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Ver.3.0 ~動き始める大きな世界~
ver.3.1-36 根絶と言うのは、案外難しい
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※前回、誤字がありました。タローンではなく、ミートンの奥さんです。
修正しましたが、混乱をさせたことをお詫びいたします。タローンの家族関係はまた後日・・・・・
――――――
…‥‥モザイクと言うのは、案外便利かもしれない。
余計なものを映さないように、それでいて何とか許容範囲に収めるようにするために使えるし、用途を考えると結構幅広いだろう。
特に今、目の前の惨状はモザイクがあってよかったかもしれない。
「ふぅ、このぐらいで今は良いかもね‥‥‥それじゃ、失礼いたしました」
「皆さま、お爺ちゃんたちはしっかりと真人間に生まれ変わらせてきますので、どうかこの場は見逃してください」
おばあさんとお孫さんの言葉に、その場にいた戦隊や魔法少女、悪の組織の面々は頷く。
真摯に謝られているのであればしっかりと答えるのだが、どちらかと言えば目の前のモザイク処理がかかったものを早く何処かにやってほしいという事で、意見が一致しているのだ。
【ブモブモ(それでは、運びましょう)】
モザイクがかかった物体を風呂敷に包み、運んでいくマッチョン。
この場において今、最大最悪のものが失われたのだが、全員の戦意はすでに失われていると言って良い状況になっていた。
「‥‥‥何と言うか、モザイク処理がなかったら完全にヤヴァイ状態だったな」
「人って、あんな簡単に逆の方に曲がったり、ねじれたりするんだなぁ」
「あのオーク、相当苦労しているようで物凄い同情できたよ‥‥‥」
いろいろな声が出るものの、ひとまず異物は取り除かれただろう。
ならば、後はしっかりと対抗戦を続ければ良いが‥‥‥全員、忘れていないだろうか?
「乱入している、自分をね」
ややあの凄惨な事態を見てしまった後は、気分的に厳しいものがある。
だからこそ、その気持ちをふっとばすようなインパクトが欲しい。
「『黒き暴風』!!」
できればこの姿で人前に長時間出るのは避けておきたいが、この雰囲気をぶっ飛ばすのには十分すぎるものだろうし、対抗戦の場と言うのを全員に思い出してもらいたい。
そう思い、思い切ってスキルをフルに活用し、盛大に暴れさせてもらうことにした。
「ぎゃあああああ!?」
「雪が、雷が襲ってくるぞ!?」
「やっべぇ!!乱入者の黒き女神様を忘れていたぁぁぁ!!」
突然解き放たれた一撃に、ふっ飛ばされて叫ぶ者たち。
乱入者の存在を忘れてもらっては困るが、これで思い出してもらえたのであれば良い事だろう。
「さぁ、かかって来るが良い者どもよ!!乱入者は敵味方関係なく、存分に暴れさせてもらおう!!」
「おいおいおい!?女神さまががっつり戦闘態勢に移っているぞ!?」
「いつぞやかのレイドバトルの時より、強化されていないか!?」
慌てふためきつつも、この場で乱入者を放置するのは非常に不味いと思ったのだろう。
その為、全員先ほどまでの変態戦隊による意気消沈状態から復活し、奮い立って戦いを挑み始めてくるのであった。
「‥‥‥そしてこの分野の勝者は、まさかの悪の組織かぁ」
【まぁ、黒き女神として暴れた姿は、ある意味悪の神の暴れっぷりにも見えなくもないですからネ。戦隊、魔法少女ともにいい勝負でしたが、神の姿で一番奮い立ったのが悪の組織側でシタ】
制限時間があったようで、大人しく引き下がって結果を見ると、まさかの悪の組織側が勝者となっていた。
ギルド対抗戦なのに悪の組織が勝って良いのかという疑問もあるが、どうも悪の組織側にも所属しているギルドがあったようなので、問題は無いそうだ。いや、悪の勝利という文字にツッコミどころはあるかもしれない。
「そしてついでに、乱入でALも稼げたけど、しばらく女神は隠れるとして‥‥‥次の試合の観戦に移るか」
あの変態戦隊の行方はさておき、対抗戦はまだまだ続いている。
料理系統のギルドによる様々な料理が振舞われたり、芸術ギルドによる絵画や爆発が行われたり、その他予定の方には歌合戦のようなものとか、これはやっていいのかとギリギリそうなものもあるらしい。
そうこうしているうちに、続けて別の対抗戦が始まるようだ。
「‥‥‥今度はテイム関係の対抗戦かぁ。これに乱入も考えていたけど、観戦の方で良さそうかな?」
テイマーギルドや、特定の犬種・猫種専門ギルドなど、テイムモンスターたちを扱う分野での対抗戦のようで、これは見ている方が面白そうだ。対抗戦というよりも展示会とか品評会に近いし、平和的なものがあってもおかしくはない。
マリーたちと乱入もありだが、ここは純粋に見て楽しむほうが良いかなと思っていた‥‥‥その時だった。
【シャゲ?シャゲシャゲ】
「ん?どうしたのマリー。そっちに何が‥‥‥おおぅ。これもテイムモンスターなのか?」
何かに気が付いたようで、マリーが指さしたほうを見てみれば、そこに映っていたのはまさに「モンスター」という名がついてもおかしくない絵面である。
某腐海に出てきてもおかしくないような、全身からキノコを生やした虫や、巨大なハエトリソウのような植物のモンスターなど、少々出る場所が間違っているのではないかという感じではある。
そして何よりも、その中でもひときわ大きなウツボカズラのようなモンスターに捕食されているような状態で堂々としているのは何処かで見た人である。
「あれ?まさか中三病さん!?何やってんのあの人!?」
【ガウガウ!?】
【バルルルゥ!?】
そう、そこに映っていたのは裏魔界の方で過ごしているはずの中三病さん。
そのたたずまいは以前直接あった時よりもりりしくなっているというか、激しい叩飽きの仲を生き延びた猛者のような雰囲気を醸し出しており、相当レベルアップをゲーム的にも精神的にも果たしたかのようなものになっているだろう。
ただ、喰われながら立っている姿は滑稽にも見えなくもないが、こんなところに堂々と映っていたら‥‥‥
ドォォォォォォン!!
「見つけたのデース!!ミーの弟よー!!」
「やっぱり、ティラリアさんが乱入してきたんだけど!?中三病さんそれでいいの!?」
【いえ、見てください主様。彼は恐れているようなそぶりを見せていまセン】
あれだけ恐るべき姉というか、今や恐竜女王どころか帝国を本気で築き上げている恐竜帝国の女帝が出てくるのは分かり切っていたことのはずなのに、彼女を恐れていたはずの中三病さんは何故か動じていない。
裏魔界の生活で、精神に支障をきたしたのかと思ったが‥‥‥次の瞬間、中三病さんは動き出した。
「来たな!!姉さん、いや、立ちふさがる恐竜女帝よ!!裏魔界の世界で我々は鍛えあげ力を得た!!今こそ、積年の恨みを晴らしてやるぞぉぉぉぉぉ!!」
【【【ジョゲゲゲゲゲゲェェェ!!】】】
堂々と宣言し、戦闘態勢になり始める中三病さんに、命じられて同じくやる気満々になるテイムモンスターたち。
どうやら彼はわざと出てくることによって、姉をおびき出すという作戦に出ていたらしい。
そんな事は今までの中三病さんからは想像できなかったのだが、今裏魔界での生活で彼は生き延び、鍛え上げて、自信を持ったのだろう。
自分の殻を破り、更に一歩成長するために、立ちはだかる大きな壁を壊す目的で彼は来たのかもしれない。
そう、その立ち振る舞いはまさに、巨大な悪の魔王対して勇気をもって立ち向かう勇者様に見えなくもない。
「おおぅ?ミーとやり合う気デースか?久し振りに再会した姉に下剋上をかます気デースか?」
そんな中三病さんの言葉に対して、驚くようなそぶりを見せつつも慌てる様子はないティラリアさん。
迫る中三病とその仲間たちに対してニヤリと不敵な笑みを浮かべる。
「であれば、受けて立つのデース!!弟のその意気込みが良いのであれば、姉として全力で答えるのデース!!さぁ、帝国の精鋭よやってくるのデース!!」
【【【アンギャァァァス!!】】】
ティラリアさんが一気に巨大な恐竜に転じるとともに、空から巨大な翼竜が、大地を割いて巨大な恐竜が、どこからか噴き出した水と共に首長竜が出現する。
どれもこれも普通のモンスター以上に凶悪な雰囲気と威圧感を醸し出しており、精鋭というのも間違いないようだ。
「あああああああ!!女帝よ、今ここに沈めめぇぇぇぇぇ!!」
「HAHAHAHAHA!!弟よ、ここでいっちょ姉として遊んであげるのデース!!」
【【【ジョゲゲゲゲゲラァァァァ!!】】】
【【【アンギァァァァァァァアアアアアアアアス!!】】】
まさかの平和そうなテイムモンスターの展示会と言えるような対抗戦から一転し、その場は一気に争いの場へと変わるのであった…‥‥
「‥‥‥というか、中三病さんってあんな人だっけ?中二病っぽいというか、こじれているような」
【裏魔界の厳しい生活が、変えてしまったのかそれとも眠れるものを起こしたのか‥‥‥神のみぞしりそうデス】
‥‥でもこれはこれで、見ごたえありそうな試合になりそうだ。
修正しましたが、混乱をさせたことをお詫びいたします。タローンの家族関係はまた後日・・・・・
――――――
…‥‥モザイクと言うのは、案外便利かもしれない。
余計なものを映さないように、それでいて何とか許容範囲に収めるようにするために使えるし、用途を考えると結構幅広いだろう。
特に今、目の前の惨状はモザイクがあってよかったかもしれない。
「ふぅ、このぐらいで今は良いかもね‥‥‥それじゃ、失礼いたしました」
「皆さま、お爺ちゃんたちはしっかりと真人間に生まれ変わらせてきますので、どうかこの場は見逃してください」
おばあさんとお孫さんの言葉に、その場にいた戦隊や魔法少女、悪の組織の面々は頷く。
真摯に謝られているのであればしっかりと答えるのだが、どちらかと言えば目の前のモザイク処理がかかったものを早く何処かにやってほしいという事で、意見が一致しているのだ。
【ブモブモ(それでは、運びましょう)】
モザイクがかかった物体を風呂敷に包み、運んでいくマッチョン。
この場において今、最大最悪のものが失われたのだが、全員の戦意はすでに失われていると言って良い状況になっていた。
「‥‥‥何と言うか、モザイク処理がなかったら完全にヤヴァイ状態だったな」
「人って、あんな簡単に逆の方に曲がったり、ねじれたりするんだなぁ」
「あのオーク、相当苦労しているようで物凄い同情できたよ‥‥‥」
いろいろな声が出るものの、ひとまず異物は取り除かれただろう。
ならば、後はしっかりと対抗戦を続ければ良いが‥‥‥全員、忘れていないだろうか?
「乱入している、自分をね」
ややあの凄惨な事態を見てしまった後は、気分的に厳しいものがある。
だからこそ、その気持ちをふっとばすようなインパクトが欲しい。
「『黒き暴風』!!」
できればこの姿で人前に長時間出るのは避けておきたいが、この雰囲気をぶっ飛ばすのには十分すぎるものだろうし、対抗戦の場と言うのを全員に思い出してもらいたい。
そう思い、思い切ってスキルをフルに活用し、盛大に暴れさせてもらうことにした。
「ぎゃあああああ!?」
「雪が、雷が襲ってくるぞ!?」
「やっべぇ!!乱入者の黒き女神様を忘れていたぁぁぁ!!」
突然解き放たれた一撃に、ふっ飛ばされて叫ぶ者たち。
乱入者の存在を忘れてもらっては困るが、これで思い出してもらえたのであれば良い事だろう。
「さぁ、かかって来るが良い者どもよ!!乱入者は敵味方関係なく、存分に暴れさせてもらおう!!」
「おいおいおい!?女神さまががっつり戦闘態勢に移っているぞ!?」
「いつぞやかのレイドバトルの時より、強化されていないか!?」
慌てふためきつつも、この場で乱入者を放置するのは非常に不味いと思ったのだろう。
その為、全員先ほどまでの変態戦隊による意気消沈状態から復活し、奮い立って戦いを挑み始めてくるのであった。
「‥‥‥そしてこの分野の勝者は、まさかの悪の組織かぁ」
【まぁ、黒き女神として暴れた姿は、ある意味悪の神の暴れっぷりにも見えなくもないですからネ。戦隊、魔法少女ともにいい勝負でしたが、神の姿で一番奮い立ったのが悪の組織側でシタ】
制限時間があったようで、大人しく引き下がって結果を見ると、まさかの悪の組織側が勝者となっていた。
ギルド対抗戦なのに悪の組織が勝って良いのかという疑問もあるが、どうも悪の組織側にも所属しているギルドがあったようなので、問題は無いそうだ。いや、悪の勝利という文字にツッコミどころはあるかもしれない。
「そしてついでに、乱入でALも稼げたけど、しばらく女神は隠れるとして‥‥‥次の試合の観戦に移るか」
あの変態戦隊の行方はさておき、対抗戦はまだまだ続いている。
料理系統のギルドによる様々な料理が振舞われたり、芸術ギルドによる絵画や爆発が行われたり、その他予定の方には歌合戦のようなものとか、これはやっていいのかとギリギリそうなものもあるらしい。
そうこうしているうちに、続けて別の対抗戦が始まるようだ。
「‥‥‥今度はテイム関係の対抗戦かぁ。これに乱入も考えていたけど、観戦の方で良さそうかな?」
テイマーギルドや、特定の犬種・猫種専門ギルドなど、テイムモンスターたちを扱う分野での対抗戦のようで、これは見ている方が面白そうだ。対抗戦というよりも展示会とか品評会に近いし、平和的なものがあってもおかしくはない。
マリーたちと乱入もありだが、ここは純粋に見て楽しむほうが良いかなと思っていた‥‥‥その時だった。
【シャゲ?シャゲシャゲ】
「ん?どうしたのマリー。そっちに何が‥‥‥おおぅ。これもテイムモンスターなのか?」
何かに気が付いたようで、マリーが指さしたほうを見てみれば、そこに映っていたのはまさに「モンスター」という名がついてもおかしくない絵面である。
某腐海に出てきてもおかしくないような、全身からキノコを生やした虫や、巨大なハエトリソウのような植物のモンスターなど、少々出る場所が間違っているのではないかという感じではある。
そして何よりも、その中でもひときわ大きなウツボカズラのようなモンスターに捕食されているような状態で堂々としているのは何処かで見た人である。
「あれ?まさか中三病さん!?何やってんのあの人!?」
【ガウガウ!?】
【バルルルゥ!?】
そう、そこに映っていたのは裏魔界の方で過ごしているはずの中三病さん。
そのたたずまいは以前直接あった時よりもりりしくなっているというか、激しい叩飽きの仲を生き延びた猛者のような雰囲気を醸し出しており、相当レベルアップをゲーム的にも精神的にも果たしたかのようなものになっているだろう。
ただ、喰われながら立っている姿は滑稽にも見えなくもないが、こんなところに堂々と映っていたら‥‥‥
ドォォォォォォン!!
「見つけたのデース!!ミーの弟よー!!」
「やっぱり、ティラリアさんが乱入してきたんだけど!?中三病さんそれでいいの!?」
【いえ、見てください主様。彼は恐れているようなそぶりを見せていまセン】
あれだけ恐るべき姉というか、今や恐竜女王どころか帝国を本気で築き上げている恐竜帝国の女帝が出てくるのは分かり切っていたことのはずなのに、彼女を恐れていたはずの中三病さんは何故か動じていない。
裏魔界の生活で、精神に支障をきたしたのかと思ったが‥‥‥次の瞬間、中三病さんは動き出した。
「来たな!!姉さん、いや、立ちふさがる恐竜女帝よ!!裏魔界の世界で我々は鍛えあげ力を得た!!今こそ、積年の恨みを晴らしてやるぞぉぉぉぉぉ!!」
【【【ジョゲゲゲゲゲゲェェェ!!】】】
堂々と宣言し、戦闘態勢になり始める中三病さんに、命じられて同じくやる気満々になるテイムモンスターたち。
どうやら彼はわざと出てくることによって、姉をおびき出すという作戦に出ていたらしい。
そんな事は今までの中三病さんからは想像できなかったのだが、今裏魔界での生活で彼は生き延び、鍛え上げて、自信を持ったのだろう。
自分の殻を破り、更に一歩成長するために、立ちはだかる大きな壁を壊す目的で彼は来たのかもしれない。
そう、その立ち振る舞いはまさに、巨大な悪の魔王対して勇気をもって立ち向かう勇者様に見えなくもない。
「おおぅ?ミーとやり合う気デースか?久し振りに再会した姉に下剋上をかます気デースか?」
そんな中三病さんの言葉に対して、驚くようなそぶりを見せつつも慌てる様子はないティラリアさん。
迫る中三病とその仲間たちに対してニヤリと不敵な笑みを浮かべる。
「であれば、受けて立つのデース!!弟のその意気込みが良いのであれば、姉として全力で答えるのデース!!さぁ、帝国の精鋭よやってくるのデース!!」
【【【アンギャァァァス!!】】】
ティラリアさんが一気に巨大な恐竜に転じるとともに、空から巨大な翼竜が、大地を割いて巨大な恐竜が、どこからか噴き出した水と共に首長竜が出現する。
どれもこれも普通のモンスター以上に凶悪な雰囲気と威圧感を醸し出しており、精鋭というのも間違いないようだ。
「あああああああ!!女帝よ、今ここに沈めめぇぇぇぇぇ!!」
「HAHAHAHAHA!!弟よ、ここでいっちょ姉として遊んであげるのデース!!」
【【【ジョゲゲゲゲゲラァァァァ!!】】】
【【【アンギァァァァァァァアアアアアアアアス!!】】】
まさかの平和そうなテイムモンスターの展示会と言えるような対抗戦から一転し、その場は一気に争いの場へと変わるのであった…‥‥
「‥‥‥というか、中三病さんってあんな人だっけ?中二病っぽいというか、こじれているような」
【裏魔界の厳しい生活が、変えてしまったのかそれとも眠れるものを起こしたのか‥‥‥神のみぞしりそうデス】
‥‥でもこれはこれで、見ごたえありそうな試合になりそうだ。
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