113 / 718
Ver.2.0 ~広がる大海原の世界~
ver.2.5-50 社長命令、全員集合:中編
しおりを挟む
‥‥‥とにもかくにも、社長もといモーリンも来たことで、本日の参加者はこれで大体そろったことになるようだ。なお、社長曰く無礼講にしているようだが、色々と騒ぐ前に先に集まった目的を済ませるらしい。
「さてと、ボーナスで釣ったような形とは言えそれでも集まることに関して無理を言ったことに関しては、社員たちにお詫びを言っておこう。とは言え、こうも面子が揃うといつもとはまた違った光景なのも面白い事だ」
まぁ、確かに普段顔を見合わせている同僚たちが、ゲームの中で違った顔ぶれになっており新鮮味はあるだろう。とは言え、太郎丸がタローンだったのは意外だった…‥‥あれ?そうでもないのか?考えてみたら重度のロリコンの時点で気が付くべきだったのかもしれない。
いや、そんな気が付きは無かったことにしよう。他の変態戦隊メンバーの現実での姿がどういう者なのか想像がつきそうで、それはそれで嫌だからね。変態の表の顔がさらなる変態だったとかいう事態は避けてほしいものである。
「それはさておき、改めて発表する!!我が社はメーゼ・イワド社との提携によって、今後より大きく成長するだろう!!だからこそ、彼の社の運営するこの世界を楽しみ、両社の発展を願おうではないかぁ!!」
今回の集まりを簡潔に説明すれば、重要な商談が決まったことによる祝いの飲み会。普段であればどこかの居酒屋などで集まったりはするのだろうけれども、酒が飲めない人もいるし、飲めたとしても酒癖を隠したい人もいるだろう。
だからこそ、この場で飲み会を催すことによって、現実世界で飲み食いをしているわけではないので容易に楽しみやすい飲み会を開催したかったという事のようである。
なお、社長の宣言と共に集合場所だったここの地面が急に光ったかと思えば、ぽんぽんっと軽快な音を立てて立食形式の即席の会場が出来上がっていた。
どうやら事前に社長が準備をしていたようで、提携祝いのちょっとした祝いみたいな形でメーゼ・イワド社によって仕掛けが施されていたらしい。
そのおかげで、直ぐに僕らは酔わないけれども楽しめる飲み会に気持ちを切り替えるのであった。
「それにしても、ミートンさんたちもここに参加して良いのだろうか?」
【まぁ、彼らはタローンさんに呼ばれて来た人達ですが、一応許可はもらえているようデス。これ、次回アップデート予定の『お手軽パーティセットLLサイズ』というアイテムが使用されているので、許可している人以外は触れられないようになっているはずですしネ】
ちゃっかり参加している変態戦隊の面子を見てつぶやけば、そう説明してくれるロロ。使用人として情報を収集しているのもあるが、使用人はこの世界で作られたシステムだからこそ、掴んでいる情報もあるらしい。よく見ると、他の使用人たちも同じような説明をしている人が多いようで、僕らの方が会社の飲み会であれば、彼女達は同僚同士の飲み会みたいな形式になっているようだ。
【アオォォォォォン!!】
【もげもげぇぇ!!】
「そして、テイムモンスターを連れてきている人もいて、そっちはそっちで集まっているか‥‥‥」
「あれ?ハルさんもテイムモンスターを連れていなかったっけ?」
「‥‥‥今日は会社の集まりだから留守をしてもらっているんだよ」
ぼそっとつぶやいた声を聞きつけたのか、いつの間にかタローンさんが近くにいた。うん、中身が太郎丸さんだと分かっても、何だろうこの変わらない感じ。
「流石にこの場では、他の人との話を優先したいからね。一応使用人を連れてきたけれども、知らない人が多い所では不安になるだろうしハウス内でお留守番さ」
「留守番かぁ、残念、あのロリ巨乳っ娘がいると思ったのに!!」
だぁんっと地面に手を叩きつけ、そう叫ぶタローン。アリスの事をそんな名称で呼んでほしくないような、大体あっているような呼び方なのはやめてほしい。叫ばれると目立つのだが…‥‥あ、でも、先ほどの変態戦隊ぶりで奇行としてとらえられることはなく、無視されているので大丈夫か。
‥‥‥ちなみにだが、その他の面子は同僚の女性社員たちへ話しかけようとしていたが、ことごとく玉砕している様子だった。それとは対照的に、マッチョンは他の人のテイムモンスターたちと談笑しており、時折笑い声が響いていた。
【ブモォォウ?ブモモモ!!】
【ホゲェェン!!】
【ワフワフーン!!】
「何故だ、なぜあいつはあそこまでなじんでいるのか‥‥‥‥」
「やっぱり、まともさが際立つからじゃないかな?」
モンスターで、女性には人気がなさそうなイメージがあるオークの仲間なのに、わりと常識人枠なマッチョンの雰囲気は受け入れられやすいようで、よく見れば他の女性社員たちに触れられていたりと物凄い天と地の差を見せ付けられている気がする。
普段があの戦隊の中で苦労しているからこそ、こういう場で幸せをつかみやすいのだろう。
【うんうん、そう考えると物凄く納得できマス。執事の方々からも、彼は執事になれば大成する器だと話していましたヨ】
「そこまでなのかぁ!?」
そこまでのようである。うん、名乗りを上げるたびに爆発を引き起こし、変態戦隊はそれなりにネット上で名も上げており、その奇行の様も出ているからこそ、この場でどのような人物たちなのかしっかりと知られている。
だからこそ、マッチョンのまとも具合が浮き出ており、この場において付き合いやすい相手になるのかもしれない。
日頃の行いと言うのはどれほど重要なものなのか、僕らはしっかりと心に刻ませてもらうのであった。ああ、でも一応タローンさんやミートンさんたちも反面教師として良い教材になるだろう。
「そう言えば、ゴリラマンさんの話も聞こえて来たけど、新規プレイヤー向けに楽しむための授業を行う事で反面教師についての解説があったらしいけれども‥‥‥」
…‥‥そのモデルって、もしや変態戦隊?どこまで素材として利用されるのだろうか。
色々とツッコミどころがあるような気がしつつも、一応そんなに目を付けられるような行動はしていないので、解散後はいつも通りにできるだろうと思うのであった。
「…‥‥ふむ、それにしても大体の話は他の人から聞いていたが…‥‥いないのがちょっと残念だ。だが、いることが分かったから…‥‥ここしっかりと、あの方々へ伝えに向かおうか」
そんな中で、社長がぼそりと僕の方を見てつぶやいていたことに、気が付くことはなかったのだった‥‥‥
「さてと、ボーナスで釣ったような形とは言えそれでも集まることに関して無理を言ったことに関しては、社員たちにお詫びを言っておこう。とは言え、こうも面子が揃うといつもとはまた違った光景なのも面白い事だ」
まぁ、確かに普段顔を見合わせている同僚たちが、ゲームの中で違った顔ぶれになっており新鮮味はあるだろう。とは言え、太郎丸がタローンだったのは意外だった…‥‥あれ?そうでもないのか?考えてみたら重度のロリコンの時点で気が付くべきだったのかもしれない。
いや、そんな気が付きは無かったことにしよう。他の変態戦隊メンバーの現実での姿がどういう者なのか想像がつきそうで、それはそれで嫌だからね。変態の表の顔がさらなる変態だったとかいう事態は避けてほしいものである。
「それはさておき、改めて発表する!!我が社はメーゼ・イワド社との提携によって、今後より大きく成長するだろう!!だからこそ、彼の社の運営するこの世界を楽しみ、両社の発展を願おうではないかぁ!!」
今回の集まりを簡潔に説明すれば、重要な商談が決まったことによる祝いの飲み会。普段であればどこかの居酒屋などで集まったりはするのだろうけれども、酒が飲めない人もいるし、飲めたとしても酒癖を隠したい人もいるだろう。
だからこそ、この場で飲み会を催すことによって、現実世界で飲み食いをしているわけではないので容易に楽しみやすい飲み会を開催したかったという事のようである。
なお、社長の宣言と共に集合場所だったここの地面が急に光ったかと思えば、ぽんぽんっと軽快な音を立てて立食形式の即席の会場が出来上がっていた。
どうやら事前に社長が準備をしていたようで、提携祝いのちょっとした祝いみたいな形でメーゼ・イワド社によって仕掛けが施されていたらしい。
そのおかげで、直ぐに僕らは酔わないけれども楽しめる飲み会に気持ちを切り替えるのであった。
「それにしても、ミートンさんたちもここに参加して良いのだろうか?」
【まぁ、彼らはタローンさんに呼ばれて来た人達ですが、一応許可はもらえているようデス。これ、次回アップデート予定の『お手軽パーティセットLLサイズ』というアイテムが使用されているので、許可している人以外は触れられないようになっているはずですしネ】
ちゃっかり参加している変態戦隊の面子を見てつぶやけば、そう説明してくれるロロ。使用人として情報を収集しているのもあるが、使用人はこの世界で作られたシステムだからこそ、掴んでいる情報もあるらしい。よく見ると、他の使用人たちも同じような説明をしている人が多いようで、僕らの方が会社の飲み会であれば、彼女達は同僚同士の飲み会みたいな形式になっているようだ。
【アオォォォォォン!!】
【もげもげぇぇ!!】
「そして、テイムモンスターを連れてきている人もいて、そっちはそっちで集まっているか‥‥‥」
「あれ?ハルさんもテイムモンスターを連れていなかったっけ?」
「‥‥‥今日は会社の集まりだから留守をしてもらっているんだよ」
ぼそっとつぶやいた声を聞きつけたのか、いつの間にかタローンさんが近くにいた。うん、中身が太郎丸さんだと分かっても、何だろうこの変わらない感じ。
「流石にこの場では、他の人との話を優先したいからね。一応使用人を連れてきたけれども、知らない人が多い所では不安になるだろうしハウス内でお留守番さ」
「留守番かぁ、残念、あのロリ巨乳っ娘がいると思ったのに!!」
だぁんっと地面に手を叩きつけ、そう叫ぶタローン。アリスの事をそんな名称で呼んでほしくないような、大体あっているような呼び方なのはやめてほしい。叫ばれると目立つのだが…‥‥あ、でも、先ほどの変態戦隊ぶりで奇行としてとらえられることはなく、無視されているので大丈夫か。
‥‥‥ちなみにだが、その他の面子は同僚の女性社員たちへ話しかけようとしていたが、ことごとく玉砕している様子だった。それとは対照的に、マッチョンは他の人のテイムモンスターたちと談笑しており、時折笑い声が響いていた。
【ブモォォウ?ブモモモ!!】
【ホゲェェン!!】
【ワフワフーン!!】
「何故だ、なぜあいつはあそこまでなじんでいるのか‥‥‥‥」
「やっぱり、まともさが際立つからじゃないかな?」
モンスターで、女性には人気がなさそうなイメージがあるオークの仲間なのに、わりと常識人枠なマッチョンの雰囲気は受け入れられやすいようで、よく見れば他の女性社員たちに触れられていたりと物凄い天と地の差を見せ付けられている気がする。
普段があの戦隊の中で苦労しているからこそ、こういう場で幸せをつかみやすいのだろう。
【うんうん、そう考えると物凄く納得できマス。執事の方々からも、彼は執事になれば大成する器だと話していましたヨ】
「そこまでなのかぁ!?」
そこまでのようである。うん、名乗りを上げるたびに爆発を引き起こし、変態戦隊はそれなりにネット上で名も上げており、その奇行の様も出ているからこそ、この場でどのような人物たちなのかしっかりと知られている。
だからこそ、マッチョンのまとも具合が浮き出ており、この場において付き合いやすい相手になるのかもしれない。
日頃の行いと言うのはどれほど重要なものなのか、僕らはしっかりと心に刻ませてもらうのであった。ああ、でも一応タローンさんやミートンさんたちも反面教師として良い教材になるだろう。
「そう言えば、ゴリラマンさんの話も聞こえて来たけど、新規プレイヤー向けに楽しむための授業を行う事で反面教師についての解説があったらしいけれども‥‥‥」
…‥‥そのモデルって、もしや変態戦隊?どこまで素材として利用されるのだろうか。
色々とツッコミどころがあるような気がしつつも、一応そんなに目を付けられるような行動はしていないので、解散後はいつも通りにできるだろうと思うのであった。
「…‥‥ふむ、それにしても大体の話は他の人から聞いていたが…‥‥いないのがちょっと残念だ。だが、いることが分かったから…‥‥ここしっかりと、あの方々へ伝えに向かおうか」
そんな中で、社長がぼそりと僕の方を見てつぶやいていたことに、気が付くことはなかったのだった‥‥‥
23
お気に入りに追加
2,048
あなたにおすすめの小説

俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~
シンギョウ ガク
ファンタジー
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。
目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。
『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。
カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。
ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。
ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。

大賢者の弟子ステファニー
楠ノ木雫
ファンタジー
この世界に存在する〝錬金術〟を使いこなすことの出来る〝錬金術師〟の少女ステファニー。
その技を極めた者に与えられる[大賢者]の名を持つ者の弟子であり、それに最も近しい存在である[賢者]である。……彼女は気が付いていないが。
そんな彼女が、今まであまり接してこなかった[人]と関わり、成長していく、そんな話である。
※他の投稿サイトにも掲載しています。

荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。

【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜
霞杏檎
ファンタジー
祝【コミカライズ決定】!!
「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」
回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。
フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。
しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを……
途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。
フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。
フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった……
これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である!
(160話で完結予定)
元タイトル
「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」
ボッチになった僕がうっかり寄り道してダンジョンに入った結果
安佐ゆう
ファンタジー
第一の人生で心残りがあった者は、異世界に転生して未練を解消する。
そこは「第二の人生」と呼ばれる世界。
煩わしい人間関係から遠ざかり、のんびり過ごしたいと願う少年コイル。
学校を卒業したのち、とりあえず幼馴染たちとパーティーを組んで冒険者になる。だが、コイルのもつギフトが原因で、幼馴染たちのパーティーから追い出されてしまう。
ボッチになったコイルだったが、これ幸いと本来の目的「のんびり自給自足」を果たすため、町を出るのだった。
ロバのポックルとのんびり二人旅。ゴールと決めた森の傍まで来て、何気なくフラっとダンジョンに立ち寄った。そこでコイルを待つ運命は……
基本的には、ほのぼのです。
設定を間違えなければ、毎日12時、18時、22時に更新の予定です。

転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる