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ver.1.0 ~始まりの音色~
ver.1.1.1-39話 一つのお仕置きは、百万倍返し~
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‥‥‥運営公認の、お仕置き用称号。
こんなものを用意している時点で、調整しても起こりうるかもしれないNPCの暴走を想定しているようにも思えるのだが、こうやって生かす場面がある事を考えると中々の英断だろう。
何しろ、普通のゲームであればできない事でもあるだろうし、しっかり利用させてもらうとしまして‥‥‥
「‥‥‥とはいえ、やり過ぎることは無いけれどね。ロティさんの話だと見た目以上に年齢を取っているとはいえ、いたいけな少女のような見た目だと、暴力的なのは流石にアウトだろう」
「のじゃぁ‥‥‥じゃけれども、これも暴力的だとは思うのじゃけれども」
【シャゲェッ!!】
ビシィィィン!!
「いっだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?そもそもそのハリセン、どこでどう用意したのじゃぁぁ!!」
「いや、完全なネタ武器もたまには作って見たくなって、試したら出来ていたんだよね」
良い音を立てたハリセンに対して、ミノムシみたいに頑丈なロープでぐるぐる巻きにされたのじゃロリことレティアがツッコミを入れたので、僕はそう返答を入れた。
本当に、これは偶然出来たのである。自由度が高いアルケディア・オンラインでも流石にこれは武器にはならずに装飾品とかの類になるのかと思えば、しっかり攻撃可能な武器判定になったのは、こちらだって作った時には驚いたのだ。
―――――
『ライトメタルハリセン』
制作評価:6
効果:薄く延ばされたライトメタルを使用したハリセン。紙製ではないので頑丈さを手に入れつつ、ライトメタルの特性として軽さも手に入れ、振り回しやすいハリセンとなった。とは言え、攻撃力としてはひのきの棒ぐらいにしかないのだが、状況によっては補正がかかり、ある程度の痛みを伴う事が出来る。なお、この世界には伝説のハリセンも存在しているので、それに到達できそうな代物が作れたときには、称号が付与される。
―――――
制作評価としては微妙だし、伝説のハリセンとやらが気になるところではあるのだが、それはそれ、これはこれ。
フォレストガーディアンを無事に倒せたので、しっかりと今の状態を確認しつつハリセンを振るってお仕置きをしているのだ。
なお、このつるし上げハリセン叩きの前には、リンが力づくでレティアを正座させて、しばらく待って痺れたところでマリーがつんつん痺れる足をつついたりくすぐり地獄というお仕置きがあったりする。微妙なお仕置き?いや、流石に怒っていたとはいえ、絵面を考えるとやりにくいんだよね。だからこそ、地味だけれども絶妙に嫌なお仕置きを用意したのだ。まぁ、このお仕置き案はメールでちょっと友人に問いかけて、発案してもらったのだが、中々いやらしいものを思いつくなぁ‥‥‥でもこれ、同僚のロリコン野郎には知られたら怖いかもしれん。黙っておかないと。
とにもかくにも、お仕置きもある程度してスッキリしたところで改めて僕らのステータスを確認してみると、結構な強敵と戦ったせいなのか1どこか3レベルほど上昇していた。
ドロップ品も色々とあるし、得られるものもあったのだが‥‥‥それよりも、一つ気になる表示がログに出されていた。
―――――
>条件達成により、『上級職業』へ転職可能になりました。
―――――
「っと、今の戦いでレベルも上がったせいか、到達したのかな?」
Ver.1.1.1になった時に追加された『上級職業』。初期のころからある『戦士』、『魔法使い』、『弓兵』、『僧侶』、『錬金術師』がよりパワーアップしたものになるそうで、その職業の解放条件などは各職業によって異なるようだ。
僕の場合は『錬金術師』だから、その上級職業の欄を見てみれば…‥‥
―――――
>以下の5つの選択肢から、転職する上級職業を選択してください。
1:『上級錬金術師』
職業名通り、そのままの意味を持つ職業。錬金術師の時よりも制作評価がさらに高いアイテムを製作しやすくなり、効果もより幅広くそろえることが可能である。
2:『鍛冶錬金術師』
鍛冶師に関連するスキルや称号を得ていた際に出現する職業。装備品の製作時に特殊な効果を持った武器を製作しやすくなり、ATKなどの能力値が飛躍的に上昇する。
3:『爆裂錬金術師』
