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第二章:独裁の予兆!?中央政治局常務委員《フラワーナイン》の選抜
第29話:華の国の暗部!?派閥が支配する政治
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南頂海は、華の国に住むものなら知らない者はいない、リゾート地の名前だ。
首都ロサ・キネンシス市から車や電車で数時間で行ける利便性もあり、それでいて豊かな自然と美しい海に恵まれている。
毎年、夏近くになるとテレビで特集が組まれるので、ロサ・キネンシス市民だけでなく、華の国中の市民の憧れになっている。
ただし、夏前に南頂海の名前が上がるのは夏休みの旅行先としてだけでない。
テレビや新聞には載らないが、この国で、少しでも政治に関わったり、興味があるなら、必ず話題にするのだ。
それが南頂海会議だ。
公式には存在しないこの会議は、存在自体が認められてないにも関わらず、華の国の者なら誰もが知っているのだ。華の国の重要事項が決められる場であることを。
俺も、全く知らないわけではなかった。ツバキ市のボア含めお偉い様は、軒並みこの時期南頂海に行っていた。
そうすると公安で警備が必要になり、それが玉突きで俺みたいな交番勤務の末端まで、仕事に影響するのだ。
「実際は、現役幹部と引退した元幹部が派閥ごとに集まって懇親してるだけなのよ。南頂海は幹部達の別荘が多いでしょ。ま、上品に言えば、会食。悪く言えば、どんちゃん騒ぎね。派閥にもよるけど」
「え、そうなのですか……」
「そうよ、ただその会食やら宴会で派閥の中の意見をまとめて、最後に国の総意を作るの。コウ様の時代は本当に宴会だけしかなかったそうよ。流石にそれはと、フー様が一日だけ、新旧の幹部が出席する勉強会を作ったのだけと……」
「なんか想像と全く違いました」
「まあ、私も参加したのは数年前に元幹部が開いた小さい会食に出たくらいなのだけどね。アカリは?」
「ワタシは、去年シー様と、コウ様の主催した会に出ましたのじゃ。あまりの雰囲気に隅で小さくなっていただけだったのじゃ……」
「そう。コウ様の。それはアカリの年頃には衝撃的だったでしょ」
「酒池肉林とでもいうようなおぞましいものじゃった……、思い出しただけでも吐き気が」
アカリは本当に気分悪そうにふらつき出した。
「そ、そんなことが……」
「ま、まあ、主催者によるのよ。酷いのはコウ様やシュウ様、ボアも相当だったと聞くわね。対してブルーローズ閥は真面目だから、三日間徹夜で政策の勉強会と討論会をするらしいわよ」
「え!懇親や宴会ではなく?」
「ブルーローズ閥は堅物ばっかりだから。オン様やリー様は、その先方ね」
「なにかもう、色々過ぎて、全然イメージ出来ないです。シー様はどうなのですか」
「シーは……、主催者にはなったことないんじゃやい。ケチだし、ね、アカリ?」
「シ、シー様はケ、ケチというわけではないのじゃ!自ら人を集めて自分の財力をひけらかすのを良しとしてないだけじゃっ」
「ふふふ、そうね。そういうことにしときましょ。ま、シーはこれまでコウ様のハクモクレン閥よりだったから適当に顔だけだして、深くは入り込まなかったのよ」
「はぁ、なんかすごい世界ですね……」
「他人事みたいに言ってるけど、ルー君、今年はあなたも出るのよ」
「あ、あの。それが分からないのですが……。聞いたところ、会食して、簡単な会議をするようにしか……。私が出る幕はないような……」
そもそも、今回、マロンとアカリと3人で話している目的は、俺に南頂海会議をレクチャーすることであった。
でも、俺が必要なのは、会議でなく、思闘の時だ。
ただの懇親会なら、俺は必要とされないどころから、邪魔なだけだろう。正式な党員ですらないのだから。
「そうね、いつものならね。ただ今年は、五年に一度、中央政治局常務委員を入れ替える年。今後十年の華の国に命運を決めると言っても過言ではないわ。それは党員にとっては自分の今後の十年、つまり人生の最も重要な時期を決めるのと同義。場合によっては生死にも関わる……」
「つまり、何が起こるかわからないと……?」
「すでに、オウの亡命未遂から、ボアの拘束、レイの失墜と、一年前には考えられなかったことが起きているでしょ」
「た、確かにレイ様はオウキ様が直接喧嘩を売りましたが……。あんな、あからさまな思闘にシー様が巻き込まれる可能性もあるということですか……」
「可能性がまったくないわけではないわ。今の党の状況とシーの立場を考えるとね」
そう言ってマロンは丁寧に俺に今のシーを取り巻く状況を説明をしてくれた。
掲げる理念に反して、富の格差は大きく広がっている。日々の生活でもやっとの農民が数億人もいるのに、一部の特権階級は信じられないくらい非現実的な富を持っている。
その富のほとんどはは腐敗と不正によって作られているのだ。
党に向けられた国民の怒りの矛先が日に日に強くなっているのは、俺が公安の末端として働いていた時にも感じていた。
報道されないだけで、毎日華の国の何処かで抗議活動は行われている。その抗議活動が暴動に変わり、いつ反乱の火種になってもおかしくない。
それが今、党を取り巻く外の状況。
一方、党内部では、コウを頂点とするハクモクレン閥と、フー率いるブルーローズ閥という二大派閥が党内の権力争いを繰り広げている。
その派閥争いに大義や理念はない。
ましては国民のためになんてことを考えている党員は、皆無だ。
「ハクモクレン閥は富が、ブルーローズ閥は成果がほしいのよ」
そう言った時にのマロンは呆れるように肩をすくめていた。
ハクモクレン閥の求める物は分かりやすい。
人間のサガとも言うべき、尽き果てることのない富に対する欲望だ。
一方、ブルーローズ閥の求める成果とは……。
「ブルーローズ閥は皆、幼い頃からエリートで、常に百点以上が求められるような環境で育ってきたの」
そんな環境で育ったエリートだから、百点でない成果に我慢できない。常に期待以上の成果がないと満たされないというのだ。
「でも、ここ十年、フー様はコウ様にずっと邪魔をされてきた。最初の五年なんて、コウ様とフー様、どちらが現役の総書記かわからなかったくらいなんだから。だから、フー様とブルーローズ閥が描く理想を実現できなかった。百点を取れない不満はそのまま、ハクモクレン閥への恨みとなっているわ」
ブルーローズ閥は、華の国の問題は全て自分たちが実権を握れてないからだと考えている。
自分たちが党を支配出来れば、それで全ての問題が解決でき、党の理念『共生』が実全出来ると驕っているのだ。
「だから、次の中央政治局常務委員の席は死にものぐるいで取りにくるわ。そして、それはハクモクレン閥も同じ。ブルーローズ閥が実権を握れば、これまでの恨みを晴らされるのだから」
「くだらないわよね」
マロンは最後にぽつりと呟いた。これまでずっと優しい甘い声で説明してくれたのに、その声だけは背筋をゾッとさせるほど冷たい声だった。
首都ロサ・キネンシス市から車や電車で数時間で行ける利便性もあり、それでいて豊かな自然と美しい海に恵まれている。
毎年、夏近くになるとテレビで特集が組まれるので、ロサ・キネンシス市民だけでなく、華の国中の市民の憧れになっている。
ただし、夏前に南頂海の名前が上がるのは夏休みの旅行先としてだけでない。
テレビや新聞には載らないが、この国で、少しでも政治に関わったり、興味があるなら、必ず話題にするのだ。
それが南頂海会議だ。
公式には存在しないこの会議は、存在自体が認められてないにも関わらず、華の国の者なら誰もが知っているのだ。華の国の重要事項が決められる場であることを。
俺も、全く知らないわけではなかった。ツバキ市のボア含めお偉い様は、軒並みこの時期南頂海に行っていた。
そうすると公安で警備が必要になり、それが玉突きで俺みたいな交番勤務の末端まで、仕事に影響するのだ。
「実際は、現役幹部と引退した元幹部が派閥ごとに集まって懇親してるだけなのよ。南頂海は幹部達の別荘が多いでしょ。ま、上品に言えば、会食。悪く言えば、どんちゃん騒ぎね。派閥にもよるけど」
「え、そうなのですか……」
「そうよ、ただその会食やら宴会で派閥の中の意見をまとめて、最後に国の総意を作るの。コウ様の時代は本当に宴会だけしかなかったそうよ。流石にそれはと、フー様が一日だけ、新旧の幹部が出席する勉強会を作ったのだけと……」
「なんか想像と全く違いました」
「まあ、私も参加したのは数年前に元幹部が開いた小さい会食に出たくらいなのだけどね。アカリは?」
「ワタシは、去年シー様と、コウ様の主催した会に出ましたのじゃ。あまりの雰囲気に隅で小さくなっていただけだったのじゃ……」
「そう。コウ様の。それはアカリの年頃には衝撃的だったでしょ」
「酒池肉林とでもいうようなおぞましいものじゃった……、思い出しただけでも吐き気が」
アカリは本当に気分悪そうにふらつき出した。
「そ、そんなことが……」
「ま、まあ、主催者によるのよ。酷いのはコウ様やシュウ様、ボアも相当だったと聞くわね。対してブルーローズ閥は真面目だから、三日間徹夜で政策の勉強会と討論会をするらしいわよ」
「え!懇親や宴会ではなく?」
「ブルーローズ閥は堅物ばっかりだから。オン様やリー様は、その先方ね」
「なにかもう、色々過ぎて、全然イメージ出来ないです。シー様はどうなのですか」
「シーは……、主催者にはなったことないんじゃやい。ケチだし、ね、アカリ?」
「シ、シー様はケ、ケチというわけではないのじゃ!自ら人を集めて自分の財力をひけらかすのを良しとしてないだけじゃっ」
「ふふふ、そうね。そういうことにしときましょ。ま、シーはこれまでコウ様のハクモクレン閥よりだったから適当に顔だけだして、深くは入り込まなかったのよ」
「はぁ、なんかすごい世界ですね……」
「他人事みたいに言ってるけど、ルー君、今年はあなたも出るのよ」
「あ、あの。それが分からないのですが……。聞いたところ、会食して、簡単な会議をするようにしか……。私が出る幕はないような……」
そもそも、今回、マロンとアカリと3人で話している目的は、俺に南頂海会議をレクチャーすることであった。
でも、俺が必要なのは、会議でなく、思闘の時だ。
ただの懇親会なら、俺は必要とされないどころから、邪魔なだけだろう。正式な党員ですらないのだから。
「そうね、いつものならね。ただ今年は、五年に一度、中央政治局常務委員を入れ替える年。今後十年の華の国に命運を決めると言っても過言ではないわ。それは党員にとっては自分の今後の十年、つまり人生の最も重要な時期を決めるのと同義。場合によっては生死にも関わる……」
「つまり、何が起こるかわからないと……?」
「すでに、オウの亡命未遂から、ボアの拘束、レイの失墜と、一年前には考えられなかったことが起きているでしょ」
「た、確かにレイ様はオウキ様が直接喧嘩を売りましたが……。あんな、あからさまな思闘にシー様が巻き込まれる可能性もあるということですか……」
「可能性がまったくないわけではないわ。今の党の状況とシーの立場を考えるとね」
そう言ってマロンは丁寧に俺に今のシーを取り巻く状況を説明をしてくれた。
掲げる理念に反して、富の格差は大きく広がっている。日々の生活でもやっとの農民が数億人もいるのに、一部の特権階級は信じられないくらい非現実的な富を持っている。
その富のほとんどはは腐敗と不正によって作られているのだ。
党に向けられた国民の怒りの矛先が日に日に強くなっているのは、俺が公安の末端として働いていた時にも感じていた。
報道されないだけで、毎日華の国の何処かで抗議活動は行われている。その抗議活動が暴動に変わり、いつ反乱の火種になってもおかしくない。
それが今、党を取り巻く外の状況。
一方、党内部では、コウを頂点とするハクモクレン閥と、フー率いるブルーローズ閥という二大派閥が党内の権力争いを繰り広げている。
その派閥争いに大義や理念はない。
ましては国民のためになんてことを考えている党員は、皆無だ。
「ハクモクレン閥は富が、ブルーローズ閥は成果がほしいのよ」
そう言った時にのマロンは呆れるように肩をすくめていた。
ハクモクレン閥の求める物は分かりやすい。
人間のサガとも言うべき、尽き果てることのない富に対する欲望だ。
一方、ブルーローズ閥の求める成果とは……。
「ブルーローズ閥は皆、幼い頃からエリートで、常に百点以上が求められるような環境で育ってきたの」
そんな環境で育ったエリートだから、百点でない成果に我慢できない。常に期待以上の成果がないと満たされないというのだ。
「でも、ここ十年、フー様はコウ様にずっと邪魔をされてきた。最初の五年なんて、コウ様とフー様、どちらが現役の総書記かわからなかったくらいなんだから。だから、フー様とブルーローズ閥が描く理想を実現できなかった。百点を取れない不満はそのまま、ハクモクレン閥への恨みとなっているわ」
ブルーローズ閥は、華の国の問題は全て自分たちが実権を握れてないからだと考えている。
自分たちが党を支配出来れば、それで全ての問題が解決でき、党の理念『共生』が実全出来ると驕っているのだ。
「だから、次の中央政治局常務委員の席は死にものぐるいで取りにくるわ。そして、それはハクモクレン閥も同じ。ブルーローズ閥が実権を握れば、これまでの恨みを晴らされるのだから」
「くだらないわよね」
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