37 / 718
ver.1.0 ~始まりの音色~
ver.1.1-32話 苦労してこそ、喜びもひとしお
しおりを挟む
【バルヒヒヒーン!!】
勢いよく雄たけびを上げながら、輝く床を疾走するセレア。チャリオットにそこそこの人数が乗車しているけれども、重さに対してものともせずに速度を落とさず、一気に先へ行く。
ずだだだっとそうこうするたびに後方に砂塵が舞い、床が砕けっ散っているのを見ると相当力強く踏み込んでいるのだろう。それでもチャリオットの方に負担もかからないようになっているのを見ると、こちら側も考えてこれでもある程度の加減をしているのかもしれない。
バシィィン!!バシィィィン!!
【ピゲェェェェ!?】
【ポンプワァァァ!?】
そしてついでのように、轢かれていくモンスターたちの断末魔に、思わず手を合わせてしまう。チャリオットの効果なのか、轢ける対象となるモンスターが自動的に前に出るようで、積極的にどんどんやって来て、もしもドロップ品が自動収納されなかったり絶命して肉体が消えなければ、今頃後ろを振り返るのが非常に怖い光景になっていただろう。
「そしてかなり楽に進めるが‥‥‥これはもしかすると、移動手段としての革命が起きるかもしれん。ハルさんがテイムしたシャドーホース以外にも馬系統のモンスターはいるだろうし、テイムして同じ様な方法を試すやつもいるだろう」
「そこまでのものかな?」
「ああ。移動手段は徒歩や馬車もあるが、徒歩が面倒な人もいるのだが、馬車では低確率で盗賊の襲撃が発生するからな‥‥‥そう言う人たちに対して、かなりの需要を産むだろう」
なお、ドロップ品の品質や得られる経験値自体は、そこまで高いものでも無かったりする。流石にこれが高品質に大量経験値獲得だとバランスが崩壊するから考えての調整がされているのだろうなぁ。
とにもかくにもふっ飛ばして突き進みながら先へ行き、先ほどの戦闘していた場所も風と共に過ぎ去って、いよいよ最奥部へ到達した。
ここまでの道中でいくつかの鉱石を得ているけれども、それでもドラメタルとやらは入手できていないので、ここでようやく手に入る可能性が高いだろう。
だがしかし、そうやすやすと手に入れさせないというかのように、これまでの道中ではなかった大きな扉がそびえたっていた…‥‥いや、違うな?
【ドブラァァァァァ!!】
「「扉その物がモンスターかよ!?」」
―――――
『アイアンドォア』
ダンジョンボスがいるフロア目前と見せかけ、実は扉その物がモンスターとなっている存在。普段は壁と一体化して普通の扉のように見せかけているのだが、人が接近すると反応して暴れ出す。
ミミックのように擬態して待ち伏せるようにも見えるが、接近と共に暴れ出すことから待ち伏せの習性はもっておらず、なぜそのような見た目をしているのかは不明である。
一説では、モンスターが扉と何らかの要因で合体してしまい、戻れなくなってしまった悲しき存在とも言われている。
―――――
扉の先に待ち受けているパターンではなく、扉その物がモンスターとは流石に予想外だった。流石アルケディア・オンライン、斜めの上の方向からやってくるとは思わない。
とはいえ、ただのネタ的な存在でもないようで、ガッタンガッタンと体を揺らしながらアイアンドォアはこちらの方に体を向け、その扉を開ける。
ドォォォォォン!!
【バルヒヒヒィン!!】
何かを察知したのか素早くセレアが動いて回避すれば、先ほどまでいた場所の地面が抉れ、何もかもが吹っ飛んでいた。
「ドアの正面口から、衝撃波かよ!?」
「しかも範囲が結構でかいぞ!!」
大きな扉なだけに、射程範囲はかなり広いようで、僕らは回避をしつつもギリギリのところで攻められている。
真正面に立てば衝撃波を食らわせ、ならば真横ならと思えば全開になって扉を側面からぶつけてこようと突撃される。
爆裂薬などを試してみても、その扉の中身は無いようで、通過して効果を成さない。
【ドブラァァァァアァ!!】
「くそっ、全然攻撃が通用しねぇ!!」
「ドアその物が本体かもしれないけど、当てにくいな!!」
本体は大きな扉だけれども、真横に向かれると結構薄く、攻撃が当てづらい。後方から回って狙っても開閉して素通りさせ、接近戦を試みても後方へ下がったりして全然直撃させてくれない。
一応、攻撃自体は基本的に衝撃波の方に頼っているようで、回避にさえ専念すればダメージをあまり追わないけれども、それでも周囲の地形が荒れてきて、チャリオットではきつくなってくる。
‥‥‥このままだと走行不能なほどになってしまい、全滅の可能性もある。けれども、黙ってやられる気もないし、ちょうど回復してきた頃合いだ。
「マリー、リン!!こちらがあいつの攻撃を誘うから、挟み撃ちで攻撃を試みろ!!そっちに攻撃が向かうなら、こちら側から攻撃に転じるぞ!!」
【シャゲェェェェ!!】
【ガウガーウ!!】
状態異常から回復し、ようやく本来の調子に戻った病み上がりとは言え、元気よく返答してチャリオットから二体は飛び降りる。
【ドブラァァァ!!ドブラァァァ!!】
【シャゲシャゲ!!】
【ガウガウ!!】
こちらに攻撃をしてきている間に、素早く動いて一気にアイアンドォアへ接近し、攻撃を仕掛け始める。
相手が薄かったり攻撃を素通りさせて来ようとしてくるようだが、そう来るのであれば広範囲で攻めればいいだけの話。
【シャゲェェェェ!!】
ぶぉぉぉぉんっと思いっきり長い蛇の身体をしならせ、体当たりを仕掛けるマリー。状態異常攻撃が得意ではあるが、こうやって物理的な攻撃面でもやりようはあり、鞭のようにビシバシと当てまくる。
【ガウガウガウガウ!!】
そしてリンの方も蹴りを連発し、直撃しないのであれば周囲の地面を飛ばせばいいと言わんばかりに踏み砕きまくり、その破片を直撃させていく。
挟み撃ちの攻撃手段には回避が難しいようで、着実にダメージは積み重なっていく。
【ドブラァァァ!!】
「っと、標的を変えたようだな」
「でもそしたら、今度はこっちの番だ!!」
【バルヒヒヒヒヒヒーン!!】
二体の攻撃が脅威と感じ取ったのか、攻撃対象を変えたようだが、それならそれでこっちが攻撃する番となるだけだ。
爆裂薬も道中の爆走の合間にたっぷり作っており、威力が少し落ちるが広範囲爆撃を狙っていく。
中三病さんの方もバトルアックスを当てにくかったが、それでも重い攻撃なのでセレアの疾走で当たる位置へ向かって進み、速度を攻撃に乗せて直撃させていく。
【ドブドブドブラァアァ!!】
あっちを狙えばこっちが攻撃し、こっちを狙えばあっちが攻撃し、いたちごっこやもぐらたたきのようなコンビネーションにアイアンドォアが怒りの咆哮を挙げようとも、それはもはや何の意味もなさない。
正直言って、あのデュラハン‥‥‥名もなき騎士王の方がはるかに強敵だったせいで、こんな単純な攻め方ひとつで翻弄できるぶん、攻撃力がいくら高くとも苦戦することはもうない。
じわりじわりと執拗に攻撃し、そしてついにその時は訪れる。
がばがばと開閉していたドアの速度も遅くなり、徐々に衝撃波の威力も低下していき、回避もどんどん甘くなって直撃しやすくなる。
ならば、ここが好機と見るべきだろう。
「今だ、全員一気にでかいのいくぞ!!」
「おお!!」
【シャゲェェェ!!】
【ガァァァウ!!】
【バルヒィィィィン!!】
特大サイズの爆裂薬に、痛恨の一撃のバトルアックス。転がっているだけの氷塊を武器がわりに叩きつけ、摩擦熱で燃え上がった蹴りを突きつけ、体当たりでふっ飛ばす。
各自の持てる攻撃の一撃が次々と決まっていき、攻撃後にはアイアンドォアの扉がふっ飛ばされて枠組みしか残らず…‥‥
【ド、ドブ、ラァァァァァ!!】
断末魔を上げ、バァァァンッと一気に倒れ込む。
そして倒れるや否や、キラキラとした輝きと共に消え失せ…‥‥後には、巨大な鉱石の塊が落ちていた。
―――――
『ドラメタル原石』
アイアンドォアのドロップ品でありつつ、高純度でドラメタルが含有されている原石。加工次第では大量のドラメタルの確保が可能であり、これ一つだけでもかなりの高値で売買が可能である。
―――――
「よし!!ドロップしたぜぇぇぇ!!」
「発掘じゃなくてドロップ品だけど、手に入れたことは変わりない!!」
【シャゲェェ!!】
【ガウガーウガウ!!】
【バルヒヒヒィィィィン!!】
ようやく苦労して手に入れたドラメタル鉱石に、全員で歓喜の声を上げる。
非常に苦労させられたが、それでもようやく僕らは目当てのものを手に入れることに成功したのであった‥‥‥‥
「というかハルさん、さっきマリーが武器に使っていた氷塊、どこから持ってきた?」
「あれ、そう言えばどこからといえば…‥‥あ」
…‥‥運営からの凍結処理みたいなものだったけど、見事に割れているな。そしてついでに言えば、どうしよう、この漫画表現でもめったに見ないような滅茶苦茶でかいタンコブ…‥‥
「…‥‥よし、見ないふりして元に戻すか」
「戻して大丈夫なのか、コレ?というか、戻せるものなのか?」
勢いよく雄たけびを上げながら、輝く床を疾走するセレア。チャリオットにそこそこの人数が乗車しているけれども、重さに対してものともせずに速度を落とさず、一気に先へ行く。
ずだだだっとそうこうするたびに後方に砂塵が舞い、床が砕けっ散っているのを見ると相当力強く踏み込んでいるのだろう。それでもチャリオットの方に負担もかからないようになっているのを見ると、こちら側も考えてこれでもある程度の加減をしているのかもしれない。
バシィィン!!バシィィィン!!
【ピゲェェェェ!?】
【ポンプワァァァ!?】
そしてついでのように、轢かれていくモンスターたちの断末魔に、思わず手を合わせてしまう。チャリオットの効果なのか、轢ける対象となるモンスターが自動的に前に出るようで、積極的にどんどんやって来て、もしもドロップ品が自動収納されなかったり絶命して肉体が消えなければ、今頃後ろを振り返るのが非常に怖い光景になっていただろう。
「そしてかなり楽に進めるが‥‥‥これはもしかすると、移動手段としての革命が起きるかもしれん。ハルさんがテイムしたシャドーホース以外にも馬系統のモンスターはいるだろうし、テイムして同じ様な方法を試すやつもいるだろう」
「そこまでのものかな?」
「ああ。移動手段は徒歩や馬車もあるが、徒歩が面倒な人もいるのだが、馬車では低確率で盗賊の襲撃が発生するからな‥‥‥そう言う人たちに対して、かなりの需要を産むだろう」
なお、ドロップ品の品質や得られる経験値自体は、そこまで高いものでも無かったりする。流石にこれが高品質に大量経験値獲得だとバランスが崩壊するから考えての調整がされているのだろうなぁ。
とにもかくにもふっ飛ばして突き進みながら先へ行き、先ほどの戦闘していた場所も風と共に過ぎ去って、いよいよ最奥部へ到達した。
ここまでの道中でいくつかの鉱石を得ているけれども、それでもドラメタルとやらは入手できていないので、ここでようやく手に入る可能性が高いだろう。
だがしかし、そうやすやすと手に入れさせないというかのように、これまでの道中ではなかった大きな扉がそびえたっていた…‥‥いや、違うな?
【ドブラァァァァァ!!】
「「扉その物がモンスターかよ!?」」
―――――
『アイアンドォア』
ダンジョンボスがいるフロア目前と見せかけ、実は扉その物がモンスターとなっている存在。普段は壁と一体化して普通の扉のように見せかけているのだが、人が接近すると反応して暴れ出す。
ミミックのように擬態して待ち伏せるようにも見えるが、接近と共に暴れ出すことから待ち伏せの習性はもっておらず、なぜそのような見た目をしているのかは不明である。
一説では、モンスターが扉と何らかの要因で合体してしまい、戻れなくなってしまった悲しき存在とも言われている。
―――――
扉の先に待ち受けているパターンではなく、扉その物がモンスターとは流石に予想外だった。流石アルケディア・オンライン、斜めの上の方向からやってくるとは思わない。
とはいえ、ただのネタ的な存在でもないようで、ガッタンガッタンと体を揺らしながらアイアンドォアはこちらの方に体を向け、その扉を開ける。
ドォォォォォン!!
【バルヒヒヒィン!!】
何かを察知したのか素早くセレアが動いて回避すれば、先ほどまでいた場所の地面が抉れ、何もかもが吹っ飛んでいた。
「ドアの正面口から、衝撃波かよ!?」
「しかも範囲が結構でかいぞ!!」
大きな扉なだけに、射程範囲はかなり広いようで、僕らは回避をしつつもギリギリのところで攻められている。
真正面に立てば衝撃波を食らわせ、ならば真横ならと思えば全開になって扉を側面からぶつけてこようと突撃される。
爆裂薬などを試してみても、その扉の中身は無いようで、通過して効果を成さない。
【ドブラァァァァアァ!!】
「くそっ、全然攻撃が通用しねぇ!!」
「ドアその物が本体かもしれないけど、当てにくいな!!」
本体は大きな扉だけれども、真横に向かれると結構薄く、攻撃が当てづらい。後方から回って狙っても開閉して素通りさせ、接近戦を試みても後方へ下がったりして全然直撃させてくれない。
一応、攻撃自体は基本的に衝撃波の方に頼っているようで、回避にさえ専念すればダメージをあまり追わないけれども、それでも周囲の地形が荒れてきて、チャリオットではきつくなってくる。
‥‥‥このままだと走行不能なほどになってしまい、全滅の可能性もある。けれども、黙ってやられる気もないし、ちょうど回復してきた頃合いだ。
「マリー、リン!!こちらがあいつの攻撃を誘うから、挟み撃ちで攻撃を試みろ!!そっちに攻撃が向かうなら、こちら側から攻撃に転じるぞ!!」
【シャゲェェェェ!!】
【ガウガーウ!!】
状態異常から回復し、ようやく本来の調子に戻った病み上がりとは言え、元気よく返答してチャリオットから二体は飛び降りる。
【ドブラァァァ!!ドブラァァァ!!】
【シャゲシャゲ!!】
【ガウガウ!!】
こちらに攻撃をしてきている間に、素早く動いて一気にアイアンドォアへ接近し、攻撃を仕掛け始める。
相手が薄かったり攻撃を素通りさせて来ようとしてくるようだが、そう来るのであれば広範囲で攻めればいいだけの話。
【シャゲェェェェ!!】
ぶぉぉぉぉんっと思いっきり長い蛇の身体をしならせ、体当たりを仕掛けるマリー。状態異常攻撃が得意ではあるが、こうやって物理的な攻撃面でもやりようはあり、鞭のようにビシバシと当てまくる。
【ガウガウガウガウ!!】
そしてリンの方も蹴りを連発し、直撃しないのであれば周囲の地面を飛ばせばいいと言わんばかりに踏み砕きまくり、その破片を直撃させていく。
挟み撃ちの攻撃手段には回避が難しいようで、着実にダメージは積み重なっていく。
【ドブラァァァ!!】
「っと、標的を変えたようだな」
「でもそしたら、今度はこっちの番だ!!」
【バルヒヒヒヒヒヒーン!!】
二体の攻撃が脅威と感じ取ったのか、攻撃対象を変えたようだが、それならそれでこっちが攻撃する番となるだけだ。
爆裂薬も道中の爆走の合間にたっぷり作っており、威力が少し落ちるが広範囲爆撃を狙っていく。
中三病さんの方もバトルアックスを当てにくかったが、それでも重い攻撃なのでセレアの疾走で当たる位置へ向かって進み、速度を攻撃に乗せて直撃させていく。
【ドブドブドブラァアァ!!】
あっちを狙えばこっちが攻撃し、こっちを狙えばあっちが攻撃し、いたちごっこやもぐらたたきのようなコンビネーションにアイアンドォアが怒りの咆哮を挙げようとも、それはもはや何の意味もなさない。
正直言って、あのデュラハン‥‥‥名もなき騎士王の方がはるかに強敵だったせいで、こんな単純な攻め方ひとつで翻弄できるぶん、攻撃力がいくら高くとも苦戦することはもうない。
じわりじわりと執拗に攻撃し、そしてついにその時は訪れる。
がばがばと開閉していたドアの速度も遅くなり、徐々に衝撃波の威力も低下していき、回避もどんどん甘くなって直撃しやすくなる。
ならば、ここが好機と見るべきだろう。
「今だ、全員一気にでかいのいくぞ!!」
「おお!!」
【シャゲェェェ!!】
【ガァァァウ!!】
【バルヒィィィィン!!】
特大サイズの爆裂薬に、痛恨の一撃のバトルアックス。転がっているだけの氷塊を武器がわりに叩きつけ、摩擦熱で燃え上がった蹴りを突きつけ、体当たりでふっ飛ばす。
各自の持てる攻撃の一撃が次々と決まっていき、攻撃後にはアイアンドォアの扉がふっ飛ばされて枠組みしか残らず…‥‥
【ド、ドブ、ラァァァァァ!!】
断末魔を上げ、バァァァンッと一気に倒れ込む。
そして倒れるや否や、キラキラとした輝きと共に消え失せ…‥‥後には、巨大な鉱石の塊が落ちていた。
―――――
『ドラメタル原石』
アイアンドォアのドロップ品でありつつ、高純度でドラメタルが含有されている原石。加工次第では大量のドラメタルの確保が可能であり、これ一つだけでもかなりの高値で売買が可能である。
―――――
「よし!!ドロップしたぜぇぇぇ!!」
「発掘じゃなくてドロップ品だけど、手に入れたことは変わりない!!」
【シャゲェェ!!】
【ガウガーウガウ!!】
【バルヒヒヒィィィィン!!】
ようやく苦労して手に入れたドラメタル鉱石に、全員で歓喜の声を上げる。
非常に苦労させられたが、それでもようやく僕らは目当てのものを手に入れることに成功したのであった‥‥‥‥
「というかハルさん、さっきマリーが武器に使っていた氷塊、どこから持ってきた?」
「あれ、そう言えばどこからといえば…‥‥あ」
…‥‥運営からの凍結処理みたいなものだったけど、見事に割れているな。そしてついでに言えば、どうしよう、この漫画表現でもめったに見ないような滅茶苦茶でかいタンコブ…‥‥
「…‥‥よし、見ないふりして元に戻すか」
「戻して大丈夫なのか、コレ?というか、戻せるものなのか?」
35
お気に入りに追加
2,031
あなたにおすすめの小説
「お前のような奴はパーティーに必要ない」と追放された錬金術師は自由に生きる~ポーション作ってたらいつの間にか最強になってました~
平山和人
ファンタジー
錬金術師のカイトは役立たずを理由にパーティーから追放されてしまう。自由を手に入れたカイトは世界中を気ままに旅することにした。
しかし、カイトは気づいていなかった。彼の作るポーションはどんな病気をも治す万能薬であることを。
カイトは旅をしていくうちに、薬神として崇められることになるのだが、彼は今日も無自覚に人々を救うのであった。
一方、カイトを追放したパーティーはカイトを失ったことで没落の道を歩むことになるのであった。
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
転生したので好きに生きよう!
ゆっけ
ファンタジー
前世では妹によって全てを奪われ続けていた少女。そんな少女はある日、事故にあい亡くなってしまう。
不思議な場所で目覚める少女は女神と出会う。その女神は全く人の話を聞かないで少女を地上へと送る。
奪われ続けた少女が異世界で周囲から愛される話。…にしようと思います。
※見切り発車感が凄い。
※マイペースに更新する予定なのでいつ次話が更新するか作者も不明。
10歳で記憶喪失になったけど、チート従魔たちと異世界ライフを楽しみます(リメイク版)
犬社護
ファンタジー
10歳の咲耶(さや)は家族とのキャンプ旅行で就寝中、豪雨の影響で発生した土石流に巻き込まれてしまう。
意識が浮上して目覚めると、そこは森の中。
彼女は10歳の見知らぬ少女となっており、その子の記憶も喪失していたことで、自分が異世界に転生していることにも気づかず、何故深い森の中にいるのかもわからないまま途方に暮れてしまう。
そんな状況の中、森で知り合った冒険者ベイツと霊鳥ルウリと出会ったことで、彼女は徐々に自分の置かれている状況を把握していく。持ち前の明るくてのほほんとしたマイペースな性格もあって、咲耶は前世の知識を駆使して、徐々に異世界にも慣れていくのだが、そんな彼女に転機が訪れる。それ以降、これまで不明だった咲耶自身の力も解放され、様々な人々や精霊、魔物たちと出会い愛されていく。
これは、ちょっぴり天然な《咲耶》とチート従魔たちとのまったり異世界物語。
○○○
旧版を基に再編集しています。
第二章(16話付近)以降、完全オリジナルとなります。
旧版に関しては、8月1日に削除予定なのでご注意ください。
この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる