3 / 718
ver.1.0 ~始まりの音色~
ver.1.0-3話 始まりの街、基礎をしっかり叩き込もう
しおりを挟む
門を抜けると、そこには人がにぎわってる光景が広がっていた。
「すでに結構な数が、ログインしているなぁ」
休日の朝とは言え、ログインする人は案外多い。いや、休日だからこそ初ログインなどを考えてやる人も多いようで、次から次に先ほど僕が出てきた門から人が流れてくる。
チュートリアルは終えたのである程度の自由はあるが、それでもしっかりとある程度の指針を整えておきたい。準備はそれなりに必要そうだし、のんびりしたいのであれば進められる分はやっておかないと大変だからね。
「まずは、チュートリアルも終えたけど、ネットからだけじゃなくて実際に人から聞いて情報を‥‥‥」
「おいごらぁ!!そこに突っ立っている雑魚来いよ!!」
「初心者様だろう?だったら俺たちが丁寧に遊んで教えてやるぜぇ!!」
…‥‥何かこう、典型的な関わったら不味そうな類の声が聞こえてきた気がする。いや、確実に面倒なのというか、初心者狩りをしようと考えているやつなのか?
このアルケディア・オンラインはPvP‥‥‥要はプレイをしているアバター同士での戦闘も互いの合意さえあれば可能らしいが、それを利用して初心者を相手にして戦闘を仕掛ける人がいるらしい。もちろん、当り前だが問題行為であり、通報されれば厳しい処罰があるはず。
ついでに言うのであれば、処罰は3回までが限度とされており、それ以降はアカウント凍結となるそうだが…‥‥その回数が頭の上に表示されるのである。2回と出ているけど、懲りていないのかな?確かネット情報だと複数のアカウント作成はできないはずで、一度凍結されるともう二度と遊べないはずだが…‥‥
取りあえず、そんな輩は無視すればいい。関わらない方が得策である。
そう考え、僕はさっさとその場を離れることにした。後方から追いかけてくる声が聞こえてくるが、だんだん遠ざかっていく。周囲の他の人達が集まってきており、排除するために動いているようだ。
楽しくやりたいのであれば、きちんとマナーやモラルを守らないとね。
「さてと、まずは錬金術師がこのアルケディア・オンライン内でどのように動けるのか、チュートリアル以外でも試す方法として…‥‥ここで聞いてみるべきかな?」
いろいろと面倒そうな輩を振り切った後、僕はとある店の前に来ていた。
様々なプレイヤーたちが入り混じる、オンラインゲームならではのテンプレというべき『酒場』である。まぁ、酒が本当に出されているわけじゃなくて、プレイヤー同士が交流して情報を集める場所として開放されており、喫茶店という方が正しい所だけどね。今後のアップデートだと多分そっちに変わるな。
そう思いつつ、中に入って見ると外と変わらず賑わっていた。あちこちでパーティを組んでいる人たちが次に向かう場所を議論し合っていたり、手に入れたアイテムや素材などを見せ合っていたりとしているようだ。
「そして初心者に色々と教えてくれる、『教官ゴリラマン』という方が、あなたでしょうか?」
「うほぅ!!そのとおりだ!!」
問いかけると、筋肉ムキムキなゴリマッチョ…‥‥いや、ゴリラそのものと言って良いようなプレイヤーがそう答える。NPCかと思いたかったのだが、そうではなく、しっかりとしたプレイヤーの方なのだ。
「おお!!彼方が伝説のゴリラマン!!」
「数多くのゲーム内で必ずと言って良いほどゴリラそのものとなり切り、新人を導いてくれるという!!」
「ネットの海で見かけたけれども、ここでも活動していたのですね!!」
周囲にいた僕と同じく初心者プレイヤーたちが集まって口にしあう。色々とツッコミどころがあるのだが、このゴリラマンという人は有名人なようで、このアルケディア・オンラインが開始されてすぐに現れた時には、彼を慕うファンたちが一気に集まったとも言われている。
一応、開始して1週間もしたら落ち着いたようだが…‥‥それでも、教官役として初心者たちを導く道を取っているようで、そのせいか称号と呼ばれるプレイヤーに与えられる呼び名として『教官ゴリラマン』というそのままなものを運営直々に与えられていたそうだ。
‥‥‥なお、ゴリラそっくりなアバターは本来生成不可能に近いらしいが、この人はそれを成しとげた偉業を持っているという逸話もあるらしい。どうも設定時にある程度は装置を被っている人を反映するのだが、それが強烈にゴリラな方向に出たようで、一説では本物のゴリラがプレイしているのではないかと言われていたりする。ネット情報だと全部ゴリラのアバターらしいからな。
「さぁ、ここに来たという事は君たち全員初心者で、どうやって過ごせばいいのか、どの様に活かせばいいのか、どう遊べばいいのかわからないというのだな!!安心するがいい、このわたしがしっかりと皆にここでの当り前なことや、過ごし方、遊び方、楽しみ方を享受しよう!!」
うっほぅっとポージングをとってそう告げるゴリラマン。
色々と濃いような気がしなくもないが、とりあえずこの業界ではすごい有名だという「ゴリラマン教室」とやらに参加させてもらい、じっくりと学ばせてもらうことにしたのであった。
「さてと、まずは初心者ならば最初の活動範囲として、この始まりの街があるだろう。他のエリアも順次アップデートで解放されるらしいが、基礎を徹底的に叩き込みたいのであれば、ここほどうってつけのものはない!」
「そうなんですか?外に出て、モンスターを倒してレベルアップとかもあるとおもうのですが‥‥‥」
「ああ、その方法もあるだろう。とは言えここはアルケディア・オンライン、自由度の高さゆえに経験を得るやり方も様々だ!!何もすべてを戦闘で得る事もなく、交流を深めて得られるものもある!!」
誰かの問いかけに対して、むきぃっと違うポージングを取りながら、そう口にするゴリラマン。ついでにどこからともなくホワイトボードのようなものを取り出し、手作りした地図を張り付けていた。
アルケディア・オンラインの自由度の高さから、独自にこういう機材を用意できるらしい。一応、それなりに必要経費などもあるらしいが、そんな事も気にせずにばんばんと人のためになるような教鞭を振るってくれるようだ。
「ここで色々と調べたが、交流を深める事で利用可能になる施設もある。その施設を利用したい人のために、まとめた地図だ!」
ばぁっと広げられたのは、この始まりの街を記した地図であり、よく見れば細かく情報を載せている。スクリーンショットというべきか写真などもしっかり添えられており、あちこちの詳しい説明を載せていた。
「ああ、それと念のために言っておくが、このゲーム内のNPCたちをただのゲームの住人だと思ってはいけない。実際に生きている人を相手にするようにと、心がけておくように」
「どうしてですか?」
「うむ、このアルケディア・オンラインで生活し、事細かく観察を続けていたのだが、設定されたワードのみを話すことはないらしい。AI技術を駆使して、本当に生きた人を相手にしているようにしているらしいが‥‥‥そのあたりはまだ不明な点が多くとも、相手をなめてはいけないだろう。良い例がこの映像だな」
操作を行い、全員のアバター前に映像を映し出すゴリラマン。
見ればそこには、初めて3日目という字幕が貼られているとともに、とあるNPCに迷惑行為を繰り返すプレイヤーの姿があった。どうやら職業は戦士のようで、剣を振り回して当てるふりをしており、NPCがびくっとびびる反応を楽しんでいるらしいが‥‥‥次第にNPCの額に青筋が入っていき、次の瞬間、
どごぅう!!
「「「「!!」」」」
NPCがまさかの渾身の一撃を繰り出し、的確にプレイヤーの急所めがけて、武器を振り落とした。いや、武器と言ってもプレイヤーの持っていた剣を素早く奪い、刀面ではない方で強打したのだ。
しかも男性プレイヤーに対してであり…‥‥プレイヤーのHPが一瞬で0になったようで、その場から消えてしまった。
「‥‥‥これは単純に、セクシャルハラスメントやパワーハラスメントといった、運営が禁止していることに触れているからこそ起こった事のようにも見えるが、それにしては衝動的であり、感情がないようには見えない。現実に人がいるのと同じように設定されているようでもあり…‥‥関係を最悪にすれば、このような悲劇が起こるといういい例だろう」
「あのー、このあとこの人はどうなったんですか?」
「瞬時にHPが無くなったようで、しかも行為の問題性から盛大に多くのペナルティを受けていた。とは言え、まだ懲りていないのか、それとも仕返しを考えてなのか、もう一つ映像が‥‥‥‥」
…‥‥徹底的に、この世界でのやって良い事と駄目な事を学びつつ、僕らはどう過ごすべきなのか学ばせてもらった。とは言え途中から、思いっきりアウトな人の末路公開映像祭りになっていた気がしなくもないが、それでも人にやさしくしようと全員心に決める。NPCの中で綺麗な人に、本当に犯罪まがいなことをやらかそうとした人が、ドナドナされていったからなぁ…‥‥
何にしても、学べることは多くあり、終えたところで全員でゴリラマンへお礼を述べる。
「「「「どうも、教えてくださりありがとうございました!!」」」」
「ああ、お礼を言うのは構わん!!ただ、このアルケディア・オンラインの世界をじっくりと遊び、そして楽しんでくれたまえ!!」
そう言いながらゴリラマンは次に集まってきた人たちのもとへ動き、同じように教鞭を振るい始める。
ああいう良い人もいるのに、何故問題を起こそうとする人が出るのか、本当に疑問に思ってしまうのであった…‥‥
「しかし、ゴリラマンって種類は何ゴリラになるんだ?」
「マウンテンゴリラ?キングコング?」
「いや、ゴリラマンはゴリラマンじゃないのか?」
「すでに結構な数が、ログインしているなぁ」
休日の朝とは言え、ログインする人は案外多い。いや、休日だからこそ初ログインなどを考えてやる人も多いようで、次から次に先ほど僕が出てきた門から人が流れてくる。
チュートリアルは終えたのである程度の自由はあるが、それでもしっかりとある程度の指針を整えておきたい。準備はそれなりに必要そうだし、のんびりしたいのであれば進められる分はやっておかないと大変だからね。
「まずは、チュートリアルも終えたけど、ネットからだけじゃなくて実際に人から聞いて情報を‥‥‥」
「おいごらぁ!!そこに突っ立っている雑魚来いよ!!」
「初心者様だろう?だったら俺たちが丁寧に遊んで教えてやるぜぇ!!」
…‥‥何かこう、典型的な関わったら不味そうな類の声が聞こえてきた気がする。いや、確実に面倒なのというか、初心者狩りをしようと考えているやつなのか?
このアルケディア・オンラインはPvP‥‥‥要はプレイをしているアバター同士での戦闘も互いの合意さえあれば可能らしいが、それを利用して初心者を相手にして戦闘を仕掛ける人がいるらしい。もちろん、当り前だが問題行為であり、通報されれば厳しい処罰があるはず。
ついでに言うのであれば、処罰は3回までが限度とされており、それ以降はアカウント凍結となるそうだが…‥‥その回数が頭の上に表示されるのである。2回と出ているけど、懲りていないのかな?確かネット情報だと複数のアカウント作成はできないはずで、一度凍結されるともう二度と遊べないはずだが…‥‥
取りあえず、そんな輩は無視すればいい。関わらない方が得策である。
そう考え、僕はさっさとその場を離れることにした。後方から追いかけてくる声が聞こえてくるが、だんだん遠ざかっていく。周囲の他の人達が集まってきており、排除するために動いているようだ。
楽しくやりたいのであれば、きちんとマナーやモラルを守らないとね。
「さてと、まずは錬金術師がこのアルケディア・オンライン内でどのように動けるのか、チュートリアル以外でも試す方法として…‥‥ここで聞いてみるべきかな?」
いろいろと面倒そうな輩を振り切った後、僕はとある店の前に来ていた。
様々なプレイヤーたちが入り混じる、オンラインゲームならではのテンプレというべき『酒場』である。まぁ、酒が本当に出されているわけじゃなくて、プレイヤー同士が交流して情報を集める場所として開放されており、喫茶店という方が正しい所だけどね。今後のアップデートだと多分そっちに変わるな。
そう思いつつ、中に入って見ると外と変わらず賑わっていた。あちこちでパーティを組んでいる人たちが次に向かう場所を議論し合っていたり、手に入れたアイテムや素材などを見せ合っていたりとしているようだ。
「そして初心者に色々と教えてくれる、『教官ゴリラマン』という方が、あなたでしょうか?」
「うほぅ!!そのとおりだ!!」
問いかけると、筋肉ムキムキなゴリマッチョ…‥‥いや、ゴリラそのものと言って良いようなプレイヤーがそう答える。NPCかと思いたかったのだが、そうではなく、しっかりとしたプレイヤーの方なのだ。
「おお!!彼方が伝説のゴリラマン!!」
「数多くのゲーム内で必ずと言って良いほどゴリラそのものとなり切り、新人を導いてくれるという!!」
「ネットの海で見かけたけれども、ここでも活動していたのですね!!」
周囲にいた僕と同じく初心者プレイヤーたちが集まって口にしあう。色々とツッコミどころがあるのだが、このゴリラマンという人は有名人なようで、このアルケディア・オンラインが開始されてすぐに現れた時には、彼を慕うファンたちが一気に集まったとも言われている。
一応、開始して1週間もしたら落ち着いたようだが…‥‥それでも、教官役として初心者たちを導く道を取っているようで、そのせいか称号と呼ばれるプレイヤーに与えられる呼び名として『教官ゴリラマン』というそのままなものを運営直々に与えられていたそうだ。
‥‥‥なお、ゴリラそっくりなアバターは本来生成不可能に近いらしいが、この人はそれを成しとげた偉業を持っているという逸話もあるらしい。どうも設定時にある程度は装置を被っている人を反映するのだが、それが強烈にゴリラな方向に出たようで、一説では本物のゴリラがプレイしているのではないかと言われていたりする。ネット情報だと全部ゴリラのアバターらしいからな。
「さぁ、ここに来たという事は君たち全員初心者で、どうやって過ごせばいいのか、どの様に活かせばいいのか、どう遊べばいいのかわからないというのだな!!安心するがいい、このわたしがしっかりと皆にここでの当り前なことや、過ごし方、遊び方、楽しみ方を享受しよう!!」
うっほぅっとポージングをとってそう告げるゴリラマン。
色々と濃いような気がしなくもないが、とりあえずこの業界ではすごい有名だという「ゴリラマン教室」とやらに参加させてもらい、じっくりと学ばせてもらうことにしたのであった。
「さてと、まずは初心者ならば最初の活動範囲として、この始まりの街があるだろう。他のエリアも順次アップデートで解放されるらしいが、基礎を徹底的に叩き込みたいのであれば、ここほどうってつけのものはない!」
「そうなんですか?外に出て、モンスターを倒してレベルアップとかもあるとおもうのですが‥‥‥」
「ああ、その方法もあるだろう。とは言えここはアルケディア・オンライン、自由度の高さゆえに経験を得るやり方も様々だ!!何もすべてを戦闘で得る事もなく、交流を深めて得られるものもある!!」
誰かの問いかけに対して、むきぃっと違うポージングを取りながら、そう口にするゴリラマン。ついでにどこからともなくホワイトボードのようなものを取り出し、手作りした地図を張り付けていた。
アルケディア・オンラインの自由度の高さから、独自にこういう機材を用意できるらしい。一応、それなりに必要経費などもあるらしいが、そんな事も気にせずにばんばんと人のためになるような教鞭を振るってくれるようだ。
「ここで色々と調べたが、交流を深める事で利用可能になる施設もある。その施設を利用したい人のために、まとめた地図だ!」
ばぁっと広げられたのは、この始まりの街を記した地図であり、よく見れば細かく情報を載せている。スクリーンショットというべきか写真などもしっかり添えられており、あちこちの詳しい説明を載せていた。
「ああ、それと念のために言っておくが、このゲーム内のNPCたちをただのゲームの住人だと思ってはいけない。実際に生きている人を相手にするようにと、心がけておくように」
「どうしてですか?」
「うむ、このアルケディア・オンラインで生活し、事細かく観察を続けていたのだが、設定されたワードのみを話すことはないらしい。AI技術を駆使して、本当に生きた人を相手にしているようにしているらしいが‥‥‥そのあたりはまだ不明な点が多くとも、相手をなめてはいけないだろう。良い例がこの映像だな」
操作を行い、全員のアバター前に映像を映し出すゴリラマン。
見ればそこには、初めて3日目という字幕が貼られているとともに、とあるNPCに迷惑行為を繰り返すプレイヤーの姿があった。どうやら職業は戦士のようで、剣を振り回して当てるふりをしており、NPCがびくっとびびる反応を楽しんでいるらしいが‥‥‥次第にNPCの額に青筋が入っていき、次の瞬間、
どごぅう!!
「「「「!!」」」」
NPCがまさかの渾身の一撃を繰り出し、的確にプレイヤーの急所めがけて、武器を振り落とした。いや、武器と言ってもプレイヤーの持っていた剣を素早く奪い、刀面ではない方で強打したのだ。
しかも男性プレイヤーに対してであり…‥‥プレイヤーのHPが一瞬で0になったようで、その場から消えてしまった。
「‥‥‥これは単純に、セクシャルハラスメントやパワーハラスメントといった、運営が禁止していることに触れているからこそ起こった事のようにも見えるが、それにしては衝動的であり、感情がないようには見えない。現実に人がいるのと同じように設定されているようでもあり…‥‥関係を最悪にすれば、このような悲劇が起こるといういい例だろう」
「あのー、このあとこの人はどうなったんですか?」
「瞬時にHPが無くなったようで、しかも行為の問題性から盛大に多くのペナルティを受けていた。とは言え、まだ懲りていないのか、それとも仕返しを考えてなのか、もう一つ映像が‥‥‥‥」
…‥‥徹底的に、この世界でのやって良い事と駄目な事を学びつつ、僕らはどう過ごすべきなのか学ばせてもらった。とは言え途中から、思いっきりアウトな人の末路公開映像祭りになっていた気がしなくもないが、それでも人にやさしくしようと全員心に決める。NPCの中で綺麗な人に、本当に犯罪まがいなことをやらかそうとした人が、ドナドナされていったからなぁ…‥‥
何にしても、学べることは多くあり、終えたところで全員でゴリラマンへお礼を述べる。
「「「「どうも、教えてくださりありがとうございました!!」」」」
「ああ、お礼を言うのは構わん!!ただ、このアルケディア・オンラインの世界をじっくりと遊び、そして楽しんでくれたまえ!!」
そう言いながらゴリラマンは次に集まってきた人たちのもとへ動き、同じように教鞭を振るい始める。
ああいう良い人もいるのに、何故問題を起こそうとする人が出るのか、本当に疑問に思ってしまうのであった…‥‥
「しかし、ゴリラマンって種類は何ゴリラになるんだ?」
「マウンテンゴリラ?キングコング?」
「いや、ゴリラマンはゴリラマンじゃないのか?」
75
お気に入りに追加
2,048
あなたにおすすめの小説
ボッチになった僕がうっかり寄り道してダンジョンに入った結果
安佐ゆう
ファンタジー
第一の人生で心残りがあった者は、異世界に転生して未練を解消する。
そこは「第二の人生」と呼ばれる世界。
煩わしい人間関係から遠ざかり、のんびり過ごしたいと願う少年コイル。
学校を卒業したのち、とりあえず幼馴染たちとパーティーを組んで冒険者になる。だが、コイルのもつギフトが原因で、幼馴染たちのパーティーから追い出されてしまう。
ボッチになったコイルだったが、これ幸いと本来の目的「のんびり自給自足」を果たすため、町を出るのだった。
ロバのポックルとのんびり二人旅。ゴールと決めた森の傍まで来て、何気なくフラっとダンジョンに立ち寄った。そこでコイルを待つ運命は……
基本的には、ほのぼのです。
設定を間違えなければ、毎日12時、18時、22時に更新の予定です。

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~
シンギョウ ガク
ファンタジー
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。
目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。
『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。
カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。
ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。
ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。

子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!

大賢者の弟子ステファニー
楠ノ木雫
ファンタジー
この世界に存在する〝錬金術〟を使いこなすことの出来る〝錬金術師〟の少女ステファニー。
その技を極めた者に与えられる[大賢者]の名を持つ者の弟子であり、それに最も近しい存在である[賢者]である。……彼女は気が付いていないが。
そんな彼女が、今まであまり接してこなかった[人]と関わり、成長していく、そんな話である。
※他の投稿サイトにも掲載しています。

荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。

【☆完結☆】転生箱庭師は引き籠り人生を送りたい
うどん五段
ファンタジー
昔やっていたゲームに、大型アップデートで追加されたソレは、小さな箱庭の様だった。
ビーチがあって、畑があって、釣り堀があって、伐採も出来れば採掘も出来る。
ビーチには人が軽く住めるくらいの広さがあって、畑は枯れず、釣りも伐採も発掘もレベルが上がれば上がる程、レアリティの高いものが取れる仕組みだった。
時折、海から流れつくアイテムは、ハズレだったり当たりだったり、クジを引いてる気分で楽しかった。
だから――。
「リディア・マルシャン様のスキルは――箱庭師です」
異世界転生したわたくし、リディアは――そんな箱庭を目指しますわ!
============
小説家になろうにも上げています。
一気に更新させて頂きました。
中国でコピーされていたので自衛です。
「天安門事件」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる