Evergreen

和栗

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ベッドでイチャイチャするのが楽しいのは、男も女も関係ないと思う。
和多流くんに撫でられると嬉しくてもっと甘えたくなるし、名前を呼んでもらうとくすぐったい。
寒い中Tシャツとパンツ姿でベッドでくっつくのは、すごく温かい。
和多流くんの足が絡むたびにこれ以上ないってくらい抱きしめ合う。
「涼くん」
「へへへ、気持ちいいね」
「んー・・・」
ちゅ、ちゅ、と顔中にキスをしてくれる。
時間を忘れてくっついているので、前なんて1時間くらいイチャイチャしていた。
幸せ・・・。今まで生きてて、こんなふうに過ごせるなんて、思ってもなかった。
緩く立ち上がったペニスを擦り付けると、和多流くんのしっかり立ち上がったペニスがさらに強い力で押しつけられた。
「ん、」
「ん、ん、」
「ぅひっ、えへへ、」
鼻先、首筋、耳、目元。たくさんキスをしてくれた。くすくす笑うと、和多流くんがおれの体に跨ってシャツを脱いだ。
おれのシャツにも手をかけて、胸を露わにする。
「涼くんの乳首、立ってるね」
「言わないでよ・・・恥ずかしいんだから」
「ね、したことないこと、してみようよ」
「え?」
「見ててごらん」
ローションではなくボディオイルを手に垂らすと、和多流くんは自分の胸にゆっくりと塗り始めた。
見せつけるように、何度も何度も手が往復する。
ピクピクっとペニスが反応する。すごい、やらしい・・・。和多流くんの胸は厚い。硬くて、張りがあって、おれとは全然違う。
「和多流くん・・・」
「涼くんも自分で塗る?」
「お、おれ、和多流くんに塗りたい」
「いいよ」
手にとって、和多流くんの胸に手を置く。
あ、乳首、立ってる。小さくて、可愛い。
ゆっくり塗ると、熱いため息が漏れた。和多流くんの手がおれの胸に置かれた。2人で手を動かしてマッサージし合う。
これがしたかったのかな。気持ちいいなぁ。
「わ!あはは!」
脇の下に手が滑り込んできた。
やり返すと、和多流くんも笑う。
「くすぐったい」
「あ!ちょっ、あははは!もぉやめて!」
「涼くんも、やめ、ダメだ!ギブギブ!」
手を抜いて、指を絡めて、笑い合う。
ぺと、と胸が重なった。
あ、あれ?なんか、気持ちいい・・・。
「涼くん、心臓すごいね」
「うん、気持ちいいからかな・・・」
「擦りっこしようか」
「え?あっ・・・!んぁ、」
コリコリと乳首が擦れる。和多流くんの乳首、硬い。わ、わ、なんか、すごく、エッチ・・・。
「ふ、ふぅ、んっ、」
「涼くんの乳首、コリコリだね。可愛い・・・気持ちいい」
「ぅうっ、ん、和多流くんの乳首、きもちい、」
「んっ」
「んぅっ、」
唇が押しつけられ、舌を絡める。
舌も、乳首も、ペニスも擦れる。
うっとりと感じていると、無理やり手を捩じ込んで下着の上からローションを塗りたくった。
「ふぅっ!ん、ぅうんっ」
「ん、舌、逃げちゃダメだよ」
「ぷぁ!ふはっ!」
「だーめ」
がしっと顔と頭を固定して、唇を押し付ける。和多流くんの手、大きいから逃げられない。
「ふむっ!むぅ、」
「はぁ、ん、・・・きもち?」
「う、んぅ!ひもち、ひだ、り、ひだぃの、乳首、」
「あぁ、左の乳首の方が気持ちいいんだもんね?擦ってあげるね」
「え?」
「ん?」
「おれ、左の方が、感じるの?」
「あれ?気づいてなかった?そうだよ?ほら」
和多流くんの乳首が左の乳首を擦る。
ゾクゾクっと背筋が震えた。
「ふぁっ、」
「気持ちいいね」
「ん、ん、ん、!んく、」
「はー・・・ごめん、このまま一回、いい?」
「へ?は、はぅ、うん!く、口でしようか?」
「は、・・・最後、顔に、かけていい?」
腰の動きが止まらない。擦れて気持ちいい。
何度も頷くと、またキス。やばい、キスでイクかも・・・!
「は、はひっ、はん、ん!ん!」
ジュルルっと音を立てて口の中を吸われた。腰が震える。ペニスもヌルヌルと擦れて、たまらない。唇が離れた。和多流くんは荒い呼吸を繰り返して目をぎゅ、と閉じた。集中してる。胸がキュウっと締まって、背中を撫でる。
「はあ、あ!あ!和多流くん、和多流くん!」
「あ゛ー、ごめん、いく!」
ガバッと起き上がって、おれの顔の前に腰を突き出してパンツを下ろして激しくしごいた。
太ももを掴んで、先端をパクりと咥えてぢゅうっと吸い付く。
「あ゛ぁ!ぐ、やばっ、ぁあっ・・・!あー・・・やっべぇ・・・ごめん・・・めっちゃ出た・・・」
口の中にドロドロと精液が溢れる。小分けにして飲み込んで、さらに吸い付くと、とろとろ、と流れ込んできた。
それも飲み干す。
「は、はぁ、すごかったね・・・へへ」
「涼くん・・・エロすぎるって・・・最後やばいって・・・」
はぁはぁと息を整えながら、汗を垂らして笑う。
ちょっと意地悪したくなって、いったばかりのペニスを包んで指先で先端を擦ると、ガクガクっと腰が揺れた。
「わぁ!ちょちょちょっ!」
「潮吹けるかなぁ」
「ダメダメ!おしまい!もぉっ、いたずらっ子だなぁ」
「見たかったのに・・・」
「ダメ。これからエッチするんだから」
「えー?今のはなんだったの?」
「ん?んん・・・まぁ、エッチですね」
なんで照れてるんだろ。
ぐしょぐしょになったパンツを脱ぎ捨てて、和多流くんはいそいそとおれのパンツも脱がす。
うーん、したい気持ちもあるけど・・・。
「あのぉ」
「んー?」
「・・・あの、さっきの、またしてほしい」
「ん?どれ?」
「・・・乳首の、やつ」
和多流くんは少し考えて、ニヤッと笑う。ぼたぼた、とローションを落とすと、胸が重なった。
「エッチ」
「わ、和多流くんだって!」
「ほら、乳首、集中して?」
「うっ、」
「あー、可愛いなぁ。乳首しながら、お尻いじりたい」
「うひゃ!」
背中に手が回ったと思ったら、そのままお尻に伸びてつぷ、と指を入れられた。
「う!ん!だめ、」
「ダメじゃないよ」
カプ、と唇を塞がれた。気持ちよくて、すぐに思考がとろけた。
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