103 / 126
これは正に
しおりを挟む
お昼ご飯である。
銀華さんの葡萄と自分の重箱を携え、アリスの席に行く私と銀華さん。
「何処で食べる?」
「何処にしよう?」
私とアリスは考える。
アリスは銀華さんの方を見て言う。
「銀華さんが興味ある場所で食べるというのは、どうでしょう?」
「妾の?」
キョトン顔の銀華さん。
おお、良い考えですな!
銀華さんは腕を組み、考えている。
「ふむ。何処でも良いのかえ?」
私とアリスは頷く。
「ならば、この館の頂上で食べるとしようかの。」
「ち、頂上!?」
アリスの声が裏返る。
頂上、という事は屋根?
また予想だにしない場所が出たなぁ。
「駄目かえ?
今日の様な空が美しい日に、妾は日光を浴びるのが何よりの楽しみでの。
この館の頂上ならばさぞ気持ちよかろうて。」
気持ちは分かる。
ご飯食べて、ぽかぽか陽気で寝るとか最高。
ただ・・・。
アリスが震えておる。
そういや、前に言ってたような・・・。
「アリス、高い所大丈夫?」
念の為確認してみる。
「う・・・。少し怖い。」
「何じゃ。お主、高所は不得手かの?」
アリスは小さく頷いた。
「何か、落ちた事を想像すると怖くて・・・。」
少し蒼褪めたアリスはそう言った。
確かに高層ビルとかの際に立って、眼下を眺めたら下腹部辺りがひゅんってなるよね。
此処で落ちたらどうなるんだろうって考えちゃう。
すると銀華さんは鼻で笑って、
「そのような余計な心配せずとも、妾が居るのだから落ちる事は無い。
お主は空の美しさを知らぬのだな。一度知るとそんな恐れなど吹き飛ぶ。」
ちょっとムッとしたアリスは銀華さんに噛みつく。
「私は只の人間ですから、ドラゴンの様に飛べないんで!
高い所から落ちたら大怪我どころか、下手をしたら死んじゃうんです!!
貴女が助けてくれたとしても、落ちる瞬間は絶対怖いです。」
そう言い放ってプイと顔を横に逸らすアリスの可愛い事。
今、確実に私の鼻の舌はデレエと伸びている事だろう。
「ああ、そうだったの。人間は妾の思うておる以上に呆気なく壊れる。
ましてお主の様に脆弱な体では、妾が少し力を入れるだけで、その首は圧し折れるであろうの。」
くすくすと悪戯気に笑う銀華さん。
アリスは飛び上がり私の背に隠れる。
私はふうと息を吐く。
「銀華さん、アリスが可愛いからって虐めないで下さい。」
「なに、この娘の振る舞いが妾の子によう似ておっての。つい、な。」
何だと!子供が居たのか!?
ああ、でも、そらそうか。
何百年も生きるドラゴンだもんな。
しかも伴侶も居るのなら、当然子供も居るだろう。
「アリスに似ているって事は、娘さんですか?!」
「お、おお?いや、似ておる子は雄じゃの。」
「そうですか・・・・。」
「お主、あからさまに落ち込みよって。」
ええ?アリス似のドラゴンさんって言われたら、女の子って期待しちゃうじゃないか。
男かぁ・・・。
「振る舞いが似ているだけであって、風貌がその娘に似ているとは申しておらんぞ。」
そう言って銀華さんは私の背後に回り、アリスに近づく。
アリスの頭にポンと手を乗せ、優しく撫でる。
「こう、妾に噛みつく姿がの、似ておる。
愛ごいのぅ。」
アリスは何だか複雑な顔だ。
口元がヒクヒクとしていて、眉尻が下がっている。
喜んでいるのか、悲しんでいるのか。
「まぁ、いずれ会ってみたいですねぇ。」
「その内に顔を出すであろうて。」
実家に顔を出す感覚かな?
ドラゴンさんに家というのがあるのかは分からない。
しかも今、私の家に居候してるしな。
「時折、妾の首を取りに来るでの。」
凄く恐ろしい事をサラリと言いのけた銀華さん。
何処の一子相伝の話?
