな…」
「ちなみにこれ、NPCだけじゃなくてプレイヤーでもなってしまうことがあるらしいよ。それこそ本当に何かやらかした人とか、アカウントBANも対処法としてはあるけれども、賞金首で追われまくる身になってみろということもあるって」
「そんな話もあったのか」
とにもかくにも、こちらから突っ込んでしまったとはいえ、相手は宇宙海賊。
名前がそこまで売れていようがなかろうが、関わってしまったのであれば、しっかり対応しないと後の人々が襲撃されてしまうだろう。
そのため、僕らは協力して捕縛するのであった。
ボォォォォォォ!!
「ふぅ…引き渡した賞金額がしょぼかったけど、運行に支障はないね。もうそろそろ見えてくるころ合いだよ」
「えっと、ミーちゃんの経営するミルルン牧場がある星がかな?」
「うん。ちょっと前までは安上がりの小惑星みたいなものだったけど、どうにかこうにか手を入れて牧場として成り立つように改造した牧場惑星。ちょっと普通じゃない見た目をしているけど…ほら、あそこに見えてきたよ」
「どれどれ…」
御用となった宇宙海賊を近くの星で引き渡しつつ、改めて先へ向かう。
当初の予定よりもちょっと時間をロスしたが、それでも運航に支障はないようで、ミーちゃんの経営する牧場のある星が見えてきたということで、確認してみる。
「あれが、ミーちゃんの星?」
「そうだよ。プチ人工太陽シャインル(10億AL)の輝きに照らされた、ミルルン牧場がある改造自由牧場惑星『ミルルン』だ!!」
もともとは宇宙空間を漂う自由惑星だったようで、決まった恒星などによる光源もなかったただのうごめくだけの岩の塊。
だが、色々と改造を施した結果、ある程度星自身が操縦できるようにし、人工太陽を衛星として持つことで日光を確保した改造自由惑星。
見た目的にはちょっと地球に近いが、サイズは小さいし、海ほどの水量はないのか小さな湖がちらほらと見える程度だが、その他は草原や森があるのか緑色になっているところが多く見える。
【なるほど…自由惑星ですから、その所在地も把握しにくかったのですカ】
「そうだよ。牧場の製品は品質が良いって好評だけど、そこまで量を卸してないからか、自分たちのところで独占させろとか言う輩もいたりするからね。そういう輩に特定されにくい様に、あちこち自由に動かせる星なのも都合が良かったんだ」
ミーちゃんのミルルン牧場から出される製品は非常に良いらしく、使用人間でも人気が出るほど。
だからこそ、狙う者たちが出るのは当然のことなので、居場所をそう簡単に特定されないようにという理由もあって、自由惑星を選んだらしい。
ひとまずは説明を受けつつ、星へ僕らは降り立つのであった…
「ところで、星もある程度操縦できるっていうけど、どうやって?」
「あの人工太陽を利用してだよ。重力コントロールができるから、引っ張ってね」
…それだと周辺の星々も影響が出そうだが、特定の部分だけに狙って引き寄せられるらしく、元々人工太陽なのもあって隕石とかも引っ張ってきても焼き尽くせるから問題ないらしい。
荒業だけど、それを作ったところもすごいような…
でも、様々な作品で割とあり得る光景ゆえに、普通に受け入れられやすいのかもしれない。
「列車なのに船のカテゴリがあるせいか、宇宙海賊に襲われるところまで考えられなかったけどね!!リン、全力で蹴り上げろ!!」
【ガウガウガウウウ!!】
「あははははは!!ごめんごめん、まさかワープに失敗したなと思ったら、宇宙海賊の船に突っ込んでしまうなんてミスやっちゃってさ!!その代わり、全力でやるからどうにか倒そうか!!」
「お前ら何を言いあいながら、俺たちを倒しまくっているんだぁぁぁぁ!!」
「おやぶーん!!こいつら強くて、歯が立たないですぜぇ!!」
「うちの船に突っ込まれた被害者側なのに、さらに襲われるってどういう状態だよこれぇぇ!!」
ミーちゃんの列車に乗って牧場へ向かい、宇宙空間を疾走していた列車。
謎の燃料…しぼり汁とか何だろうという不安感を抱きつつも、一応まともにそうこうしていたので安心し、油断していたのだろう。
ワープを使うとか言って、やった直後に…まさかの、宇宙海賊の乗る宇宙船と衝突し、めり込んでしまったのである。
船に乗っているイベントでは、確かに元々海賊による襲撃のようなものが用意されていることはあった。
だがしかし、誰がその宇宙版で、こんな事故を引き起こすと予想できたのだろうか。
