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Ver.2.0 ~広がる大海原の世界~
ver.2.1-33 立場が違うので、しっかりと確認しつつ
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>緊急速報!!現在開催中の『薬神奉納祭』にて、捧げられた供物の山と願いから、興にのった薬神が最終日目前に、突発的ゲリラレイドバトルの開催を決定しました!!
ゲリラレイドイベント名:『三大勢力抗争』
・畏れよ、称えよ、刮目せよ。薬神へ捧げられし願い…‥‥そのすべてが混ざり合い、叶えれられた。
・強大な敵との戦い、有名な人とのふれあい、未知との遭遇、神秘への探求、それらすべてが混ざり合い、生み出された願い事が混沌と化したのだ。
・『黒き女神・鋼鉄の機械神・大怪獣の女王』。各自、名はあり、未知の力を持ち、恐怖と畏怖を兼ね備えた強大なものであり、全てを満たす。彼の者たちに勝負を挑み、そして勝利をせよ!!
>なお、ゲリライベントという事もあり、最終日に戦闘が可能になりますが誰と戦うのかは不明となります。イベント参加希望者のみが挑戦可能であり、それぞれの戦闘領域へランダムに振り分けられて、飛ばされた地で戦うことになりあす。
>そこは、それぞれが得意とする場であり、強大な力を振るうでしょう。ある程度の弱点属性や武器などに関しての情報が公開されますが、それでも容易く勝利をつかめません。
>けれども、もしも誰か一人でも撃破することに成功すれば…‥‥運営からの莫大な報酬が与えられることを約束しましょう。
>さぁ、プレイヤーたちよ、悩め、挑め、己が限界を計り、その壁を突破せよ!!
―――――
「‥‥‥結構大々的に告知されたけど、恐怖と畏怖に関してはちょっと無いと文句を言いたい。でも、今回のレイドボスとしての役目を考えると、ちょっと緊張してきたかもなぁ」
【シャゲェシャゲェ】
【レイドボスの仲間として、全員衣装チェンジなどもするので、準備が大変ですしネ】
ハウス内で出て来たお知らせを読みつつ、そうつぶやけばロロたちはそう口にする。今回のレイドボスの一人、黒き女神として参戦することになったのだが、一応周囲にある程度秘匿しているので特定されたくはない。
念のためにある程度の秘匿などを約束してもらいつつも、しっかりと身バレをしないように衣装の用意なども見繕っているのだが…‥‥思いのほか、定まりにくい。
というかそもそも、スキルで黒き女神になるとは言え、中身は男である。衣装があったとしても抵抗感はあるのだ。
【ガウガーウ!】
【バルルルルゥ!!】
「‥‥‥女神の使い魔見習いという事で、一応テイムモンスターの方にもある程度の参加権限を得られたけれども、面子的に目立つからなぁ。いっそ派手な方向性で振り切って見たら逆に目立たなくなるのではないかなと思ったけれども」
【オォォン!!】
【ギャビィ!!】
【使い魔見習いになってない、アリスとルトも出る気満々ですネ。まぁ、見た目的には参加しても違和感はありませんが、どれが良いのか悩むところデス。メイド服もある程度改造したのを用意する予定でしたが‥‥‥まぁ、今回は私はおとなしくハウス内で待機させてもらいマス】
使用人でも出て良いのだろうか、というツッコミはさておき、皆モンスターとは言え女の子なのか、衣装に関して盛り上がっているようだ。
あちこちで装備しては外し、また違うものを試しては変えると言ったような動きを何度もして、微細な調整をロロに頼んで繕い直してもらっていたりするようで、やる気に関して言えば僕以上だとは思う。
なお、このイベントでレイドボスになる他の2名ともメールアドレスを交換して用意している今の状況を話し合っていたりするのだが、そちらはそちらで色々と迷っているようだ。
『紙製、木製、金属製、超合金製、色々模索』
『がしゃちゃんにごーちゃんも迷っているようで、難しいわねぇ。恐怖をどう広めれば良いのか、見た目から迷うことが多いわぁ』
それぞれ画像付きだが、ボスとしての印象をつけるために見た目にこだわりを入れているようで、色々と試作品を出している様子。ゾンビが動いて踊っている衣服とか、かちかちと振り子が動くたびに火を吐く機械だとか、創意工夫を凝らしているらしい。
個人的には機械的なものはちょっと少年心をくすぐるので気になるが、ゾンビの方はちょっと‥‥背景の方に映っている巨大な骸骨なんかは、見なかったことにしておきたい。
とにもかくにも各自準備を進めているようで、レイドボスとしての役割を引き受けた以上、しっかりと勤め上げておこうかと思う気持ちは同じらしい。報酬も気になるが、やるのであれば徹底的にやりたいからね。
「出来れば記憶なんかもふっ飛ばせるほど、強烈なものにしたほうが良いのかなぁ‥‥‥」
【それ、間違った手段だと思いますヨ?】
冗談ではある。とは言え、実践できるのであればいっその事、全力でやりまくるのもありかもしれない。レイドボスとなると、どうやら通常のプレイとは違って少々ステータスを弄られるようで、レイドボス用にかなりの強化がされるから、限定だけれども思いっきり普段できないような攻撃などを楽しんだほうが良いのかもしれないな。
「でも、できれば知り合いにはあたりたくはないかなぁ」
特にティラリアさんとかはね…‥‥中三病さんからの連絡によると、テイムした恐竜たちと共に進撃を行う気満々らしく、絵面的には結構恐ろしいものになるだろう。これがもし、怪獣の人と対戦することになれば大怪獣バトルになりそうなので、傍観者になれるのであれば見たい光景かもしれない。
それと以前出会った欲望戦隊の面々も参加する気満々らしいメールが来た。ミートンの奥さんがしっかりと叱っていたはずだったが、喉元過ぎれば熱さを忘れるような状態のようで、イベント後の光景が想像できそうだ。‥‥‥聞いた話だと、あの後島ひとつ噴火で吹っ飛んだそうだが、今度はどうなるのやら。
色々と気になりつつ、それでもレイドボスをやるという経験は貴重だし、しっかりとやれるところはやろうと気合いを入れ直し、準備を進めていく。
黒き女神のスキルがあっても、元々が道具便りの職業なので慢心せずにしっかりと回復用のポーションやバフ用のロロの料理などもいくつか用意しておいて、プレイヤーたちが攻めてきても大丈夫なように備えを確認しつつ、仕上げるのだ。
【シャゲシャゲシャゲェ!!】
【ガーウ!!】
【バルルルルゥ!!】
【ギャビィギャ!!】
【オオォォォン!!】
全員のやる気が溢れる声を聞きつつ、迫りくるレイドボスとして暴れるイベント最終日。
できれば誰も撃破されることなく、無事に済むように願っておくのであった‥‥‥‥
ゲリラレイドイベント名:『三大勢力抗争』
・畏れよ、称えよ、刮目せよ。薬神へ捧げられし願い…‥‥そのすべてが混ざり合い、叶えれられた。
・強大な敵との戦い、有名な人とのふれあい、未知との遭遇、神秘への探求、それらすべてが混ざり合い、生み出された願い事が混沌と化したのだ。
・『黒き女神・鋼鉄の機械神・大怪獣の女王』。各自、名はあり、未知の力を持ち、恐怖と畏怖を兼ね備えた強大なものであり、全てを満たす。彼の者たちに勝負を挑み、そして勝利をせよ!!
>なお、ゲリライベントという事もあり、最終日に戦闘が可能になりますが誰と戦うのかは不明となります。イベント参加希望者のみが挑戦可能であり、それぞれの戦闘領域へランダムに振り分けられて、飛ばされた地で戦うことになりあす。
>そこは、それぞれが得意とする場であり、強大な力を振るうでしょう。ある程度の弱点属性や武器などに関しての情報が公開されますが、それでも容易く勝利をつかめません。
>けれども、もしも誰か一人でも撃破することに成功すれば…‥‥運営からの莫大な報酬が与えられることを約束しましょう。
>さぁ、プレイヤーたちよ、悩め、挑め、己が限界を計り、その壁を突破せよ!!
―――――
「‥‥‥結構大々的に告知されたけど、恐怖と畏怖に関してはちょっと無いと文句を言いたい。でも、今回のレイドボスとしての役目を考えると、ちょっと緊張してきたかもなぁ」
【シャゲェシャゲェ】
【レイドボスの仲間として、全員衣装チェンジなどもするので、準備が大変ですしネ】
ハウス内で出て来たお知らせを読みつつ、そうつぶやけばロロたちはそう口にする。今回のレイドボスの一人、黒き女神として参戦することになったのだが、一応周囲にある程度秘匿しているので特定されたくはない。
念のためにある程度の秘匿などを約束してもらいつつも、しっかりと身バレをしないように衣装の用意なども見繕っているのだが…‥‥思いのほか、定まりにくい。
というかそもそも、スキルで黒き女神になるとは言え、中身は男である。衣装があったとしても抵抗感はあるのだ。
【ガウガーウ!】
【バルルルルゥ!!】
「‥‥‥女神の使い魔見習いという事で、一応テイムモンスターの方にもある程度の参加権限を得られたけれども、面子的に目立つからなぁ。いっそ派手な方向性で振り切って見たら逆に目立たなくなるのではないかなと思ったけれども」
【オォォン!!】
【ギャビィ!!】
【使い魔見習いになってない、アリスとルトも出る気満々ですネ。まぁ、見た目的には参加しても違和感はありませんが、どれが良いのか悩むところデス。メイド服もある程度改造したのを用意する予定でしたが‥‥‥まぁ、今回は私はおとなしくハウス内で待機させてもらいマス】
使用人でも出て良いのだろうか、というツッコミはさておき、皆モンスターとは言え女の子なのか、衣装に関して盛り上がっているようだ。
あちこちで装備しては外し、また違うものを試しては変えると言ったような動きを何度もして、微細な調整をロロに頼んで繕い直してもらっていたりするようで、やる気に関して言えば僕以上だとは思う。
なお、このイベントでレイドボスになる他の2名ともメールアドレスを交換して用意している今の状況を話し合っていたりするのだが、そちらはそちらで色々と迷っているようだ。
『紙製、木製、金属製、超合金製、色々模索』
『がしゃちゃんにごーちゃんも迷っているようで、難しいわねぇ。恐怖をどう広めれば良いのか、見た目から迷うことが多いわぁ』
それぞれ画像付きだが、ボスとしての印象をつけるために見た目にこだわりを入れているようで、色々と試作品を出している様子。ゾンビが動いて踊っている衣服とか、かちかちと振り子が動くたびに火を吐く機械だとか、創意工夫を凝らしているらしい。
個人的には機械的なものはちょっと少年心をくすぐるので気になるが、ゾンビの方はちょっと‥‥背景の方に映っている巨大な骸骨なんかは、見なかったことにしておきたい。
とにもかくにも各自準備を進めているようで、レイドボスとしての役割を引き受けた以上、しっかりと勤め上げておこうかと思う気持ちは同じらしい。報酬も気になるが、やるのであれば徹底的にやりたいからね。
「出来れば記憶なんかもふっ飛ばせるほど、強烈なものにしたほうが良いのかなぁ‥‥‥」
【それ、間違った手段だと思いますヨ?】
冗談ではある。とは言え、実践できるのであればいっその事、全力でやりまくるのもありかもしれない。レイドボスとなると、どうやら通常のプレイとは違って少々ステータスを弄られるようで、レイドボス用にかなりの強化がされるから、限定だけれども思いっきり普段できないような攻撃などを楽しんだほうが良いのかもしれないな。
「でも、できれば知り合いにはあたりたくはないかなぁ」
特にティラリアさんとかはね…‥‥中三病さんからの連絡によると、テイムした恐竜たちと共に進撃を行う気満々らしく、絵面的には結構恐ろしいものになるだろう。これがもし、怪獣の人と対戦することになれば大怪獣バトルになりそうなので、傍観者になれるのであれば見たい光景かもしれない。
それと以前出会った欲望戦隊の面々も参加する気満々らしいメールが来た。ミートンの奥さんがしっかりと叱っていたはずだったが、喉元過ぎれば熱さを忘れるような状態のようで、イベント後の光景が想像できそうだ。‥‥‥聞いた話だと、あの後島ひとつ噴火で吹っ飛んだそうだが、今度はどうなるのやら。
色々と気になりつつ、それでもレイドボスをやるという経験は貴重だし、しっかりとやれるところはやろうと気合いを入れ直し、準備を進めていく。
黒き女神のスキルがあっても、元々が道具便りの職業なので慢心せずにしっかりと回復用のポーションやバフ用のロロの料理などもいくつか用意しておいて、プレイヤーたちが攻めてきても大丈夫なように備えを確認しつつ、仕上げるのだ。
【シャゲシャゲシャゲェ!!】
【ガーウ!!】
【バルルルルゥ!!】
【ギャビィギャ!!】
【オオォォォン!!】
全員のやる気が溢れる声を聞きつつ、迫りくるレイドボスとして暴れるイベント最終日。
できれば誰も撃破されることなく、無事に済むように願っておくのであった‥‥‥‥
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