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ver.1.0 ~始まりの音色~
ver.1.0.1-14話 備えておいて、そのついでも果たして
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テイム要素が追加されてからのイベントもいよいよ終盤を迎え始め、投稿されている写真や動画などの投稿数はすでに千、いや、万に届こうとしていた。
どの程度のプレイ人口があるのかは不明だが、勢い的にはかなりの様子。
しかもどの人もうちの子自慢というべきか、どれだけ凄い子なのかアピールしている様子であり、虐待などをしている様子はない。ここまでテイムしたモンスターを好んでいる人たちが多いのは喜ばしい事なのだが、中には現実にも持ってきたいと運営にどうにかできないかと問い合わせている人たちもいるらしい。
そしてついでに副産物というべきか、着飾るための装飾品などを買い求める人たちも結構いるようで、テイムモンスター用の着せ替え装備、装飾品などを買いあさりまくっているので…‥‥
「‥‥‥10万AL、余裕で超えたな。これならハウス購入できるね」
【シャゲェ!】
真珠のネックレスなどを作って屋台で販売していたのだが、思いのほか売れ行きが好調で、結構高値で売る事が出来たからこそ僕らは儲ける事が出来ていた。
いやまぁ、以前の毒ニガ団子ラッシュなども経験していたので、マリーにかかる負担も多くならないように調節しつつ、ある程度はメールなどによる予約制にして整理したので、ガチ勢のやるような方法であればもっと儲けられたかもしれないが、これで良いのだ。でも、ハウスの購入費用は1万ALなので10以上買えてしまう金額になったのは予定外だったが‥‥‥気にするまい。貯金できたと思えば良い。
無理に儲けず、ほどほどに稼ぎ、目標の物を購入するだけが今回の販売の目的だったからね。情報だと次回のアップデートからは事前にアイテムを入れておくだけで楽に補充しやすい自販機のようなシステムもあるのでもうちょっと簡略化できる様子だが、ここまで儲けられたのであればやることは一つである。
始まりの街の中にある不動産屋、そこへ向かい手続きを経て、一括で支払いを終える。
前々から聞いていていつかは手に入れて見たいなと思っていたが、ようやくそれがかなう時が来た。
「それでこれが、『ハウスの鍵』か。いつでもどこでもとまではいかずとも、平常時に還る事が出来る移動拠点が出来るのは中々良いよね」
【シャゲ!】
―――――
『ハウスの鍵』
・ハウスシステムを利用するために必要な売却不可能アイテム。戦闘時などには使用不可能という制限が付くのだが、それ以外の平常な状態で使用可能な鍵。
・早い話がいつでもどこでも自宅につなげられるどこ〇もドアの鍵版であり、使用すると購入したハウスの中に入る事が出来る。
・最初こそは4畳半ほどの広さしかないが…‥‥
―――――
「ふふふふふ、せっかくだし情報で改築条件をおモッキリ調べて準備もできているし、NPCとの関係に関わる部分も色々満たせている。だからこそ、一気に大改築した状態で向かえるよ!!」
【シャゲシャゲェ!!】
そう、何も最初っから4畳半の広さで楽しむことは無い。というか、マリーの身体の大きさや長さを考慮するとちょっと狭くなるだろう。
だからこそここは、珍しくネットの情報をフル活用し、先に部屋の改築を済ませているのだ!!家具などはまだ全然入れていないけれども、ある程度満たせている条件を使って改築を済ませる。
テイムモンスター確保済み、金だけで出来る範囲確認済み、NPCとの交流による改築クエストなどもクリア済みで、その他色々な条件をどんどん片付け、今の僕らにできる分を終えておく。
流石に特定の職業限定のものや、テイムモンスターの数などに関しては達成できないので、後者は後々考えるとして、最終的には現状の限界までやることが出来た。
