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しおりを挟む「春日部のところって、普段どんな風に喧嘩するの」
のんびりと軍司くんが聞いてくるので少し驚いた。
ランチに行こうよと言われたので珍しいなと思いながらファミレスに行くと、すでに席についてドリンクバーを楽しんでいた。
軍司くんは昔からファミレスが好きなのだ。
山田くんと付き合い始めてからこうやってぽつぽつと質問されることが多くなり、メッセージのやり取りでほんの少しだけ惚気てくるようになった。それでも悩みがあるのだろうか。あまり他人に興味がない彼だけど、どっかのお金持ちのおじさんのところに入り浸ってお金をもらってた頃よりも、今の方が好きだ。
「結構くだらないことで喧嘩するけど」
「どんな?」
「・・・お風呂、先にどっちが入るか?」
「想像以上にくだらなかった」
「お互いに仕事で疲弊してるときに譲り合って喧嘩になって、朝になってからお互いにばかばかしいことしてたねって冷静になるよ」
「他には?」
「えー?・・・いや、それこそ日々のちょっとした積み重ねとかじゃない?和多流くん、掃除が苦手でよく書類とか本とか雑誌とか積みっぱなしにするんだけど、雪崩とか起きるんだよね。それでおれが切れてる」
「春日部って切れるんだ」
「そりゃ、何度言っても片付けないとね」
「藤堂さんは怒らないの?」
「怒るよ」
「なんで?」
「何が聞きたいの?」
あまりにも根掘り葉掘り聞いてくるから、少しだけ警戒する。
軍司くんはきょとんとした後、首を傾げた。
「確かに、おれ、何が聞きたいんだろ」
「えー?なにそれ」
「・・・なんか、あいつ、藤一が・・なんかさー!もー!あいつわけわかんねぇんだよ!」
いきなり顔を真っ赤にしてテーブルをたたいた。
周りのお客さんが驚いて振り返り、声を潜める。
慌ててなだめると、軍司くんは顔をしかめて声を小さくした。
「あいつ怒らないんだよ」
「は?」
「・・・だから、おれが何しても怒らないんだって」
「・・・具体的に、何をしたの?」
「・・・ほかの男と飯」
「それで?」
「・・・そんだけ」
「・・・え、くっだらねー」
「なんだよその顔!こっちは真剣なんだよ!」
「軍司くんのことだからてっきり・・・」
「どーせビッチだよ」
「そうだね」
ついつい同意すると、テーブルの下で足を蹴られた。
自分から言ってきたくせに。
「・・・あいつさ、おれのことどうでもいいんかな」
ふっとさみし気に目を伏せたので驚いてしまう。
こんなにしおらしい軍司くん、初めて見た。
いっつも人を小馬鹿にして飄々として苦手なこと、嫌いなこと、面倒なことから逃げていたのに、一人の幼馴染に翻弄されている。
意外だった。山田君のことを振り回しているのかと思っていたから。
「おれが男と会っててもなんとも思わないみたいでさ」
「山田君のことだから浮気だと思ってないんじゃない?」
「浮気なんてしてないし。未遂です。未遂」
「未遂でもおれは嫌だな。一瞬でも心が揺らいだってことでしょ」
「あー、春日部のそういうところ、昔から苦手!頑固!」
「でも友達でいるんだ?」
「・・・だっておれみたいなやつと一緒にいてくれるの、春日部くらいだし・・・」
恥ずかしそうに言うからこちらまで照れてしまう。
昔からこうなんだよね。適当っていうか緩いっていうか。おれとは正反対なんだ。
だから友達でいられる部分もあるのかもしれない。結構、この緩さに救われることもある。
「話をしても、そうなんだ、で終わるし」
「へー。意外かも。まとわりついてきて色々聞いてくるんだと思ってた」
「おれもそう思ってたし、今までそうだったし」
「今まで?」
「うん。高校のころ、春日部と遊ぶ日に誘ってきたから断ったら、すっげー食い下がってきたし。だから・・・付き合って急に冷められた感じになって、ちょっとしんどいかも」
それは、ちょっと寂しいかもしれない。
和多流くんが少し山田くんとタイプが似ているので、軍司くんの言いたいことがよく分かった。
いつもべたべたしてきて面倒だなと思っていたけど、急にそっけなくなると寂しいものなのだ。
「おれが聞いてみようか?」
「え?」
「どう思ってんのって」
「・・・いや、その、それを頼もうと思って、呼んだんだけど・・・いざこう、本当にしんどいこと言われたら立ち直れないからやめようと思って・・・」
「・・・昔から喧嘩したこと、ないの?」
「・・・ない。ん、や、でも、一回だけ怒鳴りあい、したことある」
「え?!おれと初めて会ったときより、怒鳴ってたの?」
「うん・・」
「へー。なにしたの」
「いや、おれもあいつもなんも、悪くないけど・・・あぁ、怒るとこんなに感情をむき出しにするんだって、びっくりした。だから、おれに怒らないから、ちょっと、なんか・・・」
「怒る価値もないって思われてるのかって、感じたんだ?」
小さくうなずくので、これは相当参っているなと確信した。
「・・春日部と勘違いしてきたときはあんなに怒ってたのにさ・・・」
「確かに・・・」
「・・やっぱりなんか、違ったのかな」
「・・・・立ち入ったことを聞くけど、」
「してない。まだAもしてない」
Aって、すごく久々に聞いた。今時誰も言わないんじゃないだろうか。
やっぱり普段おじさんと一緒にいることが多かったから、うつるんだろうか(全国のおじさん、ごめんなさい)
席を立って伝票を持つ。軍司くんは驚いたように追いかけてきた。
「いこ。山田くんのお店」
「え!?いや、その、」
「ちょっと興味があるんだよね。バイク屋さんなんでしょ?」
「・・・うん。でも、最近あんまり会ってないから・・」
「・・・え!?会ってないの?」
「・・・うん。前までは毎日連絡が来てたんだ。おれが無視しても・・・今日はこうした、あぁしたって・・・それが、なくなっちゃって、どうしたらいいか分からないから、会ってない」
もうとっくに一緒に住んでいると思っていたので驚いた。
愛されたがりで人肌が好きな人なので、さっさといろんなことを済ましていると思っていたのに。
歩きながら、怒鳴りあいをしたという言葉を思い出したので聞いてみた。
「なんで怒鳴りあいしたの?」
「・・・中学の時に、藤一の弟が小学生で、・・連休前だったから、荷物が多い日でさ。迎えに行ったんだよ。あいつの弟、いつも校庭で遊んでから帰ってくるから」
「うん」
「・・・見通しのいい十字路だったんだけど、トラックが結構なスピードで走ってて・・・あいつの弟、蓮二が吹っ飛ばされてきたんだ。でも、蓮二にケガはなくて。トラックに跳ね飛ばされて壁にぶつかって倒れたのが、あいつの友達だったんだ」
「・・・え、どういうこと?」
「突き飛ばしてかばったんだよ。蓮二より小さい体の子でさ。おれも知ってる子」
「事故?!え、びっくりした、どころじゃないよね・・」
「おれ、棒立ちになっちゃって・・そしたらもう一人その場にいた蓮二の友達が救急車呼んでくれっていうから我に返って、呼ぼうとしたら藤一がいなくてさ。トラックの運転席に乗り込んで、運転手のことぼこぼこに殴ってたんだよね」
「え!?い、意外なんだけど・・」
「救急車呼んでからこっちも必死で止めてさ。その時に怒鳴りあいしたの。運転手、白目向いてひっくり返ってて可哀そうだったな」
「あの、弟さんとお友達は・・・」
「二人とも元気だよ。友達の方は片足が動かなくなったけど・・・一時疎遠になって、でも、高校で再会してよく一緒に遊んでる」
知ってるんだ。二人がまた仲良くなれたこと。
他人に興味がないけど大事にしている人はいるんだと知った。好きな人の弟だからってわけじゃなさそうだ。だったら弟の友達まで知ってるはずがないし。
そんな気がして新たな一面が見られたことに少しだけ感動していると、商店街に入ってきた。このお茶屋さんまでは来たことがあるけど、更にその奥なんだ。
歩いていると、どこかで見た顔が歩いてきた。
あれ?あの子って。
「勇樹」
軍司くんが声をかけた。驚いて立ち止まる。
顔がこちらに向き、首を傾げた。
「あれ、軍司じゃん」
「年上は敬えよ」
「・・・なんでセンセと一緒?」
あ、この子、直哉の友達だ。
一緒に塾に通っている子だ。だから見たことがあったのか。
「橋本くんだよね。こんにちは」
「こんちは。友達っすか。大変ですね、これと友達って」
「これっていうな、ガキ」
「山田んとこ?」
「そう」
「ふーん」
「お前は?」
「後輩迎えに」
「後輩?」
「ん。じゃーな」
急いでいるようで、早足に去っていった。
とっつきにくそうなタイプだけど、後輩を迎えに行くんだから面倒見はいいんだろう。
軍司くんは背中を見送ると、小さく言った。
「あいつ。さっき言ったやつ」
「え?」
「救急車呼んでくれって、おれに言ってきた子。・・・自分の友達二人がケガをして、しんどかっただろうな」
また歩き始め、お店に近づいてきた。バイクが少しだけ並んでいた。
店先から山田くんが出てくると、軍司くんはさっと電柱に隠れた。
「何してるの。行かないの?」
「・・・いい」
「あ、そう?」
「ていうか春日部は何をしたいんだよ」
「見に行くだけ」
言葉通りだ。
軍司くんをおいてお店に近づくと、おれに気づいた山田君が驚いたようにこちらを見た。
「え、春日部くん・・?」
「こんにちは。近くを通ったから、寄ってみたん、」
「ずっとずっとずーーーーっと!!キミと会いたいと!!思っていたんです!!」
言い終わる前に大股で近づきながら叫ばれ、油まみれの手で握手をされた。
声に驚いたのだろうか、奥から年配の女性と高校生くらいの坊主頭の男の子が顔を出した。
「あの、手を離して、」
「ずっとずっと話がしたくて!でも連絡先を知らないから!」
「分かったから、」
「藤一!何をしてるの!お客様が汚れる!」
女性が怒った顔で走り寄ってきた。
よく見ると山田くんと似ているので、お母さんなのだろうか。
「お母さん、この人はお客さんじゃないよ」
「じゃぁなんなの!」
「お友達」
「・・・は!?友達!?」
「うん。最近知り合って友達になったの」
「・・・・え?あの、本当に?この子と友達?」
目を大きく見開いて尋ねてくるので、ついうなずいてしまう。
お母さんは山田くんの手を振りほどくとぎゅーっと手を握ってきた。温かい手だった。柔らかくて、少しかさついていた。
「こんなバカな子と友達になってくれて、ありがとうね・・!」
「え?あ、いやいや・・・」
「マジで、藤一の友達なんですか?こいつと一緒にいてメリットありますか?」
坊主頭の子が近づいてきた。わ、この子も大きいな。
伺うように見下ろしてくる。
山田くんはニコニコしながらおれを見ていた。
「春日部くん、こっちが僕のお母さんで、こっちが弟の蓮二です」
「・・こんにちは」
「こんちは。こいつ方向音痴だし馬鹿だし機械オタクだし話聞かねぇし頑固だし、デメリットしかないけどよろしくお願いします」
「顔だけはいいのにこの子ってばほんっとうにお馬鹿で・・・。よかったら上がっていって?ね!」
「え!?いや、通りかかっただけで、」
「藤一、おれ代わってやっから奥行けよ」
「いいの?春日部くん、入って入って!」
あれよあれよと招き入れられ、ダイニングに通された。
狭くて物が多くて、昔のおばあちゃんの家を思い出させた。
人がたくさんいる家って、こんな感じなんだな。
お茶を出されお菓子を出され、座らされた。お母さんはごゆっくりね!と部屋の奥へ消えていく。
えー、軍司くんのことどうしよう。
「会えてよかった。あの、連絡先交換しよう」
「・・いいけど」
「やったぁ。ずっとずっと話をしたくて・・・いっつも相談とかはひさくんにしてたんだけど、ちょっと話づらくって」
「ふーん。何かあったの?」
「・・・んー・・あの、僕って、バカじゃないですか」
「そうだね」
あ、やば。
つい肯定してしまった。でも気にすることもなく話を続ける。
「だからひさくん、僕のこと嫌いになったのかもしれなくて」
「なんで?」
「・・・知らない人とばっかり遊ぶから」
くっと眉間にしわを寄せた。
あ、一応、やきもちは妬いてるのかな?
「僕はひさくんしかいないけど・・・ひさくんにはたくさん遊ぶ人がいて・・・僕が独り占めできないし・・・それに、最近ひさくんといると前と違うんです」
「違うって?」
「・・・ぎゅーってしたくなる」
困ったように顔を真っ赤にするから、こちらまで恥ずかしくなってしまう。
なんだか中学生と話しているみたいだ。
「したら?」
「いや、でも、・・・・嫌じゃないかなって」
「それは本人に聞きなよ」
「・・・嫌って言われたら怖い」
「ていうかさ、嫌って言うの?好きなのに」
「僕は言いません」
「軍司くんが、だよ」
「・・・恋人になったけど、前よりちょっと、なんだか、遠いです。だって、なんか、その・・・ぎゅーってしたくなるから恥ずかしくて・・・。それに、ひさくんも何も言わないし、僕だけモヤモヤしててカッコ悪い・・・」
「・・・ごめん、じれったい。さっさとしちゃえば」
「いやいや!でもぉ・・・」
「一回してごらんよ。ぜーんぶうまくいくから」
「・・・うまくいかなかったら?」
「いくって。それで、自分だけを見てろって言えばいいよ。そしたらほかの人と遊ばなくなるから」
「本当に?」
「本当。嫌なことは嫌って言ってあげたほうがいい」
「・・・そ、そうですか?じゃぁ、ちょっと頑張ってみます・・・。うまくいったら春日部くんに連絡します!」
「いらない」
「お友達って、素晴らしいですね!何でも相談できるし!早速ひさくんに連絡します!」
「いやいや、おれが帰ってからにして」
「あ、もしもし!ひさくんですか!?」
言ってるそばから!!
頭が痛くなってきた。
やけくそで出されたお菓子を口に入れる。まだ手がべとべとしていた。オイルってなかなか落ちないよな・・。
「あの、今夜会お?ね。・・・え、嫌なの?なんで?お付き合いしてるのに?僕、ひさくんのこと大好きだから・・・嘘じゃないです!嘘つかない!証明するために今から行くから!」
今行っちゃうんだ。
いきなり立ち上がると、携帯を持ったままいきなり外に飛び出していった。
え、おれ置いてきぼり?
どうしたらいいものかぼんやりしていると、乱暴な足音がして玄関が開いた。蓮二くんが呆れた顔をしていた。
「すいません。あのバカ、どっか行っちまった」
「・・・うん。びっくりした」
「すいません。ほんっとうに、あいつ筋金入りのバカなんです」
「いや、大丈夫・・・。そろそろお暇しようと思ってたから」
「・・・あの、また来てやってください」
「え?」
「藤一のやつ、友達すくねーから・・・母ちゃん喜んでたし、あいつも嬉しそうだったから、また来てください。馬鹿を相手にするの、疲れると思うけど」
照れたように笑い、こっちっす、と指をさされた。
兄弟なのにタイプは全然違う。
山田くんは精悍な顔立ちをしていてお母さんに似ているけど、弟さんはきっとお父さんに似ているのだろう。骨格もだいぶ異なっている。
でもやっぱり、作業着を着ていると後ろ姿がそっくりだった。
兄弟って不思議だ。
店の出入り口に戻り、辺りを見渡す。山田くんはもちろん、軍司くんもいなかった。一体どこへ行ったのやら。
「道分かります?」
「うん、ありがとう」
「あ、パソコンとか壊れたら藤一が直せるから、言ってください」
「え?バイク屋さんなのにパソコン直せるの?」
「あいつ、元々そっちの方が好きなんですよ。手先、器用だから」
知らなかった。お礼を言ってお店を後にする。軍司くんには帰ることをメールで伝え、家に帰った。
「ただいまー」
「あー・・・おかえりぃ」
玄関を開けると、少しやつれた和多流くんが部屋から出てきた。
「大丈夫?」
「うーん、まだかかるかも」
「そっかぁ・・・ご飯は食べられる?」
「うん。一緒に食べよ・・・。パソコンが調子悪くって、何度もフリーズするんだよね。だから今、ノートパソコンでやってるんだ・・・」
「・・・あ、山田くんが直せるかも」
「え?誰だっけ?」
「ほら、あの、馬鹿な人」
「・・・あぁっ。あの子ね。えー、大丈夫なの?」
「分からないけど、直せるって聞いたよ。あの、ちょっと質問」
「んー?」
眠そうに目を擦って、抱きつかれた。
背中を撫でながら問いかける。
「抱きしめたくなるけど嫌われたらどうしようって思ったことある?」
「あるよ」
間髪入れずに返事が来たので驚くと、パッと体を離した。
「そりゃ、ねぇ?付き合って早々家出されましたし?愛想笑いしかしてくれないし中々心開いてもらえないし、そりゃー色々疑心暗鬼になりましたよ?」
「あ、ごめん、なさい」
「喧嘩するたびに物件探すし貯金確認するし何も言わないで不満溜め込むし、おれって信用されてないのかなーって」
「・・・まだ怒ってる?」
「・・・んー、怒ってはない。でも、一生忘れられないかな」
「・・・ごめん」
「全然?あー、あんな時もあったなぁ、今はおれに甘えてくれるからよかったーって、嬉しくなるし」
「そう?」
「うん。だからー、もっと甘えて。ね?ね?」
和多流くんは仕事が忙しいとおれに甘えるように強請ってくる。
仕事が落ち着いたらおれを目一杯満足させたいんだって。最初に聞いた時はなんだそれって思ったけど、ちょっと気持ちがわかる気がしてきた。
わがままって愛情表現だもんね。まぁ、過剰になると相手に迷惑がかかるけど・・・。
「じゃぁ、落ち着いたらドライブ行こう」
「うん」
「中華の食べ放題、行きたい」
「うん。涼くんも仕事忙しいし、息抜きでたくさん色んなとこ行こ」
「うん、行こうね。もう少ししたら落ち着くから・・・。体壊さないでね。ご飯できたら呼ぶね」
「・・・やだー。少しイチャイチャして。ね?」
「・・・へへ、うん」
顔を寄せてキスをする。
くすくす笑いながらするキスはくすぐったかった。
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