僕が私になったのは

めぐみ

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僕が私になったのは 16

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それから次の週末まで私は頑張って仕事に集中しました。金曜日の夜、家に帰り食事を済ませなにもしないでボォ~とテレビを見ていました。女装活動しないと何もすることがない。友達もいない。当然彼女も彼氏もいない。寂しいなぁ。そんな時玄関でガサガサッ、ズルズルッ、ドサッと音がしました。私はそっとドアを開け顔を出すとヤスが家の前で倒れていました。私は急いでヤスを引きずり(身体が大きく重すぎて持ち上がらない)部屋に上げました。顔中アザと鼻血、唇も切れて血がにじんでいます。腕にも幾つもの青アザが出来ています。(どうしたのかな?)私は布団を引いてヤスを寝かせました。少し熱も出て来てます。私はタオルを絞って彼の顔を吹きました。いつか彼がボロボロの私の身体を拭いてくれたように。優しく拭きました。そう言えばヤスはさっきまで大きくな紙袋を大事そうに抱えていました。駅ビルの女性用の洋服屋の紙袋です。私はヤスのところへ紙袋を持ってこようとしました。紙袋から中身が少し出ていました。それはピンク色のワンピース、フリルとリボンの付いた可愛いデザインでした。(ちょっと子供ぽいかなぁ)それと、ブラジャーにパンティ、どちらもフリルのヒラヒラが付いた薄ピンクのもの、リボンの付いた白いストッキング、それに合うサンダル、最後の包みから前髪パッツンのウィッグ(ロリコン趣味?)が入っていました。それと手紙が一通「大事なお洋服を台無しにしてごめんなさい。俺のお詫びの気持ちです。気に入らなければ捨てて下さい。」私はポロポロと涙が出ました。少ししてヤスが目を覚ましました。私はヤスの横に座わって話し掛けました。「どうしたの、酷い怪我だよ。」私が聴くと「めぐみちゃん、俺、グループ抜けてきたよ。兄貴達からきっちりケジメ付けてもらったからもう大丈夫だよ。めぐみちゃんにも手出ししないって、、、、」そう言ってまた意識を失いました。ヤスは私の言ったこと憶えていてくれました。私の為に恥ずかしいのに下着まで買って来て、グループを抜けるためこんなに傷付いて。私は少し泣いてからヤスを部屋に残しシャワーを浴びました。そしてヤスが買ってくれたブラとパンティを身に付けました。(あら、サイズピッタリ)ピンクのワンピースを着て、ストッキングを履いて、最後に鏡の前でウィッグを被りお化粧をしました。全部終わり立ち上がり見てみるとやっぱりロリコン。でも、これだけ買うのは大変恥ずかしかっただろうな。かなり頑張っただろうな。私はヤスの眠る布団の横に正座して彼を見つめました。キズだらけになりながら幸せそうな顔のヤスを見て又涙が溢れました。出逢いは最悪だったけど、今はこんなに私を好きでいてくれる不器用な人。「本当に馬鹿な人。」私はそっと彼の唇にキスをしました。顔を上げゆっくり目を開けるとヤスが目を見開いていました。「めぐみちゃん、」「違うの、今のは熱があるか看ただけで、、」「俺の買った服着てくれたんだ、気に入ってくれた?」「だって袖も通さないで捨てるなんて勿体無いし、、」「めぐみちゃん似合っているよ。すごく可愛いよ。」ヤスが私の手を強く握ります。「もう一度キスしてくれる?」「一回だけだよ。」私は彼に口付けをすると彼は私を布団の中に引き入れます。
「止めて、エッチなことはしないでよ、ここの壁薄いから隣まで筒抜なの、ね。」と私は少し可愛い子ぶって言います。「それに折角の可愛いワンピースがシワシワに成っちゃう。」そう言とヤスが「じゃぁ、明日外でデートしよう、それなら我慢するから、ワンピースだけ脱いでいいよ。」私は渋々ワンピースを脱ぎ下着姿で布団に入りました。ヤスが私の身体に手を回します。私はヤスのキズだらけの頬を摘まみます。「痛い痛いよめぐみちゃん。」「エッチ禁止。」「解っているよ。」ヤスと私は向かい合いヤスの腕の中で眠りました。人に抱かれて眠ることがこんなに安心して眠れると初めて知りました。因みにヤスは一睡も出来なかったそうです(笑)。
翌日、目を覚ますと私はヤスの腕の中にいました。ヤスを見上げて「おはよう。眠れた?」と聴くとヤスは真っ赤に充血した目で私を見て首を横に振りました。私のお腹に当たっているヤスの大きなオチ○チ○が全てを物語っています。私はヤスの頭を撫でて「エライ、エライ」と言ってチュッとキスをしました。ヤスが私を強く抱き締めます。「めぐみちゃん、俺もう我慢出来ないよ。」ヤスが私に襲い掛かります。「ちょっとヤス止めて、落ち着いて、ここではエッチ禁止と言ったでしょ。」「だって俺もう我慢出来ないよ、今すぐに出したいよ。」(何この人、盛りの付いた犬?)「解ったわ、それならお口でして挙げる。それでもいいでしょ?ね。」私は布団をはね除けヤスのズボンとパンツを脱がせます。するとヤスのオチ○チ○が勢いよく飛び起きます。(相変わらず大きなオチ○チ○。こんなのお口に入らないし、お尻に入れられたら声が我慢出来ないよ。)私は先の部分から舌を這わせカリをなぞるように舐め、彼の亀頭を何とか口に納めます。私は口内に唾液を貯めクチュクチュと彼の亀頭を出し入れします。それが気に入ったのかヤスは私の頭を掴み激しく上下させます。(顎が外れそう。)遂にヤスは私の頭を抱えてグッと喉奥までオチ○チ○を入れてきます。そして私の喉奥で大量に射精しました。私はその大半を胃に流し込まれました。苦しくてヤスの手を叩きます。ヤスは我に返り手を離します。私は洗面所まで走って口の中の精子を吐き出しました。口を濯ぎ、険しい顔でヤスに向かいます。ヤスの頭をポカッと叩きます。「イテッ」「イテッじゃないわよ。彼女と付き合い始めた日にいきなり口内射精して飲ませる人が何処にいるのよ!!」私が怒鳴ると、「声が大きいよ、めぐみちゃん。隣に聞こえるよ。」私は慌てて口を押さえました。ヤスは笑いながら「ごめんね、でも一晩中我慢してたし、凄く気持ち良かったし、何よりめぐみちゃんが一生懸命してくれてると思うと何かこう込み上げてきて押さえられなくて。ごめんね。」そう言うヤスが可愛いく思えて来ました。(こう言うのを愛されていると言うのかなぁ。)もう一度布団を掛け直しヤスの腕の中に潜り込みます。するとヤスが腕を回して優しく抱き締めてくれます。私はヤスの顔を見上げて「ここはエッチ禁止だからね」と言って二人で笑います。(もう少しこのままでいたいな)。
もうしっかりとした朝日が、カーテンの隙間から射していました。
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