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春日部 27

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    あの男と連絡する為に交換したのは、普段使ってねぇメッセージアプリのID。

    デートプランが決まったから男にそれをメッセージ送信すると、すぐに返信がきた。
    ありがとう、って。

    デート日は次の土曜日。
    その日から大学は夏休みだ。

    観光地デート。

    楽しみだけど、少しの罪悪感もある。恋人同士を装ってあの男を騙すってことだし。

    でも、それがあの男の為でもあると思うし、何より俺が町屋の一番で唯一であり続ける為に必要なことだから。

    俺はその日、町屋の『恋人』になる。


「町屋、土曜日、どうせなら楽しもうぜ。」
「うん。もちろん。……けど、ホントにごめんね、僕の為に。」
「そんなことねーよ。俺の為でもあっから。あの男に町屋の側うろつかれんの、気分わりぃから。」
「う……春日部ぇ。」

    町屋はすげぇ変な顔してる。
    泣きそうなのに口元は笑ってて顔は真っ赤。

    それどんな感情なんだよ、って笑いが込み上げてきたけど、笑うのは我慢した。
    もう、ムラムラが限界で早く町屋とヤりたかったから。

    自分が日常で使ってるエプロンの下に、町屋のナマのチンチンがあるってのに、すげぇドキドキする。
    エプロンからはみ出てる素肌も艶かしくて、マジでやべぇ。

    裸エプロンのAVとかも見たことあっけど、そん時より断然興奮してる。


    もう我慢出来ねぇ。

    スカート捲りするみてぇにエプロンの裾引っ張り上げると、まだ硬くなってねぇチンチンが現れて、興奮で鼻息が荒くなっちまう。

「あ、……ちょっと恥ずかしいんだけど。」

    こんな格好して俺を出迎えたくせによく言う。

    隠そうとする町屋を阻止するように、チンチンに顔近付けて舐め回した。

    毛もねぇし、色も綺麗な町屋のチンチン。
    まだ勃起してねぇから、ガキのチンチンみてぇで背徳感に襲われた。

    しかも、エプロンは俺にとって、町屋に旨い飯食わしてやりてぇつー家族愛の象徴みてぇなもんなのに、それ捲り上げてチンチン出させて、舐めて、しゃぶろうとしてるなんて、やべぇ行為だろって。……やけに興奮した。


「ん、……春日部ぇ、夕飯は…っ。」

    飯より前に町屋を食いたい。

    ずくにチンチンは硬くなって、俺はそれを口に含んだ。
    喉の近くまで入れても全部は口に収まんねぇから、根元は手で扱いてチンチン全体を刺激してやった。

    色っぽい声が頭の上から聞こえてきて、町屋の手が俺の頭に触れて、髪をぐしゃぐしゃに撫で回した。

    すげぇ、感じてくれてる。

    嬉しくなった俺は、必死に頭振って、しゃぶる速度を早くしてやった。

「アッ、それ駄目、……いきそ、…かすか、べぇ、……っ…ん、ハッ。」

    出せよ、って言う代わりに更に強く早くしゃぶってやると、町屋はビクンビクンってチンチン震わせて、口ん中にザーメン吐き出した。

    それをちょっとずつ飲み込む。

    不味いけど、町屋のザーメンは俺のモンだから胃の中に納めてく。

    これから先、町屋のチンチンにこんなこと出来んのは俺だけであってほしい。

    俺ん中じゃなきゃザーメンが出せねぇようになればいいのに、ってそんなことまで思っちまう。

    あの男にもしゃぶられたり、ケツに入れたりしてたんだと思うと、胸がキリキリ痛む。
    過去のことだし、俺だって人のこと言えねぇくらい女とヤってきたけど、悔しいモンは悔しい。

    だから、今求められてんのは俺だけなんだって実感してぇ。

「町屋、俺に入れたいか?」

    イッてもまだ硬ぇ町屋のチンチンを緩く扱きながら聞くと「当たり前でしょ」と言われて、腕を掴まれて後ろを向かされた。

    エプロンのポケットにゴムを仕込んでたようで、それ出して指に嵌めると、俺のケツだけ裸に剥いて穴に指を入れてきた。
    ジェル付きのゴムで、指はにゅるっと入ってきて、俺のいいトコを突いてくる。

「~~~んっ、早く、チンチンっ、くれよッ。」

    町屋にどんだけ求められてんのか確認したくて。腰振ってねだると町屋は喉を鳴らした。

    二本、三本って指は増えてって、いつもと違う性急さにケツの奥がキュンキュン疼いた。

    町屋がチンチンにゴム付け終わって用意できたとこで、俺は町屋をソファーに座り直させて上に跨がった。服は町屋と一つになんのに邪魔だから脱いだ。
    ケツ穴の力抜いて町屋のチンチンの先っぽに押し当てると、そこからは町屋が入れてくれた。

    一気に奥まで。
    長いチンチンが腸壁擦りながら俺の奥に到達して、やべぇくらいの快感がケツ穴から頭へ突き抜けてった。

    一瞬目の前が真っ白になっちまった。

    後ろに倒れそうになったから掴まるモンが欲しくて、胸に町屋の頭抱き込んだ。町屋の唇が俺の肌にくっついて、そんな触れ合いまで敏感に感じ取って声が出ちまう。

「ふああァ……町屋ぁ、っ、気持ち、いッ、あ、……ん、ん、アッ、アッ。」
「春日部ッ、いいッ、最高…っ、春日部ッ。」
「……っ、もっと、あンンッ、もっと俺のっ、く、名前、呼べよッ、町屋ッ。」
「うんっ。……春日部ッ、春日部ぇ、気持ちイイッ、……ん、春日部えッ…大好きッ。」

    こんな時に聞く大好きは反則で、突き上げられながら俺はあっけなくイッた。


「ん、んんっ、止まんねぇ、アッ、……ふ、ザーメン、止まんねぇよォ、町屋ァ、――くっ。」

    町屋が俺の乳首に吸い付いて、ひっぱって、歯を立てて、気持ち良すぎて涙で歪んだ視界ん中にパチパチ火花が飛んだ。俺はまたイッて、エプロンの胸辺りにドロドロしたモンぶっかけちまった。

    町屋への家族愛を性欲で汚しちまった罪悪感も、町屋のうっとりとした顔見たら快感へと書き換えられちまう。

    もっと色んなモン汚して、町屋自身も汚して、誰も引き取り手が無くなっちまうくらいに汚してやりてぇ。


「っ、すごい量、しかも、真っ白で、熱いっ、濃いのッ、……おいしッ。」

    エプロンに付いたザーメンを指で掬って舐めた町屋は幸せそうな顔してて、とろんって溶けた瞳が綺麗でやべぇ。さっき、汚してやりてぇって思ったばっかなのに、柔らかい布で何重にも包み込んで、俺が大事に守ってやりてぇって真逆のことも思っちまう。


「町屋ぁ、ンッ、気持ち、良すぎッ、ふああッ、……やべぇよォ。」
「……っ、エロくて、インランでッ、ふ、大好き。ハァッ……大好きだよッ、春日部ぇ。」

    すげぇ切ねぇ声で、何度も大好きって言われて嬉しくて俺も何か言葉を返してぇのに、快感で白く濁っちまった意識ん中じゃ頭が働かねぇ。だから「俺も」って返すのが精一杯だった。

「あ、あ、そんなのッ、言われたら、ヤバッ、…ん、あッ、春日部ぇ……っ、出るッ。」

    直後、町屋は二回目のザーメンをたっぷり吐き出した。

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