そして今、ようやく手に入れたゲーム内とは言え夢のマイホームといえるハウス内に僕らは入ったのだが‥‥‥まだ家具を入れていないとはいえ、結構広々とした空間に身を伸ばして転がってみる。
16畳ほどの広さであるが、ホテルの部屋ともいえる広さ。部屋数も増えており、あちこちに素材などをおいて整理することもできるだろうし、睡眠や入浴を楽しめる寝室や浴槽もある。ゲーム内だから現実的には意味がなさそうだけど、利用すると身体強化や体力回復の効果があるそうだ。
「ある程度見積もっていたとはいえ、あっと言う間に予定資金を食いつぶしたなぁ」
【シャゲェ、シャゲシャゲェ】
「ああ、大丈夫。しっかりと必要な分をそろえているし、新しい装備品なども手に入れたからね。ここは思いきって使うのであれば、やりたい分をやりまくろうと思ったんだよ」
鉱山などが解放されたがゆえに、NPCやプレイヤーから購入できる素材や装備品も増加し、ここで思い切って全部一新することにした。
とはいえ今はまだ古い装備の方を着ており、この室内での錬金術で自分なりに改造を施したいのである。
まぁ、まずはその前に誰にも見られない空間だからこそ最初に試したいこともあったりするけれどね。
「見ているのはマリーだけだし‥‥‥ようやくこれが試せるかな?」
ステータス欄を確認して、そのスキルを試してみる。
戦闘用って訳でもなく、そもそも需要があるのかという疑問もあるが、誰かに見られる前に自分で試して今後使用するかどうかを判断しないとね。
「それじゃ、スキル『女体化』使用!!」
―――――
『女体化lv.1』
・男性アバター使用者限定特殊スキル。任意発動型。
・男性から女性へと性別を変化させ、しっかりとした女の子プレイヤーになれてしまうが、効果は現時点で30分程度。変化後はステータスに変化はないが、動きやすさなどが変わる。
・また、装備品なども変化時に合わせて形状が変更される。
―――――
先日出会ったのじゃロリエルフ少女という濃い目のNPCのような何かに貰った、得体のしれない新しいスキル。
丁寧に説明欄があるとは言え、女体化といってもどういう風になるのかが良く分からない。漫画やアニメとかだと美少女になったりするけれども、現実だとどうなるかはわからないからね。すべてがそうなるわけでもないし、不安しかない。
そもそもアバター自体が使用者の身体スキャンによる結果を弄って作ったようなものだけど、その性別を変化させるってのはどういうものなのかよくわからない。でも、多分需要はないだろう。
そう思いつつも、せっかく手に入れたスキルなので使用すると、瞬時に変化が起きた。
ボンッと音を立てて煙が体から吹き出し、一瞬周囲が煙で見えなくなるが、直ぐに視界が戻る。そしてどうなったのか用意しておいた鏡を取り出してみれば、そこには一人の少女の姿が映っていた。
「おおぅ‥‥‥しっかりムスコが無くなっているし、なんかバランスが‥‥‥これ、こういう風になるのか」
【シャゲェ‥‥‥!!】
マリーも驚いているようだが、驚愕具合は僕の方が上だろう。だって今、感覚的にあるべきものが失われているのが実感できて、すごい喪失感を味わっているもん。やばい、既に後悔しているぞ。
元のアバターは自身の現実での体に手を加えて髪色が金色で目が青く、どことなく外人風味の幼い少年状態だったのだが、この女体化のスキルはある程度元の姿を基準にしつつ、カラーリングを変えるようだ。
身長はそのままで顔も少々女顔になった程度なので、幼さは感じさせるのだが‥‥‥何だろう、あの少女を越えているのはいいけれども、これはこれで変態に狙われんか?美少女というにはちょっと言いすぎかもしれないけれども、それでも容姿が結構可愛いとは思う。ナルシストではないけど、そう思えるのがなんか悲しい気がしてくる。
カラーリングとしては金色だった髪が瞳と同じ青さになっているぐらいかな。あとちょっと肌が白いし、きゃしゃっぽいけど重いものを持てない気がしてくる。
「むぅ、女体化のスキルでの変貌ぶりは驚くけれども、これはこれでネットに広めるべきなのかな?」
ある程度の予想はしていたが、自分で言うのもなんだけど綺麗な少女といえるだろう。一部がアバターの見かけの年齢よりもちょっと大きいので、肩が凝りそうな不安はあるが、案外使い道はあるのかもしれないと改めて思い直す。
でも、これが広がったら中身が男性のネカマといえるような類が増えるかもしれないのだが‥‥‥いやまぁ、ゲームなのでどういうアバターで過ごそうが自由だけれども、悪質な感じに利用する人が出てもおかしくはないのかもしれない。凄い悲劇を生みそうな予感もするし、これは当分人前には出さずに封印かなぁ。制限時間も現時点では30分程度だし、使えそうな機会がすごい限られるだろう。あと、知り合いとかにバレた時がすごい怖い。絶対に滅茶苦茶ネタにされて弄られる。
もったいないが、自身の現実での社会的尊厳を守るためにも、人前で使うことは無いだろう。精々、この街内だとNPCのおっさん相手に媚びるぐらい、いや、絶対にやめよう。想像したらなんか絵面が酷いしやったらいけない感がすごい大きい。
新しいスキルを獲得してようやく試すことが出来たのだが、使い道は中々見つかりにくそうで使用機会がなさそうなもったいなさを味わうだけであった…‥‥
「っと、そう言えばあののじゃロリ、次々回あたりで追加とか言っていたけれど、明日にもまた、まだイベント終盤だけどアップデート予定があるのか。丁度良かったかもしれないし、ひとまずは女体化が解除されるまで部屋で過ごそうかなぁ。マリー、一緒にお菓子を食べようか」
【シャゲ♪】
さて、イベント終盤に役立つ様なアップデートであればいいのだが、あののじゃロリを見た後だとなんか不安しかない気がする。メチャクチャ面倒なものを投げつけてくる可能性もあるし、英気を養わないとね。‥‥‥しかし、そこそこなものが付いたけれども、代償に失ったものの大きさが凄まじいなこのスキル。解除後にちゃんと戻ってくれないと嫌なんだが。ああ、でも金的という弱点を減らせるのであれば戦闘時に役に立つかもしれないか。
どの程度のプレイ人口があるのかは不明だが、勢い的にはかなりの様子。
しかもどの人もうちの子自慢というべきか、どれだけ凄い子なのかアピールしている様子であり、虐待などをしている様子はない。ここまでテイムしたモンスターを好んでいる人たちが多いのは喜ばしい事なのだが、中には現実にも持ってきたいと運営にどうにかできないかと問い合わせている人たちもいるらしい。
そしてついでに副産物というべきか、着飾るための装飾品などを買い求める人たちも結構いるようで、テイムモンスター用の着せ替え装備、装飾品などを買いあさりまくっているので…‥‥
「‥‥‥10万AL、余裕で超えたな。これならハウス購入できるね」
【シャゲェ!】
真珠のネックレスなどを作って屋台で販売していたのだが、思いのほか売れ行きが好調で、結構高値で売る事が出来たからこそ僕らは儲ける事が出来ていた。
いやまぁ、以前の毒ニガ団子ラッシュなども経験していたので、マリーにかかる負担も多くならないように調節しつつ、ある程度はメールなどによる予約制にして整理したので、ガチ勢のやるような方法であればもっと儲けられたかもしれないが、これで良いのだ。でも、ハウスの購入費用は1万ALなので10以上買えてしまう金額になったのは予定外だったが‥‥‥気にするまい。貯金できたと思えば良い。
無理に儲けず、ほどほどに稼ぎ、目標の物を購入するだけが今回の販売の目的だったからね。情報だと次回のアップデートからは事前にアイテムを入れておくだけで楽に補充しやすい自販機のようなシステムもあるのでもうちょっと簡略化できる様子だが、ここまで儲けられたのであればやることは一つである。
始まりの街の中にある不動産屋、そこへ向かい手続きを経て、一括で支払いを終える。
