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6章
約束3
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3時間前。
俺は仕事を終えると、いつものように星川さんに連絡を入れた。
《今終わりました。今から行きます》
《お疲れ様。気を付けて来いよ》
「すみません、今日はお先に失礼します!」
同僚たちに声をかけ慌てて身支度を済ませると、俺は急ぎ足で水族館を出た。
(星川さんが好きだと言っていたワインも用意した)
(あとは……)
手に持ったワインの入った紙袋ともう一つの紙袋。
誕生日を祝うと決まってから、暇さえあればいろんな店を回り、ようやく決まったプレゼント。見つけた瞬間、これしかないと思った。
「星川さん、喜んでくれるといいな」
俺は星川さんの喜ぶ顔を思い浮かべながら、意気揚々とケーキ屋に向かおうとした。
だが。
「電話?」
ポケットの中で震える携帯を取り出すと、水族館の指原リーダーからの電話だった。
「はい、柳瀬ですが……えっ」
それは一頭のペンギンの急病を知らせる電話だった。
《すまない、だが、今日は人も少なくて手が空いているのがお前しかいないんだ》
《手を貸してくれないか?》
指原さんの後ろでは、慌ただしく対応する同僚たちの声が聞こえた。
(何でこんな時に……)
星川さんか、それとも病気のペンギンか。
迷いは一瞬だった。
「……分かりました!すぐに行きます」
(星川さんすみません、急いで終わらせて向かいますから)
俺は急いで星川さんにメッセージを送ると、水族館の方へ走り出した。
急いでバックヤードに戻ると、指原さんと2人の担当者が対応にあたっていた。
指原さんの前にはぐったりとした様子の1羽のペンギンが寝かされており、胸が上下にせわしなく動き遠目から見ても呼吸が荒いのが見て取れた。
「指原リーダー!今はどんな状態ですか?」
「来てくれたか!実は、夜に与えた魚が胃の中で消化不良を起こしたみたいなんだ」
「そんな……医師に連絡はついたんですか?」
「ああ。だけど、ここに来る途中の高速道路で事故があったらしくて、つくのが遅れるらしい。柳瀬は他のペンギンが同じような症状になってないか確認してくれ」
「分かりました!」
もし複数同じような子がいれば、食事として出した魚に問題があることになる。そうなれば、明日からの業務にも多大な被害が出てしまうことは明らかだ。
(ただでさえ遅れてるのに、これ以上は待たせられない……)
(頼むからあの子だけであってくれ)
「クエッ」
「休んでいる所をすまない。だが、ちょっと見せてもらうぞ」
俺は祈るような思いで、一羽一羽異変がないか慎重に調べた。
それから数時間後。
バタバタとこちらへ向かってくる足音を響かせ、ようやく医師が到着した。
「遅くなりました!」
「先生、消化不良を起こしているのはこの子です」
「ああ分かった。どれ……」
「指原リーダー。こっちは特に異常はありませんでした」
「分かった。柳瀬、先生も来たことだしもう帰ってもいいぞ」
「ですが……」
「お前今日は急いで上がっていたらしいじゃないか。もしかして何か予定があったんじゃないか?こっちは大丈夫だから行きなさい」
「……ありがとうございます!」
俺はぺこりと指原さんに頭を下げると、足早に星川さんの元へ急いだ。
水族館を出ると、時計の針は23時を少し過ぎた時間を指していた。
「急げば今日中には間に合う……!」
「そう言えばあれから返信は……あれ?」
赤信号で止まった隙に、ふと気になって携帯を見るが、星川さんからの返信は来ていなかった。
代わりに、星川さんに初めて会った夜に抱いた女からメッセージが来ていた。
《大地君から連絡が来るなんて珍しい!でも、今日約束してたっけ?》
「何を言ってるんだ?俺が連絡いれるわけ……」
その時、俺は自分の失態に気づいてしまった。
俺は星川さんに送るはずだったメッセージを、誤って別の人に送っていたのだ。
「しまった!」
俺は舌打ちをすると、急いで店に向かった。
(馬鹿だ。ちゃんと確認してから送ればよかった!)
今頃、星川さんは連絡のない俺を待ち続けているだろうか?
それとも諦めて寝てしまっただろうか?
(とにかく会って説明しないと……)
「あっ、大地君だ~!」
「あんたは……」
ガチャガチャ
「……さん、星川さん」
「ん……柳瀬?」
いつの間にか寝ていたらしい。
肩を揺すられソファから起き上がるとそこには、なぜか息を切らしてこちらを見つめる柳瀬がいた。
「いつ来たんだ?」
「今です。すみません、遅れてしまって……」
マサムネが柳瀬の足にすり寄るのをぼんやりと見ながら、俺は時計を見上げた。
時計を見ると時刻は0時13分。誕生日はもう過ぎてしまっていた。
「何かあったのか?」
たしか連絡が来たのは20時。どう考えても時間が合わない。
「それは……」
柳瀬は頭を掻きながら、気まずそうに口を開く。
その時、柳瀬の服から微かに漂う香水の香りに気が付いた。
(この、香りは……)
それはバニラのような甘ったるい香りにバラを足したような、明らかに女物の香水の香りだった。
なぜ、仕事帰りのはずの柳瀬からそんな香りがするのか。
信じたくない事実に、くらりと視界が歪む。
「は、っはは……」
「星川さん?」
突然笑い出した俺を、狼狽えた様に見る柳瀬。
(柳瀬の最優先は俺だと……なにを勘違いしていたんだ)
柳瀬が俺を好きなのではないかと、なぜ思ってしまったのか。
「お前は、俺じゃなくてもよかったんだな……」
「星川さん?何を言って」
「そんな匂い付けて気づかれないと思ったのか?そんな甘ったるい香りをプンプンさせてくるなんて、よっぽどの間抜けだな」
「匂い?そんなのつくわけ……あっ」
不思議そうに服を匂う柳瀬が、何かに気づいたのように声を上げる。
その様子に、俺の中でわずかに残っていた期待が絶望に変わった。
「思い出したか?それとも忘れたフリなのか、まあどちらでも俺には関係ないがな」
「待ってください。誤解です、これは理由が」
「理由だと⁉」
ダンッ
目の前の机を力任せに叩く。大きな音に驚いたのかマサムネが部屋の端に逃げていく。それに申し訳なく思いながらも、一度火がついた怒りは収まらない。
「俺の誕生日を祝うって言いながら、自分は仕事帰りに女と遊んでいたのか……俺との約束はその程度だったってことだろ!」
「違います!話を聞いてください」
「聞きたくない!」
伸びてきた柳瀬の手を払いのける。柳瀬は払われた手を押さえながら、くしゃりと顔を歪ませた。
(なんでお前が傷ついた顔をしてるんだ)
泣きたいのは俺の方なのに。
「女に誘われて、ほいほいとホテルに行った奴のなにを聞けばいいんだ」
「だから行ってないですって!仕事が終わって店に向かおうとしたら、急変したって連絡が入ったんです。それで……」
「もういい。……お前の事は信用していたんだがな」
必死に言い訳をしてくる柳瀬の言葉をぴしゃりと止めると、俺は扉を指差した。
「帰ってくれ」
「星川さん……」
柳瀬は俺を見詰めたまま動こうとしなかった。
俺はそれを見てため息をつくと、ソファに掛けていたコートを手に取った。
「帰らないのか?なら俺が出ていく」
「話を、させてくれませんか」
「今は何も聞きたくない。お前の言葉は特に、な」
「……分かり、ました。今日は帰ります。……本当にすみません」
バタンッ
扉が閉り、柳瀬が階段を下りる音が聞こえる。
そして店の前から靴音が聞こえなくなった瞬間、俺はその場に崩れ落ちた。
「うぅ……」
「ニャア……」
「大丈夫、大丈夫だから……」
心配そうに近寄ってきたマサムネを抱き上げるも、頬を伝う涙は止まらない。
何でこんなにも悲しいのだろう。
柳瀬が俺の事を好きだと思っていたからだろうか?それとも、信頼していたから?
否、そうではない。
あいつが、いつでも俺を一番に想ってくれているという事実が嬉しかったのだ。
翔真との過去を聞いても、変わらず傍にいてくれた。
首元に残る傷を見られた時も、一緒に悲しんでくれた。
俺のために怒ってくれた。
「そうか……そうなのか」
俺はショックだったのだ。柳瀬の一番は俺ではなかったという事実に。
(このままあいつがここに来なくなったら)
俺は前の生活に戻れるだろうか。
柳瀬のいなかった、自分を隠した偽りの生活に。
「無理だ……」
あいつはいつのまにか、俺の生活に入り込んでいた。
ぬるま湯につかるかのような幸せな時間は、俺をもはや後戻りさせてはくれないだろう。
相手は年下でノンケで、仕事仲間。
通りを歩けば女たちの視線を集める、そんな男に俺はいつの間にか恋に落とされていたのだ。
(捨てられた後に気づくなんてな……)
認めよう。
俺は、柳瀬が好きだ。
俺は仕事を終えると、いつものように星川さんに連絡を入れた。
《今終わりました。今から行きます》
《お疲れ様。気を付けて来いよ》
「すみません、今日はお先に失礼します!」
同僚たちに声をかけ慌てて身支度を済ませると、俺は急ぎ足で水族館を出た。
(星川さんが好きだと言っていたワインも用意した)
(あとは……)
手に持ったワインの入った紙袋ともう一つの紙袋。
誕生日を祝うと決まってから、暇さえあればいろんな店を回り、ようやく決まったプレゼント。見つけた瞬間、これしかないと思った。
「星川さん、喜んでくれるといいな」
俺は星川さんの喜ぶ顔を思い浮かべながら、意気揚々とケーキ屋に向かおうとした。
だが。
「電話?」
ポケットの中で震える携帯を取り出すと、水族館の指原リーダーからの電話だった。
「はい、柳瀬ですが……えっ」
それは一頭のペンギンの急病を知らせる電話だった。
《すまない、だが、今日は人も少なくて手が空いているのがお前しかいないんだ》
《手を貸してくれないか?》
指原さんの後ろでは、慌ただしく対応する同僚たちの声が聞こえた。
(何でこんな時に……)
星川さんか、それとも病気のペンギンか。
迷いは一瞬だった。
「……分かりました!すぐに行きます」
(星川さんすみません、急いで終わらせて向かいますから)
俺は急いで星川さんにメッセージを送ると、水族館の方へ走り出した。
急いでバックヤードに戻ると、指原さんと2人の担当者が対応にあたっていた。
指原さんの前にはぐったりとした様子の1羽のペンギンが寝かされており、胸が上下にせわしなく動き遠目から見ても呼吸が荒いのが見て取れた。
「指原リーダー!今はどんな状態ですか?」
「来てくれたか!実は、夜に与えた魚が胃の中で消化不良を起こしたみたいなんだ」
「そんな……医師に連絡はついたんですか?」
「ああ。だけど、ここに来る途中の高速道路で事故があったらしくて、つくのが遅れるらしい。柳瀬は他のペンギンが同じような症状になってないか確認してくれ」
「分かりました!」
もし複数同じような子がいれば、食事として出した魚に問題があることになる。そうなれば、明日からの業務にも多大な被害が出てしまうことは明らかだ。
(ただでさえ遅れてるのに、これ以上は待たせられない……)
(頼むからあの子だけであってくれ)
「クエッ」
「休んでいる所をすまない。だが、ちょっと見せてもらうぞ」
俺は祈るような思いで、一羽一羽異変がないか慎重に調べた。
それから数時間後。
バタバタとこちらへ向かってくる足音を響かせ、ようやく医師が到着した。
「遅くなりました!」
「先生、消化不良を起こしているのはこの子です」
「ああ分かった。どれ……」
「指原リーダー。こっちは特に異常はありませんでした」
「分かった。柳瀬、先生も来たことだしもう帰ってもいいぞ」
「ですが……」
「お前今日は急いで上がっていたらしいじゃないか。もしかして何か予定があったんじゃないか?こっちは大丈夫だから行きなさい」
「……ありがとうございます!」
俺はぺこりと指原さんに頭を下げると、足早に星川さんの元へ急いだ。
水族館を出ると、時計の針は23時を少し過ぎた時間を指していた。
「急げば今日中には間に合う……!」
「そう言えばあれから返信は……あれ?」
赤信号で止まった隙に、ふと気になって携帯を見るが、星川さんからの返信は来ていなかった。
代わりに、星川さんに初めて会った夜に抱いた女からメッセージが来ていた。
《大地君から連絡が来るなんて珍しい!でも、今日約束してたっけ?》
「何を言ってるんだ?俺が連絡いれるわけ……」
その時、俺は自分の失態に気づいてしまった。
俺は星川さんに送るはずだったメッセージを、誤って別の人に送っていたのだ。
「しまった!」
俺は舌打ちをすると、急いで店に向かった。
(馬鹿だ。ちゃんと確認してから送ればよかった!)
今頃、星川さんは連絡のない俺を待ち続けているだろうか?
それとも諦めて寝てしまっただろうか?
