7 / 13
7.桜華を守るためだよ?
しおりを挟む
「へ、陛下……」
魅音様が驚愕に目を見開き、ブルブルと震える。彼女の背後には数人の宦官。他の妃たちもあまりの事態に頭を下げつつ、しきりに目配せを交わしている。
「勘違いをしているのは君のほうだ。妃とは子孫を残すための役職に過ぎない。いくらでも替えの効く存在だ」
「あ……あぁ……」
龍晴様の怒りに呼応するように、風が吹き荒び、木々が揺れる。ビリビリと身体が震えるほどの重い空気圧。恐怖におののく魅音様を見つめつつ、わたくしはゴクリと唾を飲む。
「いいかい、魅音? それから、他の妃たちも知っておくがいい。私にとって桜華は誰よりも愛しく、大事な存在だ。妃なんてつまらない枠には当てはめたくない――――私は桜華だけを愛しているんだよ? それなのに、君たちは私の大切な桜華に対して、一体なにをしているんだい?」
妃たちは誰も顔をあげない。――ううん、上げられるわけがない。
だって、今の龍晴様は視線だけで人を殺せそうなんだもの。シンプルにおそろしいし、言い逃れできるような状況でもない。そもそも、この場で口を開くだけの勇気がある女性は魅音様ぐらいなもの。その魅音様がこの有様だもの。わたくしは静かに息をつく。
「陛下、けれど」
「けれど、なんだ? 内容次第では処罰が重くなる――その覚悟はあるのか?」
龍晴様が魅音様を睨みつける。魅音様はビクリと体を震わせつつ、意を決したように顔を上げた。
「陛下は妃をつまらない枠と仰いますが、本来女の価値とは子を成せるか、成せぬかで決まるものです! その点、桜華様はその土俵にすら乗れていない。なればこそ、妃のほうが彼女よりも価値が高く、尊ばれるべきでしょう? 少なくとも、わたしたちがそう考えるのは当然で……」
「つまらない価値観だ。私には当てはまらない。魅音、いつからお前はそんなに偉くなった? 私の権力をお前自身のものだと勘違いするようになった? 思い上がりも甚だしい。不快だ」
その瞬間、宦官たちが魅音様の両脇を抱え、引きずるようにして立ち上がらせる。魅音様は涙目になりながら、いやいやと首を横に振った。
「けれど……けれど、陛下!」
「おまえとは二度と会うことはないだろう。他の妃たちも、今後の身の振り方をよく考えることだ」
龍晴様はそう言って、わたくしへ目配せをする。ついて来いということらしい。
わたくしは妃たちへ一礼したあと、急いで龍晴様の後ろに続く。
彼はわたくしの頭をくしゃくしゃと撫でたあと、ニコリと満足気に微笑んだ。まるで『これでいいだろう?』とでも言わんばかりに。
だけどわたくしは、
わたくしは――――嬉しいとは思わなかった。
昨日までのわたくしなら、あるいは喜んでいたかもしれない。
たとえ抱かれずとも、自分は特別なんだって。龍晴様に選ばれた存在なんだって。そんなふうに優越感に浸って、浮き足立っていたのかもしれない。
だけど、今はただ、わたくしの事情に巻き込まれた妃たちが気の毒だった。
人は嫉妬をする生き物だ。間違える生き物だ。弱い生き物だ。
自分を大事に思うからこそ、誰かと比べ、羨み、苦しみ、ときにはそれを原動力にして動いている。
わたくしは、魅音様や他の妃たちが羨ましかった。わたくしには決して得られないものを手に入れられることを、本気で妬んでいた。
それを彼女たちにぶつけることはしなかったけれど、気持ちはとてもよくわかる。すごくよくわかる。だから――――
「あの……龍晴様はどうしてこの時分に後宮へ?」
日中に彼が後宮を訪れることは稀だ。本来なら、なにが用事があるときは、事前にわたくしの元へ連絡が来る手はずになっている。
それなのに、今日はそれがなかった。
(これではまるで、まるで――――はじめからこうなることを予想していたみたいじゃない)
どうか違うと言ってほしい。わたくしはブルリと背筋を震わせる。
「もちろん、桜華を守るためだよ?」
けれど、龍晴様が口にしたのは、とても残酷な言葉だった。
つまり、こうなることをわかっていて、龍晴様はわたくしと朝食をとったのだ。妃たちを嫉妬させるために。わたくしに敵意を向ける妃を炙り出すために。
(もしも龍晴様に見つからなければ、今日のことは不問に付すつもりだったのに)