何の気も無く先にスタスタと歩いて行く銀華さんに私と二人は大人しく付いて行った。
屋根飯は決定事項の様だ。
私はアリスの耳元で囁く。
「私も居るので、アリスを落とす様な事はしないから、安心してよ。」
「・・・うん。」
アリスは小さく頷く。
さて、場面が変わって、此処は屋根です。
「ふうむ。些か物足りぬが、致し方無いのぅ。」
葡萄を頬張りながら、寝転がる銀華さんは少し不満を漏らしながら空を眺めていた。
アリスは最初だけ不安な表情を見せていたが、直ぐに落ち着き持参のお弁当を食べる。
私はと言うと。
「これは、両手に花が如実に体現されていると言っても過言ではない。
ふぐうううう!!ああ、言いたい!!
覇王の台詞を、今此処で言いたい!!!」
「駄目だからね。」
私の左にアリス、右に銀華さんと、可愛い、綺麗に挟まれて食べる弁当の美味い事、美味い事。
私の中の荒ぶるヲタク魂が全力で叫びたがっているんだ!!
そんな葛藤を見越して、アリスが素早く鎮火活動に精を出す。
「馬鹿な事言ってないで、早くお弁当食べちゃいなよ。
午後からは実技の授業なんだから。」
「へぇだ。」
「それは返事なの?」
おお、怖い。アリスの冷えた目が突き刺さるぜ。
素早くご飯をかっ込んで、銀華さんに倣って私も寝転ぶ。
滅茶苦茶、いい天気。
このまま惰眠を貪りたい。
しかし、一応学徒である身。
キチンと授業を受けて、ササッと卒業して、夫と再会して冒険者になるんだ!
「おお、この後は何をするのだ?」
興味津々の銀華さんにアリスはもう慣れたのだろう、普通に答える。
「魔法の実技です。まぁ、初歩的な授業なんで、銀華さんは少しつまらないかもしれないですね。」
「んふふ。そんな事は無いぞ?人間の魔法の程度が如何程かを知れるしの。
じゃが、お主はまだ使えんのでは無かったか?」
「使えなくても、見てるだけでも勉強になります。」
揶揄う銀華さんにも負けじと反論する。
お嬢さん方が文句を言って来た時も、受けて立ってたもんな。
この子は強い子だ。
はっ!
何か親みたいな目線で見てしまった。
実際前世の年齢なら親子でも通る歳の差だし。
「そうかえ、そうかえ。ほほほ。」
アリスが何を言っても愉快そうに笑う銀華さん。
銀華さんも我が子を見る目をしている。
私は天下一のドヤ顔(それでも無表情だから:アリス)を見せる。
「銀華さん。」
「何じゃ?」
「うちの子可愛いでしょ?」
「そうじゃの。じゃが、妾からしてみればお主も愛い。」
「おっほ・・・。」
銀華さんの愛情深い瞳にヤられる所だった。
はぁ、美女の魅力堪らんです!!
銀華さんの葡萄と自分の重箱を携え、アリスの席に行く私と銀華さん。
「何処で食べる?」
「何処にしよう?」
私とアリスは考える。
アリスは銀華さんの方を見て言う。
「銀華さんが興味ある場所で食べるというのは、どうでしょう?」
「妾の?」
キョトン顔の銀華さん。
おお、良い考えですな!
銀華さんは腕を組み、考えている。
「ふむ。何処でも良いのかえ?」
私とアリスは頷く。
「ならば、この館の頂上で食べるとしようかの。」
「ち、頂上!?」
アリスの声が裏返る。
頂上、という事は屋根?
また予想だにしない場所が出たなぁ。
「駄目かえ?
今日の様な空が美しい日に、妾は日光を浴びるのが何よりの楽しみでの。
この館の頂上ならばさぞ気持ちよかろうて。」
気持ちは分かる。
ご飯食べて、ぽかぽか陽気で寝るとか最高。
ただ・・・。
アリスが震えておる。
そういや、前に言ってたような・・・。
「アリス、高い所大丈夫?」
念の為確認してみる。
「う・・・。少し怖い。」
「何じゃ。お主、高所は不得手かの?」
アリスは小さく頷いた。
「何か、落ちた事を想像すると怖くて・・・。」
少し蒼褪めたアリスはそう言った。
確かに高層ビルとかの際に立って、眼下を眺めたら下腹部辺りがひゅんってなるよね。
此処で落ちたらどうなるんだろうって考えちゃう。
すると銀華さんは鼻で笑って、
「そのような余計な心配せずとも、妾が居るのだから落ちる事は無い。
お主は空の美しさを知らぬのだな。一度知るとそんな恐れなど吹き飛ぶ。」
ちょっとムッとしたアリスは銀華さんに噛みつく。
「私は只の人間ですから、ドラゴンの様に飛べないんで!
高い所から落ちたら大怪我どころか、下手をしたら死んじゃうんです!!
貴女が助けてくれたとしても、落ちる瞬間は絶対怖いです。」
そう言い放ってプイと顔を横に逸らすアリスの可愛い事。
今、確実に私の鼻の舌はデレエと伸びている事だろう。
「ああ、そうだったの。人間は妾の思うておる以上に呆気なく壊れる。
ましてお主の様に脆弱な体では、妾が少し力を入れるだけで、その首は圧し折れるであろうの。」
くすくすと悪戯気に笑う銀華さん。
アリスは飛び上がり私の背に隠れる。
私はふうと息を吐く。
「銀華さん、アリスが可愛いからって虐めないで下さい。」
「なに、この娘の振る舞いが妾の子によう似ておっての。つい、な。」
何だと!子供が居たのか!?
ああ、でも、そらそうか。
何百年も生きるドラゴンだもんな。
しかも伴侶も居るのなら、当然子供も居るだろう。
「アリスに似ているって事は、娘さんですか?!」
「お、おお?いや、似ておる子は雄じゃの。」
「そうですか・・・・。」
「お主、あからさまに落ち込みよって。」
ええ?アリス似のドラゴンさんって言われたら、女の子って期待しちゃうじゃないか。
男かぁ・・・。
「振る舞いが似ているだけであって、風貌がその娘に似ているとは申しておらんぞ。」
そう言って銀華さんは私の背後に回り、アリスに近づく。
アリスの頭にポンと手を乗せ、優しく撫でる。
「こう、妾に噛みつく姿がの、似ておる。
愛ごいのぅ。」
アリスは何だか複雑な顔だ。
口元がヒクヒクとしていて、眉尻が下がっている。
喜んでいるのか、悲しんでいるのか。
「まぁ、いずれ会ってみたいですねぇ。」
「その内に顔を出すであろうて。」
実家に顔を出す感覚かな?
ドラゴンさんに家というのがあるのかは分からない。
しかも今、私の家に居候してるしな。
「時折、妾の首を取りに来るでの。」
凄く恐ろしい事をサラリと言いのけた銀華さん。
何処の一子相伝の話?
何の気も無く先にスタスタと歩いて行く銀華さんに私と二人は大人しく付いて行った。
屋根飯は決定事項の様だ。
私はアリスの耳元で囁く。
「私も居るので、アリスを落とす様な事はしないから、安心してよ。」
「・・・うん。」
アリスは小さく頷く。
さて、場面が変わって、此処は屋根です。
「ふうむ。些か物足りぬが、致し方無いのぅ。」
葡萄を頬張りながら、寝転がる銀華さんは少し不満を漏らしながら空を眺めていた。
アリスは最初だけ不安な表情を見せていたが、直ぐに落ち着き持参のお弁当を食べる。
私はと言うと。
「これは、両手に花が如実に体現されていると言っても過言ではない。
ふぐうううう!!ああ、言いたい!!
覇王の台詞を、今此処で言いたい!!!」
「駄目だからね。」
私の左にアリス、右に銀華さんと、可愛い、綺麗に挟まれて食べる弁当の美味い事、美味い事。
私の中の荒ぶるヲタク魂が全力で叫びたがっているんだ!!
そんな葛藤を見越して、アリスが素早く鎮火活動に精を出す。
「馬鹿な事言ってないで、早くお弁当食べちゃいなよ。
午後からは実技の授業なんだから。」
「へぇだ。」
「それは返事なの?」
おお、怖い。アリスの冷えた目が突き刺さるぜ。
素早くご飯をかっ込んで、銀華さんに倣って私も寝転ぶ。
滅茶苦茶、いい天気。
このまま惰眠を貪りたい。
しかし、一応学徒である身。
キチンと授業を受けて、ササッと卒業して、夫と再会して冒険者になるんだ!
「おお、この後は何をするのだ?」
興味津々の銀華さんにアリスはもう慣れたのだろう、普通に答える。
「魔法の実技です。まぁ、初歩的な授業なんで、銀華さんは少しつまらないかもしれないですね。」
「んふふ。そんな事は無いぞ?人間の魔法の程度が如何程かを知れるしの。
じゃが、お主はまだ使えんのでは無かったか?」
「使えなくても、見てるだけでも勉強になります。」
揶揄う銀華さんにも負けじと反論する。
お嬢さん方が文句を言って来た時も、受けて立ってたもんな。
この子は強い子だ。
はっ!
何か親みたいな目線で見てしまった。
実際前世の年齢なら親子でも通る歳の差だし。
「そうかえ、そうかえ。ほほほ。」
アリスが何を言っても愉快そうに笑う銀華さん。
銀華さんも我が子を見る目をしている。
私は天下一のドヤ顔(それでも無表情だから:アリス)を見せる。
「銀華さん。」
「何じゃ?」
「うちの子可愛いでしょ?」
「そうじゃの。じゃが、妾からしてみればお主も愛い。」
「おっほ・・・。」
銀華さんの愛情深い瞳にヤられる所だった。
はぁ、美女の魅力堪らんです!!
0
お気に入りに追加
428
あなたにおすすめの小説
【完結】皇太子の愛人が懐妊した事を、お妃様は結婚式の一週間後に知りました。皇太子様はお妃様を愛するつもりは無いようです。
五月ふう
恋愛
リックストン国皇太子ポール・リックストンの部屋。
「マティア。僕は一生、君を愛するつもりはない。」
今日は結婚式前夜。婚約者のポールの声が部屋に響き渡る。
「そう……。」
マティアは小さく笑みを浮かべ、ゆっくりとソファーに身を預けた。
明日、ポールの花嫁になるはずの彼女の名前はマティア・ドントール。ドントール国第一王女。21歳。
リッカルド国とドントール国の和平のために、マティアはこの国に嫁いできた。ポールとの結婚は政略的なもの。彼らの意志は一切介入していない。
「どんなことがあっても、僕は君を王妃とは認めない。」
ポールはマティアを憎しみを込めた目でマティアを見つめる。美しい黒髪に青い瞳。ドントール国の宝石と評されるマティア。
「私が……ずっと貴方を好きだったと知っても、妻として認めてくれないの……?」
「ちっ……」
ポールは顔をしかめて舌打ちをした。
「……だからどうした。幼いころのくだらない感情に……今更意味はない。」
ポールは険しい顔でマティアを睨みつける。銀色の髪に赤い瞳のポール。マティアにとってポールは大切な初恋の相手。
だが、ポールにはマティアを愛することはできない理由があった。
二人の結婚式が行われた一週間後、マティアは衝撃の事実を知ることになる。
「サラが懐妊したですって‥‥‥!?」
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【二部開始】所詮脇役の悪役令嬢は華麗に舞台から去るとしましょう
蓮実 アラタ
恋愛
アルメニア国王子の婚約者だった私は学園の創立記念パーティで突然王子から婚約破棄を告げられる。
王子の隣には銀髪の綺麗な女の子、周りには取り巻き。かのイベント、断罪シーン。
味方はおらず圧倒的不利、絶体絶命。
しかしそんな場面でも私は余裕の笑みで返す。
「承知しました殿下。その話、謹んでお受け致しますわ!」
あくまで笑みを崩さずにそのまま華麗に断罪の舞台から去る私に、唖然とする王子たち。
ここは前世で私がハマっていた乙女ゲームの世界。その中で私は悪役令嬢。
だからなんだ!?婚約破棄?追放?喜んでお受け致しますとも!!
私は王妃なんていう狭苦しいだけの脇役、真っ平御免です!
さっさとこんなやられ役の舞台退場して自分だけの快適な生活を送るんだ!
って張り切って追放されたのに何故か前世の私の推しキャラがお供に着いてきて……!?
※本作は小説家になろうにも掲載しています
二部更新開始しました。不定期更新です
殿下が恋をしたいと言うのでさせてみる事にしました。婚約者候補からは外れますね
さこの
恋愛
恋がしたい。
ウィルフレッド殿下が言った…
それではどうぞ、美しい恋をしてください。
婚約者候補から外れるようにと同じく婚約者候補のマドレーヌ様が話をつけてくださりました!
話の視点が回毎に変わることがあります。
緩い設定です。二十話程です。
本編+番外編の別視点
【完結】異世界転生した先は断罪イベント五秒前!
春風悠里
恋愛
乙女ゲームの世界に転生したと思ったら、まさかの悪役令嬢で断罪イベント直前!
さて、どうやって切り抜けようか?
(全6話で完結)
※一般的なざまぁではありません
※他サイト様にも掲載中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる