【本編完結】幼女神の物見遊山観光記

第17回ファンタジー小説大賞参加中! 現在の順位:447
世界はいつだって気まぐれだ。

神様だって手を焼くくらい……。


この世界の創造主は「キメラ」と呼ばれ、神として崇拝されていた。
現在、その名を継いだ少女の名は…咲也子。

その日、咲也子はいつも通り自分の「才能」たちとお茶を楽しんでいた。
和やかな慣れ親しんだ時間……。
だがそんな空気も虚しく、突然「世界の気まぐれ」によって知らない場所へと飛ばされてしまう!
帰る方法はひとつだけ、「誰かが迎えに来るのを待つこと」。
それまで帰れない!?
神といえども(見た目的に)幼い非力な少女の運命や如何に!

しかし当の神様は呑気なもので。
気まぐれな世界の事など知らん顔だ。
出不精な彼女としては久しぶりの外の世界。
せっかくだし楽しんでいこうじゃないか。
思いっきり観光と洒落込むことにしよう、と。
百年余りも引きこもりっぱなしだった神様が、世界を満喫し始める!
そこで出会った<災厄>と不遇な名をつけられた心優しいモンスターとともに……。

先代の作った世界を生きる様々な人々に出会い、触れ合いながら。
迷宮に足を運んでみたり、
モンスターに挑んでみたり、
奴隷を買ってみたり、
自分の祀られている神殿に行ってみたり、
冒険者スクールに行ってみたり。
時々美味しいお菓子をつまみながら紅茶を飲んで、
のんびり気ままに小さな神様観光中!!!
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70
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