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黒龍編
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「…んぅ、……はっ、も…むり……」
俯せで腰だけ高く上げた状態のヨトは、目の前のクッションに顔を埋める。
彼の腹も太腿も自分の吐き出した精液塗れで、臀部の間にある秘部は花の香りのする香油を溢れる程に注がれて、ぐちゅ、くちゃっ、と卑猥な音を立てながらルークの長い指を飲み込んでいる。
「無理…?こんなに腰揺らして、無理はないだろ」
指が内部を擦る度に、彼の腰が上下に揺れる。
ルークは挿入した2本の指で、中に眠るヨトの凝り部分を強く押し、コリコリとした感触を楽しむかのように擦った。
「やぁぁぁっ…やぁ、あっぁ、んぁ、そこ…だっ、め……」
「そんなアンアン喘いでダメだと言われてもな」
気が付けば、熱を吐き出したばかりで元気の無かった中心部のソレも勃ち上がり、トロォ…と白い液体を滲ませていた。
ルークはキツい中を押し広げるように、更に指を1本追加して捩じ込む。
「っっっ…!!!!それ以上、は…む、り……」
3本の指が、ぬぷっぐちゅ、くちゅっぐちゃっと音を響かせてヨトの秘部を犯す。
根元まで全部入れ込んで、しこり部をトントントンと指先で刺激してやると、今までよりヨトの腰の動きが大きくなる。
「ぁっ、は…っふ……も、ぉ…いっ、く……」
(もう、ダメ…イきたい、イきたい…きもち、い……)
ヨトの脳内が射精をする事でいっぱいになり、ぎゅうぅ…っと中の指を思い切り締め上げると…まさかのルークは指を全て抜き取ってしまった。
「ひ、ん……ゃぁ……なん、で……」
突然質量を失ったその穴は、物欲しそうにヒクヒクと蠢いている。
「今日はこっち……」
ヨトの身体をひっくり返し仰向けにさせると、その上にルークは跨る。
彼の顔の上で態とらしく身に付けていたいつもの黒いナイトガウンを全て脱ぎ去り、生まれたままの姿になる。
「……っっ…!!」
その姿にヨトは息を飲んだ。
引き締まった腹部は6つに割れ、少し膨らんだ胸部に張りあがった大きな肩周り。
余分な肉が一切なく芸術的な身体の中心に…ヨトの大きさの倍以上はあるであろうご立派な局部が…ビキビキと音を立てて反り立っていた。
「俺のコレでイって?ヨト…」
コレ…と、妖艶な顔付きで舌なめずりをしながら、ヨトに見せ付ける様に自分のモノを片手で扱く。
……その色気たるや……
ヨトは生唾を飲み込む。その姿だけで彼の秘部がきゅぅっと締まり、局部からはぴゅっと先走りの液が飛び散った。
「そ、そんな大きなの…は、入ります……?」
「まぁ…そうだな。ゆっくりやれば大丈夫だろ」
そう言ってルークは、秘部の入口を指でくぱぁ…と開き、己の大きなソレを充てがう。
「…………っっ、ふ、ぅ……」
「っ、……きっ、つ……」
指とは全く異なる圧迫感に、ヨトは眉を寄せる。
ぐちゅ、と音を立てる ソコにゆっくりとルークは息を吐きながら腰を進めた。
「……っ、ヨト、少し力抜けるか……?」
「む、むり……」
身体に力が入りきったヨトの髪を優しく撫でて、ちゅっ、と唇に口付けを落とす。
ちゅっ、ちゅっと角度を変えながらキスを繰り返し、更に胸の突起を指で弄ってやると少しヨトの身体から力が抜ける。
「大好きな乳首…たくさん弄ってやるから…そう…力抜いて……」
「っ、…………ぁう……ぁっ、ん……ある、じ…」
敏感な胸への刺激に、ついヨトの口からは熱い吐息が漏れた。
真っ赤に腫れ上がった突起を何度も舌先で突き、ちゅぅぅ…と吸いながら口内でまたそれを舐め回す。
もう片方も爪でカリカリ引っ掻かれれば、自然とヨトの腰が浮き上がる。
「ん?これ気持ちいい?」
「ぇ、っ……ん、っぅう……きもち、い……」
(こんな…乳首と穴だけの刺激で……こんなの知らない…おかしい……だめ、だ……気持ち良すぎて……)
ルークを飲み込んでいる場所が、段々と解れていき…彼のモノを包み込もうと、その形に変化していく。
ヨトが蕩けたその瞬間に、ルークは一気に腰を進めた。
「んぁぁぁ……っ!!…っう、ぁ……」
「ん、…すっご、ヨトのナカ……あっつ……」
ずぷっ、ぐぷっ…と音を立てながら、更に奥へと進んでいくと…コリッとした凝り部分に、ルークのソレの先端が擦れた。
途端に、これまでの苦しそうなものとは違う…鼻に掛る甘ったるい声がヨトの口から漏れる。
「あっ、……ぁあっ、あっあっぁっ…や、だめ、そ……こ……」
「ヨト…?あぁ、ここ…ヨトの大好きな場所か…」
ふっ、とルーク人の悪い笑みを浮かべると、腰を振り、じゅぶっ、ちゅぷ、ごちゅっと音を鳴らしてその場所を何度も先端で突き上げる。
味わったことの無いその押し寄せる快楽に、ヨトはルークの背中に爪を立てながら耐える。ギリギリと爪はめり込んで、彼の背中に真っ赤な痕を残した。
「だぁ……めっ、んぁ、あっ…おかしく、なるからぁ…やぁぁ……ルークっ……」
「……っ、……ん、」
名前を呼ばれれば、ヨトのナカにいる彼のソレは更に重量を増す。
「っぁ、…ごめ、……なさ、……な…まえ……」
「構わない。なぁ、ヨト…もっと呼んで」
そう強請る彼の吐息は熱くて…「はやく」と云わんばかりに彼の首筋を噛む。
「やぁぁっ、ルーク…っ、ぁ、あっ……ルーク…」
「ヨト…ヨト…愛してるよ、ヨト。……ナカきもちい?」
首筋にある黒い薔薇の部分の周りを、まるで自分の所有物だとアピールするかのように執拗に噛み跡と吸い跡を残す。
「きもち、い……はぁ、ふ……、ルークの…あたって、も……だめ……」
ぎゅうぎゅうと後孔が絞められれば「くっ……」とルークが息を飲み、徐々に腰の動きが激しさを増す。
「ぁあぁああっっ…だ、めぇ……ルーク、はげし……ぁっ、あっぁもっ…イっく……」
「俺も……っ、ん……一緒にイこうか、ヨト……」
パァンパァンと肌がぶつかる音が早まり、結合部がじゅぷごぷっ、じゅぼっと派手に音を立てたかと思えば、ヨトの身体がビクンっっと大きく跳ね上がり、ビュクっっと震える先端から白い液体が勢いよく飛び出す。それと同時にルークも、低い声で唸りながらヨトのナカに己の欲望をぶちまけた。
>>>
「大丈夫か?ヨト」
ベッドに倒れ込んだヨトの体を魔法で綺麗にしたルークは、サイドテーブルに用意されていた水をコップに注ぎヨトに差し出す。
(魔法って……便利だな…何魔法かしらないけど)
そんな事を上手く働かない頭で考えながら、そのコップを受け取る。
「はい、なんとか。……ありがとうございます」
喉を鳴らしながら、ヨトはその水を飲み干す。
(レモンと…ミントが入っているのかな。美味しい…)
その爽快感と美味しさに思わず頬が緩み、すっかり空になったコップをルークに渡す。
その手首ごとグッと彼の方に引き寄せられ、バランスを崩したヨトは彼の胸へと飛び込んだ。
逞しい胸板に顔を埋める形となり、ヨトの心臓は跳ね上がる。
(主…めちゃくちゃ着痩せするタイプじゃん……)
「ルー…………主がこんなに鍛えてるなんて思いませんでした」
先程の名残で、思わず名前を呼んでしまいそうになったヨトは、慌てて「主」と言い直す。
どんな関係性であろうと、彼はこの国の王子だ。気安く名前を呼ぶ事なんて許されるはずがない。
そんな慌てた様子のヨトをクスクス笑いながらその頭を撫でる。
「2人きりの時はルークって呼べよ」
「いや、…それは、あの…俺は従う立場の人間なので…そんな気安く…」
「ん?別に俺が良いっていってんだから体裁とか関係ないだろ」
「てか、その……それだけじゃなくて…あの……」
「ん……?」
「恥ずかしく、て……ですね。はい……」
真っ赤な顔でこちらを見上げるヨトを、ルークは無言で押し倒す。
「ちょ…!!主!!いや、もう無理ですから!!これ以上すると明日起き上がれなくなりますって!!!」
「さっき回復魔法も掛けといたから問題ないだろ」
「いやまたそんな余計な気遣いを!!」
「そうだ、ヨト……いい事教えてやろうか」
「な、なんですか…」
じと…と不審な目でルークを見るヨトの耳元で、彼は笑いながら恐ろしい事を囁いた。
「さっきのな、まだ俺の全部入ってないから…。次は、全部入れてみような」
「はっ…………い?」
その言葉にヨトの体は凍り付いた。
「大丈夫、奥ぶち抜けば全部入るから」
「ぜっっったいむりだろおおおおお」
ヨトの抵抗も虚しく、その日は朝までルークに抱き潰されるのであった。
俯せで腰だけ高く上げた状態のヨトは、目の前のクッションに顔を埋める。
彼の腹も太腿も自分の吐き出した精液塗れで、臀部の間にある秘部は花の香りのする香油を溢れる程に注がれて、ぐちゅ、くちゃっ、と卑猥な音を立てながらルークの長い指を飲み込んでいる。
「無理…?こんなに腰揺らして、無理はないだろ」
指が内部を擦る度に、彼の腰が上下に揺れる。
ルークは挿入した2本の指で、中に眠るヨトの凝り部分を強く押し、コリコリとした感触を楽しむかのように擦った。
「やぁぁぁっ…やぁ、あっぁ、んぁ、そこ…だっ、め……」
「そんなアンアン喘いでダメだと言われてもな」
気が付けば、熱を吐き出したばかりで元気の無かった中心部のソレも勃ち上がり、トロォ…と白い液体を滲ませていた。
ルークはキツい中を押し広げるように、更に指を1本追加して捩じ込む。
「っっっ…!!!!それ以上、は…む、り……」
3本の指が、ぬぷっぐちゅ、くちゅっぐちゃっと音を響かせてヨトの秘部を犯す。
根元まで全部入れ込んで、しこり部をトントントンと指先で刺激してやると、今までよりヨトの腰の動きが大きくなる。
「ぁっ、は…っふ……も、ぉ…いっ、く……」
(もう、ダメ…イきたい、イきたい…きもち、い……)
ヨトの脳内が射精をする事でいっぱいになり、ぎゅうぅ…っと中の指を思い切り締め上げると…まさかのルークは指を全て抜き取ってしまった。
「ひ、ん……ゃぁ……なん、で……」
突然質量を失ったその穴は、物欲しそうにヒクヒクと蠢いている。
「今日はこっち……」
ヨトの身体をひっくり返し仰向けにさせると、その上にルークは跨る。
彼の顔の上で態とらしく身に付けていたいつもの黒いナイトガウンを全て脱ぎ去り、生まれたままの姿になる。
「……っっ…!!」
その姿にヨトは息を飲んだ。
引き締まった腹部は6つに割れ、少し膨らんだ胸部に張りあがった大きな肩周り。
余分な肉が一切なく芸術的な身体の中心に…ヨトの大きさの倍以上はあるであろうご立派な局部が…ビキビキと音を立てて反り立っていた。
「俺のコレでイって?ヨト…」
コレ…と、妖艶な顔付きで舌なめずりをしながら、ヨトに見せ付ける様に自分のモノを片手で扱く。
……その色気たるや……
ヨトは生唾を飲み込む。その姿だけで彼の秘部がきゅぅっと締まり、局部からはぴゅっと先走りの液が飛び散った。
「そ、そんな大きなの…は、入ります……?」
「まぁ…そうだな。ゆっくりやれば大丈夫だろ」
そう言ってルークは、秘部の入口を指でくぱぁ…と開き、己の大きなソレを充てがう。
「…………っっ、ふ、ぅ……」
「っ、……きっ、つ……」
指とは全く異なる圧迫感に、ヨトは眉を寄せる。
ぐちゅ、と音を立てる ソコにゆっくりとルークは息を吐きながら腰を進めた。
「……っ、ヨト、少し力抜けるか……?」
「む、むり……」
身体に力が入りきったヨトの髪を優しく撫でて、ちゅっ、と唇に口付けを落とす。
ちゅっ、ちゅっと角度を変えながらキスを繰り返し、更に胸の突起を指で弄ってやると少しヨトの身体から力が抜ける。
「大好きな乳首…たくさん弄ってやるから…そう…力抜いて……」
「っ、…………ぁう……ぁっ、ん……ある、じ…」
敏感な胸への刺激に、ついヨトの口からは熱い吐息が漏れた。
真っ赤に腫れ上がった突起を何度も舌先で突き、ちゅぅぅ…と吸いながら口内でまたそれを舐め回す。
もう片方も爪でカリカリ引っ掻かれれば、自然とヨトの腰が浮き上がる。
「ん?これ気持ちいい?」
「ぇ、っ……ん、っぅう……きもち、い……」
(こんな…乳首と穴だけの刺激で……こんなの知らない…おかしい……だめ、だ……気持ち良すぎて……)
ルークを飲み込んでいる場所が、段々と解れていき…彼のモノを包み込もうと、その形に変化していく。
ヨトが蕩けたその瞬間に、ルークは一気に腰を進めた。
「んぁぁぁ……っ!!…っう、ぁ……」
「ん、…すっご、ヨトのナカ……あっつ……」
ずぷっ、ぐぷっ…と音を立てながら、更に奥へと進んでいくと…コリッとした凝り部分に、ルークのソレの先端が擦れた。
途端に、これまでの苦しそうなものとは違う…鼻に掛る甘ったるい声がヨトの口から漏れる。
「あっ、……ぁあっ、あっあっぁっ…や、だめ、そ……こ……」
「ヨト…?あぁ、ここ…ヨトの大好きな場所か…」
ふっ、とルーク人の悪い笑みを浮かべると、腰を振り、じゅぶっ、ちゅぷ、ごちゅっと音を鳴らしてその場所を何度も先端で突き上げる。
味わったことの無いその押し寄せる快楽に、ヨトはルークの背中に爪を立てながら耐える。ギリギリと爪はめり込んで、彼の背中に真っ赤な痕を残した。
「だぁ……めっ、んぁ、あっ…おかしく、なるからぁ…やぁぁ……ルークっ……」
「……っ、……ん、」
名前を呼ばれれば、ヨトのナカにいる彼のソレは更に重量を増す。
「っぁ、…ごめ、……なさ、……な…まえ……」
「構わない。なぁ、ヨト…もっと呼んで」
そう強請る彼の吐息は熱くて…「はやく」と云わんばかりに彼の首筋を噛む。
「やぁぁっ、ルーク…っ、ぁ、あっ……ルーク…」
「ヨト…ヨト…愛してるよ、ヨト。……ナカきもちい?」
首筋にある黒い薔薇の部分の周りを、まるで自分の所有物だとアピールするかのように執拗に噛み跡と吸い跡を残す。
「きもち、い……はぁ、ふ……、ルークの…あたって、も……だめ……」
ぎゅうぎゅうと後孔が絞められれば「くっ……」とルークが息を飲み、徐々に腰の動きが激しさを増す。
「ぁあぁああっっ…だ、めぇ……ルーク、はげし……ぁっ、あっぁもっ…イっく……」
「俺も……っ、ん……一緒にイこうか、ヨト……」
パァンパァンと肌がぶつかる音が早まり、結合部がじゅぷごぷっ、じゅぼっと派手に音を立てたかと思えば、ヨトの身体がビクンっっと大きく跳ね上がり、ビュクっっと震える先端から白い液体が勢いよく飛び出す。それと同時にルークも、低い声で唸りながらヨトのナカに己の欲望をぶちまけた。
>>>
「大丈夫か?ヨト」
ベッドに倒れ込んだヨトの体を魔法で綺麗にしたルークは、サイドテーブルに用意されていた水をコップに注ぎヨトに差し出す。
(魔法って……便利だな…何魔法かしらないけど)
そんな事を上手く働かない頭で考えながら、そのコップを受け取る。
「はい、なんとか。……ありがとうございます」
喉を鳴らしながら、ヨトはその水を飲み干す。
(レモンと…ミントが入っているのかな。美味しい…)
その爽快感と美味しさに思わず頬が緩み、すっかり空になったコップをルークに渡す。
その手首ごとグッと彼の方に引き寄せられ、バランスを崩したヨトは彼の胸へと飛び込んだ。
逞しい胸板に顔を埋める形となり、ヨトの心臓は跳ね上がる。
(主…めちゃくちゃ着痩せするタイプじゃん……)
「ルー…………主がこんなに鍛えてるなんて思いませんでした」
先程の名残で、思わず名前を呼んでしまいそうになったヨトは、慌てて「主」と言い直す。
どんな関係性であろうと、彼はこの国の王子だ。気安く名前を呼ぶ事なんて許されるはずがない。
そんな慌てた様子のヨトをクスクス笑いながらその頭を撫でる。
「2人きりの時はルークって呼べよ」
「いや、…それは、あの…俺は従う立場の人間なので…そんな気安く…」
「ん?別に俺が良いっていってんだから体裁とか関係ないだろ」
「てか、その……それだけじゃなくて…あの……」
「ん……?」
「恥ずかしく、て……ですね。はい……」
真っ赤な顔でこちらを見上げるヨトを、ルークは無言で押し倒す。
「ちょ…!!主!!いや、もう無理ですから!!これ以上すると明日起き上がれなくなりますって!!!」
「さっき回復魔法も掛けといたから問題ないだろ」
「いやまたそんな余計な気遣いを!!」
「そうだ、ヨト……いい事教えてやろうか」
「な、なんですか…」
じと…と不審な目でルークを見るヨトの耳元で、彼は笑いながら恐ろしい事を囁いた。
「さっきのな、まだ俺の全部入ってないから…。次は、全部入れてみような」
「はっ…………い?」
その言葉にヨトの体は凍り付いた。
「大丈夫、奥ぶち抜けば全部入るから」
「ぜっっったいむりだろおおおおお」
ヨトの抵抗も虚しく、その日は朝までルークに抱き潰されるのであった。
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