はじめから彼女たちを罰することが目的なら、わたくしにできることはなにもない。もちろん、処罰をわたくしに一任してくださるなら話は別だけれど、おそらくは難しいだろう。魅音様の取り巻きの妃たちなどは特に、巻き込まれただけなのだし、なんとも気の毒な話だ。わたくしは思わず下を向く。
「ねえ、桜華。わかってくれた? 私がどれほど君のことを想っているか。私は君だけを愛しているんだよ?」
とそのとき、龍晴様が立ち止まり、わたくしのほうへと向き直った。
彼の手のひらが、わたくしの頬をそっと撫でる。まるで大切な宝物を愛でるみたいに。優しく、優しく。
だけど、愛しげに細められたはずの瞳には、薄っすらと狂気のようなものが滲んでいて、わたくしの身体を竦ませる。
「だから、ね? 君は妃になんてならなくていい。今のまま、一生私の側にいなさい」
「え……?」
胸がズキンと強く痛む。
一生龍晴様の側にいる――――それはつまり、わたくしはこの後宮を出ることも、他に伴侶を持つことも許されぬまま、心をすり減らし続けるということだ。
「龍晴様、それは……」
「桜華は特別な女性だ。神聖で、決して汚してはならない美しい人だ。皇帝の私ですら君を手折ってはならない――――だから、この後宮で大事に大事に慈しむよ。私の子が成人し、私が皇位から退いたら、離宮でふたりきりで暮らそう」
龍晴様がわたくしを抱きしめる。
龍神の血を引く陛下の言うことは絶対。そんなことは子供ですら知ってる常識だ。わかっている。おかしいと感じるわたくしのほうが変なんだって。
だけど、わたくしの想いは、願いは、希望は――龍晴様にとってはどうでもいいんだろうなぁって。
わたくしを大切だと仰いながら、彼は本当の意味でわたくしを大切にはしてくださらない。龍晴様に必要なのは、彼の思いどおりになる人形。彼の理想を忠実に守った神聖な――偽物のわたくし。
だけどわたくしは、そんな綺麗な人間じゃない。醜い部分をたくさん持って生まれてきた、生身の人間だ。欲もあるし、ときに感情に支配される。龍晴様の望むとおりには生きられない。
龍晴様にとってわたくしってなんなのだろう?
――どうしても疑問に思ってしまう。
「桜華……私の桜華」
龍晴様に抱きしめられながら、わたくしは静かに唇を噛んだ。
魅音様が驚愕に目を見開き、ブルブルと震える。彼女の背後には数人の宦官。他の妃たちもあまりの事態に頭を下げつつ、しきりに目配せを交わしている。
「勘違いをしているのは君のほうだ。妃とは子孫を残すための役職に過ぎない。いくらでも替えの効く存在だ」
「あ……あぁ……」
龍晴様の怒りに呼応するように、風が吹き荒び、木々が揺れる。ビリビリと身体が震えるほどの重い空気圧。恐怖におののく魅音様を見つめつつ、わたくしはゴクリと唾を飲む。
「いいかい、魅音? それから、他の妃たちも知っておくがいい。私にとって桜華は誰よりも愛しく、大事な存在だ。妃なんてつまらない枠には当てはめたくない――――私は桜華だけを愛しているんだよ? それなのに、君たちは私の大切な桜華に対して、一体なにをしているんだい?」
妃たちは誰も顔をあげない。――ううん、上げられるわけがない。
だって、今の龍晴様は視線だけで人を殺せそうなんだもの。シンプルにおそろしいし、言い逃れできるような状況でもない。そもそも、この場で口を開くだけの勇気がある女性は魅音様ぐらいなもの。その魅音様がこの有様だもの。わたくしは静かに息をつく。
「陛下、けれど」
「けれど、なんだ? 内容次第では処罰が重くなる――その覚悟はあるのか?」
龍晴様が魅音様を睨みつける。魅音様はビクリと体を震わせつつ、意を決したように顔を上げた。
「陛下は妃をつまらない枠と仰いますが、本来女の価値とは子を成せるか、成せぬかで決まるものです! その点、桜華様はその土俵にすら乗れていない。なればこそ、妃のほうが彼女よりも価値が高く、尊ばれるべきでしょう? 少なくとも、わたしたちがそう考えるのは当然で……」
「つまらない価値観だ。私には当てはまらない。魅音、いつからお前はそんなに偉くなった? 私の権力をお前自身のものだと勘違いするようになった? 思い上がりも甚だしい。不快だ」
その瞬間、宦官たちが魅音様の両脇を抱え、引きずるようにして立ち上がらせる。魅音様は涙目になりながら、いやいやと首を横に振った。
「けれど……けれど、陛下!」
「おまえとは二度と会うことはないだろう。他の妃たちも、今後の身の振り方をよく考えることだ」
龍晴様はそう言って、わたくしへ目配せをする。ついて来いということらしい。
わたくしは妃たちへ一礼したあと、急いで龍晴様の後ろに続く。
彼はわたくしの頭をくしゃくしゃと撫でたあと、ニコリと満足気に微笑んだ。まるで『これでいいだろう?』とでも言わんばかりに。
だけどわたくしは、
わたくしは――――嬉しいとは思わなかった。
昨日までのわたくしなら、あるいは喜んでいたかもしれない。
たとえ抱かれずとも、自分は特別なんだって。龍晴様に選ばれた存在なんだって。そんなふうに優越感に浸って、浮き足立っていたのかもしれない。
だけど、今はただ、わたくしの事情に巻き込まれた妃たちが気の毒だった。
人は嫉妬をする生き物だ。間違える生き物だ。弱い生き物だ。
自分を大事に思うからこそ、誰かと比べ、羨み、苦しみ、ときにはそれを原動力にして動いている。
わたくしは、魅音様や他の妃たちが羨ましかった。わたくしには決して得られないものを手に入れられることを、本気で妬んでいた。
それを彼女たちにぶつけることはしなかったけれど、気持ちはとてもよくわかる。すごくよくわかる。だから――――
「あの……龍晴様はどうしてこの時分に後宮へ?」
日中に彼が後宮を訪れることは稀だ。本来なら、なにが用事があるときは、事前にわたくしの元へ連絡が来る手はずになっている。
それなのに、今日はそれがなかった。
(これではまるで、まるで――――はじめからこうなることを予想していたみたいじゃない)
どうか違うと言ってほしい。わたくしはブルリと背筋を震わせる。
「もちろん、桜華を守るためだよ?」
けれど、龍晴様が口にしたのは、とても残酷な言葉だった。
つまり、こうなることをわかっていて、龍晴様はわたくしと朝食をとったのだ。妃たちを嫉妬させるために。わたくしに敵意を向ける妃を炙り出すために。
(もしも龍晴様に見つからなければ、今日のことは不問に付すつもりだったのに)
はじめから彼女たちを罰することが目的なら、わたくしにできることはなにもない。もちろん、処罰をわたくしに一任してくださるなら話は別だけれど、おそらくは難しいだろう。魅音様の取り巻きの妃たちなどは特に、巻き込まれただけなのだし、なんとも気の毒な話だ。わたくしは思わず下を向く。
「ねえ、桜華。わかってくれた? 私がどれほど君のことを想っているか。私は君だけを愛しているんだよ?」
とそのとき、龍晴様が立ち止まり、わたくしのほうへと向き直った。
彼の手のひらが、わたくしの頬をそっと撫でる。まるで大切な宝物を愛でるみたいに。優しく、優しく。
だけど、愛しげに細められたはずの瞳には、薄っすらと狂気のようなものが滲んでいて、わたくしの身体を竦ませる。
「だから、ね? 君は妃になんてならなくていい。今のまま、一生私の側にいなさい」
「え……?」
胸がズキンと強く痛む。
一生龍晴様の側にいる――――それはつまり、わたくしはこの後宮を出ることも、他に伴侶を持つことも許されぬまま、心をすり減らし続けるということだ。
「龍晴様、それは……」
「桜華は特別な女性だ。神聖で、決して汚してはならない美しい人だ。皇帝の私ですら君を手折ってはならない――――だから、この後宮で大事に大事に慈しむよ。私の子が成人し、私が皇位から退いたら、離宮でふたりきりで暮らそう」
龍晴様がわたくしを抱きしめる。
龍神の血を引く陛下の言うことは絶対。そんなことは子供ですら知ってる常識だ。わかっている。おかしいと感じるわたくしのほうが変なんだって。
だけど、わたくしの想いは、願いは、希望は――龍晴様にとってはどうでもいいんだろうなぁって。
わたくしを大切だと仰いながら、彼は本当の意味でわたくしを大切にはしてくださらない。龍晴様に必要なのは、彼の思いどおりになる人形。彼の理想を忠実に守った神聖な――偽物のわたくし。
だけどわたくしは、そんな綺麗な人間じゃない。醜い部分をたくさん持って生まれてきた、生身の人間だ。欲もあるし、ときに感情に支配される。龍晴様の望むとおりには生きられない。
龍晴様にとってわたくしってなんなのだろう?
――どうしても疑問に思ってしまう。
「桜華……私の桜華」
龍晴様に抱きしめられながら、わたくしは静かに唇を噛んだ。
9
お気に入りに追加
819
あなたにおすすめの小説
婚約者の本性を知るのは私だけ。みんな騙されないで〜!
リオール
恋愛
可愛い系で、皆に人気の王太子様は私の婚約者。キャルンとした彼は、可愛い可愛いと愛されている。
でも待って、その外見に騙されてはいけないよ!
ツンデレヤンデレ腹黒王太子。
振り回されながらも…嫌いになれない私です。
===
明るいテンションで進む予定です。
ギャグというよりラブコメ?
赤の他人から婚約破棄を迫られた話~恥ずかしがり屋の王子殿下は、溺愛していることを隠しておきたい~
キョウキョウ
恋愛
ある日突然、無関係な人から婚約を破棄しろと迫られた。
私は、冷静に対処しながら彼が助けに来てくれるのを待った。
どうして私にこだわるんですか!?
風見ゆうみ
恋愛
「手柄をたてて君に似合う男になって帰ってくる」そう言って旅立って行った婚約者は三年後、伯爵の爵位をいただくのですが、それと同時に旅先で出会った令嬢との結婚が決まったそうです。
それを知った伯爵令嬢である私、リノア・ブルーミングは悲しい気持ちなんて全くわいてきませんでした。だって、そんな事になるだろうなってわかってましたから!
婚約破棄されて捨てられたという噂が広まり、もう結婚は無理かな、と諦めていたら、なんと辺境伯から結婚の申し出が! その方は冷酷、無口で有名な方。おっとりした私なんて、すぐに捨てられてしまう、そう思ったので、うまーくお断りして田舎でゆっくり過ごそうと思ったら、なぜか結婚のお断りを断られてしまう。
え!? そんな事ってあるんですか? しかもなぜか、元婚約者とその彼女が田舎に引っ越した私を追いかけてきて!?
おっとりマイペースなヒロインとヒロインに恋をしている辺境伯とのラブコメです。ざまぁは後半です。
※独自の世界観ですので、設定はゆるめ、ご都合主義です。
私も一応、後宮妃なのですが。
秦朱音|はたあかね
恋愛
女心の分からないポンコツ皇帝 × 幼馴染の後宮妃による中華後宮ラブコメ?
十二歳で後宮入りした翠蘭(すいらん)は、初恋の相手である皇帝・令賢(れいけん)の妃 兼 幼馴染。毎晩のように色んな妃の元を訪れる皇帝だったが、なぜだか翠蘭のことは愛してくれない。それどころか皇帝は、翠蘭に他の妃との恋愛相談をしてくる始末。
惨めになった翠蘭は、後宮を出て皇帝から離れようと考える。しかしそれを知らない皇帝は……!
※初々しい二人のすれ違い初恋のお話です
※10,000字程度の短編
※他サイトにも掲載予定です
※HOTランキング入りありがとうございます!(37位 2022.11.3)
「前世の記憶がある!」と言い張る女が、私の夫を狙ってる。
百谷シカ
恋愛
「彼を返して! その方は私の夫なのよ!!」
「ちょっと意味がわかりませんけど……あの、どちら様?」
私はメランデル伯爵夫人ヴェロニカ・フェーリーン。
夫のパールとは幼馴染で、現在はおしどり夫婦。
社交界でも幼い頃から公然の仲だった私たちにとって、真面目にありえない事件。
「フレイヤよ。私、前世の記憶があるの。彼と結婚していたのよ! 彼を返してッ!!」
その女の名はフレイヤ・ハリアン。
数ヶ月前に亡くなったパルムクランツ伯爵の令嬢とのこと。
「パルムクランツ卿と言えば……ほら」
「あ」
パールに言われて思い出した。
中年に差し掛かったアルメアン侯爵令嬢を娶り、その私生児まで引き取ったお爺ちゃん……
「えっ!? じゃあフレイヤって侯爵家の血筋なの!?」
どうしよう。もし秘密の父親まで超高貴な方だったりしたらもう太刀打ちできない。
ところが……。
「妹が御迷惑をおかけし申し訳ありません」
パルムクランツ伯爵令嬢、の、オリガ。高貴な血筋かもしれない例の連れ子が現れた。
「妹は、養父が晩年になって引き取った孤児なのです」
「……ぇえ!?」
ちょっと待ってよ。
じゃあ、いろいろ謎すぎる女が私の夫を狙ってるって事!? 恐すぎるんですけど!!
=================
(他「エブリスタ」様に投稿)
王子様と朝チュンしたら……
梅丸
恋愛
大変! 目が覚めたら隣に見知らぬ男性が! え? でも良く見たら何やらこの国の第三王子に似ている気がするのだが。そう言えば、昨日同僚のメリッサと酒盛り……ではなくて少々のお酒を嗜みながらお話をしていたことを思い出した。でも、途中から記憶がない。実は私はこの世界に転生してきた子爵令嬢である。そして、前世でも同じ間違いを起こしていたのだ。その時にも最初で最後の彼氏と付き合った切っ掛けは朝チュンだったのだ。しかも泥酔しての。学習しない私はそれをまた繰り返してしまったようだ。どうしましょう……この世界では処女信仰が厚いというのに!
美しい公爵様の、凄まじい独占欲と溺れるほどの愛
らがまふぃん
恋愛
こちらは以前投稿いたしました、 美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛 の続編となっております。前作よりマイルドな作品に仕上がっておりますが、内面のダークさが前作よりはあるのではなかろうかと。こちらのみでも楽しめるとは思いますが、わかりづらいかもしれません。よろしかったら前作をお読みいただいた方が、より楽しんでいただけるかと思いますので、お時間の都合のつく方は、是非。時々予告なく残酷な表現が入りますので、苦手な方はお控えください。 *早速のお気に入り登録、しおり、エールをありがとうございます。とても励みになります。前作もお読みくださっている方々にも、多大なる感謝を! ※R5.7/23本編完結いたしました。たくさんの方々に支えられ、ここまで続けることが出来ました。本当にありがとうございます。ばんがいへんを数話投稿いたしますので、引き続きお付き合いくださるとありがたいです。この作品の前作が、お気に入り登録をしてくださった方が、ありがたいことに200を超えておりました。感謝を込めて、前作の方に一話、近日中にお届けいたします。よろしかったらお付き合いください。 ※R5.8/6ばんがいへん終了いたしました。長い間お付き合いくださり、また、たくさんのお気に入り登録、しおり、エールを、本当にありがとうございました。 ※R5.9/3お気に入り登録200になっていました。本当にありがとうございます(泣)。嬉しかったので、一話書いてみました。 ※R5.10/30らがまふぃん活動一周年記念として、一話お届けいたします。 ※R6.1/27美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛(前作) と、こちらの作品の間のお話し 美しく冷酷な公爵令息様の、狂おしい熱情に彩られた愛 始めました。お時間の都合のつく方は、是非ご一読くださると嬉しいです。
*らがまふぃん活動二周年記念として、R6.11/4に一話お届けいたします。少しでも楽しんでいただけますように。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる