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生まれ変わってもまた貴方と
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結婚後も私とクリフト様は同じ寝室で毎日のように愛の営みを交わしまくって仕事の時以外の時間を一緒に過ごした。
夜会やパーティでも私はクリフト様にベッタリくっ付いて離れない。私のクリフト様に手を出そうとする泥棒猫は許さないからね。
そう言えばこないだの夜会で私のクリフト様にブンブン羽音のうるさい銀バエが集ってきた。
『あらぁ~んヴァーナル侯爵様じゃないですかぁっ!相変わらず素敵ぃんっ!キャピイ♡あのぉ~あちらで私とぉ、2人っきりでぇ~お話しません事ぉ~?』
アホ丸出しの喋り方で今時娼婦でもしない時代遅れの盛り盛りヘアの厚化粧。卑猥な垂れ巨乳をぶら下げた香水臭いアバズレさんは私を無視してクリフト様にすり寄った。
オメー恐れ多くも聖女の旦那によく声かけられたなぁ?アアン?やんのか?聖女のマッハ砲で大陸の果てまですっ飛ばしてやろうか?
てかさ?この女まさかクリフト様と私の成婚知らねーの?全国ニュースよ?号外出たよ?隣国そのまた隣国またまた隣国までお知らせしてますけどアンタ新聞見てないの?その様子じゃぁ見てないよねぇー
チラッとクリフト様の顔を見ると眉間にシワを寄せ殺し屋の目をしたゴルゴ12になっていた!
「……チッ」
ヒェッ!クリフト様の舌打ち初めて聞いた!
「おい!誰だ場末の娼婦を入れたのは!身元確認はちゃんとしろと言っているだろうが!聖女を狙うならず者だったらどうする!」
うひゃ~クリフト様キレた!護衛に怒鳴りつけてる!怖いけど格好良い!クリフト様いいぞもっと言ってやれ!!
『な!なんですってぇ!私はマタユル伯爵令嬢よ!!誰が娼婦よ失礼なっ』
「ブフォッッ!!!」
やば!吹き出した私はとっさに両手で口をおさえた。だって名は体を表すやん。マタユル=股緩
そしたら股緩さんは目をつり上げてキッと私を睨んだ。きゃー鬼ババア。
『何よアンタ!ヴァーナル侯爵様から離れなさいよ!小娘風情が!!』
私は怖くないけどクリフト様の後ろに隠れてギュッと彼に抱きついた。ふん!触り放題よん。だって私の夫だもんね!羨ましいだろー!やんねーよ!くんかくんかクリフト様は背中もいい匂いだにゃ。
「貴様…俺の超可愛すぎる妻にっ……いい加減にしろ!この国の聖女に対する侮辱っ!不敬罪だ!早く連れてけ!出禁にしろ!」
股緩さんは護衛に拘束され激しく暴れた際に垂れ巨乳の片方をポロリした。がっつり胸があいたドレス着てるからだよぉ。ウッ……何あのデカ乳首。ドドメ色ってやつかな?見てはいけないモノ見ちゃった。
護衛も周りの男性達も顔をしかめて彼女を見ないようにしている。股緩さんは片乳を丸出し状態でギャーギャー喚きながら連れて行かれた。ありゃま親が泣くぞ。
伯爵家は多分彼女を勘当するね。平民落ちからの娼館もしくは修道院ブチこまれルートかな?知らんけど。
「ユイカ大丈夫かい?」
「はいっ。いつもクリフト様が守ってくれるから平気ですわ♡」
はぁん今日も私のスキピが格好良い!クリフト様だいしゅき愛してる!