しかも、僕らのほうが実力があったせいで危ない橋を渡るような場面もなく、余裕をもって海賊たちと戦闘をできているのだが、相手のほうが被害者っぽくなって少々戦いづらい。
「おのれおのれぇ!!突っ込んできたからいっそそのまま獲物として修理代及びその他もろもろ根こそぎ奪おうとしたのに、何なのだ貴様らはぁ!!この宇宙海賊ドンブーロック様の船と知っての凶行かぁ!!」
「いや、そんなの知らないし」
「堂々とした海賊ならむしろ、潰して照合して賞金得られそうだけど…賞金首まで名があるの?」
「人の気を逆立てる天才かお前らはぁぁぁぁぁっ!!」
「親分落ち着いてくれぇぇ!!」
「確かに親分、先日30万ALの賞金首だったけど」
「この間、二桁落ちたっけ…」
「お前らはお前らで、そんなことをばらすなぁぁぁぁぁあ!!」
賞金首に賭けられている賞金って落ちることがあるのだろうか。
疑問に思ったが、どうやらNPCの賞金首関係は一定の期間で更新されることがあるようで、しでかしたことが微妙なものほど下がるらしい。
逆に大海賊とかそんなレベルで名が知られるようなものだと、上がり続けるらしいが…この海賊たちは下がったということは、そこまでのものでもないのだろう。
「なんというか、世知辛い賞金首事情だな…」
「ちなみにこれ、NPCだけじゃなくてプレイヤーでもなってしまうことがあるらしいよ。それこそ本当に何かやらかした人とか、アカウントBANも対処法としてはあるけれども、賞金首で追われまくる身になってみろということもあるって」
「そんな話もあったのか」
とにもかくにも、こちらから突っ込んでしまったとはいえ、相手は宇宙海賊。
名前がそこまで売れていようがなかろうが、関わってしまったのであれば、しっかり対応しないと後の人々が襲撃されてしまうだろう。
そのため、僕らは協力して捕縛するのであった。
ボォォォォォォ!!
「ふぅ…引き渡した賞金額がしょぼかったけど、運行に支障はないね。もうそろそろ見えてくるころ合いだよ」
「えっと、ミーちゃんの経営するミルルン牧場がある星がかな?」
「うん。ちょっと前までは安上がりの小惑星みたいなものだったけど、どうにかこうにか手を入れて牧場として成り立つように改造した牧場惑星。ちょっと普通じゃない見た目をしているけど…ほら、あそこに見えてきたよ」
「どれどれ…」
御用となった宇宙海賊を近くの星で引き渡しつつ、改めて先へ向かう。
当初の予定よりもちょっと時間をロスしたが、それでも運航に支障はないようで、ミーちゃんの経営する牧場のある星が見えてきたということで、確認してみる。
「あれが、ミーちゃんの星?」
「そうだよ。プチ人工太陽シャインル(10億AL)の輝きに照らされた、ミルルン牧場がある改造自由牧場惑星『ミルルン』だ!!」
もともとは宇宙空間を漂う自由惑星だったようで、決まった恒星などによる光源もなかったただのうごめくだけの岩の塊。
だが、色々と改造を施した結果、ある程度星自身が操縦できるようにし、人工太陽を衛星として持つことで日光を確保した改造自由惑星。
見た目的にはちょっと地球に近いが、サイズは小さいし、海ほどの水量はないのか小さな湖がちらほらと見える程度だが、その他は草原や森があるのか緑色になっているところが多く見える。
【なるほど…自由惑星ですから、その所在地も把握しにくかったのですカ】
「そうだよ。牧場の製品は品質が良いって好評だけど、そこまで量を卸してないからか、自分たちのところで独占させろとか言う輩もいたりするからね。そういう輩に特定されにくい様に、あちこち自由に動かせる星なのも都合が良かったんだ」
ミーちゃんのミルルン牧場から出される製品は非常に良いらしく、使用人間でも人気が出るほど。
だからこそ、狙う者たちが出るのは当然のことなので、居場所をそう簡単に特定されないようにという理由もあって、自由惑星を選んだらしい。
ひとまずは説明を受けつつ、星へ僕らは降り立つのであった…
「ところで、星もある程度操縦できるっていうけど、どうやって?」
「あの人工太陽を利用してだよ。重力コントロールができるから、引っ張ってね」
…それだと周辺の星々も影響が出そうだが、特定の部分だけに狙って引き寄せられるらしく、元々人工太陽なのもあって隕石とかも引っ張ってきても焼き尽くせるから問題ないらしい。
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