死にたがりと真の終焉

平穏無事の朝、毒の花に囲まれ目を覚ましたのは孤立無援の死にたがりである高校生、北沢 春哉。
北沢は昔から自殺の為にあらゆる手を尽くしていたが、どれも失敗に終わっていた。
そんなある日、クラスメイトに頼まれ連れて行かれた廃校で、幽霊の少女コハクと出会う。陽気でエネルギッシュなコハクは北沢を気に入り、自殺の協力を提案した。
コハクと共に行動を始め、再び自殺を試みる北沢。しかし今度はクラスの室長である高峰 倖佑によって阻止されてしまう。
命を尊重する高峰と、命を毛嫌いする北沢。
正反対の二人がぶつかる日々に、どんな結末が待ち構えているのだろうか。




※この小説は友人に見せるために載せたものです
24h.ポイント 0pt
0
小説 194,073 位 / 194,073件 キャラ文芸 4,424 位 / 4,424件

あなたにおすすめの小説

病室と戦場を紡ぐもの

檜麻耶
キャラ文芸
 病弱で入院生活を送る美冬はある日、親友の勧めで匿名相談アプリ『ライトオピニオン』に登録する。  当初は苦手意識を持っていた美冬だが、初めての相談相手『トト』の歯に衣着せぬ意見と厳しくも親身な励ましに感銘を受け、徐々に心を開いていくが……。  同時刻、某所にて部下から勧められたアプリに嫌々登録する男がいた。  これは不遇な人生と決別する少女と、自らの存在に疑問を感じる男の顔を合わせぬ物語。  

【完結】忘れてください

仲 奈華 (nakanaka)
恋愛
愛していた。 貴方はそうでないと知りながら、私は貴方だけを愛していた。 夫の恋人に子供ができたと教えられても、私は貴方との未来を信じていたのに。 貴方から離婚届を渡されて、私の心は粉々に砕け散った。 もういいの。 私は貴方を解放する覚悟を決めた。 貴方が気づいていない小さな鼓動を守りながら、ここを離れます。 私の事は忘れてください。 ※6月26日初回完結  7月12日2回目完結しました。 お読みいただきありがとうございます。

ここは私の邸です。そろそろ出て行ってくれます?

藍川みいな
恋愛
「マリッサ、すまないが婚約は破棄させてもらう。俺は、運命の人を見つけたんだ!」 9年間婚約していた、デリオル様に婚約を破棄されました。運命の人とは、私の義妹のロクサーヌのようです。 そもそもデリオル様に好意を持っていないので、婚約破棄はかまいませんが、あなたには莫大な慰謝料を請求させていただきますし、借金の全額返済もしていただきます。それに、あなたが選んだロクサーヌは、令嬢ではありません。 幼い頃に両親を亡くした私は、8歳で侯爵になった。この国では、爵位を継いだ者には18歳まで後見人が必要で、ロクサーヌの父で私の叔父ドナルドが後見人として侯爵代理になった。 叔父は私を冷遇し、自分が侯爵のように振る舞って来ましたが、もうすぐ私は18歳。全てを返していただきます! 設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。

【完結】「心に決めた人がいる」と旦那様は言った

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
「俺にはずっと心に決めた人がいる。俺が貴方を愛することはない。貴女はその人を迎え入れることさえ許してくれればそれで良いのです。」 そう言われて愛のない結婚をしたスーザン。 彼女にはかつて愛した人との思い出があった・・・ 産業革命後のイギリスをモデルにした架空の国が舞台です。貴族制度など独自の設定があります。 ---- 初めて書いた小説で初めての投稿で沢山の方に読んでいただき驚いています。 終わり方が納得できない!という方が多かったのでエピローグを追加します。 お読みいただきありがとうございます。

【完結】愛していないと王子が言った

miniko
恋愛
王子の婚約者であるリリアナは、大好きな彼が「リリアナの事など愛していない」と言っているのを、偶然立ち聞きしてしまう。 「こんな気持ちになるならば、恋など知りたくはなかったのに・・・」 ショックを受けたリリアナは、王子と距離を置こうとするのだが、なかなか上手くいかず・・・。 ※合わない場合はそっ閉じお願いします。 ※感想欄、ネタバレ有りの振り分けをしていないので、本編未読の方は自己責任で閲覧お願いします。

社畜だったボクは豊穣の女神とゆったり農業生活をすることにした

中七七三
キャラ文芸
社畜だったボクは、今日も深夜バスで帰宅。 泊まりじゃないだけラッキーという会社に勤務している。 で、夜中に「祠」を見つけ、お祈りすると、女神様のいる神域に呼ばれた。 そして、農業生活をすることになった。 ちなみに、自宅から通うのだ。 ボクと女神様の農業スローライフの開始。

【完結】愛も信頼も壊れて消えた

miniko
恋愛
「悪女だって噂はどうやら本当だったようね」 王女殿下は私の婚約者の腕にベッタリと絡み付き、嘲笑を浮かべながら私を貶めた。 無表情で吊り目がちな私は、子供の頃から他人に誤解される事が多かった。 だからと言って、悪女呼ばわりされる筋合いなどないのだが・・・。 婚約者は私を庇う事も、王女殿下を振り払うこともせず、困った様な顔をしている。 私は彼の事が好きだった。 優しい人だと思っていた。 だけど───。 彼の態度を見ている内に、私の心の奥で何か大切な物が音を立てて壊れた気がした。 ※感想欄はネタバレ配慮しておりません。ご注意下さい。

【完結】王子は聖女と結婚するらしい。私が聖女であることは一生知らないままで

雪野原よる
恋愛
「聖女と結婚するんだ」──私の婚約者だった王子は、そう言って私を追い払った。でも、その「聖女」、私のことなのだけど。  ※王国は滅びます。

処理中です...