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黒龍編
19.
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「それじゃぁ、ヨトを誘拐した人物と黒龍召喚を行った人物は同じ、ラセツという人間だと。……この男たしか、ヨトの里を襲った奴と同一人物だな」
「そういう事になるな。あの時里を襲った後、そのままラセツが黒龍と共に何処かへ消えたと記録には残ってる。まー大方そん時から今まで黒龍を飼い慣らしていたって事になるなー。面倒臭いのか現れたもんだ」
執務室でルークは、アレックスから受け取ったラセツの資料に目を通していた。
「で?ラセツの行方は」
「わからねぇ。昨日、お前さんが暴れた樹海横の廃屋から出てきたきり…その後の足取りは掴めてねぇな」
「今すぐこの男を見つけ出して八つ裂きにしてやりたい所……だが、急を要するのは樹海に残された黒龍か……」
資料をテーブルの上に投げ、ため息を吐きながらルークは片手で頭を抱える。
「早急にコイツの討伐しねぇと…カエラム王国は火の海だ……頼むぜぇ大魔術師さんよォ」
何処か楽観的に紅茶を口にしながら話す、向かいに座ったアレックスの姿にルークは眉を寄せる。
「当然お前も来るんだよな?え?王国騎士団長さんよ」
「……やっぱ、行かなきゃダメ?」
「当たり前だろ。流石にドラゴンと対峙なんてした事ないからな、何が起こるかわからん。お前と…ゼノも連れてこい」
「へぇい……。ヨトはどうするんだ?」
「1人にしておいて、また連れ去られたりしたらたまったもんじゃない。連れていく」
「いいのか?…間違いなく危険な現場になるぞ」
「敵が二手に分かれている以上、そうするのが得策だろう」
そう言いながらルークが手にしていた紅茶のカップをソーサーに置いた瞬間、ピキィッと音を立ててその持ち手にヒビが入った。
「……っ、……なんだ、これ」
「おい!大丈夫かよ!!怪我は!?」
慌てるアレックスと駆け寄ってきたメイドの喧騒を他所に、ルークは呆然とその割れた取っ手を見つめていた。
>>>
「これで完璧……やはり、この服を選んだ私の目に狂いはありませんでした。よくお似合いです、ヨト様」
「えっと、いや……これ締めすぎじゃないですか?てかあの、もうちょい下なのでは……?」
「いえ、これが適正です。なんならもう少しキツくしてもいいかと」
「こ、これ以上ですか!?……って、やってるうぅ……」
「いい仕事をした」と言わんばかりにエルザは自分の額を拭い、満足気にヨトを見つめた。
「そういえば先程、アレキサンダー様はお帰りになられておりました。ルーク様はおそらくまだ執務室に居られます…この可愛らしい姿を一刻も早くご覧にいれたい。ヨト様、今すぐ執務室に向かってください」
「は…!?いや、まってエルザさんそんな急かさないでください……」
半ば追い出されるように私室から出て、言われた通り執務室に向かう。
(いや、…ホントにこの格好…主喜ぶのかな…)
一抹の不安を抱えながら、執務室のドアを叩くも返事がない。
不思議に思いながらも、エルザが「ここに居る」と言うのだから間違いないであろうと、ゆっくりとその重厚なドアを開ける。
少し開いたその扉の隙間から、この季節に似つかわしくないひんやりとした冷気が溢れてくる。
(えっ…な、なに……これ…)
しかも、ただ寒いのではない。
肌が寒いというよりは、ゾクリと悪寒が走るような……ヨトは昔、真夜中の霊場に踏み込むという任務を遂行した事がある。その時感じたものに、今の状況は酷似していた。
「あ、……主……?」
そっと扉から顔を覗かせると、ルークは部屋の奥に置いてある鏡の前に立っていた。
「…………で、……あぁ……それで……」
『いや、……まぁ、ルーク様……』
(誰かと、会話してる…?…いや、あれ…鏡、だよな?)
いつもはボルドー色の布が掛けられているその鏡は、何度かヨト自身も使用したことのある姿見である。その時は、どこにでもあるただの鏡であった。
次の瞬間、ヨトは自分の両眼に映った光景に目を疑った。
鏡から何やら手が現れたかと思うと、その手のひらに握った何かを差し出し、ルークもそれを受け取っていた。
「……っっ……!?えっ…………」
「…誰だ」
思わずヨトの口から大きな声が漏れ、それに気付いたルークがそう声を張り上げながら入口に勢いよく顔を向けた。
「あ、……ある、じ……」
「あぁ、ヨトか。…着替え終わったのかい」
愛する者の姿にルークは安堵の息を吐くと、いつもの調子で話し始める。
「は、はい。…先程…」
「そうか。…なら、こちらにおいで。どんな服をエルザが用意したか知らないから、楽しみにしていたんだ」
優しい微笑みでこちらを手を差し出すルークは、ヨトもよく知っている何時もの姿で……
(魔術師の仕事かも知れないし、気にしないでおくか)
そう自分を納得させ、執務室へと足を踏み入れた。
「それで、あ、あの……この服……変じゃないですか?」
恥ずかしそうに立つヨトの姿は、黒のロングベストにスラッとした同色のパンツとショートブーツ、スノーホワイトが美しい開襟シャツ……までは良かったのだが、ベストの前は外され、その下には黒革のハーネスベルトが装着されていた。
肩から脇に回されている方のベルトはいい。問題は胸を挟むかの様に横に巻かれた2本のベルトの…下の1本が胸のピンク色をしたソレの真下に巻かれており、少しでも動くとヨトのぷくっと膨れた突起を刺激している事だ。
連日にわたり散々可愛がられて敏感になっているソコは、少しの刺激でも存在感を顕にするというのに……先程エルザにベルトをキツく締められたことにより、より食い込む形となりシャツの上からくっきりと形がわかる程になってしまった。
(ぜ、絶対このベルト…もっと下に巻くはずだよね!!!??)
しかもこのシャツでは、首元の魔法痕もそれの周りと首元に集中して付けられた赤い痕と噛み跡は全く隠せない。
ヨトの顔はもう羞恥で今にも泣いてしまいそうだ。
「ふぅん?…エルザ、いいセンスしてるじゃないか」
大満足のご様子で、ルークは腕を組みヨトの姿を食い入るように見つめた。
「あ、あの、…これは……その」
ルークの指がその主張する硬い尖りを突くと、更にそれは膨れ上がりベルトに食い込む。
「乳首気持ちよさそうじゃないか?…こんなに出張って可愛い」
「ち、ちがっ……」
「嫌なら脱いでも構わないが」
「……そ、それ、は……」
「満更でもない…か?」
真っ赤な顔で俯くヨトの耳元で、ルークはわざと意地悪そうな声で囁くと、ヨトは慌てて首を振った。
「なんてな。……じゃぁ、出掛けるとするか」
そう言ってルークはヨトの手を握ると、王宮を後にし馬車へと乗り込んだ。
目的地に着くまでの間は当然ルークの手により、ヨトの勃ちあがったピンク色のソレは弄ばれ続けるのであった。
「そういう事になるな。あの時里を襲った後、そのままラセツが黒龍と共に何処かへ消えたと記録には残ってる。まー大方そん時から今まで黒龍を飼い慣らしていたって事になるなー。面倒臭いのか現れたもんだ」
執務室でルークは、アレックスから受け取ったラセツの資料に目を通していた。
「で?ラセツの行方は」
「わからねぇ。昨日、お前さんが暴れた樹海横の廃屋から出てきたきり…その後の足取りは掴めてねぇな」
「今すぐこの男を見つけ出して八つ裂きにしてやりたい所……だが、急を要するのは樹海に残された黒龍か……」
資料をテーブルの上に投げ、ため息を吐きながらルークは片手で頭を抱える。
「早急にコイツの討伐しねぇと…カエラム王国は火の海だ……頼むぜぇ大魔術師さんよォ」
何処か楽観的に紅茶を口にしながら話す、向かいに座ったアレックスの姿にルークは眉を寄せる。
「当然お前も来るんだよな?え?王国騎士団長さんよ」
「……やっぱ、行かなきゃダメ?」
「当たり前だろ。流石にドラゴンと対峙なんてした事ないからな、何が起こるかわからん。お前と…ゼノも連れてこい」
「へぇい……。ヨトはどうするんだ?」
「1人にしておいて、また連れ去られたりしたらたまったもんじゃない。連れていく」
「いいのか?…間違いなく危険な現場になるぞ」
「敵が二手に分かれている以上、そうするのが得策だろう」
そう言いながらルークが手にしていた紅茶のカップをソーサーに置いた瞬間、ピキィッと音を立ててその持ち手にヒビが入った。
「……っ、……なんだ、これ」
「おい!大丈夫かよ!!怪我は!?」
慌てるアレックスと駆け寄ってきたメイドの喧騒を他所に、ルークは呆然とその割れた取っ手を見つめていた。
>>>
「これで完璧……やはり、この服を選んだ私の目に狂いはありませんでした。よくお似合いです、ヨト様」
「えっと、いや……これ締めすぎじゃないですか?てかあの、もうちょい下なのでは……?」
「いえ、これが適正です。なんならもう少しキツくしてもいいかと」
「こ、これ以上ですか!?……って、やってるうぅ……」
「いい仕事をした」と言わんばかりにエルザは自分の額を拭い、満足気にヨトを見つめた。
「そういえば先程、アレキサンダー様はお帰りになられておりました。ルーク様はおそらくまだ執務室に居られます…この可愛らしい姿を一刻も早くご覧にいれたい。ヨト様、今すぐ執務室に向かってください」
「は…!?いや、まってエルザさんそんな急かさないでください……」
半ば追い出されるように私室から出て、言われた通り執務室に向かう。
(いや、…ホントにこの格好…主喜ぶのかな…)
一抹の不安を抱えながら、執務室のドアを叩くも返事がない。
不思議に思いながらも、エルザが「ここに居る」と言うのだから間違いないであろうと、ゆっくりとその重厚なドアを開ける。
少し開いたその扉の隙間から、この季節に似つかわしくないひんやりとした冷気が溢れてくる。
(えっ…な、なに……これ…)
しかも、ただ寒いのではない。
肌が寒いというよりは、ゾクリと悪寒が走るような……ヨトは昔、真夜中の霊場に踏み込むという任務を遂行した事がある。その時感じたものに、今の状況は酷似していた。
「あ、……主……?」
そっと扉から顔を覗かせると、ルークは部屋の奥に置いてある鏡の前に立っていた。
「…………で、……あぁ……それで……」
『いや、……まぁ、ルーク様……』
(誰かと、会話してる…?…いや、あれ…鏡、だよな?)
いつもはボルドー色の布が掛けられているその鏡は、何度かヨト自身も使用したことのある姿見である。その時は、どこにでもあるただの鏡であった。
次の瞬間、ヨトは自分の両眼に映った光景に目を疑った。
鏡から何やら手が現れたかと思うと、その手のひらに握った何かを差し出し、ルークもそれを受け取っていた。
「……っっ……!?えっ…………」
「…誰だ」
思わずヨトの口から大きな声が漏れ、それに気付いたルークがそう声を張り上げながら入口に勢いよく顔を向けた。
「あ、……ある、じ……」
「あぁ、ヨトか。…着替え終わったのかい」
愛する者の姿にルークは安堵の息を吐くと、いつもの調子で話し始める。
「は、はい。…先程…」
「そうか。…なら、こちらにおいで。どんな服をエルザが用意したか知らないから、楽しみにしていたんだ」
優しい微笑みでこちらを手を差し出すルークは、ヨトもよく知っている何時もの姿で……
(魔術師の仕事かも知れないし、気にしないでおくか)
そう自分を納得させ、執務室へと足を踏み入れた。
「それで、あ、あの……この服……変じゃないですか?」
恥ずかしそうに立つヨトの姿は、黒のロングベストにスラッとした同色のパンツとショートブーツ、スノーホワイトが美しい開襟シャツ……までは良かったのだが、ベストの前は外され、その下には黒革のハーネスベルトが装着されていた。
肩から脇に回されている方のベルトはいい。問題は胸を挟むかの様に横に巻かれた2本のベルトの…下の1本が胸のピンク色をしたソレの真下に巻かれており、少しでも動くとヨトのぷくっと膨れた突起を刺激している事だ。
連日にわたり散々可愛がられて敏感になっているソコは、少しの刺激でも存在感を顕にするというのに……先程エルザにベルトをキツく締められたことにより、より食い込む形となりシャツの上からくっきりと形がわかる程になってしまった。
(ぜ、絶対このベルト…もっと下に巻くはずだよね!!!??)
しかもこのシャツでは、首元の魔法痕もそれの周りと首元に集中して付けられた赤い痕と噛み跡は全く隠せない。
ヨトの顔はもう羞恥で今にも泣いてしまいそうだ。
「ふぅん?…エルザ、いいセンスしてるじゃないか」
大満足のご様子で、ルークは腕を組みヨトの姿を食い入るように見つめた。
「あ、あの、…これは……その」
ルークの指がその主張する硬い尖りを突くと、更にそれは膨れ上がりベルトに食い込む。
「乳首気持ちよさそうじゃないか?…こんなに出張って可愛い」
「ち、ちがっ……」
「嫌なら脱いでも構わないが」
「……そ、それ、は……」
「満更でもない…か?」
真っ赤な顔で俯くヨトの耳元で、ルークはわざと意地悪そうな声で囁くと、ヨトは慌てて首を振った。
「なんてな。……じゃぁ、出掛けるとするか」
そう言ってルークはヨトの手を握ると、王宮を後にし馬車へと乗り込んだ。
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