爆発物を扱った回数が基準に達した際に出現する職業。爆発系の道具の威力・効果・制作量が増加し、ドロップ品も関連した素材が非常に落ちやすくなる。また、爆発耐性を持った相手にも耐性を突破して攻撃することが可能である。
4:『水錬金術師』
水の神殿を訪れたことがある錬金術師に出現する職業。液体系統の道具を製作時、効果・制作評価の上昇が非常に高くなり、汎用性などを高めることが可能になる。
5:『???』
選択した時のみ、閲覧可能です。
―――――
「なんというか、テイムモンスターの進化の選択に似たものが出てきたけれども、どれもこれも心当たりがあるなぁ‥‥」
というか、爆裂の錬金術師ってあるのかよ。いやまぁ、確かに爆裂薬を結構多用しているから出てもおかしくはないけど、他の職業でも爆発させるものがあるだろうし、そっちでも似たようなものが出る可能性が見えてきたぞ。エクスプロージョンとか叫ぶ人、出てきそうな予感がする。
何にしても、5つの選択肢が出てきたが、気になるのは???になっている5つ目。選択して見たいところだけれども、これまでのテイムモンスターたちの進化をみると、???は予想しにくいようなものが出る可能性が高く、場合によっては厄介なものになりかねない。
でも、こういう時でないと選べないようなものだし、今ここで急いで転職しなくともこの先まだ上級職が増えるかもしれないのだが…‥‥うん、やっぱり気になるよな。でも女体化のスキルが影響している可能性も考えると???を選ぶのは怖い。
「でも、やってみないことには変わらないし、テイムモンスターと違って劇的な容姿の変化も無いだろうから選ぶか」
そう思い、僕は5つ目の選択肢を選ぶと、ログの表示が切り替わった。
―――――
>選択を確認、受理いたしました。
>転職、開始!!
―――――
テイムモンスターの進化であれば、全身が白く輝いて大きな変化を見せたが、転職だと一瞬だけ体が光るだけで、収まった後にも何も変化はなかった。
とはいえ、しっかりと上級職になっていることが表示されていた。
―――――
>『錬金術師』から上級職‥‥‥隠し上級職の『モンスター・アルケミスト』に変化しました。
『モンスター・アルケミスト』
テイムモンスターを最低3体以上所持しており、懐き具合が高い錬金術師のみに出現する隠し上級職業。テイムしている数が少なかったり、懐かれていない場合は出現することが無い。
錬金術師としての技量が向上し、制作評価や効果に関して増加が大きくなるが、消費するアイテムの消費量が1.5倍に増加するデメリットが存在する。
その代わり、意志決定でテイムしているモンスターたちの能力を借りるスキルを獲得し、道具便りの錬金術師としてはある程度自力で対処可能になった。
>職業の変更により、以下のスキルを入手しました。
『LMP』
職業のレベルによって効果時間・インターバル時間が変動する、特殊な固有スキル。
自身の意思決定によってテイムしているモンスターのステータスを上乗せしたり、その保有している能力を借りることができるようになる。
テイムしているモンスターの数だけ効果も大きくなるが、一度に借りることが出来るのは1つだけ。また、スキル使用可能時間は現時点のレベルでは5分間であり、インターバルとして20分の時間が必要となる。
―――――
「へぇ、こりゃまた面白そうなスキルを得たな」
【シャゲェ】
【ガウ?】
【バルヒヒーン】
テイムしているモンスターのステータスを上乗せしたり、その能力を借りることが出来るスキルか‥‥‥選んでみたけれども、中々良い職業に巡り合えたかもしれない。
しかし、ステータスは分かるけど能力を借りるってどういう具合なのかな?そう思ってちょっとスキルを選択して使用してみると、テイムモンスターたちのステータスや全体像の画像が出て来た。どうやらこれから一つを選ぶようだけど…‥‥マリーの蛇の体部分や、リンの足とかってどうなるのか。
「物は試しに、まずはステータスだけやってみるかな‥‥‥あ、俊敏などは前に消えていたけれども、これも選択可能なのか」
以前までは表記されていたが、アップデートで消えたステータス名。どうやらきちんと隠された状態で残されているらしく、LMP発動時に出るようだ。
なので、今の素早さで上乗せしてみるなら、セレアのかな?一番この中で速いと言えば速いからね。
「っと、ログに残り時間が出たけれども、試してみるか」
ぽぺんっと軽快な音を立てて足が光ったけれども、大きな変化は見られない。とは言え、ステータスの上乗せだけなのでそうかもしれないし、能力のレンタルとかだともっと劇的に変化するかもしれない。
そう思いながらも、今はまず、ステータスの上乗せ具合を確認してみるのであった‥‥‥‥
ドドドドドドドドド!!
「って、速っ!?これ人間が出して良い速度じゃないよね!?」
【ヒヒーン!?】
【シャゲェ!?】
【ガウッ!?】
‥‥‥ふと思ったが、テイムモンスターの条件がある隠し職業なら他の職業の人でも同じようなものが出るかもしれないのか‥‥‥ゴリラマンさんとかどうなるのか、ちょっと気になるかもしれない。
こんなものを用意している時点で、調整しても起こりうるかもしれないNPCの暴走を想定しているようにも思えるのだが、こうやって生かす場面がある事を考えると中々の英断だろう。
何しろ、普通のゲームであればできない事でもあるだろうし、しっかり利用させてもらうとしまして‥‥‥
「‥‥‥とはいえ、やり過ぎることは無いけれどね。ロティさんの話だと見た目以上に年齢を取っているとはいえ、いたいけな少女のような見た目だと、暴力的なのは流石にアウトだろう」
「のじゃぁ‥‥‥じゃけれども、これも暴力的だとは思うのじゃけれども」
【シャゲェッ!!】
ビシィィィン!!
「いっだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?そもそもそのハリセン、どこでどう用意したのじゃぁぁ!!」
「いや、完全なネタ武器もたまには作って見たくなって、試したら出来ていたんだよね」
良い音を立てたハリセンに対して、ミノムシみたいに頑丈なロープでぐるぐる巻きにされたのじゃロリことレティアがツッコミを入れたので、僕はそう返答を入れた。
本当に、これは偶然出来たのである。自由度が高いアルケディア・オンラインでも流石にこれは武器にはならずに装飾品とかの類になるのかと思えば、しっかり攻撃可能な武器判定になったのは、こちらだって作った時には驚いたのだ。
―――――
『ライトメタルハリセン』
制作評価:6
効果:薄く延ばされたライトメタルを使用したハリセン。紙製ではないので頑丈さを手に入れつつ、ライトメタルの特性として軽さも手に入れ、振り回しやすいハリセンとなった。とは言え、攻撃力としてはひのきの棒ぐらいにしかないのだが、状況によっては補正がかかり、ある程度の痛みを伴う事が出来る。なお、この世界には伝説のハリセンも存在しているので、それに到達できそうな代物が作れたときには、称号が付与される。
―――――
制作評価としては微妙だし、伝説のハリセンとやらが気になるところではあるのだが、それはそれ、これはこれ。
フォレストガーディアンを無事に倒せたので、しっかりと今の状態を確認しつつハリセンを振るってお仕置きをしているのだ。
なお、このつるし上げハリセン叩きの前には、リンが力づくでレティアを正座させて、しばらく待って痺れたところでマリーがつんつん痺れる足をつついたりくすぐり地獄というお仕置きがあったりする。微妙なお仕置き?いや、流石に怒っていたとはいえ、絵面を考えるとやりにくいんだよね。だからこそ、地味だけれども絶妙に嫌なお仕置きを用意したのだ。まぁ、このお仕置き案はメールでちょっと友人に問いかけて、発案してもらったのだが、中々いやらしいものを思いつくなぁ‥‥‥でもこれ、同僚のロリコン野郎には知られたら怖いかもしれん。黙っておかないと。
とにもかくにも、お仕置きもある程度してスッキリしたところで改めて僕らのステータスを確認してみると、結構な強敵と戦ったせいなのか1どこか3レベルほど上昇していた。
ドロップ品も色々とあるし、得られるものもあったのだが‥‥‥それよりも、一つ気になる表示がログに出されていた。
―――――
>条件達成により、『上級職業』へ転職可能になりました。
―――――
「っと、今の戦いでレベルも上がったせいか、到達したのかな?」
Ver.1.1.1になった時に追加された『上級職業』。初期のころからある『戦士』、『魔法使い』、『弓兵』、『僧侶』、『錬金術師』がよりパワーアップしたものになるそうで、その職業の解放条件などは各職業によって異なるようだ。
僕の場合は『錬金術師』だから、その上級職業の欄を見てみれば…‥‥
―――――
>以下の5つの選択肢から、転職する上級職業を選択してください。
1:『上級錬金術師』
職業名通り、そのままの意味を持つ職業。錬金術師の時よりも制作評価がさらに高いアイテムを製作しやすくなり、効果もより幅広くそろえることが可能である。
2:『鍛冶錬金術師』
鍛冶師に関連するスキルや称号を得ていた際に出現する職業。装備品の製作時に特殊な効果を持った武器を製作しやすくなり、ATKなどの能力値が飛躍的に上昇する。
3:『爆裂錬金術師』
爆発物を扱った回数が基準に達した際に出現する職業。爆発系の道具の威力・効果・制作量が増加し、ドロップ品も関連した素材が非常に落ちやすくなる。また、爆発耐性を持った相手にも耐性を突破して攻撃することが可能である。
4:『水錬金術師』
水の神殿を訪れたことがある錬金術師に出現する職業。液体系統の道具を製作時、効果・制作評価の上昇が非常に高くなり、汎用性などを高めることが可能になる。
5:『???』
選択した時のみ、閲覧可能です。
―――――
「なんというか、テイムモンスターの進化の選択に似たものが出てきたけれども、どれもこれも心当たりがあるなぁ‥‥」
というか、爆裂の錬金術師ってあるのかよ。いやまぁ、確かに爆裂薬を結構多用しているから出てもおかしくはないけど、他の職業でも爆発させるものがあるだろうし、そっちでも似たようなものが出る可能性が見えてきたぞ。エクスプロージョンとか叫ぶ人、出てきそうな予感がする。
何にしても、5つの選択肢が出てきたが、気になるのは???になっている5つ目。選択して見たいところだけれども、これまでのテイムモンスターたちの進化をみると、???は予想しにくいようなものが出る可能性が高く、場合によっては厄介なものになりかねない。
でも、こういう時でないと選べないようなものだし、今ここで急いで転職しなくともこの先まだ上級職が増えるかもしれないのだが…‥‥うん、やっぱり気になるよな。でも女体化のスキルが影響している可能性も考えると???を選ぶのは怖い。
「でも、やってみないことには変わらないし、テイムモンスターと違って劇的な容姿の変化も無いだろうから選ぶか」
そう思い、僕は5つ目の選択肢を選ぶと、ログの表示が切り替わった。
―――――
>選択を確認、受理いたしました。
>転職、開始!!
―――――
テイムモンスターの進化であれば、全身が白く輝いて大きな変化を見せたが、転職だと一瞬だけ体が光るだけで、収まった後にも何も変化はなかった。
とはいえ、しっかりと上級職になっていることが表示されていた。
―――――
>『錬金術師』から上級職‥‥‥隠し上級職の『モンスター・アルケミスト』に変化しました。
『モンスター・アルケミスト』
テイムモンスターを最低3体以上所持しており、懐き具合が高い錬金術師のみに出現する隠し上級職業。テイムしている数が少なかったり、懐かれていない場合は出現することが無い。
錬金術師としての技量が向上し、制作評価や効果に関して増加が大きくなるが、消費するアイテムの消費量が1.5倍に増加するデメリットが存在する。
その代わり、意志決定でテイムしているモンスターたちの能力を借りるスキルを獲得し、道具便りの錬金術師としてはある程度自力で対処可能になった。
>職業の変更により、以下のスキルを入手しました。
『LMP』
職業のレベルによって効果時間・インターバル時間が変動する、特殊な固有スキル。
自身の意思決定によってテイムしているモンスターのステータスを上乗せしたり、その保有している能力を借りることができるようになる。
テイムしているモンスターの数だけ効果も大きくなるが、一度に借りることが出来るのは1つだけ。また、スキル使用可能時間は現時点のレベルでは5分間であり、インターバルとして20分の時間が必要となる。
―――――
「へぇ、こりゃまた面白そうなスキルを得たな」
【シャゲェ】
【ガウ?】
【バルヒヒーン】
テイムしているモンスターのステータスを上乗せしたり、その能力を借りることが出来るスキルか‥‥‥選んでみたけれども、中々良い職業に巡り合えたかもしれない。
しかし、ステータスは分かるけど能力を借りるってどういう具合なのかな?そう思ってちょっとスキルを選択して使用してみると、テイムモンスターたちのステータスや全体像の画像が出て来た。どうやらこれから一つを選ぶようだけど…‥‥マリーの蛇の体部分や、リンの足とかってどうなるのか。
「物は試しに、まずはステータスだけやってみるかな‥‥‥あ、俊敏などは前に消えていたけれども、これも選択可能なのか」
以前までは表記されていたが、アップデートで消えたステータス名。どうやらきちんと隠された状態で残されているらしく、LMP発動時に出るようだ。
なので、今の素早さで上乗せしてみるなら、セレアのかな?一番この中で速いと言えば速いからね。
「っと、ログに残り時間が出たけれども、試してみるか」
ぽぺんっと軽快な音を立てて足が光ったけれども、大きな変化は見られない。とは言え、ステータスの上乗せだけなのでそうかもしれないし、能力のレンタルとかだともっと劇的に変化するかもしれない。
そう思いながらも、今はまず、ステータスの上乗せ具合を確認してみるのであった‥‥‥‥
ドドドドドドドドド!!
「って、速っ!?これ人間が出して良い速度じゃないよね!?」
【ヒヒーン!?】
【シャゲェ!?】
【ガウッ!?】
‥‥‥ふと思ったが、テイムモンスターの条件がある隠し職業なら他の職業の人でも同じようなものが出るかもしれないのか‥‥‥ゴリラマンさんとかどうなるのか、ちょっと気になるかもしれない。
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