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Ver.4.0 ~星々の輝き、揺らめく境界~
ver.4.0-27 前にもこんなことあったような
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…巨木岩石惑星ツドスにて、まさかの新生欲望戦隊との遭遇。
そしてなぜか鏡面ののじゃロリことアティと、ミートンの孫娘である、ここでのプレイヤー名はジェリアの彼女達も一緒だった。
まぁ、マッチョンがいないからそのお目付け役が必要なのは理解できるが、それでもこの星に何故彼らが来ているのだろうか。
「もしかして、欲望戦隊の面々も石材クエスト関係なのかな?」
「いや、それは関係ない」
「我々がいるのは!!」
「「この星限定のモンスターのテイム狙いなのだぁ!!」」
「…それでやらかしかねないから、しっかり見張ってくれと言われているのじゃ」
「放置すると不味いんじゃないかなと、いう事で見ることにしているのよね」
襲ってきたゴーレムたちをボッコボコにして倒した後、情報交換をしたところ、どうやら前にもあったようなことを企んでいたらしい。
あの時は確か、アリスの種族を狙っていたようだが、今度は別のモンスターを狙うことにしたようだ。
【オォォン…】
「また前の時みたいに、失敗しそうなんだけどな」
「ふっふっふっふ、その心配はない!!」
アリスや僕らが物凄く疑わしそうな目で見てそうつぶやけば、タローンが自信満々に声を上げる。
「そう、我々は前の失敗から学び!!」
「より徹底した情報収集を行い!!」
「正確性などを追及し、更にどうなるのかシミュレーションなども行い!!」
「色々なものを試して!!」
「「「「今度こそ、成功するのだという自信にあふれているのであーる!!」」」
ドォォンッと、爆発音のようなものが聞こえてきそうな感じにポーズをとる欲望戦隊。
学んだというが、成功しなければ意味がないのだが‥まぁ、気にするような者でもあるまい。
「で、実際どうなの?」
「うーん、何とも言えぬのぅ。奴らのしぶとさや準備の良さは、わかっているのじゃが」
「お爺ちゃんたち、普段はちょっとアレですけれども、真面目に取り組むとすごい力を発揮しますからね‥‥それを世のため人のために使えば良さそうなものなのに、欲望で使うから色々と台無しにしてしまうのよねぇ」
近くで見ているせいか、わかっているらしいアティとジェリア。
呆れたようにやれやれと肩をすくめているが、一応無理に引き留める気はないらしい。
「というか、止める方が面倒じゃからな。むしろテイムが成功してそっちに夢中になれば、こちらの負担が減るのじゃ」
「準備をしてるけど、うまくいかなさそうな予感もするのよね…放置しておいて、良いと思ったのよ」
きちんとお目付け役の仕事はこなすが、それ以外の部分ではもはや止める気も起きないのだろう。
成功しても失敗しても良いが、盛大にやらかすことだけは確実に避けるためだけに集中したいという事なのかもしれない。
なお、現実の方ではミートンの奥さんがお仕置きの用意もしているようで、結果次第ではお仕置きのみの悲しいことになりそうだが‥‥え?今日はちょっと変わった方向として、液体窒素とバナナと釘を用意しているって?何すんの?
どういうお仕置きが待ち受けているかはともかく、きちんとテイムモンスターを得たいという目的があって来たのであれば、納得はできる理由だと思う。
「それで狙っているモンスターと言っても、何がいるの?この星、大木と岩石ぐらいで、それらが混ざっていたりどちらかに偏っているようなモンスターばかりしかいない印象だけど」
欲望戦隊が求めるのは、基本的に女の子の見た目に近いようなモンスターなはずである。
それぞれの性癖や解釈の違いでズレることもありそうだが、その認識で間違ってないだろう。
「ああ、狙っているモンスターは…これだな。『ウッドロックオーガ』だ」
「魔物図鑑だと、これだよ」
「どれどれ…あれ?意外にまともな方向性?」
魔物図鑑を出してもらい、見せてもらったのは、想定外というようなモンスターの姿。
女の子や女性の姿とはかけ離れており、どちらかと言えば‥‥巨大ロボットっぽい?
―――――
『ウッドロックオーガ』
蠢くツルが筋肉のようになっており、物凄く固い岩石の肉体を持つ鬼のモンスター。
植物と岩が混ざっているようでもあるが、それぞれのいいところどりをしあっており、機敏な動きで敵を追い詰め、叩きつけて倒すなど怪力自慢でもある。
個体差が非常に大きく、2~50メートルほどの大きさでばらついており、巨大なものほど力は強く、逆に小さなものほど俊敏とされている。
―――――
「その通りだ。欲望戦隊と名乗るからには、戦隊ものとしてはお約束の…巨大ロボットが欲しくてね」
「女性面子も欲しいと言えばほしいが、かっこいいロボットに搭乗して登場する方が良いかと思ってのぅ」
「だが、予算としては厳しいし、ならば何かロボット代わりとして良いのがないかと探して」
「このオーガの存在にたどり着き、テイムするために来たんだ」
「‥‥なんか、まだ成功率が高いような気がしてきたな」
【シャゲェ】
変態軍団かと思っていたのだが、新生と名が付くだけあってまだまともなものを選ぶ感性も生まれていたのだろうか。
取りあえずこれならば、他の人に迷惑をかけるようなこともないだろうし、アリスの時よりもはるかに成功率が高そうに思える。
思いのほか、今回は成功するのではないかと思いつつ、そのモンスターが出現する場所を聞いて見たら僕らが向かう石材発掘場所と大体重なっていたので、この際一緒に向かって見ることにするのであった。
「しかし、また増えているなハルさん…」
「ぐぬぬぬ、本当は女の子モンスターも欲しいのだが、その前にまずは戦力がないと…ガチで美しいものほど強いのが多い‥‥」
‥‥‥強さを得たからと言って、その思惑がうまくいくとは思えないな。
そしてなぜか鏡面ののじゃロリことアティと、ミートンの孫娘である、ここでのプレイヤー名はジェリアの彼女達も一緒だった。
まぁ、マッチョンがいないからそのお目付け役が必要なのは理解できるが、それでもこの星に何故彼らが来ているのだろうか。
「もしかして、欲望戦隊の面々も石材クエスト関係なのかな?」
「いや、それは関係ない」
「我々がいるのは!!」
「「この星限定のモンスターのテイム狙いなのだぁ!!」」
「…それでやらかしかねないから、しっかり見張ってくれと言われているのじゃ」
「放置すると不味いんじゃないかなと、いう事で見ることにしているのよね」
襲ってきたゴーレムたちをボッコボコにして倒した後、情報交換をしたところ、どうやら前にもあったようなことを企んでいたらしい。
あの時は確か、アリスの種族を狙っていたようだが、今度は別のモンスターを狙うことにしたようだ。
【オォォン…】
「また前の時みたいに、失敗しそうなんだけどな」
「ふっふっふっふ、その心配はない!!」
アリスや僕らが物凄く疑わしそうな目で見てそうつぶやけば、タローンが自信満々に声を上げる。
「そう、我々は前の失敗から学び!!」
「より徹底した情報収集を行い!!」
「正確性などを追及し、更にどうなるのかシミュレーションなども行い!!」
「色々なものを試して!!」
「「「「今度こそ、成功するのだという自信にあふれているのであーる!!」」」
ドォォンッと、爆発音のようなものが聞こえてきそうな感じにポーズをとる欲望戦隊。
学んだというが、成功しなければ意味がないのだが‥まぁ、気にするような者でもあるまい。
「で、実際どうなの?」
「うーん、何とも言えぬのぅ。奴らのしぶとさや準備の良さは、わかっているのじゃが」
「お爺ちゃんたち、普段はちょっとアレですけれども、真面目に取り組むとすごい力を発揮しますからね‥‥それを世のため人のために使えば良さそうなものなのに、欲望で使うから色々と台無しにしてしまうのよねぇ」
近くで見ているせいか、わかっているらしいアティとジェリア。
呆れたようにやれやれと肩をすくめているが、一応無理に引き留める気はないらしい。
「というか、止める方が面倒じゃからな。むしろテイムが成功してそっちに夢中になれば、こちらの負担が減るのじゃ」
「準備をしてるけど、うまくいかなさそうな予感もするのよね…放置しておいて、良いと思ったのよ」
きちんとお目付け役の仕事はこなすが、それ以外の部分ではもはや止める気も起きないのだろう。
成功しても失敗しても良いが、盛大にやらかすことだけは確実に避けるためだけに集中したいという事なのかもしれない。
なお、現実の方ではミートンの奥さんがお仕置きの用意もしているようで、結果次第ではお仕置きのみの悲しいことになりそうだが‥‥え?今日はちょっと変わった方向として、液体窒素とバナナと釘を用意しているって?何すんの?
どういうお仕置きが待ち受けているかはともかく、きちんとテイムモンスターを得たいという目的があって来たのであれば、納得はできる理由だと思う。
「それで狙っているモンスターと言っても、何がいるの?この星、大木と岩石ぐらいで、それらが混ざっていたりどちらかに偏っているようなモンスターばかりしかいない印象だけど」
欲望戦隊が求めるのは、基本的に女の子の見た目に近いようなモンスターなはずである。
それぞれの性癖や解釈の違いでズレることもありそうだが、その認識で間違ってないだろう。
「ああ、狙っているモンスターは…これだな。『ウッドロックオーガ』だ」
「魔物図鑑だと、これだよ」
「どれどれ…あれ?意外にまともな方向性?」
魔物図鑑を出してもらい、見せてもらったのは、想定外というようなモンスターの姿。
女の子や女性の姿とはかけ離れており、どちらかと言えば‥‥巨大ロボットっぽい?
―――――
『ウッドロックオーガ』
蠢くツルが筋肉のようになっており、物凄く固い岩石の肉体を持つ鬼のモンスター。
植物と岩が混ざっているようでもあるが、それぞれのいいところどりをしあっており、機敏な動きで敵を追い詰め、叩きつけて倒すなど怪力自慢でもある。
個体差が非常に大きく、2~50メートルほどの大きさでばらついており、巨大なものほど力は強く、逆に小さなものほど俊敏とされている。
―――――
「その通りだ。欲望戦隊と名乗るからには、戦隊ものとしてはお約束の…巨大ロボットが欲しくてね」
「女性面子も欲しいと言えばほしいが、かっこいいロボットに搭乗して登場する方が良いかと思ってのぅ」
「だが、予算としては厳しいし、ならば何かロボット代わりとして良いのがないかと探して」
「このオーガの存在にたどり着き、テイムするために来たんだ」
「‥‥なんか、まだ成功率が高いような気がしてきたな」
【シャゲェ】
変態軍団かと思っていたのだが、新生と名が付くだけあってまだまともなものを選ぶ感性も生まれていたのだろうか。
取りあえずこれならば、他の人に迷惑をかけるようなこともないだろうし、アリスの時よりもはるかに成功率が高そうに思える。
思いのほか、今回は成功するのではないかと思いつつ、そのモンスターが出現する場所を聞いて見たら僕らが向かう石材発掘場所と大体重なっていたので、この際一緒に向かって見ることにするのであった。
「しかし、また増えているなハルさん…」
「ぐぬぬぬ、本当は女の子モンスターも欲しいのだが、その前にまずは戦力がないと…ガチで美しいものほど強いのが多い‥‥」
‥‥‥強さを得たからと言って、その思惑がうまくいくとは思えないな。
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