92 / 718
Ver.2.0 ~広がる大海原の世界~
ver.2.1-31 ミニでも後半も
しおりを挟む
‥‥‥イベントも後半戦へと入る中、アルケディア・オンラインでは薬学が発展していた。
薬神への奉納を行うにあたり、どの様な薬が良いのか、どういうものが作れるのかなど、多くのプレイヤーが参加し、試行錯誤したことによっての産物だろう。
だからこそ、より質の良い物や精製や調合が失敗しにくいレシピなどもどんどん生み出されていく中で‥‥‥
「あちこちで、供給過剰になったせいで回復薬などが格安になっているんだよなぁ」
【シャゲシャゲェ】
需要と供給のバランスがやや取れていないのか、NPCたちが売るポーションなどもだいぶ価格が下げられており、普段は手が出せないようなものも、お手ごろな価格になっている。
自分達で作れないことも無いのだが、人が作ったほうが楽という人たちにとっては都合が良いという事で、この安くなっている今こそ買いまくって今後の攻略に備えようと動く人が出るのは当然のことで、その動きによって近いうちに価格が元の状態へ落ち着くのが目に見えるだろう。
何にしても、屋台などで薬を販売しても売れると言えば売れるのだが、落ち着いていない現状は利益はそんなに出ないので、販売する旨味もない。
であれば、今はどうするのが正解なのか?
「と思って、今日は皆で連携を見直すことにしました。各自、自身の戦闘時の役割をしっかりと見つめ直しつつ、より良い連携攻撃ができるように取り組もう!」
【シャゲェ!】
【ガウウ!】
【バルルルゥ!!】
【ギャビィ!!】
【オオォォン!!】
僕の号令と共に、やる気に溢れた鳴き声を上げるマリーたち。アリスを加えたことで戦闘時のやりようにも色々と手段が増えているので、何処かで失敗しないようにしっかりと見直しをするために、今日は時間を使いたい。
「というか、アリスをテイムしてからステータスを確認していたけれど、『魅了攻撃』のスキルなどが無くなっているね」
【ォォン】
【流石に、あの光景を見た後だと全力で投げ捨てた、と言ってますネ】
彼女の言葉をロロが翻訳し、その理由に僕らは深く納得する。無理もない、あの光景を見た後だと、二度と魅了なんてものを使いたく無くなるだろうからね。二度と同じようなものを生み出さないためにも消すのは英断だとは思う。
そんな彼女がこの面子の中で行うのは、盾役。いわゆるタンク役とか防衛ラインとか、その役割をもって動いてもらう。絵面がやや向いていないように見えるのだが、実は防御関係のバフをかけることが可能であり、レベル自体は他の面子よりも低いはずなのに、HPがずば抜けて高くなっているのだ。
‥‥‥代償というか、一部を除く幼い見た目だからかATKがかなり低くなっていたりするけれどね。基本的な攻撃手段が火炎放射だからかそこまで問題でもないが、不審者が近づいてきたときに物理的な対策がしにくいのは少し考える必要があるだろう。この面子に対してやらかそうという輩が出るのかどうかという話になるが‥‥‥出たところで返り討ちにできるし、今すぐに考える事ではない。
その為、一旦その防御力などを試すために、装備品で大盾を作って装備させた。防御面の強化なら鎧などを着せればいいのだが、彼女は小さくて中々良いサイズができず、大きな盾であれば全身を隠しやすくて都合がよかったのもある。
その代わり、きちんと攻撃もしやすいように穴が開いており、隙があればその穴から火を噴き出させることも可能になっているのだ。
「それじゃ、とりあえず全員の連携状態の確認のために、今回はアリスの防御力を把握する目的で、リンはそのすぐ後方で隠れつつ、攻撃。セレアは槍で適度な距離からの攻撃。ルトの電撃を飛ばして痺れさせつつ、マリーの毒霧でじわじわ削って戦うことにしようか。ロロ、HPの管理などを頼むよ。僕は爆裂薬などで支援する方に回るからね」
【了解デス】
人数が増えたので、しっかり把握できるところがあれば、どんどん把握していきたい。その想いもあって、僕らは戦闘を行い始めるのであった。
ガァァン!!
【オォォン、オオオオオオン!!】
ボォォォォォ!!
「‥‥‥盾でしっかり受け止めつつ、火炎放射で反撃するのは良いけど、盾の改良の余地ありかな?」
【防具に関しては、新しい素材が出て来たのでそちらも使用すると良いでしょウ。最新の防具レシピや、親方などへの連絡で、調達いたしますカ?】
「うん、調達しやすい情報があればどんどん頼むよ。作る事も出来るけど、まずは何が一番良いのか探るために色々持っておきたいからね」
【バルルルゥ!!】
「っと、セレアがレベルアップ…‥‥あ、進化来た!?」
‥‥‥ハルたちが自分達の動き方に関して確認作業をしていた丁度その頃。
イベント後半という事もあって、より各地には薬神へ奉納しやすいように奉納ポイントとしての社が出現しており、プレイヤーたちはそこへどんどん薬を捧げていた。
「バフもかかり、モノによっては出にくいレアドロップ品や、非売品装備も出てくる…‥‥方向性が定まってくれば、色々と今後の活動で使えそうなんだけれどなぁ」
「今だからこそ使えるのだから、終わるまでにどんどんやってしまえば良いよね?」
「でも、今回限りのものだと考えると、それはそれで惜しいんだよ」
薬によって、奉げたプレイヤーへは良いものがどんどん送られてくる。その中身によってはボス戦突入前に強化したり、あるいはレベリング・AL稼ぎなどの手助けにもなり、イベント限定での代物だけれども今後もできれば残ってほしいと望む者が多かった。
無理もない。便利なものがあれば、その分利用したくなるのが人の良くの一つでもあるのだから。
とは言えなんでもいいわけでもなく、しっかりと毒薬などを捧げた輩へはそれ相応の天罰というか、デバフ祭りがやって来るので、そうそうやらかすものはいない。
仲にはそのデバフ祭りこそが縛りプレイのようで楽しいとか、これはこれで快楽だとか叫んでしまう、間違っている何かに目覚めるプレイヤーたちがいたようだが‥‥‥それはそれで、皆目を背ける。
「そう言えば、このイベント終了後にあることに関して、ネット上で色々と出ているよな」
「ギルド対抗イベントの噂だとか、新要素の追加だとか…‥‥イベントが終わっても、楽しみがあるのは良い事だ」
「待ち遠しいのは辛いけれどねぇ」
楽しみがあればあるほど、それを早く楽しみたい。そう思うプレイヤーも多いようである。
「個人的には、各地のプレイヤーの中で話題の人達と出会ってみたい思いもあるけれどねぇ。有名なプレイヤーと交流できるだけでも、相当面白そうだよ」
「でも、一部だとぱっくり喰われるところもあるらしいけれどな。丸かじりは嫌だよ」
「でも面白い人もいるのは間違いない。特に公式PVに移っているこの黒き女神と言われている人にも出会いたいんだよ!!」
「その気持ちは十分わかる。オララゴン戦での活躍ぶりを見ると、どういう人なのか聞いていたい」
「詳しい情報とか出てこないのが、本当に残念だ!!いっそ、この薬神がいるのであれば、その出会いの場を設けてくれてもいいだろ!!」
「‥‥‥だったらいっその事、それを願って最高に良い薬を捧げてみるのはどうかな?」
「そう言えば、ある程度の願い事に関しても融通しているような部分があるらしいし‥‥‥試す価値があるような?」
ふと、誰かがつぶやいた言葉を耳にして、プレイヤーたちは実行してみる。
この場にいる者たちが現時点で使える良いものを持ち寄って薬を作製し、奉納したところ…‥‥その予想は思わぬ形で叶うことになった。
―――――
>最高クラスの薬と、捧げものを受け、薬神が願いを受諾しました。
>イベント最終日、希望者限定特別レイド…‥‥『黒き女神・鋼鉄の機械神・大怪獣の女王』のいずれかが出現します。
>詳細は最終日前日に発表!!
―――――
「「「「…‥‥へ?」」」」
突然出て来たログの内容に、プレイヤーたちは目を丸くして驚愕する。
可能性があれどもそうやすやすと叶う事は無いだろうと思っていた分、予想外過ぎてどう反応するべきなのか分からなくなる。
そして数分後‥‥‥ようやくその現実を受け入れた者たちは、話題に出て来た者以外にも何か混ざっている事にも気が付き、大騒ぎを始めるのであった。
「ちょっとまてぇぇぇ!!なんか他2つにもとんでもないものが混ざっているんだけど!?」
「女神以外にも神がいたのかよ!?いや、薬神がいる時点で予想はしていたんだけどね!?」
「いや最後!!神じゃなくて女王だけど大怪獣のってなんだよ!?」
薬神への奉納を行うにあたり、どの様な薬が良いのか、どういうものが作れるのかなど、多くのプレイヤーが参加し、試行錯誤したことによっての産物だろう。
だからこそ、より質の良い物や精製や調合が失敗しにくいレシピなどもどんどん生み出されていく中で‥‥‥
「あちこちで、供給過剰になったせいで回復薬などが格安になっているんだよなぁ」
【シャゲシャゲェ】
需要と供給のバランスがやや取れていないのか、NPCたちが売るポーションなどもだいぶ価格が下げられており、普段は手が出せないようなものも、お手ごろな価格になっている。
自分達で作れないことも無いのだが、人が作ったほうが楽という人たちにとっては都合が良いという事で、この安くなっている今こそ買いまくって今後の攻略に備えようと動く人が出るのは当然のことで、その動きによって近いうちに価格が元の状態へ落ち着くのが目に見えるだろう。
何にしても、屋台などで薬を販売しても売れると言えば売れるのだが、落ち着いていない現状は利益はそんなに出ないので、販売する旨味もない。
であれば、今はどうするのが正解なのか?
「と思って、今日は皆で連携を見直すことにしました。各自、自身の戦闘時の役割をしっかりと見つめ直しつつ、より良い連携攻撃ができるように取り組もう!」
【シャゲェ!】
【ガウウ!】
【バルルルゥ!!】
【ギャビィ!!】
【オオォォン!!】
僕の号令と共に、やる気に溢れた鳴き声を上げるマリーたち。アリスを加えたことで戦闘時のやりようにも色々と手段が増えているので、何処かで失敗しないようにしっかりと見直しをするために、今日は時間を使いたい。
「というか、アリスをテイムしてからステータスを確認していたけれど、『魅了攻撃』のスキルなどが無くなっているね」
【ォォン】
【流石に、あの光景を見た後だと全力で投げ捨てた、と言ってますネ】
彼女の言葉をロロが翻訳し、その理由に僕らは深く納得する。無理もない、あの光景を見た後だと、二度と魅了なんてものを使いたく無くなるだろうからね。二度と同じようなものを生み出さないためにも消すのは英断だとは思う。
そんな彼女がこの面子の中で行うのは、盾役。いわゆるタンク役とか防衛ラインとか、その役割をもって動いてもらう。絵面がやや向いていないように見えるのだが、実は防御関係のバフをかけることが可能であり、レベル自体は他の面子よりも低いはずなのに、HPがずば抜けて高くなっているのだ。
‥‥‥代償というか、一部を除く幼い見た目だからかATKがかなり低くなっていたりするけれどね。基本的な攻撃手段が火炎放射だからかそこまで問題でもないが、不審者が近づいてきたときに物理的な対策がしにくいのは少し考える必要があるだろう。この面子に対してやらかそうという輩が出るのかどうかという話になるが‥‥‥出たところで返り討ちにできるし、今すぐに考える事ではない。
その為、一旦その防御力などを試すために、装備品で大盾を作って装備させた。防御面の強化なら鎧などを着せればいいのだが、彼女は小さくて中々良いサイズができず、大きな盾であれば全身を隠しやすくて都合がよかったのもある。
その代わり、きちんと攻撃もしやすいように穴が開いており、隙があればその穴から火を噴き出させることも可能になっているのだ。
「それじゃ、とりあえず全員の連携状態の確認のために、今回はアリスの防御力を把握する目的で、リンはそのすぐ後方で隠れつつ、攻撃。セレアは槍で適度な距離からの攻撃。ルトの電撃を飛ばして痺れさせつつ、マリーの毒霧でじわじわ削って戦うことにしようか。ロロ、HPの管理などを頼むよ。僕は爆裂薬などで支援する方に回るからね」
【了解デス】
人数が増えたので、しっかり把握できるところがあれば、どんどん把握していきたい。その想いもあって、僕らは戦闘を行い始めるのであった。
ガァァン!!
【オォォン、オオオオオオン!!】
ボォォォォォ!!
「‥‥‥盾でしっかり受け止めつつ、火炎放射で反撃するのは良いけど、盾の改良の余地ありかな?」
【防具に関しては、新しい素材が出て来たのでそちらも使用すると良いでしょウ。最新の防具レシピや、親方などへの連絡で、調達いたしますカ?】
「うん、調達しやすい情報があればどんどん頼むよ。作る事も出来るけど、まずは何が一番良いのか探るために色々持っておきたいからね」
【バルルルゥ!!】
「っと、セレアがレベルアップ…‥‥あ、進化来た!?」
‥‥‥ハルたちが自分達の動き方に関して確認作業をしていた丁度その頃。
イベント後半という事もあって、より各地には薬神へ奉納しやすいように奉納ポイントとしての社が出現しており、プレイヤーたちはそこへどんどん薬を捧げていた。
「バフもかかり、モノによっては出にくいレアドロップ品や、非売品装備も出てくる…‥‥方向性が定まってくれば、色々と今後の活動で使えそうなんだけれどなぁ」
「今だからこそ使えるのだから、終わるまでにどんどんやってしまえば良いよね?」
「でも、今回限りのものだと考えると、それはそれで惜しいんだよ」
薬によって、奉げたプレイヤーへは良いものがどんどん送られてくる。その中身によってはボス戦突入前に強化したり、あるいはレベリング・AL稼ぎなどの手助けにもなり、イベント限定での代物だけれども今後もできれば残ってほしいと望む者が多かった。
無理もない。便利なものがあれば、その分利用したくなるのが人の良くの一つでもあるのだから。
とは言えなんでもいいわけでもなく、しっかりと毒薬などを捧げた輩へはそれ相応の天罰というか、デバフ祭りがやって来るので、そうそうやらかすものはいない。
仲にはそのデバフ祭りこそが縛りプレイのようで楽しいとか、これはこれで快楽だとか叫んでしまう、間違っている何かに目覚めるプレイヤーたちがいたようだが‥‥‥それはそれで、皆目を背ける。
「そう言えば、このイベント終了後にあることに関して、ネット上で色々と出ているよな」
「ギルド対抗イベントの噂だとか、新要素の追加だとか…‥‥イベントが終わっても、楽しみがあるのは良い事だ」
「待ち遠しいのは辛いけれどねぇ」
楽しみがあればあるほど、それを早く楽しみたい。そう思うプレイヤーも多いようである。
「個人的には、各地のプレイヤーの中で話題の人達と出会ってみたい思いもあるけれどねぇ。有名なプレイヤーと交流できるだけでも、相当面白そうだよ」
「でも、一部だとぱっくり喰われるところもあるらしいけれどな。丸かじりは嫌だよ」
「でも面白い人もいるのは間違いない。特に公式PVに移っているこの黒き女神と言われている人にも出会いたいんだよ!!」
「その気持ちは十分わかる。オララゴン戦での活躍ぶりを見ると、どういう人なのか聞いていたい」
「詳しい情報とか出てこないのが、本当に残念だ!!いっそ、この薬神がいるのであれば、その出会いの場を設けてくれてもいいだろ!!」
「‥‥‥だったらいっその事、それを願って最高に良い薬を捧げてみるのはどうかな?」
「そう言えば、ある程度の願い事に関しても融通しているような部分があるらしいし‥‥‥試す価値があるような?」
ふと、誰かがつぶやいた言葉を耳にして、プレイヤーたちは実行してみる。
この場にいる者たちが現時点で使える良いものを持ち寄って薬を作製し、奉納したところ…‥‥その予想は思わぬ形で叶うことになった。
―――――
>最高クラスの薬と、捧げものを受け、薬神が願いを受諾しました。
>イベント最終日、希望者限定特別レイド…‥‥『黒き女神・鋼鉄の機械神・大怪獣の女王』のいずれかが出現します。
>詳細は最終日前日に発表!!
―――――
「「「「…‥‥へ?」」」」
突然出て来たログの内容に、プレイヤーたちは目を丸くして驚愕する。
可能性があれどもそうやすやすと叶う事は無いだろうと思っていた分、予想外過ぎてどう反応するべきなのか分からなくなる。
そして数分後‥‥‥ようやくその現実を受け入れた者たちは、話題に出て来た者以外にも何か混ざっている事にも気が付き、大騒ぎを始めるのであった。
「ちょっとまてぇぇぇ!!なんか他2つにもとんでもないものが混ざっているんだけど!?」
「女神以外にも神がいたのかよ!?いや、薬神がいる時点で予想はしていたんだけどね!?」
「いや最後!!神じゃなくて女王だけど大怪獣のってなんだよ!?」
23
お気に入りに追加
2,048
あなたにおすすめの小説
ボッチになった僕がうっかり寄り道してダンジョンに入った結果
安佐ゆう
ファンタジー
第一の人生で心残りがあった者は、異世界に転生して未練を解消する。
そこは「第二の人生」と呼ばれる世界。
煩わしい人間関係から遠ざかり、のんびり過ごしたいと願う少年コイル。
学校を卒業したのち、とりあえず幼馴染たちとパーティーを組んで冒険者になる。だが、コイルのもつギフトが原因で、幼馴染たちのパーティーから追い出されてしまう。
ボッチになったコイルだったが、これ幸いと本来の目的「のんびり自給自足」を果たすため、町を出るのだった。
ロバのポックルとのんびり二人旅。ゴールと決めた森の傍まで来て、何気なくフラっとダンジョンに立ち寄った。そこでコイルを待つ運命は……
基本的には、ほのぼのです。
設定を間違えなければ、毎日12時、18時、22時に更新の予定です。

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~
シンギョウ ガク
ファンタジー
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。
目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。
『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。
カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。
ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。
ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。

子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!

大賢者の弟子ステファニー
楠ノ木雫
ファンタジー
この世界に存在する〝錬金術〟を使いこなすことの出来る〝錬金術師〟の少女ステファニー。
その技を極めた者に与えられる[大賢者]の名を持つ者の弟子であり、それに最も近しい存在である[賢者]である。……彼女は気が付いていないが。
そんな彼女が、今まであまり接してこなかった[人]と関わり、成長していく、そんな話である。
※他の投稿サイトにも掲載しています。

荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。

【☆完結☆】転生箱庭師は引き籠り人生を送りたい
うどん五段
ファンタジー
昔やっていたゲームに、大型アップデートで追加されたソレは、小さな箱庭の様だった。
ビーチがあって、畑があって、釣り堀があって、伐採も出来れば採掘も出来る。
ビーチには人が軽く住めるくらいの広さがあって、畑は枯れず、釣りも伐採も発掘もレベルが上がれば上がる程、レアリティの高いものが取れる仕組みだった。
時折、海から流れつくアイテムは、ハズレだったり当たりだったり、クジを引いてる気分で楽しかった。
だから――。
「リディア・マルシャン様のスキルは――箱庭師です」
異世界転生したわたくし、リディアは――そんな箱庭を目指しますわ!
============
小説家になろうにも上げています。
一気に更新させて頂きました。
中国でコピーされていたので自衛です。
「天安門事件」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる