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第11章 叶【かなえる】
11-2
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―――紫色…。
その瞳には見覚えがある。
ヒヨコオバケも、大蛇オバケも、そしてあの針のオバケもみんな、紫色の目をしてた。
きっとそれは“お客様”特有のものなのだ。…私はそう悟った。
―――つまりこの人も…。
「………お兄さんも、オキャクサマ…なんだね?」
オバケにはいろんな姿のものがいるんだ。
人型を見たのは初めてだけど。
私の問いに、お兄さんは再び顔を俯かせて、
「…概ね、その通りだ。
ただ、少しだけ違う。」
どこか嬉しそうに首を横に振った。
「吾は彼らと同じ存在だ。だが立場はまるで違う。
彼らが囚人を統轄する役目を担っているとするならば、吾は監獄全域を統轄する役目を担っていると言えよう。」
「…………?」
彼は例えを言ったらしいけど、私にはよく分からなかった。
知らず知らずに首を傾げてしまう。
オバケと同じ存在だけど、立場が違う?…どういうことだろう?
「……何が、違うの?」
お兄さんの口元がまた笑みを形作る。
「…豊花。君は知っているはずだ。ただ気に留めていないだけ。
…薬屋が幾度となく口にしただろうに。」
「っ………。」
ひとつだけ、ピンとくる言葉があった。
確かにヨシヤは何度か言ってた。この不思議な世界が、不思議である所以を。
「…まさか、お兄さんは、“アンダーサイカの意思”?」
『まるでアンダーサイカが意思を持っているかのよう…――』
私の問いが正しいことは、更に強調されたにんまり笑みが証明していた。
「…ご明察。吾の名は、“槐”。
アンダーサイカを管理する鬼だ。」
「さいか………鬼…?」
“地獄”というものについて、一度だけ国語の授業で話を聞いたことがあった。
地獄には死者を裁く閻魔大王さまを中心として、配下のたくさんの“鬼”が、様々な場所を管理している。
血の池。煮えたぎる釜。剣の筵。
賽の河原も、そのひとつみたい。
…“鬼”なんだ。
オバケたちも、この…槐という人も。
私がオバケたちを「鬼のようだ」と感じたのも、あながち間違いじゃなかったんだ。
槐は片手で帽子を深く被り直す。
その際、紫色の瞳がしっかり私をとらえて、
「…豊花。君には、叶えたい願いがあるのだろう?
地獄へ引きずり込まれた兄と、君の身代わりとなって消えた薬屋を救いたい。…そうだね?」
「………!!」
私の心を見透かしているかのような発言をした。
「…知っているとも。アンダーサイカで起こったすべての事象を、吾は把握している。そして管理している。
針の鬼があの場に現れるよう仕向けたのも、薬屋が持ち場を離れた際に鳴るはずだった警鐘を止めたのも、……君の兄を地獄へ落とすよう命じたのも吾だ。彼は少々悪ふざけが過ぎたから…。」
「…っ、…それじゃあ…!!」
槐が“ああなるよう”仕向けなければ、稔兄ちゃんもヨシヤも消えなくて済んだってこと…?
「っ………。」
でも、それで槐を責めるのはお門違いだと思った。
理由がどうあれ稔兄ちゃんは罪人なんだ。今回じゃなくても、いつかは地獄へ連れ去られていたはず…。
起こるべくして起こったことなんだ。認めたくないけど…。
「……分かったよ。あなたは自分のやらなきゃいけないことをしただけ…なんだよね。
私があなたに文句を言ったり恨んだりするのは間違いだってことも分かってる…。」
―――でも、
「…でも、お願い…!!
稔兄ちゃんと…ヨシヤを返して…っ!」
手と手をギュウッと握り締めて、私は懇願した。
「…………。」
槐は無言だった。呆れているのかも、興味を持っているのかも窺い知れない。
ただ、紫色の瞳だけはしっかりと私を見据えている。
「ムチャなお願いだと思う…!
…けど、あなたしか頼める人がいないの…!
ちょっとの可能性でいいから…もし二人を助ける方法があるなら、教えて!
私、何でもするから…!!」
オバケを操れるなら、アンダーサイカを操れるなら、この人はもしかしたら私の求める答えを持っているかもしれない。
小さな希望に縋った。
―――それが叶うなら…、
「私が代わりに死んでも構わないから…!」
トンネル内に私の声が反響した。いつまでも。
まるで私自身に言い聞かせているよう。
でも、後悔なんかない。
「…等価交換か…。
君はどうやら嘘や偽善などでなく…本当に彼らが好きなんだね。」
槐は嬉しそうに微笑んだ。
今までは妖しい雰囲気を醸し出していたのにこの時ばかりは、とても“人間らしい”顔をしていた。
「…………え……?」
私は気づく。その笑みに、懐かしみと憧れが込められていること。
「本当に不思議な子だ、君は。
吾が商売人達のためでなく、自分の興味で地上人を招き入れたのは初めてだったよ…。
……君なら、この不毛な世界に終止符を打ってくれるかもしれないな。」
槐は右手をこっちへ伸ばした。
彼との間には5メートル近く距離がある。あったはずだ。
なのに、ひとつ瞬きをすると、
「!!」
いつの間にか彼は、私のすぐ目の前に立っていた。
何をされるんだろう。不安が胸を過ぎって、思わず身を引こうとしたけど、伸ばした右手が素早く私の左手を握った。
…ただし、とても優しい手つきで。
「…利口な君なら理解していると思う。
等価交換とは、どちらも同じだけの代価を支払った上で成り立つ。
…だが、今の君の状態では、残念ながら釣り合っていない。」
「………っ。
…わ、私一人の命で二人も助けてほしいなんて、ずるいって分かってるけど…!」
足りないぶんを…「体の一部をもぎ取る」なんて言わないだろうか。
握られた左手にじんわりと汗が滲んだ。
「………いいや、逆だよ。」
目を疑った。
槐は私の左手を優しく持ち上げ、その手の甲に、噛み付いた。
「…………イッ…、」
でも針でちょっと刺されたような軽い痛み。
唇が離れると、傷口からはごく僅かな出血があった。
意味が分からず槐を見上げる。
「…逆だ。西城 豊花。だって、君は“生きている”。
尊い生者とでは、死者の魂をいくら積もうと天秤は釣り合わないのだ。
……だから、」
槐が自分の左手の甲を噛む。
私の時とは違い、結構な量の血が出た。
…でも“赤”じゃない。“紫色”だ。
それはまるで、今まで私がヨシヤに飲まされていたあの紫色の薬のようで。
「…吾のすべてをあげよう。この世界も、ルールも。
吾の代わりに、君に“アンダーサイカの意思”になってほしい。
…これが、大切な人達を救う条件だ。」
槐が手の甲を私の口元に差し出してくる。
舐めるよう促している。
滴る紫色の血は、きらきらして綺麗だった…。
「これを飲めば、ヨシヤは助かる…?」
槐は静かに頷く。
今の私には、その答えで充分だった。
―――あぁ、嬉しい……。
流れ出る紫色の血に口を近づけ、舐めた。
苦い味…。やっぱり、ヨシヤのくれた薬と同じだ…。
「…ふふ…。
槐は、ヨシヤ…みたいだ…。」
嬉しさと淋しさが押し寄せて、私はついに我慢していた涙を零してしまった。
槐が私の左手を取る。
小さな赤い血の一滴に唇を寄せて、そのまま、口づけた。親愛の相手にするように。
「ありがとう、豊花…。
君のおかげで、この世界は生まれ変われる……―――。」
お礼を言われるなんて、変なの。
だってお願いを叶えてもらうのはこっちなのに。
「…ううん。ありがとう、お願いを聞いてくれて…。」
―――さようなら、お父さん、お母さん…。
―――さようなら、潤ちゃん、拓くん…。
もう二度と会えないかもしれない。手紙も電話も、届かないかもしれない…。
―――でもね、姿が見えなくても、声が聞こえなくてもね、人はヒーローになれるの。
稔兄ちゃんが教えてくれたこと…。
私は誰かの心にきっと残ることができるから。
だから、大丈夫。
私がヨシヤのことを思い出せたように。
―――ありがとう…。
「さようなら、“アンダーサイカ”。
…あの都市伝説は本当だったんだね――。」
『アンダーサイカは、なんでも願いを叶えてくれるんだって。』
私が最後に見たのは、無邪気に、そして嬉しそうににんまりと笑う、槐の顔だった。
目の前が、真っ白になる。
その瞳には見覚えがある。
ヒヨコオバケも、大蛇オバケも、そしてあの針のオバケもみんな、紫色の目をしてた。
きっとそれは“お客様”特有のものなのだ。…私はそう悟った。
―――つまりこの人も…。
「………お兄さんも、オキャクサマ…なんだね?」
オバケにはいろんな姿のものがいるんだ。
人型を見たのは初めてだけど。
私の問いに、お兄さんは再び顔を俯かせて、
「…概ね、その通りだ。
ただ、少しだけ違う。」
どこか嬉しそうに首を横に振った。
「吾は彼らと同じ存在だ。だが立場はまるで違う。
彼らが囚人を統轄する役目を担っているとするならば、吾は監獄全域を統轄する役目を担っていると言えよう。」
「…………?」
彼は例えを言ったらしいけど、私にはよく分からなかった。
知らず知らずに首を傾げてしまう。
オバケと同じ存在だけど、立場が違う?…どういうことだろう?