クリフト様とのラブラブ生活は忙しいけど楽しくて充実している。もちろん聖女の仕事もちゃんとやってる。
汚染された土地や水源を浄化したり病気の人に治癒魔法をかけている。但し私の治癒は善良な人間にしか効果は出ない設定にしている。
犯罪者や悪人には効かないので必然的に彼らが心を入れ替える必要がある。それって聖女としてどうなんだと言う声も多少あるけど、私は悪人と善人を無条件で平等に癒すつもりは微塵も無いの。
ここに来てすぐに張った永久結界は私の生きてる間は破られる事は無い。ちなみに魔王レベルでも絶対に突破不可能だ。ハゲのオッサンも教会の神官達もすげーすげーって卒倒してたな。
クリフト様には聖女の愛し子(旦那だけど)の加護として身体強化と厄除けと女除けの加護をバッキバキにかけまくった。
「クリフト様ぁ。愛してる!!」
「っ!お、俺の方が愛してるよ!!」
こんなんばっか言い合って毎日寝室に籠もってチュッチュウフフ♡やってたらポンポン子供も産まれてお家は賑やかになった。
私とクリフト様のいいとこ取りの娘が2人と息子が3人産まれた。みんなメチャクチャ可愛い!
子供達には圧力に屈したり流されず自分の選んだ相手と幸せになって欲しいと伝えて育てた。そしてみんなそれぞれに魂の伴侶を持つことが出来た。
私の聖女の力をまんま継いだ生き写しの長女もクリフト様に似たイケメン騎士に一目惚れしてアタックしまくり結婚した。さすが私の娘!彼女はファザコンだから納得の結果だった。
何十年経っても私とクリフト様はずっとラブラブだった。お爺ちゃんお婆ちゃんになってもずっとお互いに夢中で大好きだった。そして死ぬまで仲良しだった。
クリフト様とおやすみのキスをしてベッドに入って手を恋人繋ぎして眠ったの。そのまま2人は目覚める事はなかった。
家族は『ラブラブの2人らしい幸せな最期だね』ってみんな泣きながら笑ってた。
こっちの世界でも私とクリフト様はいつも一緒だから楽しいよ。死んでも絶対にクリフト様から離れないもんね。クリフト様も私を絶対に離さないって言ってくれた。はぁ…ほんと大好き♡
「私クリフト様の匂い大好き♡」
「っ!お、俺もユイカの匂いが大好きだ!」
「クリフト様ぁ、チューして♡」
「うっ、うんっ!チュッ…チュッ…」
大好きなクリフト様に抱き締められてキスされて私はとっても幸せ。
みんなの事は空の上からちゃんと見守ってるから元気でね!バイバイ。またいつか会おうね♡
夜会やパーティでも私はクリフト様にベッタリくっ付いて離れない。私のクリフト様に手を出そうとする泥棒猫は許さないからね。
そう言えばこないだの夜会で私のクリフト様にブンブン羽音のうるさい銀バエが集ってきた。
『あらぁ~んヴァーナル侯爵様じゃないですかぁっ!相変わらず素敵ぃんっ!キャピイ♡あのぉ~あちらで私とぉ、2人っきりでぇ~お話しません事ぉ~?』
アホ丸出しの喋り方で今時娼婦でもしない時代遅れの盛り盛りヘアの厚化粧。卑猥な垂れ巨乳をぶら下げた香水臭いアバズレさんは私を無視してクリフト様にすり寄った。
オメー恐れ多くも聖女の旦那によく声かけられたなぁ?アアン?やんのか?聖女のマッハ砲で大陸の果てまですっ飛ばしてやろうか?
てかさ?この女まさかクリフト様と私の成婚知らねーの?全国ニュースよ?号外出たよ?隣国そのまた隣国またまた隣国までお知らせしてますけどアンタ新聞見てないの?その様子じゃぁ見てないよねぇー
チラッとクリフト様の顔を見ると眉間にシワを寄せ殺し屋の目をしたゴルゴ12になっていた!
「……チッ」
ヒェッ!クリフト様の舌打ち初めて聞いた!
「おい!誰だ場末の娼婦を入れたのは!身元確認はちゃんとしろと言っているだろうが!聖女を狙うならず者だったらどうする!」
うひゃ~クリフト様キレた!護衛に怒鳴りつけてる!怖いけど格好良い!クリフト様いいぞもっと言ってやれ!!
『な!なんですってぇ!私はマタユル伯爵令嬢よ!!誰が娼婦よ失礼なっ』
「ブフォッッ!!!」
やば!吹き出した私はとっさに両手で口をおさえた。だって名は体を表すやん。マタユル=股緩
そしたら股緩さんは目をつり上げてキッと私を睨んだ。きゃー鬼ババア。
『何よアンタ!ヴァーナル侯爵様から離れなさいよ!小娘風情が!!』
私は怖くないけどクリフト様の後ろに隠れてギュッと彼に抱きついた。ふん!触り放題よん。だって私の夫だもんね!羨ましいだろー!やんねーよ!くんかくんかクリフト様は背中もいい匂いだにゃ。
「貴様…俺の超可愛すぎる妻にっ……いい加減にしろ!この国の聖女に対する侮辱っ!不敬罪だ!早く連れてけ!出禁にしろ!」
股緩さんは護衛に拘束され激しく暴れた際に垂れ巨乳の片方をポロリした。がっつり胸があいたドレス着てるからだよぉ。ウッ……何あのデカ乳首。ドドメ色ってやつかな?見てはいけないモノ見ちゃった。
護衛も周りの男性達も顔をしかめて彼女を見ないようにしている。股緩さんは片乳を丸出し状態でギャーギャー喚きながら連れて行かれた。ありゃま親が泣くぞ。
伯爵家は多分彼女を勘当するね。平民落ちからの娼館もしくは修道院ブチこまれルートかな?知らんけど。
「ユイカ大丈夫かい?」
「はいっ。いつもクリフト様が守ってくれるから平気ですわ♡」
はぁん今日も私のスキピが格好良い!クリフト様だいしゅき愛してる!
クリフト様とのラブラブ生活は忙しいけど楽しくて充実している。もちろん聖女の仕事もちゃんとやってる。
汚染された土地や水源を浄化したり病気の人に治癒魔法をかけている。但し私の治癒は善良な人間にしか効果は出ない設定にしている。
犯罪者や悪人には効かないので必然的に彼らが心を入れ替える必要がある。それって聖女としてどうなんだと言う声も多少あるけど、私は悪人と善人を無条件で平等に癒すつもりは微塵も無いの。
ここに来てすぐに張った永久結界は私の生きてる間は破られる事は無い。ちなみに魔王レベルでも絶対に突破不可能だ。ハゲのオッサンも教会の神官達もすげーすげーって卒倒してたな。
クリフト様には聖女の愛し子(旦那だけど)の加護として身体強化と厄除けと女除けの加護をバッキバキにかけまくった。
「クリフト様ぁ。愛してる!!」
「っ!お、俺の方が愛してるよ!!」
こんなんばっか言い合って毎日寝室に籠もってチュッチュウフフ♡やってたらポンポン子供も産まれてお家は賑やかになった。
私とクリフト様のいいとこ取りの娘が2人と息子が3人産まれた。みんなメチャクチャ可愛い!
子供達には圧力に屈したり流されず自分の選んだ相手と幸せになって欲しいと伝えて育てた。そしてみんなそれぞれに魂の伴侶を持つことが出来た。
私の聖女の力をまんま継いだ生き写しの長女もクリフト様に似たイケメン騎士に一目惚れしてアタックしまくり結婚した。さすが私の娘!彼女はファザコンだから納得の結果だった。
何十年経っても私とクリフト様はずっとラブラブだった。お爺ちゃんお婆ちゃんになってもずっとお互いに夢中で大好きだった。そして死ぬまで仲良しだった。
クリフト様とおやすみのキスをしてベッドに入って手を恋人繋ぎして眠ったの。そのまま2人は目覚める事はなかった。
家族は『ラブラブの2人らしい幸せな最期だね』ってみんな泣きながら笑ってた。
こっちの世界でも私とクリフト様はいつも一緒だから楽しいよ。死んでも絶対にクリフト様から離れないもんね。クリフト様も私を絶対に離さないって言ってくれた。はぁ…ほんと大好き♡
「私クリフト様の匂い大好き♡」
「っ!お、俺もユイカの匂いが大好きだ!」
「クリフト様ぁ、チューして♡」
「うっ、うんっ!チュッ…チュッ…」
大好きなクリフト様に抱き締められてキスされて私はとっても幸せ。
みんなの事は空の上からちゃんと見守ってるから元気でね!バイバイ。またいつか会おうね♡
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