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自宅で何度か一人でトライしたけど、やっぱりイケないことが多いし、イケてもその後がしんどい。グッタリしてもう二度としたくないとやっぱり思う。
朝陽はそんな俺をその都度慰め、体の方も慰めた。
はじめはイケなかった週だけだったのが、なんとか自分でできた週も気持ちいいものだって塗り替えてから次のチャレンジする方が良いと、実際朝陽にされると別次元に気持ち良かった。
そうなってくると俺ばっかりでは申し訳なくなってくる。
いつものように土曜の夕方前に部屋へ行き、今週の努力結果、惨敗したと報告後、朝陽に手招きされる前に聞いた。
「俺もするってのは嫌だよね」
「ん?」
週末泊まることすら定例になり始めていて、夕食前に俺の溜まったものを処理し、さらには風呂まで勧めてくれて、俺が風呂にいる間に夕食の準備を始めていたりして、ごちそうになることも少なくない。
せめて何か手伝おうにも、料理はそれほど得意ではないし、外食に誘って奢るにしても毎回は遠慮させてしまう。
「朝陽のを俺が触るの」
だからできることと言えば同じことを返すくらいしか思いつかなかった。
「触りたいのか?」
朝陽は優しく聞いてくれる。
自分のものさえ上手く扱えないのに、何を返せるというのか。
触らない方が朝陽のためだとため息が出る。
「俺ばっかで悪いからどうかなって言ってみたんだけど、そもそも、それが下手だから俺毎週ここに来てるんだよな」
「どうしてもなら構わないけど」
「……触っても、意味ないか」
「興味あるの? 練習したいとか?」
まさか人様のもので練習とかできるはずもない。
「いや、朝陽のもさ、ちょっと反応してるの分かるようになったから」
初めてしてもらった時と同じ姿勢で続いているから、背中というか腰のあたりに感じる温かな存在を最近分かるくらいにはテンパリはしなくなってきている。
朝陽は気にしないでと微笑む。
「……なんか、疑似体験みたいで反応しちゃうんだよね。自分でしてるって錯覚するんだと思う」
手から伝わる情報が脳をバグらせるなんて羨ましい。
「そっか、俺もそれくらいになりたい。そしたらVRで自分で障らなくてもイケるようになるかもなのに」
「俺は自分でできるから、無理しなくていいよ」
「無理じゃないとは思うんだけど」
やればやれるとは思う。
ただそうなると元カノとの時と同じ様に上手く出来ているのか苦悩するような気はする。
そしてそんな俺を分からないはずがない朝陽が受け入れるわけもなかった。
「いや、やっぱやめとこう。何がトラウマになるか分からないから、折角定期的に発散できるようになったんだからさ」
「いいな、自分でできて」
もうそんな誰でもできることを朝陽だけ特別にできているみたいなことも言ってしまう。
「できないことは頼れば良いんだ」
「慈悲深すぎ、朝陽」
ただ朝陽は現状維持するつもりはないらしく、俺に合わせて亀の足並みなんだろうがステップアップさせようとしていた。
「あっ……ぁッ……ぁ……ん、ぅん、なんか……」
「ん?」
「ぁ……なんか、いじわる、んッ、……してる?」
「いじわるはしてないよ」
確実にこれまでよりイクまでの時間をかけられていた。
「でも、ぁッ……いかない、ように……」
「快楽に慣れるためだよ」
「なんで……ァッ、ぁ、ぁ」
緩急をつけられているのか、時折激しい刺激を与えられるが、それを長くは続けてくれない。
「昴、イケればいいってだけじゃないんだよ」
「んんっ……、ん……あっ、はぁ、なんで」
「気持ちいいことを楽しむんだよ」
「……マジ、か……」
ここまでくると俺の悩みも角度が変わってくる。
朝陽は俺のことを考えて成長させてくれているのに、俺自身は何も手立てを講じていない。
現状維持ですら迷惑を掛けているのに、それに甘んじているなんてよろしくないのは承知している。
だからある時。
「風俗かな……」
すでに自分で試すことも諦めて、ダルくなっている体で訪ねてきて早々に解消してもらい、せめてもと買ってきた惣菜を肴に飲みながら、呟くように朝陽に伝えた。
「え? 俺じゃ嫌になった?」
少しせつなそうに見える朝陽に、俺の方こそ嫌にならないのか不安が募る。
「そうじゃなくて、朝陽の方がいい加減面倒だろ。毎週毎週」
「平気だけど」
ほぼ毎週土曜日やってくる俺に性欲処理してくれるだけでなく、次の日の朝食は毎度で時には夕飯も作ってくれもするし、さらに毎回ベッドを占領できないとソファーで何度か寝たから、もともとシングル一台だったベッドをツインベッドに買い替えてまでくれて、部屋のサイズ的に二台をくっつけないといけなくてごめんねとまで言わせてしまった。
週一面倒をかけに泊まっていく男のために申し訳無さすぎると謝れば、案外広い方が落ち着くとか、俺に風邪引かせたりする心配の方が辛いなんて、俺は自分の不甲斐なさを嘆くばかりだった。
当然ベッド代なんて受け取ってくれるはずもなく、俺はもう一刻も早く自立して、本来の朝陽がその時間も労力も金銭も注ぐべき相手を見つけられるようにならなければと、それだけは考え続けていた。
「気持ちよくなれるのは分かったし、毎週通えるほど金ないだろうけど、プロに頼む方が良いだろ」
「女の子にしてもらいたいんだ」
そこで朝陽が不機嫌になる意味は分からなかったが、俺はそれどころではなかった。
「…………んー」
「そりゃそうだよね、女の子の……どうした?」
俺の曖昧な答え方が気にくわないなりに納得してくれた朝陽だけど、俺の方が自分で言い出しておいて怯んでいた。
「実はちょっと怖いなって」
「女の子?」
朝陽の問いは最もだけど、過去にもそう感じたことはない。
可愛いと思うし、思春期にはクラスメイトの何気ない仕草にドキドキしたものだが、それが欲情だったかと言うと正確には分からないけど、そんなドロドロしたものではなくてもっと可愛らしい感情だった気がする。
「……女の子っていうか、相手も労働だからって割り切れるとは思うんだけど」
だからこそ、風俗という空間に俺は慄いているのだろうか。
「プロだから?」
朝陽は、俺の不安のもとを一緒に考えてくれる。
「んー、そもそもさ、そういう性的な雰囲気が苦手なのかも。いや、違うかな。逆かな、ハマりそうで怖いのかな。今まで知らなかったから快楽に溺れたらどうしよう」
自分で言っていて分析できてしまった。
未知への恐怖も確かにあるが、それ以上に朝陽によって知らされてしまった快感を、金銭で貰えると体感してしまった自分がそれを適度に抑制できる自信がない。
朝陽は不安にかられ始めた俺の背中を撫でて落ち着かせてくれようとする。
「今は大丈夫?」
「今はまだ朝陽にこれ以上迷惑かけたくないって思ってるから平気だけど、お金払って気持ち良くなったら、どんどんつぎ込むようになるかも」
「そういうことも、あるかもしれないね」
流石俺より俺を理解している朝陽だ、否定しなかった。
「そうだよな、自制できるかな」
ドはまりしたって悪くはないのかもしれないけど、誰に迷惑かけるわけじゃないし。
そうなった俺は果たして、ただ風俗に通うだけで留まれるだろうか。猪突猛進を体現していると自他ともに認めているのだから、探求し始めたら誰にも止められないかもしれない。どんどんとアブノーマルな世界までも開拓していって、仕事さえ変えてしまうかもしれない。
ただの可能性だけど、無いと言い切れないのが俺の恐い所だ。
そうなった自分もきっと俺は受け入れるけど、今の仕事だって大好きだし、何より快楽に溺れてしまうのに抵抗がある。
そんな不安を朝陽はやっぱり感じ取ってしまって、優しく抱きしめてくれてしまう。
「今のままでもいいよ、全然迷惑じゃない」
「……自分でできないばっかりに」
そんな俺だったが、これが切っ掛けである事を考え始めた。
朝陽に迷惑を掛け続ける現状を打開する方法があるのかどうか。
すでに数カ月経っているのに、問題が解決しているどころか朝陽への負担ばかりが増えている現状。
それなのに、さらに何週間しばらく悩んで、やっと一つ結論を出した。
朝陽はそんな俺をその都度慰め、体の方も慰めた。
はじめはイケなかった週だけだったのが、なんとか自分でできた週も気持ちいいものだって塗り替えてから次のチャレンジする方が良いと、実際朝陽にされると別次元に気持ち良かった。
そうなってくると俺ばっかりでは申し訳なくなってくる。
いつものように土曜の夕方前に部屋へ行き、今週の努力結果、惨敗したと報告後、朝陽に手招きされる前に聞いた。
「俺もするってのは嫌だよね」
「ん?」
週末泊まることすら定例になり始めていて、夕食前に俺の溜まったものを処理し、さらには風呂まで勧めてくれて、俺が風呂にいる間に夕食の準備を始めていたりして、ごちそうになることも少なくない。
せめて何か手伝おうにも、料理はそれほど得意ではないし、外食に誘って奢るにしても毎回は遠慮させてしまう。
「朝陽のを俺が触るの」
だからできることと言えば同じことを返すくらいしか思いつかなかった。
「触りたいのか?」
朝陽は優しく聞いてくれる。
自分のものさえ上手く扱えないのに、何を返せるというのか。
触らない方が朝陽のためだとため息が出る。
「俺ばっかで悪いからどうかなって言ってみたんだけど、そもそも、それが下手だから俺毎週ここに来てるんだよな」
「どうしてもなら構わないけど」
「……触っても、意味ないか」
「興味あるの? 練習したいとか?」
まさか人様のもので練習とかできるはずもない。
「いや、朝陽のもさ、ちょっと反応してるの分かるようになったから」
初めてしてもらった時と同じ姿勢で続いているから、背中というか腰のあたりに感じる温かな存在を最近分かるくらいにはテンパリはしなくなってきている。
朝陽は気にしないでと微笑む。
「……なんか、疑似体験みたいで反応しちゃうんだよね。自分でしてるって錯覚するんだと思う」
手から伝わる情報が脳をバグらせるなんて羨ましい。
「そっか、俺もそれくらいになりたい。そしたらVRで自分で障らなくてもイケるようになるかもなのに」
「俺は自分でできるから、無理しなくていいよ」
「無理じゃないとは思うんだけど」
やればやれるとは思う。
ただそうなると元カノとの時と同じ様に上手く出来ているのか苦悩するような気はする。
そしてそんな俺を分からないはずがない朝陽が受け入れるわけもなかった。
「いや、やっぱやめとこう。何がトラウマになるか分からないから、折角定期的に発散できるようになったんだからさ」
「いいな、自分でできて」
もうそんな誰でもできることを朝陽だけ特別にできているみたいなことも言ってしまう。
「できないことは頼れば良いんだ」
「慈悲深すぎ、朝陽」
ただ朝陽は現状維持するつもりはないらしく、俺に合わせて亀の足並みなんだろうがステップアップさせようとしていた。
「あっ……ぁッ……ぁ……ん、ぅん、なんか……」
「ん?」
「ぁ……なんか、いじわる、んッ、……してる?」
「いじわるはしてないよ」
確実にこれまでよりイクまでの時間をかけられていた。
「でも、ぁッ……いかない、ように……」
「快楽に慣れるためだよ」
「なんで……ァッ、ぁ、ぁ」
緩急をつけられているのか、時折激しい刺激を与えられるが、それを長くは続けてくれない。
「昴、イケればいいってだけじゃないんだよ」
「んんっ……、ん……あっ、はぁ、なんで」
「気持ちいいことを楽しむんだよ」
「……マジ、か……」
ここまでくると俺の悩みも角度が変わってくる。
朝陽は俺のことを考えて成長させてくれているのに、俺自身は何も手立てを講じていない。
現状維持ですら迷惑を掛けているのに、それに甘んじているなんてよろしくないのは承知している。
だからある時。
「風俗かな……」
すでに自分で試すことも諦めて、ダルくなっている体で訪ねてきて早々に解消してもらい、せめてもと買ってきた惣菜を肴に飲みながら、呟くように朝陽に伝えた。
「え? 俺じゃ嫌になった?」
少しせつなそうに見える朝陽に、俺の方こそ嫌にならないのか不安が募る。
「そうじゃなくて、朝陽の方がいい加減面倒だろ。毎週毎週」
「平気だけど」
ほぼ毎週土曜日やってくる俺に性欲処理してくれるだけでなく、次の日の朝食は毎度で時には夕飯も作ってくれもするし、さらに毎回ベッドを占領できないとソファーで何度か寝たから、もともとシングル一台だったベッドをツインベッドに買い替えてまでくれて、部屋のサイズ的に二台をくっつけないといけなくてごめんねとまで言わせてしまった。
週一面倒をかけに泊まっていく男のために申し訳無さすぎると謝れば、案外広い方が落ち着くとか、俺に風邪引かせたりする心配の方が辛いなんて、俺は自分の不甲斐なさを嘆くばかりだった。
当然ベッド代なんて受け取ってくれるはずもなく、俺はもう一刻も早く自立して、本来の朝陽がその時間も労力も金銭も注ぐべき相手を見つけられるようにならなければと、それだけは考え続けていた。
「気持ちよくなれるのは分かったし、毎週通えるほど金ないだろうけど、プロに頼む方が良いだろ」
「女の子にしてもらいたいんだ」
そこで朝陽が不機嫌になる意味は分からなかったが、俺はそれどころではなかった。
「…………んー」
「そりゃそうだよね、女の子の……どうした?」
俺の曖昧な答え方が気にくわないなりに納得してくれた朝陽だけど、俺の方が自分で言い出しておいて怯んでいた。
「実はちょっと怖いなって」
「女の子?」
朝陽の問いは最もだけど、過去にもそう感じたことはない。
可愛いと思うし、思春期にはクラスメイトの何気ない仕草にドキドキしたものだが、それが欲情だったかと言うと正確には分からないけど、そんなドロドロしたものではなくてもっと可愛らしい感情だった気がする。
「……女の子っていうか、相手も労働だからって割り切れるとは思うんだけど」
だからこそ、風俗という空間に俺は慄いているのだろうか。
「プロだから?」
朝陽は、俺の不安のもとを一緒に考えてくれる。
「んー、そもそもさ、そういう性的な雰囲気が苦手なのかも。いや、違うかな。逆かな、ハマりそうで怖いのかな。今まで知らなかったから快楽に溺れたらどうしよう」
自分で言っていて分析できてしまった。
未知への恐怖も確かにあるが、それ以上に朝陽によって知らされてしまった快感を、金銭で貰えると体感してしまった自分がそれを適度に抑制できる自信がない。
朝陽は不安にかられ始めた俺の背中を撫でて落ち着かせてくれようとする。
「今は大丈夫?」
「今はまだ朝陽にこれ以上迷惑かけたくないって思ってるから平気だけど、お金払って気持ち良くなったら、どんどんつぎ込むようになるかも」
「そういうことも、あるかもしれないね」
流石俺より俺を理解している朝陽だ、否定しなかった。
「そうだよな、自制できるかな」
ドはまりしたって悪くはないのかもしれないけど、誰に迷惑かけるわけじゃないし。
そうなった俺は果たして、ただ風俗に通うだけで留まれるだろうか。猪突猛進を体現していると自他ともに認めているのだから、探求し始めたら誰にも止められないかもしれない。どんどんとアブノーマルな世界までも開拓していって、仕事さえ変えてしまうかもしれない。
ただの可能性だけど、無いと言い切れないのが俺の恐い所だ。
そうなった自分もきっと俺は受け入れるけど、今の仕事だって大好きだし、何より快楽に溺れてしまうのに抵抗がある。
そんな不安を朝陽はやっぱり感じ取ってしまって、優しく抱きしめてくれてしまう。
「今のままでもいいよ、全然迷惑じゃない」
「……自分でできないばっかりに」
そんな俺だったが、これが切っ掛けである事を考え始めた。
朝陽に迷惑を掛け続ける現状を打開する方法があるのかどうか。
すでに数カ月経っているのに、問題が解決しているどころか朝陽への負担ばかりが増えている現状。
それなのに、さらに何週間しばらく悩んで、やっと一つ結論を出した。
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