(とにかく会って説明しないと……)
「あっ、大地君だ~!」
「あんたは……」
ガチャガチャ
「……さん、星川さん」
「ん……柳瀬?」
いつの間にか寝ていたらしい。
肩を揺すられソファから起き上がるとそこには、なぜか息を切らしてこちらを見つめる柳瀬がいた。
「いつ来たんだ?」
「今です。すみません、遅れてしまって……」
マサムネが柳瀬の足にすり寄るのをぼんやりと見ながら、俺は時計を見上げた。
時計を見ると時刻は0時13分。誕生日はもう過ぎてしまっていた。
「何かあったのか?」
たしか連絡が来たのは20時。どう考えても時間が合わない。
「それは……」
柳瀬は頭を掻きながら、気まずそうに口を開く。
その時、柳瀬の服から微かに漂う香水の香りに気が付いた。
(この、香りは……)
それはバニラのような甘ったるい香りにバラを足したような、明らかに女物の香水の香りだった。
なぜ、仕事帰りのはずの柳瀬からそんな香りがするのか。
信じたくない事実に、くらりと視界が歪む。
「は、っはは……」
「星川さん?」
突然笑い出した俺を、狼狽えた様に見る柳瀬。
(柳瀬の最優先は俺だと……なにを勘違いしていたんだ)
柳瀬が俺を好きなのではないかと、なぜ思ってしまったのか。
「お前は、俺じゃなくてもよかったんだな……」
「星川さん?何を言って」
「そんな匂い付けて気づかれないと思ったのか?そんな甘ったるい香りをプンプンさせてくるなんて、よっぽどの間抜けだな」
「匂い?そんなのつくわけ……あっ」
不思議そうに服を匂う柳瀬が、何かに気づいたのように声を上げる。
その様子に、俺の中でわずかに残っていた期待が絶望に変わった。
「思い出したか?それとも忘れたフリなのか、まあどちらでも俺には関係ないがな」
「待ってください。誤解です、これは理由が」
「理由だと⁉」
ダンッ
目の前の机を力任せに叩く。大きな音に驚いたのかマサムネが部屋の端に逃げていく。それに申し訳なく思いながらも、一度火がついた怒りは収まらない。
「俺の誕生日を祝うって言いながら、自分は仕事帰りに女と遊んでいたのか……俺との約束はその程度だったってことだろ!」
「違います!話を聞いてください」
「聞きたくない!」
伸びてきた柳瀬の手を払いのける。柳瀬は払われた手を押さえながら、くしゃりと顔を歪ませた。
(なんでお前が傷ついた顔をしてるんだ)
泣きたいのは俺の方なのに。
「女に誘われて、ほいほいとホテルに行った奴のなにを聞けばいいんだ」
「だから行ってないですって!仕事が終わって店に向かおうとしたら、急変したって連絡が入ったんです。それで……」
「もういい。……お前の事は信用していたんだがな」
必死に言い訳をしてくる柳瀬の言葉をぴしゃりと止めると、俺は扉を指差した。
「帰ってくれ」
「星川さん……」
柳瀬は俺を見詰めたまま動こうとしなかった。
俺はそれを見てため息をつくと、ソファに掛けていたコートを手に取った。
「帰らないのか?なら俺が出ていく」
「話を、させてくれませんか」
「今は何も聞きたくない。お前の言葉は特に、な」
「……分かり、ました。今日は帰ります。……本当にすみません」
バタンッ
扉が閉り、柳瀬が階段を下りる音が聞こえる。
そして店の前から靴音が聞こえなくなった瞬間、俺はその場に崩れ落ちた。
「うぅ……」
「ニャア……」
「大丈夫、大丈夫だから……」
心配そうに近寄ってきたマサムネを抱き上げるも、頬を伝う涙は止まらない。
何でこんなにも悲しいのだろう。
柳瀬が俺の事を好きだと思っていたからだろうか?それとも、信頼していたから?
否、そうではない。
あいつが、いつでも俺を一番に想ってくれているという事実が嬉しかったのだ。
翔真との過去を聞いても、変わらず傍にいてくれた。
首元に残る傷を見られた時も、一緒に悲しんでくれた。
俺のために怒ってくれた。
「そうか……そうなのか」
俺はショックだったのだ。柳瀬の一番は俺ではなかったという事実に。
(このままあいつがここに来なくなったら)
俺は前の生活に戻れるだろうか。
柳瀬のいなかった、自分を隠した偽りの生活に。
「無理だ……」
あいつはいつのまにか、俺の生活に入り込んでいた。
ぬるま湯につかるかのような幸せな時間は、俺をもはや後戻りさせてはくれないだろう。
相手は年下でノンケで、仕事仲間。
通りを歩けば女たちの視線を集める、そんな男に俺はいつの間にか恋に落とされていたのだ。
(捨てられた後に気づくなんてな……)
認めよう。
俺は、柳瀬が好きだ。
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