「……何が、違うの?」
お兄さんの口元がまた笑みを形作る。
「…豊花。君は知っているはずだ。ただ気に留めていないだけ。
…薬屋が幾度となく口にしただろうに。」
「っ………。」
ひとつだけ、ピンとくる言葉があった。
確かにヨシヤは何度か言ってた。この不思議な世界が、不思議である所以を。
「…まさか、お兄さんは、“アンダーサイカの意思”?」
『まるでアンダーサイカが意思を持っているかのよう…――』
私の問いが正しいことは、更に強調されたにんまり笑みが証明していた。
「…ご明察。吾の名は、“槐”。
アンダーサイカを管理する鬼だ。」
「さいか………鬼…?」
“地獄”というものについて、一度だけ国語の授業で話を聞いたことがあった。
地獄には死者を裁く閻魔大王さまを中心として、配下のたくさんの“鬼”が、様々な場所を管理している。
血の池。煮えたぎる釜。剣の筵。
賽の河原も、そのひとつみたい。
…“鬼”なんだ。
オバケたちも、この…槐という人も。
私がオバケたちを「鬼のようだ」と感じたのも、あながち間違いじゃなかったんだ。
槐は片手で帽子を深く被り直す。
その際、紫色の瞳がしっかり私をとらえて、
「…豊花。君には、叶えたい願いがあるのだろう?
地獄へ引きずり込まれた兄と、君の身代わりとなって消えた薬屋を救いたい。…そうだね?」
「………!!」
私の心を見透かしているかのような発言をした。
「…知っているとも。アンダーサイカで起こったすべての事象を、吾は把握している。そして管理している。
針の鬼があの場に現れるよう仕向けたのも、薬屋が持ち場を離れた際に鳴るはずだった警鐘を止めたのも、……君の兄を地獄へ落とすよう命じたのも吾だ。彼は少々悪ふざけが過ぎたから…。」
「…っ、…それじゃあ…!!」
槐が“ああなるよう”仕向けなければ、稔兄ちゃんもヨシヤも消えなくて済んだってこと…?
「っ………。」
でも、それで槐を責めるのはお門違いだと思った。
理由がどうあれ稔兄ちゃんは罪人なんだ。今回じゃなくても、いつかは地獄へ連れ去られていたはず…。
起こるべくして起こったことなんだ。認めたくないけど…。
「……分かったよ。あなたは自分のやらなきゃいけないことをしただけ…なんだよね。
私があなたに文句を言ったり恨んだりするのは間違いだってことも分かってる…。」
―――でも、
「…でも、お願い…!!
稔兄ちゃんと…ヨシヤを返して…っ!」
手と手をギュウッと握り締めて、私は懇願した。
「…………。」
槐は無言だった。呆れているのかも、興味を持っているのかも窺い知れない。
ただ、紫色の瞳だけはしっかりと私を見据えている。
「ムチャなお願いだと思う…!
…けど、あなたしか頼める人がいないの…!
ちょっとの可能性でいいから…もし二人を助ける方法があるなら、教えて!
私、何でもするから…!!」
オバケを操れるなら、アンダーサイカを操れるなら、この人はもしかしたら私の求める答えを持っているかもしれない。
小さな希望に縋った。
―――それが叶うなら…、
「私が代わりに死んでも構わないから…!」
トンネル内に私の声が反響した。いつまでも。
まるで私自身に言い聞かせているよう。
でも、後悔なんかない。
「…等価交換か…。
君はどうやら嘘や偽善などでなく…本当に彼らが好きなんだね。」
槐は嬉しそうに微笑んだ。
今までは妖しい雰囲気を醸し出していたのにこの時ばかりは、とても“人間らしい”顔をしていた。
「…………え……?」
私は気づく。その笑みに、懐かしみと憧れが込められていること。
「本当に不思議な子だ、君は。
吾が商売人達のためでなく、自分の興味で地上人を招き入れたのは初めてだったよ…。
……君なら、この不毛な世界に終止符を打ってくれるかもしれないな。」
槐は右手をこっちへ伸ばした。
彼との間には5メートル近く距離がある。あったはずだ。
なのに、ひとつ瞬きをすると、
「!!」
いつの間にか彼は、私のすぐ目の前に立っていた。
何をされるんだろう。不安が胸を過ぎって、思わず身を引こうとしたけど、伸ばした右手が素早く私の左手を握った。
…ただし、とても優しい手つきで。
「…利口な君なら理解していると思う。
等価交換とは、どちらも同じだけの代価を支払った上で成り立つ。
…だが、今の君の状態では、残念ながら釣り合っていない。」
「………っ。
…わ、私一人の命で二人も助けてほしいなんて、ずるいって分かってるけど…!」
足りないぶんを…「体の一部をもぎ取る」なんて言わないだろうか。
握られた左手にじんわりと汗が滲んだ。
「………いいや、逆だよ。」
目を疑った。
槐は私の左手を優しく持ち上げ、その手の甲に、噛み付いた。
「…………イッ…、」
でも針でちょっと刺されたような軽い痛み。
唇が離れると、傷口からはごく僅かな出血があった。
意味が分からず槐を見上げる。
「…逆だ。西城 豊花。だって、君は“生きている”。
尊い生者とでは、死者の魂をいくら積もうと天秤は釣り合わないのだ。
……だから、」
槐が自分の左手の甲を噛む。
私の時とは違い、結構な量の血が出た。
…でも“赤”じゃない。“紫色”だ。
それはまるで、今まで私がヨシヤに飲まされていたあの紫色の薬のようで。
「…吾のすべてをあげよう。この世界も、ルールも。
吾の代わりに、君に“アンダーサイカの意思”になってほしい。
…これが、大切な人達を救う条件だ。」
槐が手の甲を私の口元に差し出してくる。
舐めるよう促している。
滴る紫色の血は、きらきらして綺麗だった…。
「これを飲めば、ヨシヤは助かる…?」
槐は静かに頷く。
今の私には、その答えで充分だった。
―――あぁ、嬉しい……。
流れ出る紫色の血に口を近づけ、舐めた。
苦い味…。やっぱり、ヨシヤのくれた薬と同じだ…。
「…ふふ…。
槐は、ヨシヤ…みたいだ…。」
嬉しさと淋しさが押し寄せて、私はついに我慢していた涙を零してしまった。
槐が私の左手を取る。
小さな赤い血の一滴に唇を寄せて、そのまま、口づけた。親愛の相手にするように。
「ありがとう、豊花…。
君のおかげで、この世界は生まれ変われる……―――。」
お礼を言われるなんて、変なの。
だってお願いを叶えてもらうのはこっちなのに。
「…ううん。ありがとう、お願いを聞いてくれて…。」
―――さようなら、お父さん、お母さん…。
―――さようなら、潤ちゃん、拓くん…。
もう二度と会えないかもしれない。手紙も電話も、届かないかもしれない…。
―――でもね、姿が見えなくても、声が聞こえなくてもね、人はヒーローになれるの。
稔兄ちゃんが教えてくれたこと…。
私は誰かの心にきっと残ることができるから。
だから、大丈夫。
私がヨシヤのことを思い出せたように。
―――ありがとう…。
「さようなら、“アンダーサイカ”。
…あの都市伝説は本当だったんだね――。」
『アンダーサイカは、なんでも願いを叶えてくれるんだって。』
私が最後に見たのは、無邪気に、そして嬉しそうににんまりと笑う、槐の顔だった。
目の前が、真っ白になる。
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