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Ver.2.0 ~広がる大海原の世界~
ver.2.1-31 ミニでも後半も
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‥‥‥イベントも後半戦へと入る中、アルケディア・オンラインでは薬学が発展していた。
薬神への奉納を行うにあたり、どの様な薬が良いのか、どういうものが作れるのかなど、多くのプレイヤーが参加し、試行錯誤したことによっての産物だろう。
だからこそ、より質の良い物や精製や調合が失敗しにくいレシピなどもどんどん生み出されていく中で‥‥‥
「あちこちで、供給過剰になったせいで回復薬などが格安になっているんだよなぁ」
【シャゲシャゲェ】
需要と供給のバランスがやや取れていないのか、NPCたちが売るポーションなどもだいぶ価格が下げられており、普段は手が出せないようなものも、お手ごろな価格になっている。
自分達で作れないことも無いのだが、人が作ったほうが楽という人たちにとっては都合が良いという事で、この安くなっている今こそ買いまくって今後の攻略に備えようと動く人が出るのは当然のことで、その動きによって近いうちに価格が元の状態へ落ち着くのが目に見えるだろう。
何にしても、屋台などで薬を販売しても売れると言えば売れるのだが、落ち着いていない現状は利益はそんなに出ないので、販売する旨味もない。
であれば、今はどうするのが正解なのか?
「と思って、今日は皆で連携を見直すことにしました。各自、自身の戦闘時の役割をしっかりと見つめ直しつつ、より良い連携攻撃ができるように取り組もう!」
【シャゲェ!】
【ガウウ!】
【バルルルゥ!!】
【ギャビィ!!】
【オオォォン!!】
僕の号令と共に、やる気に溢れた鳴き声を上げるマリーたち。アリスを加えたことで戦闘時のやりようにも色々と手段が増えているので、何処かで失敗しないようにしっかりと見直しをするために、今日は時間を使いたい。
「というか、アリスをテイムしてからステータスを確認していたけれど、『魅了攻撃』のスキルなどが無くなっているね」
【ォォン】
【流石に、あの光景を見た後だと全力で投げ捨てた、と言ってますネ】
彼女の言葉をロロが翻訳し、その理由に僕らは深く納得する。無理もない、あの光景を見た後だと、二度と魅了なんてものを使いたく無くなるだろうからね。二度と同じようなものを生み出さないためにも消すのは英断だとは思う。
そんな彼女がこの面子の中で行うのは、盾役。いわゆるタンク役とか防衛ラインとか、その役割をもって動いてもらう。絵面がやや向いていないように見えるのだが、実は防御関係のバフをかけることが可能であり、レベル自体は他の面子よりも低いはずなのに、HPがずば抜けて高くなっているのだ。
‥‥‥代償というか、一部を除く幼い見た目だからかATKがかなり低くなっていたりするけれどね。基本的な攻撃手段が火炎放射だからかそこまで問題でもないが、不審者が近づいてきたときに物理的な対策がしにくいのは少し考える必要があるだろう。この面子に対してやらかそうという輩が出るのかどうかという話になるが‥‥‥出たところで返り討ちにできるし、今すぐに考える事ではない。
その為、一旦その防御力などを試すために、装備品で大盾を作って装備させた。防御面の強化なら鎧などを着せればいいのだが、彼女は小さくて中々良いサイズができず、大きな盾であれば全身を隠しやすくて都合がよかったのもある。
その代わり、きちんと攻撃もしやすいように穴が開いており、隙があればその穴から火を噴き出させることも可能になっているのだ。
「それじゃ、とりあえず全員の連携状態の確認のために、今回はアリスの防御力を把握する目的で、リンはそのすぐ後方で隠れつつ、攻撃。セレアは槍で適度な距離からの攻撃。ルトの電撃を飛ばして痺れさせつつ、マリーの毒霧でじわじわ削って戦うことにしようか。ロロ、HPの管理などを頼むよ。僕は爆裂薬などで支援する方に回るからね」
【了解デス】
人数が増えたので、しっかり把握できるところがあれば、どんどん把握していきたい。その想いもあって、僕らは戦闘を行い始めるのであった。
ガァァン!!
【オォォン、オオオオオオン!!】
ボォォォォォ!!
「‥‥‥盾でしっかり受け止めつつ、火炎放射で反撃するのは良いけど、盾の改良の余地ありかな?」
【防具に関しては、新しい素材が出て来たのでそちらも使用すると良いでしょウ。最新の防具レシピや、親方などへの連絡で、調達いたしますカ?】
「うん、調達しやすい情報があればどんどん頼むよ。作る事も出来るけど、まずは何が一番良いのか探るために色々持っておきたいからね」
【バルルルゥ!!】
「っと、セレアがレベルアップ…‥‥あ、進化来た!?」
‥‥‥ハルたちが自分達の動き方に関して確認作業をしていた丁度その頃。
イベント後半という事もあって、より各地には薬神へ奉納しやすいように奉納ポイントとしての社が出現しており、プレイヤーたちはそこへどんどん薬を捧げていた。
「バフもかかり、モノによっては出にくいレアドロップ品や、非売品装備も出てくる…‥‥方向性が定まってくれば、色々と今後の活動で使えそうなんだけれどなぁ」
「今だからこそ使えるのだから、終わるまでにどんどんやってしまえば良いよね?」
「でも、今回限りのものだと考えると、それはそれで惜しいんだよ」
薬によって、奉げたプレイヤーへは良いものがどんどん送られてくる。その中身によってはボス戦突入前に強化したり、あるいはレベリング・AL稼ぎなどの手助けにもなり、イベント限定での代物だけれども今後もできれば残ってほしいと望む者が多かった。
無理もない。便利なものがあれば、その分利用したくなるのが人の良くの一つでもあるのだから。
とは言えなんでもいいわけでもなく、しっかりと毒薬などを捧げた輩へはそれ相応の天罰というか、デバフ祭りがやって来るので、そうそうやらかすものはいない。
仲にはそのデバフ祭りこそが縛りプレイのようで楽しいとか、これはこれで快楽だとか叫んでしまう、間違っている何かに目覚めるプレイヤーたちがいたようだが‥‥‥それはそれで、皆目を背ける。
「そう言えば、このイベント終了後にあることに関して、ネット上で色々と出ているよな」
「ギルド対抗イベントの噂だとか、新要素の追加だとか…‥‥イベントが終わっても、楽しみがあるのは良い事だ」
「待ち遠しいのは辛いけれどねぇ」
楽しみがあればあるほど、それを早く楽しみたい。そう思うプレイヤーも多いようである。
「個人的には、各地のプレイヤーの中で話題の人達と出会ってみたい思いもあるけれどねぇ。有名なプレイヤーと交流できるだけでも、相当面白そうだよ」
「でも、一部だとぱっくり喰われるところもあるらしいけれどな。丸かじりは嫌だよ」
「でも面白い人もいるのは間違いない。特に公式PVに移っているこの黒き女神と言われている人にも出会いたいんだよ!!」
「その気持ちは十分わかる。オララゴン戦での活躍ぶりを見ると、どういう人なのか聞いていたい」
「詳しい情報とか出てこないのが、本当に残念だ!!いっそ、この薬神がいるのであれば、その出会いの場を設けてくれてもいいだろ!!」
「‥‥‥だったらいっその事、それを願って最高に良い薬を捧げてみるのはどうかな?」
「そう言えば、ある程度の願い事に関しても融通しているような部分があるらしいし‥‥‥試す価値があるような?」
ふと、誰かがつぶやいた言葉を耳にして、プレイヤーたちは実行してみる。
この場にいる者たちが現時点で使える良いものを持ち寄って薬を作製し、奉納したところ…‥‥その予想は思わぬ形で叶うことになった。
―――――
>最高クラスの薬と、捧げものを受け、薬神が願いを受諾しました。
>イベント最終日、希望者限定特別レイド…‥‥『黒き女神・鋼鉄の機械神・大怪獣の女王』のいずれかが出現します。
>詳細は最終日前日に発表!!
―――――
「「「「…‥‥へ?」」」」
突然出て来たログの内容に、プレイヤーたちは目を丸くして驚愕する。
可能性があれどもそうやすやすと叶う事は無いだろうと思っていた分、予想外過ぎてどう反応するべきなのか分からなくなる。
そして数分後‥‥‥ようやくその現実を受け入れた者たちは、話題に出て来た者以外にも何か混ざっている事にも気が付き、大騒ぎを始めるのであった。
「ちょっとまてぇぇぇ!!なんか他2つにもとんでもないものが混ざっているんだけど!?」
「女神以外にも神がいたのかよ!?いや、薬神がいる時点で予想はしていたんだけどね!?」
「いや最後!!神じゃなくて女王だけど大怪獣のってなんだよ!?」
薬神への奉納を行うにあたり、どの様な薬が良いのか、どういうものが作れるのかなど、多くのプレイヤーが参加し、試行錯誤したことによっての産物だろう。
だからこそ、より質の良い物や精製や調合が失敗しにくいレシピなどもどんどん生み出されていく中で‥‥‥
「あちこちで、供給過剰になったせいで回復薬などが格安になっているんだよなぁ」
【シャゲシャゲェ】
需要と供給のバランスがやや取れていないのか、NPCたちが売るポーションなどもだいぶ価格が下げられており、普段は手が出せないようなものも、お手ごろな価格になっている。
自分達で作れないことも無いのだが、人が作ったほうが楽という人たちにとっては都合が良いという事で、この安くなっている今こそ買いまくって今後の攻略に備えようと動く人が出るのは当然のことで、その動きによって近いうちに価格が元の状態へ落ち着くのが目に見えるだろう。
何にしても、屋台などで薬を販売しても売れると言えば売れるのだが、落ち着いていない現状は利益はそんなに出ないので、販売する旨味もない。
であれば、今はどうするのが正解なのか?
「と思って、今日は皆で連携を見直すことにしました。各自、自身の戦闘時の役割をしっかりと見つめ直しつつ、より良い連携攻撃ができるように取り組もう!」
【シャゲェ!】
【ガウウ!】
【バルルルゥ!!】
【ギャビィ!!】
【オオォォン!!】
僕の号令と共に、やる気に溢れた鳴き声を上げるマリーたち。アリスを加えたことで戦闘時のやりようにも色々と手段が増えているので、何処かで失敗しないようにしっかりと見直しをするために、今日は時間を使いたい。
「というか、アリスをテイムしてからステータスを確認していたけれど、『魅了攻撃』のスキルなどが無くなっているね」
【ォォン】
【流石に、あの光景を見た後だと全力で投げ捨てた、と言ってますネ】
彼女の言葉をロロが翻訳し、その理由に僕らは深く納得する。無理もない、あの光景を見た後だと、二度と魅了なんてものを使いたく無くなるだろうからね。二度と同じようなものを生み出さないためにも消すのは英断だとは思う。
そんな彼女がこの面子の中で行うのは、盾役。いわゆるタンク役とか防衛ラインとか、その役割をもって動いてもらう。絵面がやや向いていないように見えるのだが、実は防御関係のバフをかけることが可能であり、レベル自体は他の面子よりも低いはずなのに、HPがずば抜けて高くなっているのだ。
‥‥‥代償というか、一部を除く幼い見た目だからかATKがかなり低くなっていたりするけれどね。基本的な攻撃手段が火炎放射だからかそこまで問題でもないが、不審者が近づいてきたときに物理的な対策がしにくいのは少し考える必要があるだろう。この面子に対してやらかそうという輩が出るのかどうかという話になるが‥‥‥出たところで返り討ちにできるし、今すぐに考える事ではない。
その為、一旦その防御力などを試すために、装備品で大盾を作って装備させた。防御面の強化なら鎧などを着せればいいのだが、彼女は小さくて中々良いサイズができず、大きな盾であれば全身を隠しやすくて都合がよかったのもある。
その代わり、きちんと攻撃もしやすいように穴が開いており、隙があればその穴から火を噴き出させることも可能になっているのだ。
「それじゃ、とりあえず全員の連携状態の確認のために、今回はアリスの防御力を把握する目的で、リンはそのすぐ後方で隠れつつ、攻撃。セレアは槍で適度な距離からの攻撃。ルトの電撃を飛ばして痺れさせつつ、マリーの毒霧でじわじわ削って戦うことにしようか。ロロ、HPの管理などを頼むよ。僕は爆裂薬などで支援する方に回るからね」
【了解デス】
人数が増えたので、しっかり把握できるところがあれば、どんどん把握していきたい。その想いもあって、僕らは戦闘を行い始めるのであった。
ガァァン!!
【オォォン、オオオオオオン!!】
ボォォォォォ!!
「‥‥‥盾でしっかり受け止めつつ、火炎放射で反撃するのは良いけど、盾の改良の余地ありかな?」
【防具に関しては、新しい素材が出て来たのでそちらも使用すると良いでしょウ。最新の防具レシピや、親方などへの連絡で、調達いたしますカ?】
「うん、調達しやすい情報があればどんどん頼むよ。作る事も出来るけど、まずは何が一番良いのか探るために色々持っておきたいからね」
【バルルルゥ!!】
「っと、セレアがレベルアップ…‥‥あ、進化来た!?」
‥‥‥ハルたちが自分達の動き方に関して確認作業をしていた丁度その頃。
イベント後半という事もあって、より各地には薬神へ奉納しやすいように奉納ポイントとしての社が出現しており、プレイヤーたちはそこへどんどん薬を捧げていた。
「バフもかかり、モノによっては出にくいレアドロップ品や、非売品装備も出てくる…‥‥方向性が定まってくれば、色々と今後の活動で使えそうなんだけれどなぁ」
「今だからこそ使えるのだから、終わるまでにどんどんやってしまえば良いよね?」
「でも、今回限りのものだと考えると、それはそれで惜しいんだよ」
薬によって、奉げたプレイヤーへは良いものがどんどん送られてくる。その中身によってはボス戦突入前に強化したり、あるいはレベリング・AL稼ぎなどの手助けにもなり、イベント限定での代物だけれども今後もできれば残ってほしいと望む者が多かった。
無理もない。便利なものがあれば、その分利用したくなるのが人の良くの一つでもあるのだから。
とは言えなんでもいいわけでもなく、しっかりと毒薬などを捧げた輩へはそれ相応の天罰というか、デバフ祭りがやって来るので、そうそうやらかすものはいない。
仲にはそのデバフ祭りこそが縛りプレイのようで楽しいとか、これはこれで快楽だとか叫んでしまう、間違っている何かに目覚めるプレイヤーたちがいたようだが‥‥‥それはそれで、皆目を背ける。
「そう言えば、このイベント終了後にあることに関して、ネット上で色々と出ているよな」
「ギルド対抗イベントの噂だとか、新要素の追加だとか…‥‥イベントが終わっても、楽しみがあるのは良い事だ」
「待ち遠しいのは辛いけれどねぇ」
楽しみがあればあるほど、それを早く楽しみたい。そう思うプレイヤーも多いようである。
「個人的には、各地のプレイヤーの中で話題の人達と出会ってみたい思いもあるけれどねぇ。有名なプレイヤーと交流できるだけでも、相当面白そうだよ」
「でも、一部だとぱっくり喰われるところもあるらしいけれどな。丸かじりは嫌だよ」
「でも面白い人もいるのは間違いない。特に公式PVに移っているこの黒き女神と言われている人にも出会いたいんだよ!!」
「その気持ちは十分わかる。オララゴン戦での活躍ぶりを見ると、どういう人なのか聞いていたい」
「詳しい情報とか出てこないのが、本当に残念だ!!いっそ、この薬神がいるのであれば、その出会いの場を設けてくれてもいいだろ!!」
「‥‥‥だったらいっその事、それを願って最高に良い薬を捧げてみるのはどうかな?」
「そう言えば、ある程度の願い事に関しても融通しているような部分があるらしいし‥‥‥試す価値があるような?」
ふと、誰かがつぶやいた言葉を耳にして、プレイヤーたちは実行してみる。
この場にいる者たちが現時点で使える良いものを持ち寄って薬を作製し、奉納したところ…‥‥その予想は思わぬ形で叶うことになった。
―――――
>最高クラスの薬と、捧げものを受け、薬神が願いを受諾しました。
>イベント最終日、希望者限定特別レイド…‥‥『黒き女神・鋼鉄の機械神・大怪獣の女王』のいずれかが出現します。
>詳細は最終日前日に発表!!
―――――
「「「「…‥‥へ?」」」」
突然出て来たログの内容に、プレイヤーたちは目を丸くして驚愕する。
可能性があれどもそうやすやすと叶う事は無いだろうと思っていた分、予想外過ぎてどう反応するべきなのか分からなくなる。
そして数分後‥‥‥ようやくその現実を受け入れた者たちは、話題に出て来た者以外にも何か混ざっている事にも気が付き、大騒ぎを始めるのであった。
「ちょっとまてぇぇぇ!!なんか他2つにもとんでもないものが混ざっているんだけど!?」
「女神以外にも神がいたのかよ!?いや、薬神がいる時点で予想はしていたんだけどね!?」
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