前々から聞いていていつかは手に入れて見たいなと思っていたが、ようやくそれがかなう時が来た。
「それでこれが、『ハウスの鍵』か。いつでもどこでもとまではいかずとも、平常時に還る事が出来る移動拠点が出来るのは中々良いよね」
【シャゲ!】
―――――
『ハウスの鍵』
・ハウスシステムを利用するために必要な売却不可能アイテム。戦闘時などには使用不可能という制限が付くのだが、それ以外の平常な状態で使用可能な鍵。
・早い話がいつでもどこでも自宅につなげられるどこ〇もドアの鍵版であり、使用すると購入したハウスの中に入る事が出来る。
・最初こそは4畳半ほどの広さしかないが…‥‥
―――――
「ふふふふふ、せっかくだし情報で改築条件をおモッキリ調べて準備もできているし、NPCとの関係に関わる部分も色々満たせている。だからこそ、一気に大改築した状態で向かえるよ!!」
【シャゲシャゲェ!!】
そう、何も最初っから4畳半の広さで楽しむことは無い。というか、マリーの身体の大きさや長さを考慮するとちょっと狭くなるだろう。
だからこそここは、珍しくネットの情報をフル活用し、先に部屋の改築を済ませているのだ!!家具などはまだ全然入れていないけれども、ある程度満たせている条件を使って改築を済ませる。
テイムモンスター確保済み、金だけで出来る範囲確認済み、NPCとの交流による改築クエストなどもクリア済みで、その他色々な条件をどんどん片付け、今の僕らにできる分を終えておく。
流石に特定の職業限定のものや、テイムモンスターの数などに関しては達成できないので、後者は後々考えるとして、最終的には現状の限界までやることが出来た。
そして今、ようやく手に入れたゲーム内とは言え夢のマイホームといえるハウス内に僕らは入ったのだが‥‥‥まだ家具を入れていないとはいえ、結構広々とした空間に身を伸ばして転がってみる。
16畳ほどの広さであるが、ホテルの部屋ともいえる広さ。部屋数も増えており、あちこちに素材などをおいて整理することもできるだろうし、睡眠や入浴を楽しめる寝室や浴槽もある。ゲーム内だから現実的には意味がなさそうだけど、利用すると身体強化や体力回復の効果があるそうだ。
「ある程度見積もっていたとはいえ、あっと言う間に予定資金を食いつぶしたなぁ」
【シャゲェ、シャゲシャゲェ】
「ああ、大丈夫。しっかりと必要な分をそろえているし、新しい装備品なども手に入れたからね。ここは思いきって使うのであれば、やりたい分をやりまくろうと思ったんだよ」
鉱山などが解放されたがゆえに、NPCやプレイヤーから購入できる素材や装備品も増加し、ここで思い切って全部一新することにした。
とはいえ今はまだ古い装備の方を着ており、この室内での錬金術で自分なりに改造を施したいのである。
まぁ、まずはその前に誰にも見られない空間だからこそ最初に試したいこともあったりするけれどね。
「見ているのはマリーだけだし‥‥‥ようやくこれが試せるかな?」
ステータス欄を確認して、そのスキルを試してみる。
戦闘用って訳でもなく、そもそも需要があるのかという疑問もあるが、誰かに見られる前に自分で試して今後使用するかどうかを判断しないとね。
「それじゃ、スキル『女体化』使用!!」
―――――
『女体化lv.1』
・男性アバター使用者限定特殊スキル。任意発動型。
・男性から女性へと性別を変化させ、しっかりとした女の子プレイヤーになれてしまうが、効果は現時点で30分程度。変化後はステータスに変化はないが、動きやすさなどが変わる。
・また、装備品なども変化時に合わせて形状が変更される。
―――――
先日出会ったのじゃロリエルフ少女という濃い目のNPCのような何かに貰った、得体のしれない新しいスキル。
丁寧に説明欄があるとは言え、女体化といってもどういう風になるのかが良く分からない。漫画やアニメとかだと美少女になったりするけれども、現実だとどうなるかはわからないからね。すべてがそうなるわけでもないし、不安しかない。
そもそもアバター自体が使用者の身体スキャンによる結果を弄って作ったようなものだけど、その性別を変化させるってのはどういうものなのかよくわからない。でも、多分需要はないだろう。
そう思いつつも、せっかく手に入れたスキルなので使用すると、瞬時に変化が起きた。
ボンッと音を立てて煙が体から吹き出し、一瞬周囲が煙で見えなくなるが、直ぐに視界が戻る。そしてどうなったのか用意しておいた鏡を取り出してみれば、そこには一人の少女の姿が映っていた。
「おおぅ‥‥‥しっかりムスコが無くなっているし、なんかバランスが‥‥‥これ、こういう風になるのか」
【シャゲェ‥‥‥!!】
マリーも驚いているようだが、驚愕具合は僕の方が上だろう。だって今、感覚的にあるべきものが失われているのが実感できて、すごい喪失感を味わっているもん。やばい、既に後悔しているぞ。
元のアバターは自身の現実での体に手を加えて髪色が金色で目が青く、どことなく外人風味の幼い少年状態だったのだが、この女体化のスキルはある程度元の姿を基準にしつつ、カラーリングを変えるようだ。
身長はそのままで顔も少々女顔になった程度なので、幼さは感じさせるのだが‥‥‥何だろう、あの少女を越えているのはいいけれども、これはこれで変態に狙われんか?美少女というにはちょっと言いすぎかもしれないけれども、それでも容姿が結構可愛いとは思う。ナルシストではないけど、そう思えるのがなんか悲しい気がしてくる。
カラーリングとしては金色だった髪が瞳と同じ青さになっているぐらいかな。あとちょっと肌が白いし、きゃしゃっぽいけど重いものを持てない気がしてくる。
「むぅ、女体化のスキルでの変貌ぶりは驚くけれども、これはこれでネットに広めるべきなのかな?」
ある程度の予想はしていたが、自分で言うのもなんだけど綺麗な少女といえるだろう。一部がアバターの見かけの年齢よりもちょっと大きいので、肩が凝りそうな不安はあるが、案外使い道はあるのかもしれないと改めて思い直す。
でも、これが広がったら中身が男性のネカマといえるような類が増えるかもしれないのだが‥‥‥いやまぁ、ゲームなのでどういうアバターで過ごそうが自由だけれども、悪質な感じに利用する人が出てもおかしくはないのかもしれない。凄い悲劇を生みそうな予感もするし、これは当分人前には出さずに封印かなぁ。制限時間も現時点では30分程度だし、使えそうな機会がすごい限られるだろう。あと、知り合いとかにバレた時がすごい怖い。絶対に滅茶苦茶ネタにされて弄られる。
もったいないが、自身の現実での社会的尊厳を守るためにも、人前で使うことは無いだろう。精々、この街内だとNPCのおっさん相手に媚びるぐらい、いや、絶対にやめよう。想像したらなんか絵面が酷いしやったらいけない感がすごい大きい。
新しいスキルを獲得してようやく試すことが出来たのだが、使い道は中々見つかりにくそうで使用機会がなさそうなもったいなさを味わうだけであった…‥‥
「っと、そう言えばあののじゃロリ、次々回あたりで追加とか言っていたけれど、明日にもまた、まだイベント終盤だけどアップデート予定があるのか。丁度良かったかもしれないし、ひとまずは女体化が解除されるまで部屋で過ごそうかなぁ。マリー、一緒にお菓子を食べようか」
【シャゲ♪】
さて、イベント終盤に役立つ様なアップデートであればいいのだが、あののじゃロリを見た後だとなんか不安しかない気がする。メチャクチャ面倒なものを投げつけてくる可能性もあるし、英気を養わないとね。‥‥‥しかし、そこそこなものが付いたけれども、代償に失ったものの大きさが凄まじいなこのスキル。解除後にちゃんと戻ってくれないと嫌なんだが。ああ、でも金的という弱点を減らせるのであれば戦闘時に役に立つかもしれないか。
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