111 / 718
Ver.2.0 ~広がる大海原の世界~
ver.2.5-48 成果を見る前に、別のものを見る羽目に
しおりを挟む
ロロにグレイ号の修復や改装工事を任せたが、どうやらリアル時間で1週間はかかるらしい。
大型の建造物ともいえるし、ゲームだからと言って作業自体は結構存在しているので一瞬で終わることはないと納得はした。
でも、改装後の予定図がハウスシステム内で公開されているのだが、毎日何かしら大きな変化が起きており、しっかり予定期間で完了するらしいがどのようなことになっているのか、今さらながら任せる相手を間違えたような気がする。
「‥‥‥何にしても、今日はさっさと定時で退社したいところだけど、なんか平和だな?」
「そういえばそうだな?」
「ああ、太郎丸さんが珍しく真面目に仕事をしていて、誰も行動を起こしていたいからじゃないか?」
「「それだ」
職場にて作業中、ふと気が付いたことで同僚たちと雑談していたのだが物凄く納得した。
いつもであればこういう時に限って、一応先輩でもあるあの太郎丸さんが何かしらの事をやらかし、社内中の女性社員やその他外部の女性たちも一緒になって何かしらの怪しい儀式がされたりしていたが‥‥‥この1週間、ずっとその様子を見せないのだ。
ついに太郎丸さんも完全に改心し、騒動の終止符を打ったのかと思ったが…‥‥何やら様子がおかしい。
「ふふふ、ふふふふ、ふはははははははははははっ!!ようやく実ったぞぉぉぉぉ!!」
「「「うおっ!?」」」」
突然奇声を上げ、高笑いし始めた太郎丸さんに対して雑談をしていた俺たちはびっくりした。
「ど、どうしたんだ太郎丸さん!!ついに壊れたのか!?」
「前々からその素質はあるかと思っていたが、ついに頭のねじが吹っ飛んだのか!?」
「ロリコンをこじらせすぎて、更にペドだとかその類にまで射程に入れてしまったのか!?」
「全然違ぁぁぁぁう!!いや、ロリコンはロリコンでも真のロリコンゆえにその領域には絶対に至らずとおも思っていたが、そんな事はどうでもいい!!見ろ!!ついに商談が成立したんだ!!」
最後の方、ロリコンなのは否定しないのかよと思いつつ、他にもいた職場の人達も何事かと思い、太郎丸さんが指し示したPCの画面に映し出されたメール内容を読み、理解した瞬間全員目を飛び出すほど驚愕した。
「うっそだろ太郎丸さん!?」
「今有名なメーゼ・イワド社との商談成立だとぉ!?」
「うちの会社のマスコットキャラとのコラボ商品以外にも、様々な部分での提携!?」
そこにあったのは、あのアルケディア・オンラインの大本でもあるメーゼ・イワド社とのやり取りであり、物凄い金額での商談内容。
ここ最近やけにおとなしかったのは、この商談を成立させるために全力を尽くしており、トラブルを犯すほどの気力を失っていたようだ。
「ふはははははははははははは!!極秘重要プロジェクトとして社長に提携が確立するまで黙って、社員にサプラァァァイズして驚かせてあげてと言われていたが、驚かせることも成功したぁぁ!!きちんと社内のカメラで撮られて証拠になっているし、達成したぞぉぉぉぉぉ!!」
「うわぁ、嘘だと思いたいけど、電子印などが偽造しようのないやつで本物なんだが」
「これだけのことを密かに進めていたなんて、ただの儀式発声トラブルメーカーではなかったという事なのか‥‥‥!?」
少々壊れたように高笑いを再開し始める太郎丸さんに対して、周囲は口々にそう言いあう。
無理もない。普段の様子を知っている同僚たちだけに、信じられない出来事なのだから。
けれどもこの人、一応仕事は誰よりもできる人なので、大問題になっても首にされていないんだよな‥‥‥そう考えると、納得することなのか?
「何にしてもこれで正式に商談も成立して、これから少し忙しくなるぞ!!成立でのボーナスも確定し、これでより一層野望に一歩前進した!!」
「野望って?」
「生涯をかけて稼ぐ金の大半を、世界中のロリコンたちと共に児童限定社会福祉を行い、失われてはいけない幼い命や将来性のある子供たちを守るという野望だぁぁぁ!!」
さらっと誰かが問いかけた言葉に、即答した太郎丸さん。内容の節々にツッコミどころがあるが、聞かないことにしたほうがまだ綺麗な内容になるだろうと全員思った。
「さてぇぇっと!!メールのCCに社長も入れているし、直ぐに伝わるだろう!!」
「ああ、その通り。もう伝わっているよ」
「「「!?」」」
突然聞えてきた声に僕らは驚き、声のした方向を振り向けば…‥‥そこには、この会社の社長が立っていた。
「しゃ、社長!?」
「いつの間に!?」
「はははは、ついさっきさ。メールで確定した報告を見て、太郎丸くんがすぐに皆を驚かせるために動くと思ったからね」
社員たちの問いかけに対して、笑って答える社長。
フットワークが軽い社長でもあるが、こうもすぐに行動に移されるとこちらの心臓に悪い事もある。いや本当に、いきなり出てこられたら驚くんですが。
「とにもかくにも、皆、今の話を聞いただろう?このたび、我が社はあのメーゼ・イワド社と提携を結び、動いていくことになった。これまで我が社は様々な企業を相手に動いたが…‥‥今回ばかりは、その規模が違う。成立したとはいえ、気を引き締めていかなければならない時だろう」
社長の言葉に、社員たちは耳を澄ませる。
大きな商談が成立して、それに太郎丸さんが関わっていたことは驚きの連続となったが、その中で重要な相手とのやり取りに対して後回しにしてはいけない話だからだ。
「そこでだ、今日今すぐにという話ではないが、今後のことを考えて社内で結束を固める必要があるだろう。‥‥‥ところで太郎丸くん、メーゼ・イワド社は何が今有名なのか、答えてみたまえ」
「アルケディア・オンラインという名のVRMMOです!!」
「なるほど‥‥‥うむ、では他の皆は、そのゲームをやっているかな?」
「「「「やっています!!」」」」
「‥‥‥ほぼ全員か。なら、決まりだな」
「決まりと言いますと?」
「うん、珍しくだが、社長辞令を全員にこの場で通達しよう。今後のメーゼ・イワド社との提携に関して社内の結束を固めるために…‥‥一度、そのオンラインで皆集合し、ちょっとした集会を開こうと思う。都合のいい時間などは社内アンケートで後日決定するが、参加してくれたらボーナスを一人50万円出そう」
「「「「…‥‥はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」」
いくら大型の案件となることが舞い込んだとはいえ、突然の太っ腹な発言と突拍子もない提案に、僕らは全員驚愕の声を上げるのであった…‥‥
いや、アバターを秘密にしたい人もいるけれども、現実の方での50万って結構でかいぞ…‥ホワイト企業な会社でも、流石にそんなことで出すのはどうなのだろうか?‥
大型の建造物ともいえるし、ゲームだからと言って作業自体は結構存在しているので一瞬で終わることはないと納得はした。
でも、改装後の予定図がハウスシステム内で公開されているのだが、毎日何かしら大きな変化が起きており、しっかり予定期間で完了するらしいがどのようなことになっているのか、今さらながら任せる相手を間違えたような気がする。
「‥‥‥何にしても、今日はさっさと定時で退社したいところだけど、なんか平和だな?」
「そういえばそうだな?」
「ああ、太郎丸さんが珍しく真面目に仕事をしていて、誰も行動を起こしていたいからじゃないか?」
「「それだ」
職場にて作業中、ふと気が付いたことで同僚たちと雑談していたのだが物凄く納得した。
いつもであればこういう時に限って、一応先輩でもあるあの太郎丸さんが何かしらの事をやらかし、社内中の女性社員やその他外部の女性たちも一緒になって何かしらの怪しい儀式がされたりしていたが‥‥‥この1週間、ずっとその様子を見せないのだ。
ついに太郎丸さんも完全に改心し、騒動の終止符を打ったのかと思ったが…‥‥何やら様子がおかしい。
「ふふふ、ふふふふ、ふはははははははははははっ!!ようやく実ったぞぉぉぉぉ!!」
「「「うおっ!?」」」」
突然奇声を上げ、高笑いし始めた太郎丸さんに対して雑談をしていた俺たちはびっくりした。
「ど、どうしたんだ太郎丸さん!!ついに壊れたのか!?」
「前々からその素質はあるかと思っていたが、ついに頭のねじが吹っ飛んだのか!?」
「ロリコンをこじらせすぎて、更にペドだとかその類にまで射程に入れてしまったのか!?」
「全然違ぁぁぁぁう!!いや、ロリコンはロリコンでも真のロリコンゆえにその領域には絶対に至らずとおも思っていたが、そんな事はどうでもいい!!見ろ!!ついに商談が成立したんだ!!」
最後の方、ロリコンなのは否定しないのかよと思いつつ、他にもいた職場の人達も何事かと思い、太郎丸さんが指し示したPCの画面に映し出されたメール内容を読み、理解した瞬間全員目を飛び出すほど驚愕した。
「うっそだろ太郎丸さん!?」
「今有名なメーゼ・イワド社との商談成立だとぉ!?」
「うちの会社のマスコットキャラとのコラボ商品以外にも、様々な部分での提携!?」
そこにあったのは、あのアルケディア・オンラインの大本でもあるメーゼ・イワド社とのやり取りであり、物凄い金額での商談内容。
ここ最近やけにおとなしかったのは、この商談を成立させるために全力を尽くしており、トラブルを犯すほどの気力を失っていたようだ。
「ふはははははははははははは!!極秘重要プロジェクトとして社長に提携が確立するまで黙って、社員にサプラァァァイズして驚かせてあげてと言われていたが、驚かせることも成功したぁぁ!!きちんと社内のカメラで撮られて証拠になっているし、達成したぞぉぉぉぉぉ!!」
「うわぁ、嘘だと思いたいけど、電子印などが偽造しようのないやつで本物なんだが」
「これだけのことを密かに進めていたなんて、ただの儀式発声トラブルメーカーではなかったという事なのか‥‥‥!?」
少々壊れたように高笑いを再開し始める太郎丸さんに対して、周囲は口々にそう言いあう。
無理もない。普段の様子を知っている同僚たちだけに、信じられない出来事なのだから。
けれどもこの人、一応仕事は誰よりもできる人なので、大問題になっても首にされていないんだよな‥‥‥そう考えると、納得することなのか?
「何にしてもこれで正式に商談も成立して、これから少し忙しくなるぞ!!成立でのボーナスも確定し、これでより一層野望に一歩前進した!!」
「野望って?」
「生涯をかけて稼ぐ金の大半を、世界中のロリコンたちと共に児童限定社会福祉を行い、失われてはいけない幼い命や将来性のある子供たちを守るという野望だぁぁぁ!!」
さらっと誰かが問いかけた言葉に、即答した太郎丸さん。内容の節々にツッコミどころがあるが、聞かないことにしたほうがまだ綺麗な内容になるだろうと全員思った。
「さてぇぇっと!!メールのCCに社長も入れているし、直ぐに伝わるだろう!!」
「ああ、その通り。もう伝わっているよ」
「「「!?」」」
突然聞えてきた声に僕らは驚き、声のした方向を振り向けば…‥‥そこには、この会社の社長が立っていた。
「しゃ、社長!?」
「いつの間に!?」
「はははは、ついさっきさ。メールで確定した報告を見て、太郎丸くんがすぐに皆を驚かせるために動くと思ったからね」
社員たちの問いかけに対して、笑って答える社長。
フットワークが軽い社長でもあるが、こうもすぐに行動に移されるとこちらの心臓に悪い事もある。いや本当に、いきなり出てこられたら驚くんですが。
「とにもかくにも、皆、今の話を聞いただろう?このたび、我が社はあのメーゼ・イワド社と提携を結び、動いていくことになった。これまで我が社は様々な企業を相手に動いたが…‥‥今回ばかりは、その規模が違う。成立したとはいえ、気を引き締めていかなければならない時だろう」
社長の言葉に、社員たちは耳を澄ませる。
大きな商談が成立して、それに太郎丸さんが関わっていたことは驚きの連続となったが、その中で重要な相手とのやり取りに対して後回しにしてはいけない話だからだ。
「そこでだ、今日今すぐにという話ではないが、今後のことを考えて社内で結束を固める必要があるだろう。‥‥‥ところで太郎丸くん、メーゼ・イワド社は何が今有名なのか、答えてみたまえ」
「アルケディア・オンラインという名のVRMMOです!!」
「なるほど‥‥‥うむ、では他の皆は、そのゲームをやっているかな?」
「「「「やっています!!」」」」
「‥‥‥ほぼ全員か。なら、決まりだな」
「決まりと言いますと?」
「うん、珍しくだが、社長辞令を全員にこの場で通達しよう。今後のメーゼ・イワド社との提携に関して社内の結束を固めるために…‥‥一度、そのオンラインで皆集合し、ちょっとした集会を開こうと思う。都合のいい時間などは社内アンケートで後日決定するが、参加してくれたらボーナスを一人50万円出そう」
「「「「…‥‥はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」」
いくら大型の案件となることが舞い込んだとはいえ、突然の太っ腹な発言と突拍子もない提案に、僕らは全員驚愕の声を上げるのであった…‥‥
いや、アバターを秘密にしたい人もいるけれども、現実の方での50万って結構でかいぞ…‥ホワイト企業な会社でも、流石にそんなことで出すのはどうなのだろうか?‥
22
お気に入りに追加
2,048
あなたにおすすめの小説

俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~
シンギョウ ガク
ファンタジー
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。
目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。
『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。
カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。
ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。
ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…

【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

回復力が低いからと追放された回復術師、規格外の回復能力を持っていた。
名無し
ファンタジー
回復術師ピッケルは、20歳の誕生日、パーティーリーダーの部屋に呼び出されると追放を言い渡された。みぐるみを剥がされ、泣く泣く部屋をあとにするピッケル。しかし、この時点では仲間はもちろん本人さえも知らなかった。ピッケルの回復術師としての能力は、想像を遥かに超えるものだと。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる