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ver.1.0 ~始まりの音色~
ver.1.1.1-40話 たまにはのんびりと、いやそもそもこれがメインなのだが
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例えイベント期間で、赤い夜で外が騒がしくなっていようが、街中などに侵入することは無いアンデッドたち。だからこそ平和になっている場所で、争いから逃れてのんびりと楽しみたい人たちが集まりやすいのである。
そう、それは僕らも例外ではなく‥‥‥‥
「というかそもそも、道具がだいぶ枯渇したからなぁ‥‥‥LMPの確認もしつつ、今日は補充も兼ねて錬金術師としての作業に集中しようか」
【シャゲシャゲェ】
【ガーウ】
【ヒヒーン!】
久しぶりに始まりの街へ戻り、錬金工房に僕らは部屋を借りていた。
ハウス内で作業をするのもいいのだが、お手軽に道具を使うにはこっちの方なかなか都合が良い。初心者用の錬金工房ではない場所なので、部屋を借りるためのALが多少かかるのだが、それでも稼ぎから考えると問題は無いだろう。
問題を言うのであれば、道具の枯渇状態だからなぁ…‥‥赤い夜で大量のアンデッドが出てきて、その対処に爆裂薬などを大量消費したのが結構いたいのである。あと、あのフォレストガーディアン戦で使い切ったのも多いので、もう少しのじゃロリにお仕置きしておくべきだった。
とにもかくにも、過ぎ去ったことを悔いては仕方がないので、本日は安心なこの工房内で道具の製作・補充をメインにしつつ、先日上級職になったついでに修得できたLMPの検証である。
錬金工房は部屋をレンタル出来るので他の人に見られることは無いし、例え変な姿になっても言いふらされることは無いだろう。
「それに、皆の能力を借りれたら作業が楽になるかもしれないからね」
モンスター・アルケミストと言う上級職になっても、基本部分では錬金術師と変わらない面も多く、錬金術師の作業の中には人のではちょっと難しい物もあるだろう。
だがしかし、テイムしているモンスターの力を自分で扱えるようになれば、より効率的に製作し、評価や効果を高めることが可能なはずだ。
という訳で、ひとまず物は試しにまずはマリーから借りてみるべきか。
「マリーからだと、蛇の身体や毒の力だけど‥‥‥まずは、毒かな」
5分間の使用制限と20分間の休憩が必要ではあるが、検証する今はそんなに大した影響はない。戦闘時にやるのであれば間違えたら最悪だが、のんびりと過ごせる今だからこそ、ゆったりと検証できるのだ。
そう思いつつ、スキルを使用するとテイムモンスターの表示が出てきて、何を借りるのか選択できるので、まずは毒の牙を選択する。
パールナーガとなって主な手段に状態異常の魔法やクナイを使っているマリーだが、元々の毒蛇としての固有の物なのか、毒の牙は失われていなかったりする。というか、実はどの攻撃よりも直接噛みついて注入した毒の方が継続的なダメージの量が高いのはすでに検証済みだ。
そんな彼女のもつ毒の牙を、借りたらどうなるのかと思ったが‥‥‥‥
「‥‥‥うわぁ、吸血鬼みたいだけど、毒がしっかり出てくれるのか」
自身の姿がどうなるのか確認するために、鏡をわざわざ用意してきて確認したが、僕の口にファンタジーとかではお約束のような、吸血鬼に見えなくもない牙が生えていた。
毒が染み出すようになっており、試験管も用意して注げないか試してみると、どうやら自分の意思で毒を吐けるようだ。
「毒の成分としては、マリーのものとほぼ同じ‥‥‥マリーも、やろうと思えばこういう牙の毒を噛みついて注入できるの?」
【シャゲェ】
僕の問いかけに対して、うんうんと頷くマリー。彼女のその口元には牙は見えないようだが、大きく開いてもらうとしっかりと他の歯よりも鋭い歯が存在しており、これが彼女の毒の牙のようである。
しかし、敵に噛みつくような真似は特にしないので使用することは無いが…‥‥これはこれでちょっとコスプレをしているような気分になるかもしれん。
「あ、しかも女体化スキルも同時に併用できるのか」
こちらは先日のスキルレベル撤廃で制限時間が失せているのだが、LMPは使用者の職業レベルに依存するので、制限時間が存在している。
何にしても物は試しに姿も変えられるのでちょっと調整してみれば‥‥‥うん、やっぱりコスプレをしている人にしか見えないな。
「女吸血鬼…とはいかないか。毒の牙で、吸血全然関係なさすぎるからな」
これで吸血の能力があれば、本当に吸血鬼と偽ってもおかしくはなかった。でも、牙が出るのであれば何かあった際にこれと併用して変装すれば、身バレはそうそうなくなりそうだ。隠す機会はないけれどね。
何にしても毒も採取しつつ、時間切れでインターバルを待ちながら作業をして、次の検証に移る。
20分程度、戦闘中なら長く待てないけど、のんびりと出来る今なら本当に余裕を持てるのが良い。待っている時間で多く生産できるしね。
「さて次は、リンの足かな」
【ガウガーウ!】
ヒューマンレオパルドである彼女の足は、獣の足。先にセレアの馬の下半身とかも試してよかったが、ここは地道に少しずつやってみたい。
そう思って選択すると、僕の足が彼女の足と似たようなものに変化した。
「おお、毛皮がもっさりとしているけど、中々温かいね。これ、寒いエリアとかだと非常に使えるかも」
今はまだ平均的な気温で過ごしやすいエリアが多いが、今後のアップデートでは砂漠や雪山、海などが予想されており、それに合わせて気温も激変することが予想される。
そうなると合わせた防具などが必要になるかもしれないが、この力であれば非常時に動きにくい状態から動きやすい状態へ身を変えやすいかも。
「ほっほっほっと、蹴り自体も大体同じようなものが出来るし、これはこれで面白い。室内だから試しきれないけど、感覚的には跳躍力などの脚力も同程度になっているかも」
屋根伝いに飛び越えたり、地面を踏み砕いて接近戦を仕掛けたりと、足技限定の状態でもリンと同じ戦法を使用可能になるだろう。
テイムモンスターの力を借りて、道具便りの状態を脱却できそうなのは非常にありがたい。しかし、接近戦に関しては経験がまだまだ少ないので、時々リンに教えてもらって経験を積み重ねたほうが良いかもな。ぶっつけ本番はろくでもないことになる。
そしてついでに、彼女の足を借りて分かるが、力が強いので結構怪力が必要な作業もやりやすくなる。粉にするために蹴りを連発したり、鋼のように固い合金も曲げたりとなかなか便利だ。
また制限時間が来て変化を終え、再使用まで作業をして、次に移る。
「セレアの場合だと…‥‥やっぱり、馬の下半身かな」
というか、馬の場合首から下全体を借りるのでほぼ全部なのではないかと思うが、一応箇所の区別としてはそれで良いらしい。
マリーの蛇の下半身なども選べるけれども、どこをどう基準にして借りれるのか、この辺りも色々探る課題も出てきたのだが、今はまずやってみよう。
「…‥‥そしてやってみたけれど‥‥‥なぁ、マリー、リン、セレア。これ、セレアの馬部分と同じか?」
【シャゲ?シャゲェ‥‥‥】
【ガウガウ?】
【ヒヒーン?】
シャドーホースであるセレアと同じような姿‥‥‥男版ケンタウロスに近い姿になるのは、まぁ予想できていただろう。
けれども、今のアバターが少年のような姿をしていたことで引っ張られたのか、子供のケンタウロスにしか見えないのはどうなのか。サイズが小さいというか、これじゃポニーじゃん。
「となると、女体化スキルで年齢と同じぐらいに成長した姿になれば‥‥‥っと!!」
サイズが小さいケンタウロスと言うのも迫力が無いので、ここは女体化スキルを使ってサイズアップを試みる。
同じぐらいのシャドーホースの身体になれば、まだもうちょっと良い感じになるかも‥‥‥と、思った次の瞬間であった。
ずしぃっ!!
「おうっ!?」
突然感じた、前のめりになりそうな重みに驚愕する。
何が起きたのか鏡を見れば‥‥‥女体化に成功していたのだが、以前にちょっと検証で大人の女性になった時とは決定的に違いすぎるものが存在していた。
「なんじゃこりゃあああああああああああああああああ!?いやちょっと待って!?ある程度の年齢操作は確かに出来たけれども、テイムモンスターに体を借りると、その影響をやっぱり受けるのかよ!?」
さっきの毒の牙の時点でも重ね掛けは出来ていたが、どうやらテイムモンスターの種族にも多少影響するのか、肉体的変化はやっぱり出るようだ。
というか、ケンタウロスの女性版になったのはいいけれど、そのイメージにこんなのが付くとは予想外のような予想できていたような気がしくなくもないのだが‥‥‥普段男として過ごしていて無縁なものが、大き過ぎるとこうもきついとは想像していなかった。メロン越えって…‥‥女体化で実年齢ぐらいの大人の女性になってそこそこあったが、ケンタウロスに近くなるとサイズアップするのは流石に聞いていない。
「というか、重い。肩がこる…‥‥」
考えたらブラとかしておらず、ほぼ自力でぶら下げているようなもので、重みが直接肩に来る。
こんな体験、したくなかった…‥‥女体化スキルをすぐに解除して、肩こりになる危険性を回避した。
「ある程度は、テイムモンスターの種族の影響も受けることが分かったけれど‥‥‥こりゃ、検証をもっとやっておかないといけないな」
動きにくくなるリスクも存在しており、状況によってはさらなるピンチを招きかねない。
一見面白そうで便利かもしれないLMPというスキルではあったが、今回の検証によってデメリットもしっかりと認識することが出来たのであった‥‥‥‥
「‥‥‥というか、こういう姿になるってことは、セレアがケンタウロスみたいになる進化もあるってことだよね?」
【ヒヒーン?】
‥‥‥進化する機会があれば、色々と確認しておこう。この通りに行くとは限らないけど、万が一の場合彼女達の着ている衣服や装備の再調整が必要になるからなぁ…‥‥
そう、それは僕らも例外ではなく‥‥‥‥
「というかそもそも、道具がだいぶ枯渇したからなぁ‥‥‥LMPの確認もしつつ、今日は補充も兼ねて錬金術師としての作業に集中しようか」
【シャゲシャゲェ】
【ガーウ】
【ヒヒーン!】
久しぶりに始まりの街へ戻り、錬金工房に僕らは部屋を借りていた。
ハウス内で作業をするのもいいのだが、お手軽に道具を使うにはこっちの方なかなか都合が良い。初心者用の錬金工房ではない場所なので、部屋を借りるためのALが多少かかるのだが、それでも稼ぎから考えると問題は無いだろう。
問題を言うのであれば、道具の枯渇状態だからなぁ…‥‥赤い夜で大量のアンデッドが出てきて、その対処に爆裂薬などを大量消費したのが結構いたいのである。あと、あのフォレストガーディアン戦で使い切ったのも多いので、もう少しのじゃロリにお仕置きしておくべきだった。
とにもかくにも、過ぎ去ったことを悔いては仕方がないので、本日は安心なこの工房内で道具の製作・補充をメインにしつつ、先日上級職になったついでに修得できたLMPの検証である。
錬金工房は部屋をレンタル出来るので他の人に見られることは無いし、例え変な姿になっても言いふらされることは無いだろう。
「それに、皆の能力を借りれたら作業が楽になるかもしれないからね」
モンスター・アルケミストと言う上級職になっても、基本部分では錬金術師と変わらない面も多く、錬金術師の作業の中には人のではちょっと難しい物もあるだろう。
だがしかし、テイムしているモンスターの力を自分で扱えるようになれば、より効率的に製作し、評価や効果を高めることが可能なはずだ。
という訳で、ひとまず物は試しにまずはマリーから借りてみるべきか。
「マリーからだと、蛇の身体や毒の力だけど‥‥‥まずは、毒かな」
5分間の使用制限と20分間の休憩が必要ではあるが、検証する今はそんなに大した影響はない。戦闘時にやるのであれば間違えたら最悪だが、のんびりと過ごせる今だからこそ、ゆったりと検証できるのだ。
そう思いつつ、スキルを使用するとテイムモンスターの表示が出てきて、何を借りるのか選択できるので、まずは毒の牙を選択する。
パールナーガとなって主な手段に状態異常の魔法やクナイを使っているマリーだが、元々の毒蛇としての固有の物なのか、毒の牙は失われていなかったりする。というか、実はどの攻撃よりも直接噛みついて注入した毒の方が継続的なダメージの量が高いのはすでに検証済みだ。
そんな彼女のもつ毒の牙を、借りたらどうなるのかと思ったが‥‥‥‥
「‥‥‥うわぁ、吸血鬼みたいだけど、毒がしっかり出てくれるのか」
自身の姿がどうなるのか確認するために、鏡をわざわざ用意してきて確認したが、僕の口にファンタジーとかではお約束のような、吸血鬼に見えなくもない牙が生えていた。
毒が染み出すようになっており、試験管も用意して注げないか試してみると、どうやら自分の意思で毒を吐けるようだ。
「毒の成分としては、マリーのものとほぼ同じ‥‥‥マリーも、やろうと思えばこういう牙の毒を噛みついて注入できるの?」
【シャゲェ】
僕の問いかけに対して、うんうんと頷くマリー。彼女のその口元には牙は見えないようだが、大きく開いてもらうとしっかりと他の歯よりも鋭い歯が存在しており、これが彼女の毒の牙のようである。
しかし、敵に噛みつくような真似は特にしないので使用することは無いが…‥‥これはこれでちょっとコスプレをしているような気分になるかもしれん。
「あ、しかも女体化スキルも同時に併用できるのか」
こちらは先日のスキルレベル撤廃で制限時間が失せているのだが、LMPは使用者の職業レベルに依存するので、制限時間が存在している。
何にしても物は試しに姿も変えられるのでちょっと調整してみれば‥‥‥うん、やっぱりコスプレをしている人にしか見えないな。
「女吸血鬼…とはいかないか。毒の牙で、吸血全然関係なさすぎるからな」
これで吸血の能力があれば、本当に吸血鬼と偽ってもおかしくはなかった。でも、牙が出るのであれば何かあった際にこれと併用して変装すれば、身バレはそうそうなくなりそうだ。隠す機会はないけれどね。
何にしても毒も採取しつつ、時間切れでインターバルを待ちながら作業をして、次の検証に移る。
20分程度、戦闘中なら長く待てないけど、のんびりと出来る今なら本当に余裕を持てるのが良い。待っている時間で多く生産できるしね。
「さて次は、リンの足かな」
【ガウガーウ!】
ヒューマンレオパルドである彼女の足は、獣の足。先にセレアの馬の下半身とかも試してよかったが、ここは地道に少しずつやってみたい。
そう思って選択すると、僕の足が彼女の足と似たようなものに変化した。
「おお、毛皮がもっさりとしているけど、中々温かいね。これ、寒いエリアとかだと非常に使えるかも」
今はまだ平均的な気温で過ごしやすいエリアが多いが、今後のアップデートでは砂漠や雪山、海などが予想されており、それに合わせて気温も激変することが予想される。
そうなると合わせた防具などが必要になるかもしれないが、この力であれば非常時に動きにくい状態から動きやすい状態へ身を変えやすいかも。
「ほっほっほっと、蹴り自体も大体同じようなものが出来るし、これはこれで面白い。室内だから試しきれないけど、感覚的には跳躍力などの脚力も同程度になっているかも」
屋根伝いに飛び越えたり、地面を踏み砕いて接近戦を仕掛けたりと、足技限定の状態でもリンと同じ戦法を使用可能になるだろう。
テイムモンスターの力を借りて、道具便りの状態を脱却できそうなのは非常にありがたい。しかし、接近戦に関しては経験がまだまだ少ないので、時々リンに教えてもらって経験を積み重ねたほうが良いかもな。ぶっつけ本番はろくでもないことになる。
そしてついでに、彼女の足を借りて分かるが、力が強いので結構怪力が必要な作業もやりやすくなる。粉にするために蹴りを連発したり、鋼のように固い合金も曲げたりとなかなか便利だ。
また制限時間が来て変化を終え、再使用まで作業をして、次に移る。
「セレアの場合だと…‥‥やっぱり、馬の下半身かな」
というか、馬の場合首から下全体を借りるのでほぼ全部なのではないかと思うが、一応箇所の区別としてはそれで良いらしい。
マリーの蛇の下半身なども選べるけれども、どこをどう基準にして借りれるのか、この辺りも色々探る課題も出てきたのだが、今はまずやってみよう。
「…‥‥そしてやってみたけれど‥‥‥なぁ、マリー、リン、セレア。これ、セレアの馬部分と同じか?」
【シャゲ?シャゲェ‥‥‥】
【ガウガウ?】
【ヒヒーン?】
シャドーホースであるセレアと同じような姿‥‥‥男版ケンタウロスに近い姿になるのは、まぁ予想できていただろう。
けれども、今のアバターが少年のような姿をしていたことで引っ張られたのか、子供のケンタウロスにしか見えないのはどうなのか。サイズが小さいというか、これじゃポニーじゃん。
「となると、女体化スキルで年齢と同じぐらいに成長した姿になれば‥‥‥っと!!」
サイズが小さいケンタウロスと言うのも迫力が無いので、ここは女体化スキルを使ってサイズアップを試みる。
同じぐらいのシャドーホースの身体になれば、まだもうちょっと良い感じになるかも‥‥‥と、思った次の瞬間であった。
ずしぃっ!!
「おうっ!?」
突然感じた、前のめりになりそうな重みに驚愕する。
何が起きたのか鏡を見れば‥‥‥女体化に成功していたのだが、以前にちょっと検証で大人の女性になった時とは決定的に違いすぎるものが存在していた。
「なんじゃこりゃあああああああああああああああああ!?いやちょっと待って!?ある程度の年齢操作は確かに出来たけれども、テイムモンスターに体を借りると、その影響をやっぱり受けるのかよ!?」
さっきの毒の牙の時点でも重ね掛けは出来ていたが、どうやらテイムモンスターの種族にも多少影響するのか、肉体的変化はやっぱり出るようだ。
というか、ケンタウロスの女性版になったのはいいけれど、そのイメージにこんなのが付くとは予想外のような予想できていたような気がしくなくもないのだが‥‥‥普段男として過ごしていて無縁なものが、大き過ぎるとこうもきついとは想像していなかった。メロン越えって…‥‥女体化で実年齢ぐらいの大人の女性になってそこそこあったが、ケンタウロスに近くなるとサイズアップするのは流石に聞いていない。
「というか、重い。肩がこる…‥‥」
考えたらブラとかしておらず、ほぼ自力でぶら下げているようなもので、重みが直接肩に来る。
こんな体験、したくなかった…‥‥女体化スキルをすぐに解除して、肩こりになる危険性を回避した。
「ある程度は、テイムモンスターの種族の影響も受けることが分かったけれど‥‥‥こりゃ、検証をもっとやっておかないといけないな」
動きにくくなるリスクも存在しており、状況によってはさらなるピンチを招きかねない。
一見面白そうで便利かもしれないLMPというスキルではあったが、今回の検証によってデメリットもしっかりと認識することが出来たのであった‥‥‥‥
「‥‥‥というか、こういう姿になるってことは、セレアがケンタウロスみたいになる進化もあるってことだよね?」
【ヒヒーン?】
‥‥‥進化する機会があれば、色々と確認しておこう。この通りに行くとは限らないけど、万が一の場合彼女達の着ている衣服や装備の再調整が必要になるからなぁ…‥‥
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