179 / 718
Ver.3.0 ~動き始める大きな世界~
ver.3.1-47 久しぶりの再会と、トラウマ
しおりを挟む
糸使いの職業を得るクエストの場所を良く調べ、辿り着いた大樹の村の祠。
以前はのじゃロリの手によって色々と大変な目に遭った思い出はあるが、今回はそこからズレた場所にいつの間にか作られていたツリーハウスの中に用事があるのだ。
そう、あくまでものじゃロリの方に関してスルーを決め込む気だったのだが…‥‥
「ぎゃああああああああああああああああああああああああ!!」
どこかで聞いたことのある声の人が、何やら断末魔を上げたようだ。
物騒な予感に慌てて駆け寄り、扉を開けてみれば…‥‥そこには、何処かで見たことのある光景が広がっていた。
「‥‥‥何だこの状況、何があった?」
【シャゲェ?】
断末魔の主とみられるのは、先日ついに見つかって連れ去られていったはずの中三病さん。ぶくぶくとあぶくを吹いて気絶している状態になっている。
そしてその上には以前であったことのある、のじゃロリの妹ことロティさんがいるのだが、こちらはこちらで何やら混乱状態に陥っているらしく、死体蹴りに近い状態になっていた。
そう言えば前に、彼女が盛大に混乱して中三病さんがとばっちりを受けたことがあったが、あの時の状況とこの絵面が同じことに僕は気が付いた。
違う点とすれば、恐怖で暴れているわけではなく、何かの効果で混乱状態に陥っているようで、しかもおかしなことにHPが尽きていそうな状態なのに中三病さんは死亡扱いにならず、延々と喰らっている。
「一体何が、というかどういう状況だ?」
【不幸な事故が、起きただけだ】
「っと!?」
状況が全然つかめず、僕等の方もあっけに取られていた中、突然声が聞こえてきた。
上から聞こえてきたようで、目を向けてみると、そこには小さな蝶が‥‥‥いや、なんか違う真っ白な翅の生えた虫が飛んでいた。
「えっと…‥‥もしかして、蚕?」
なんかこう、何処かで見覚えのある虫に近いと思ったが、確か蚕とか言う虫に似ている気がする。
シルクの材料になる繭をつくる虫で有名だが、こんな感じの成虫だったかな?
【いかにも。だが、それは正解であり不正解でもある。我が名は蚕の中の蚕、モンスターとして知性を獲得し、人に新たな道を示もの。正式名称は『カイザーシルクワーム』!!孤高の皇帝蚕である!!】
堂々たる威厳溢れた声で、立派にそう告げてくるカイザーシルクワーム。
モンスターなのに鳴き声ではなくしっかりと喋る光景に驚かされるのもあるが、こんな小さい虫なのにたっぷりとした重量感が溢れる雰囲気を纏っていた。
【だが、孤高の皇帝とは言え、この状況は流石に防げなかった‥‥‥見たところ、あの哀れなる土台になっているモノの知己のようだが、止められなかったことを詫びよう】
「あ、いや、僕に謝るよりも中三病さんの方を助けたほうが良いような気がするのですが」
【我に、止められるとでも?この小さき体ゆえに、潰されかねぬ】
「‥‥‥確かに」
ひとまず事情説明をしてもらうために、僕等は金的炸裂大絶叫カーニバルと化している二人をどうにか収めることが出来た。
二人とも落ち着いたというか、強制的に眠り状態になってもらったので無事とは言い難いかもしれないが‥‥‥うん、まぁどうにかなったのだと思いたい。
「それで、えっとカイザーシルクワームさん。何がどうなってこの状況になったの?」
【うむ、それはある不幸な事故が招いたものでな、事の発端はそこの娘と男のそれぞれの姉がやらかしたことにあるのだ】
‥‥‥カイザーシルクワームの話によれば、彼は糸使いの職業を得るためのクエストを請け負っているのだが、今回そのクエストを中三病さんが受けに来ていたらしい。
クエスト内では何故その職業を得たいのかという問いかけも行うそうだが、中三病さんの回答は「姉からの束縛を断ち切るためにも、束縛の基礎になりそうな糸を極めることで行き詰った袋小路の突破口にしたい」と心を込めて叫んだ。あの対抗戦の一件以来捕縛されていたらしいが、今回短い間になるかもしれないけどどうにか脱獄に成功し、また力を蓄える気だったらしい。
鬼気迫るような雰囲気を持っており、その凄まじい意気込みに敬意を表して簡単なパターンでのクエストを出したのだという。
【そもそも職業を得るクエストは3パターンのものを用意していてな、その回答によって難易度を分けているのだ。今回は覚悟も見せてもらい、一番楽な方法を選択してもらったのだ】
その方法とは、この大樹の森で手に入る『混乱草』と『幻影草』の二つを入手してもらうことだった。
他のパターンではモンスターの討伐があるのだが、採取クエストならば無駄な戦闘もなく、すんなりとクリアしやすい。
その為、中三病さんはあっさりと入手してきて、いざここで糸使いの職業になれるようにとした‥‥‥その時だった。
【そこにな、突然ここの森で試練の巫女を務める二人が乱入してきたのだ】
そう言えば、ここでは結構重要な役職らしい所についていたなと思い出したが、そんな事はどうでもいい。
何故、ここに二人が突然来たのか中三病さんもカイザーシルクワームさんも把握できない間に、のじゃロリが先に動き、その二つのアイテムを奪い取ったらしい。
流石にそんな行為は許されないので、カイザーシルクワームさんは全力で奪い返そうとしたが、相手はあんなものでも実力だけはあるのじゃロリ。
一発でふっ飛ばされて天井にぶち当たり、中三病さんがすぐに我に返ってNPCが相手だろうとも強盗まがいの行為に憤慨し、攻撃を試みたそうだ。
しかし、そんなことはお見通しだと言わんばかりにのじゃロリが混乱草の方を使用し、ロティさんを混乱状態にして…‥‥そして後は、あの断末魔が上がったという訳だ。
「あれ?でもそれなら今飛び込んだ時にすれ違えそうな気がするんだけど?」
【それが不思議なことにな、あの巫女は開発者たちしか持ち得ぬ移動手段で逃亡したのだ】
僕らが飛び込む数秒前に、その手段でのじゃロリは空間を飛び越えてしまい、姿を消した。
ゆえに、すれ違うことはなかったのだ。
話を聞いて、どうしてこういう状況になったのは分かった。
だが、おかしな点もある。
「姉妹揃って突撃?‥‥‥ロティさんって、のじゃロリに協力する人だっけ?」
【シャゲシャゲ?】
【ガウガウ?】
姉妹仲は悪くなさそうだが、のじゃロリよりはまともな思考をしていると思われるロティさん。
何かしでかすような悪事に加担するとは思えないし、のじゃロリがあっさりと見捨てて捨て駒の様な扱いをするとは思えないのだ。
【そこが不思議なのだ‥‥‥彼女らはそもそも人に危害を加えられぬようにプログラムがされている。いや、ここで我が言うのもなんだが…‥‥黒き女神の力を持つ者よ、そなたには普通に裏事情を話して良いという許可が下りているので、問題はあるまい】
こんな小さな蚕であっても、カイザーと名が付きつつ言葉を話せるほどの知能が与えられているだけあって、このカイザーシルクワームは相当人を見る目はあるようだ。
【何かやらかされない限り、反撃以外の手段で人を襲うことが無いようになっているはずだが、今回の行為は明らかにそのプログラムを無視した行為。多少運営の者たちとつながりがある特殊NPCとは言え、動きがおかしかった】
「という事は、何かあるのか?」
【わからぬ。ただ、そのアイテムの内「幻影草」を奪われたのは不味いかもしれぬ】
話によれば、幻影草はその名の通り幻を見せる薬草の一種で、モンスターから逃げる際に使われたり、あるいは調合によってまた別の薬を作るための材料になるなど、色々と使える場面が多い。
そしてその草は染料にもなるようで、利用して染めた布地で作り上げた衣服を着ると、ステルス迷彩のような効果が生じるそうで、場所の特定がしづらくなるそうだ。
【自らの手で採れば早いのに、そうしなかった理由までは分からぬ。だが、悪用されればすぐに居場所をつかむのも厳しいだろう】
特にあののじゃロリはあちこち出現しまくった過去があるだけに、向かいそうな場所の心当たりが多すぎて特定がし辛い。
こうやって話している間にも実は運営に向けて状況報告も行ったそうだが、現在監視部門とやらが動いているのにつかめていないそうだ。
ただ一つだけ言えるとすれば、放置しておけばどう考えても不味い事態になりかねないという事か。
【頼む。あの巫女を止めて欲しい。何をしでかす気なのかはわからぬが、このままにもしておけぬ。捕縛出来た暁には糸使いの職業だけではなく、特別なサブ職業及びスキルを与えよう】
―――――
>緊急クエスト『のじゃロリ大捕り物』が発生しました!!
>全プレイヤーへ伝達!!至急、大樹の森から出て行った生ける災厄の様なのじゃロリ巫女を捕縛せよ!!―――――
結構な大ごとになっているようで、返答をする前にログに通達が来た。
運営側の方もプレイヤー全員に手伝いを求める程、事態を重く見ているようだ。
「分かった、依頼されようがしまいが、捕縛に協力するよ。幸い、お仕置き用のスキルなども持っているから捕まえ次第できるからね」
とは言え、あののじゃロリが個人でこんな大事をやらかすのはちょっと考えにくい。
普段こそ少々アレな言動や行動も目立つが、一応は人の役に立つ様な事もしてくれる‥‥‥はずである。
何か他に裏があるような気もするのだが、直ぐに僕らは行動に移すのであった…‥‥
「あ、でもどうやって追いかけよう?」
以前はのじゃロリの手によって色々と大変な目に遭った思い出はあるが、今回はそこからズレた場所にいつの間にか作られていたツリーハウスの中に用事があるのだ。
そう、あくまでものじゃロリの方に関してスルーを決め込む気だったのだが…‥‥
「ぎゃああああああああああああああああああああああああ!!」
どこかで聞いたことのある声の人が、何やら断末魔を上げたようだ。
物騒な予感に慌てて駆け寄り、扉を開けてみれば…‥‥そこには、何処かで見たことのある光景が広がっていた。
「‥‥‥何だこの状況、何があった?」
【シャゲェ?】
断末魔の主とみられるのは、先日ついに見つかって連れ去られていったはずの中三病さん。ぶくぶくとあぶくを吹いて気絶している状態になっている。
そしてその上には以前であったことのある、のじゃロリの妹ことロティさんがいるのだが、こちらはこちらで何やら混乱状態に陥っているらしく、死体蹴りに近い状態になっていた。
そう言えば前に、彼女が盛大に混乱して中三病さんがとばっちりを受けたことがあったが、あの時の状況とこの絵面が同じことに僕は気が付いた。
違う点とすれば、恐怖で暴れているわけではなく、何かの効果で混乱状態に陥っているようで、しかもおかしなことにHPが尽きていそうな状態なのに中三病さんは死亡扱いにならず、延々と喰らっている。
「一体何が、というかどういう状況だ?」
【不幸な事故が、起きただけだ】
「っと!?」
状況が全然つかめず、僕等の方もあっけに取られていた中、突然声が聞こえてきた。
上から聞こえてきたようで、目を向けてみると、そこには小さな蝶が‥‥‥いや、なんか違う真っ白な翅の生えた虫が飛んでいた。
「えっと…‥‥もしかして、蚕?」
なんかこう、何処かで見覚えのある虫に近いと思ったが、確か蚕とか言う虫に似ている気がする。
シルクの材料になる繭をつくる虫で有名だが、こんな感じの成虫だったかな?
【いかにも。だが、それは正解であり不正解でもある。我が名は蚕の中の蚕、モンスターとして知性を獲得し、人に新たな道を示もの。正式名称は『カイザーシルクワーム』!!孤高の皇帝蚕である!!】
堂々たる威厳溢れた声で、立派にそう告げてくるカイザーシルクワーム。
モンスターなのに鳴き声ではなくしっかりと喋る光景に驚かされるのもあるが、こんな小さい虫なのにたっぷりとした重量感が溢れる雰囲気を纏っていた。
【だが、孤高の皇帝とは言え、この状況は流石に防げなかった‥‥‥見たところ、あの哀れなる土台になっているモノの知己のようだが、止められなかったことを詫びよう】
「あ、いや、僕に謝るよりも中三病さんの方を助けたほうが良いような気がするのですが」
【我に、止められるとでも?この小さき体ゆえに、潰されかねぬ】
「‥‥‥確かに」
ひとまず事情説明をしてもらうために、僕等は金的炸裂大絶叫カーニバルと化している二人をどうにか収めることが出来た。
二人とも落ち着いたというか、強制的に眠り状態になってもらったので無事とは言い難いかもしれないが‥‥‥うん、まぁどうにかなったのだと思いたい。
「それで、えっとカイザーシルクワームさん。何がどうなってこの状況になったの?」
【うむ、それはある不幸な事故が招いたものでな、事の発端はそこの娘と男のそれぞれの姉がやらかしたことにあるのだ】
‥‥‥カイザーシルクワームの話によれば、彼は糸使いの職業を得るためのクエストを請け負っているのだが、今回そのクエストを中三病さんが受けに来ていたらしい。
クエスト内では何故その職業を得たいのかという問いかけも行うそうだが、中三病さんの回答は「姉からの束縛を断ち切るためにも、束縛の基礎になりそうな糸を極めることで行き詰った袋小路の突破口にしたい」と心を込めて叫んだ。あの対抗戦の一件以来捕縛されていたらしいが、今回短い間になるかもしれないけどどうにか脱獄に成功し、また力を蓄える気だったらしい。
鬼気迫るような雰囲気を持っており、その凄まじい意気込みに敬意を表して簡単なパターンでのクエストを出したのだという。
【そもそも職業を得るクエストは3パターンのものを用意していてな、その回答によって難易度を分けているのだ。今回は覚悟も見せてもらい、一番楽な方法を選択してもらったのだ】
その方法とは、この大樹の森で手に入る『混乱草』と『幻影草』の二つを入手してもらうことだった。
他のパターンではモンスターの討伐があるのだが、採取クエストならば無駄な戦闘もなく、すんなりとクリアしやすい。
その為、中三病さんはあっさりと入手してきて、いざここで糸使いの職業になれるようにとした‥‥‥その時だった。
【そこにな、突然ここの森で試練の巫女を務める二人が乱入してきたのだ】
そう言えば、ここでは結構重要な役職らしい所についていたなと思い出したが、そんな事はどうでもいい。
何故、ここに二人が突然来たのか中三病さんもカイザーシルクワームさんも把握できない間に、のじゃロリが先に動き、その二つのアイテムを奪い取ったらしい。
流石にそんな行為は許されないので、カイザーシルクワームさんは全力で奪い返そうとしたが、相手はあんなものでも実力だけはあるのじゃロリ。
一発でふっ飛ばされて天井にぶち当たり、中三病さんがすぐに我に返ってNPCが相手だろうとも強盗まがいの行為に憤慨し、攻撃を試みたそうだ。
しかし、そんなことはお見通しだと言わんばかりにのじゃロリが混乱草の方を使用し、ロティさんを混乱状態にして…‥‥そして後は、あの断末魔が上がったという訳だ。
「あれ?でもそれなら今飛び込んだ時にすれ違えそうな気がするんだけど?」
【それが不思議なことにな、あの巫女は開発者たちしか持ち得ぬ移動手段で逃亡したのだ】
僕らが飛び込む数秒前に、その手段でのじゃロリは空間を飛び越えてしまい、姿を消した。
ゆえに、すれ違うことはなかったのだ。
話を聞いて、どうしてこういう状況になったのは分かった。
だが、おかしな点もある。
「姉妹揃って突撃?‥‥‥ロティさんって、のじゃロリに協力する人だっけ?」
【シャゲシャゲ?】
【ガウガウ?】
姉妹仲は悪くなさそうだが、のじゃロリよりはまともな思考をしていると思われるロティさん。
何かしでかすような悪事に加担するとは思えないし、のじゃロリがあっさりと見捨てて捨て駒の様な扱いをするとは思えないのだ。
【そこが不思議なのだ‥‥‥彼女らはそもそも人に危害を加えられぬようにプログラムがされている。いや、ここで我が言うのもなんだが…‥‥黒き女神の力を持つ者よ、そなたには普通に裏事情を話して良いという許可が下りているので、問題はあるまい】
こんな小さな蚕であっても、カイザーと名が付きつつ言葉を話せるほどの知能が与えられているだけあって、このカイザーシルクワームは相当人を見る目はあるようだ。
【何かやらかされない限り、反撃以外の手段で人を襲うことが無いようになっているはずだが、今回の行為は明らかにそのプログラムを無視した行為。多少運営の者たちとつながりがある特殊NPCとは言え、動きがおかしかった】
「という事は、何かあるのか?」
【わからぬ。ただ、そのアイテムの内「幻影草」を奪われたのは不味いかもしれぬ】
話によれば、幻影草はその名の通り幻を見せる薬草の一種で、モンスターから逃げる際に使われたり、あるいは調合によってまた別の薬を作るための材料になるなど、色々と使える場面が多い。
そしてその草は染料にもなるようで、利用して染めた布地で作り上げた衣服を着ると、ステルス迷彩のような効果が生じるそうで、場所の特定がしづらくなるそうだ。
【自らの手で採れば早いのに、そうしなかった理由までは分からぬ。だが、悪用されればすぐに居場所をつかむのも厳しいだろう】
特にあののじゃロリはあちこち出現しまくった過去があるだけに、向かいそうな場所の心当たりが多すぎて特定がし辛い。
こうやって話している間にも実は運営に向けて状況報告も行ったそうだが、現在監視部門とやらが動いているのにつかめていないそうだ。
ただ一つだけ言えるとすれば、放置しておけばどう考えても不味い事態になりかねないという事か。
【頼む。あの巫女を止めて欲しい。何をしでかす気なのかはわからぬが、このままにもしておけぬ。捕縛出来た暁には糸使いの職業だけではなく、特別なサブ職業及びスキルを与えよう】
―――――
>緊急クエスト『のじゃロリ大捕り物』が発生しました!!
>全プレイヤーへ伝達!!至急、大樹の森から出て行った生ける災厄の様なのじゃロリ巫女を捕縛せよ!!―――――
結構な大ごとになっているようで、返答をする前にログに通達が来た。
運営側の方もプレイヤー全員に手伝いを求める程、事態を重く見ているようだ。
「分かった、依頼されようがしまいが、捕縛に協力するよ。幸い、お仕置き用のスキルなども持っているから捕まえ次第できるからね」
とは言え、あののじゃロリが個人でこんな大事をやらかすのはちょっと考えにくい。
普段こそ少々アレな言動や行動も目立つが、一応は人の役に立つ様な事もしてくれる‥‥‥はずである。
何か他に裏があるような気もするのだが、直ぐに僕らは行動に移すのであった…‥‥
「あ、でもどうやって追いかけよう?」
13
お気に入りに追加
2,031
あなたにおすすめの小説
「お前のような奴はパーティーに必要ない」と追放された錬金術師は自由に生きる~ポーション作ってたらいつの間にか最強になってました~
平山和人
ファンタジー
錬金術師のカイトは役立たずを理由にパーティーから追放されてしまう。自由を手に入れたカイトは世界中を気ままに旅することにした。
しかし、カイトは気づいていなかった。彼の作るポーションはどんな病気をも治す万能薬であることを。
カイトは旅をしていくうちに、薬神として崇められることになるのだが、彼は今日も無自覚に人々を救うのであった。
一方、カイトを追放したパーティーはカイトを失ったことで没落の道を歩むことになるのであった。
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
転生したので好きに生きよう!
ゆっけ
ファンタジー
前世では妹によって全てを奪われ続けていた少女。そんな少女はある日、事故にあい亡くなってしまう。
不思議な場所で目覚める少女は女神と出会う。その女神は全く人の話を聞かないで少女を地上へと送る。
奪われ続けた少女が異世界で周囲から愛される話。…にしようと思います。
※見切り発車感が凄い。
※マイペースに更新する予定なのでいつ次話が更新するか作者も不明。
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
10歳で記憶喪失になったけど、チート従魔たちと異世界ライフを楽しみます(リメイク版)
犬社護
ファンタジー
10歳の咲耶(さや)は家族とのキャンプ旅行で就寝中、豪雨の影響で発生した土石流に巻き込まれてしまう。
意識が浮上して目覚めると、そこは森の中。
彼女は10歳の見知らぬ少女となっており、その子の記憶も喪失していたことで、自分が異世界に転生していることにも気づかず、何故深い森の中にいるのかもわからないまま途方に暮れてしまう。
そんな状況の中、森で知り合った冒険者ベイツと霊鳥ルウリと出会ったことで、彼女は徐々に自分の置かれている状況を把握していく。持ち前の明るくてのほほんとしたマイペースな性格もあって、咲耶は前世の知識を駆使して、徐々に異世界にも慣れていくのだが、そんな彼女に転機が訪れる。それ以降、これまで不明だった咲耶自身の力も解放され、様々な人々や精霊、魔物たちと出会い愛されていく。
これは、ちょっぴり天然な《咲耶》とチート従魔たちとのまったり異世界物語。
○○○
旧版を基に再編集しています。
第二章(16話付近)以降、完全オリジナルとなります。
旧版に関しては、8月1日に削除予定なのでご注意ください。
この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる