12 / 101
第一章:独裁の萌芽!?華の国ツバキ市の腐敗
第11話:総書記様のお気に入りに!? 闘う覚悟を誓う夜明け
しおりを挟む
「待て、テイよ。貴様、光は消せるか?」
「シー様?」
突然のシーの問いに俺だけでなくテイも驚いたようだ。
「あ、あの、光?え、いや……」
一瞬前に人生の終幕を覚悟した俺は回答にまごついてしまった。
「貴様!!シー様が聞いているであろう。即刻答えよ!」
テイがさらに俺にプレッシャーかける。
光を消せるとは、電気のようにスイッチでということではないだろう。放たれた光をということか。
「も、申し訳ありません。え、放たれた光を消す物理現象は存在します。私の思力でできるかは、試したことがないので分かりませんが……」
俺は頭にその物理現象を思い浮かべながら答えた。
「ほう、なるほどな。テイよ、こやつ使えるかもしれないぞ」
「テイ様?それはどういう?」
「ボアの思力様式は光だ。それへの対策になるかもということですね。シー様」
テイの疑問にオウが代わりに答えた。
「ああ。ボアとの対決は避けれないであろう。その時に備えて、可能性が少しでもあるなら試しておきたい。ボアの始末は次期総書記の私の役目だ。テイよ、こやつが使い物になるか試しておけ」
「え、は、はい。シー様。しかし、男をですか?」
「捨てるのは簡単だろう。オウへの対抗がまぐれなら、その時処分すればいいだろう。万が一にもボアの思力に対抗できるなら儲けものだ」
シーの言葉には、俺を人扱いするような考えはまったくなかった。
まさに消耗品。
百円ショップの便利グッズのように役に立たなければ捨てればいいの精神だ。
「ワーハッハッハ、シー様。ご存知のようにボア様、いや、ボアはプライドが非常に高い人間です。そんなボアが男に思力を丸裸にされ、足元を掬われるのを想像すると、とても愉快です。私自身、やられて腸が煮えくり返りましたが、ハハハ、それをボアが受けると考えると、たまりません」
オウは豪快に笑いながらそう、シーに伝えた。そして、厳しい表情に戻して、俺にこういい放った。
「ルーとか言ったな。貴様。貴様の説明はまったく分からんかったが、死ぬ気でボアの思力に対抗できる術を見つけろよ。一ヶ月後には私が試してやる」
「は、ハイ。必ずやシー様のお役に立てるよう最大限の努力をいたします」
オウに睨まれて、俺はそう、返事をするしかなかった。
「シー様、ご命令通り、この男については、私が管理いたします。役に立ちそうであればまた報告いたします」
テイがシーにそう言った後、間髪なく俺に向かって何かを放った。
俺には全く見えなかったが、何かが俺の胸に刺さった。痛いのか苦しいのかよくわからない感覚が俺を襲った。
鼓動の速さが急激に上がり、俺は胸を抑えてうずくまった。
「ルーとか言ったな。今夜のこと他言すれば命はないぞ。今、私の思力でお前にトラウマを作った。他言しようとすればそれだけで、貴様は、もがき苦しみながら死ぬであろう」
テイは冷徹な声で俺に告げた。
「も、もちろんです。テ、テイ様。私は常にシー様、いや、党に忠誠を誓っております。と、党への裏切りは絶対におかしません」
俺は党への忠誠を見せるというこの国で生きていく上での模範解答を使ってテイに答えた。
胸の苦しさのためなんとか声に出したくらいであったが、テイには届いたのか、「フン」という声だけテイから発せられた。
なんとか俺はこの状況から無事に逃れることができそうだ。
さらに厄介な状況になっているのかもだが、まずは、命があったことに感謝しよう。
胸の苦しみを抑えながら、俺はそう少し安堵していた。
□ ■ ◆ ■ □
「では、私は中央へ戻るとしよう。オウよ、テイをよろしくな。ニヶ月後に会おう」
シーはそう言って、ソファーから立ち上がり、俺のいる出口に向かってきた。
(マズイ、なんとか立たなくては。)
いくら思力を受けたからと言っても、中央政治局常務委員のメンバーが行く先を、うずくまって妨げるわけにはいかない。
俺は気力を振り絞り、なんとか立ち上がって、入り口を開けた。
シーは横目で俺を見ながら無言で通り過ぎた。
その後にテイ、オウが続いた。
コテージの玄関のドアはテイが開けた。俺はそこまで付いていくことができなかった。
「付き添いは要らぬぞ。そもそも私がこんなところにいること自体、公になると問題だからな」
シーはテイにそう伝えると、寒空の下、闇に消えて行った。
「改めてよろしくお願いいたします。オウ様」
シーを見送ったあと、テイはオウにそう挨拶をした。
「………………」
オウはまだ、シーの消えた暗闇を見つめている。
「私は、不正と腐敗が大嫌いだ。だから、どこでも犯罪と戦ってきた……」
唐突にオウは話し始めた。
テイに向かって話しているのだろうが、視線は変わらず、闇夜の虚空に向けられていた。
「ボア様、いや、ボアは、私に犯罪と戦うための最高の権力を与えてくれた。わたしは、それを使って目の前の不正や腐敗犯罪をただ、ただ、殲滅してきた」
「ハイ、オウ様の戦いはすでに華の国では伝説として語られております」
「私が不正腐敗に勝利すればするほど、ボアの名声と権力も高まった。そして、それが新たな不正と腐敗を生んでいった。私は、本当は気付いていたのだがな。これはもっと大きな不正腐敗をなくすために仕方ないと自分に言い聞かせていたよ」
「………………」
「しかし、いつからか、この市では、それが一番大きな不正と腐敗になってしまった。テイよ、これから明るみになるボアの行い、想像を絶するものだぞ」
「……はい、覚悟しております」
「私が撒いた種でもある。罰は後でも受けよう。だが、私が育てたとも言える腐敗の花、私自信で刈取り蹴りをつけよう」
オウは淡々と決意をテイに話した。おそらくテイに話すことで、自分に言い聞かせていたのだろう。
「ターニャ様は、もともと聡明で公正な方であったのだがな。そこに惹かれたのだが、最近は人が変わったかのように増長していた。腐敗に手を染めていたのも言うまでもない。」
「はい、ターニャ様にも罰を受けてもらう必要があります」
「そうだな、そして、その時は私もだ。だが、自分の名に恥じない生き方をするだけだ」
「真実の英雄……ですね。我が党の真の党員として相応しい素敵なお名前です」
「…………今の党に、真の党員はどれくらいいるのだ? 上から下まで誰もが自分の利のため腐敗に手を染めているようなものだ」
「……少なくともシー様はその腐敗と戦い、党を真の改革精神に戻すつもりです。そのため、他の中央政治局常務委員や長老たちとも戦うでしょう」
「ああ、先程の覚悟の闇。あんな底知れない思力は、初めて触れたよ。実力のない、血統だけの七光。それが評判だったのだがな」
「オウ様!!それはシー様に不敬です!」
「しかし、それが世間の評判だ。そして、その評判はまったく当てにならないな。私も遠くない将来、シー様の闇に裁かれることになるだろう。それまでにせめてもの罪滅ぼしに、ボアを討つ手助けをしよう」
「オウ様、ありがとうございます」
「では、私も帰るか、明日も仕事は山積みだからな。テイよ、シー様の密命を受けているからと行って、通常業務を疎かにすることは許さんぞ」
最後はオウらしく豪快に笑いながらテイに向けて顔を向けた。
「もちろんです。厳しいご指導よろしくお願いいたします」
テイも若手らしく素直に挨拶をした。
「さて、私もテイもここにいることが漏れると不味いな。帰るとするか」
「そうですね。お疲れ様でした」
オウとテイが帰る流れになった。
(やっと、これで俺も帰れる。長い1日だった。何回も死にかけた。早く寝たい)
俺はそう安堵した。
その瞬間、オウとテイが厳しい顔で俺を睨んだ。
「おい、オマエ、朝まで誰も入れるなよ」
と、オウ。
「明日以降、あなたに連絡するわ。逃げることなどゆめゆめ考えないことね」
とテイ。
美女二人の厳しい睨みに俺はまたしても直立不動の姿勢をとるしかなかった。
「シー様?」
突然のシーの問いに俺だけでなくテイも驚いたようだ。
「あ、あの、光?え、いや……」
一瞬前に人生の終幕を覚悟した俺は回答にまごついてしまった。
「貴様!!シー様が聞いているであろう。即刻答えよ!」
テイがさらに俺にプレッシャーかける。
光を消せるとは、電気のようにスイッチでということではないだろう。放たれた光をということか。
「も、申し訳ありません。え、放たれた光を消す物理現象は存在します。私の思力でできるかは、試したことがないので分かりませんが……」
俺は頭にその物理現象を思い浮かべながら答えた。
「ほう、なるほどな。テイよ、こやつ使えるかもしれないぞ」
「テイ様?それはどういう?」
「ボアの思力様式は光だ。それへの対策になるかもということですね。シー様」
テイの疑問にオウが代わりに答えた。
「ああ。ボアとの対決は避けれないであろう。その時に備えて、可能性が少しでもあるなら試しておきたい。ボアの始末は次期総書記の私の役目だ。テイよ、こやつが使い物になるか試しておけ」
「え、は、はい。シー様。しかし、男をですか?」
「捨てるのは簡単だろう。オウへの対抗がまぐれなら、その時処分すればいいだろう。万が一にもボアの思力に対抗できるなら儲けものだ」
シーの言葉には、俺を人扱いするような考えはまったくなかった。
まさに消耗品。
百円ショップの便利グッズのように役に立たなければ捨てればいいの精神だ。
「ワーハッハッハ、シー様。ご存知のようにボア様、いや、ボアはプライドが非常に高い人間です。そんなボアが男に思力を丸裸にされ、足元を掬われるのを想像すると、とても愉快です。私自身、やられて腸が煮えくり返りましたが、ハハハ、それをボアが受けると考えると、たまりません」
オウは豪快に笑いながらそう、シーに伝えた。そして、厳しい表情に戻して、俺にこういい放った。
「ルーとか言ったな。貴様。貴様の説明はまったく分からんかったが、死ぬ気でボアの思力に対抗できる術を見つけろよ。一ヶ月後には私が試してやる」
「は、ハイ。必ずやシー様のお役に立てるよう最大限の努力をいたします」
オウに睨まれて、俺はそう、返事をするしかなかった。
「シー様、ご命令通り、この男については、私が管理いたします。役に立ちそうであればまた報告いたします」
テイがシーにそう言った後、間髪なく俺に向かって何かを放った。
俺には全く見えなかったが、何かが俺の胸に刺さった。痛いのか苦しいのかよくわからない感覚が俺を襲った。
鼓動の速さが急激に上がり、俺は胸を抑えてうずくまった。
「ルーとか言ったな。今夜のこと他言すれば命はないぞ。今、私の思力でお前にトラウマを作った。他言しようとすればそれだけで、貴様は、もがき苦しみながら死ぬであろう」
テイは冷徹な声で俺に告げた。
「も、もちろんです。テ、テイ様。私は常にシー様、いや、党に忠誠を誓っております。と、党への裏切りは絶対におかしません」
俺は党への忠誠を見せるというこの国で生きていく上での模範解答を使ってテイに答えた。
胸の苦しさのためなんとか声に出したくらいであったが、テイには届いたのか、「フン」という声だけテイから発せられた。
なんとか俺はこの状況から無事に逃れることができそうだ。
さらに厄介な状況になっているのかもだが、まずは、命があったことに感謝しよう。
胸の苦しみを抑えながら、俺はそう少し安堵していた。
□ ■ ◆ ■ □
「では、私は中央へ戻るとしよう。オウよ、テイをよろしくな。ニヶ月後に会おう」
シーはそう言って、ソファーから立ち上がり、俺のいる出口に向かってきた。
(マズイ、なんとか立たなくては。)
いくら思力を受けたからと言っても、中央政治局常務委員のメンバーが行く先を、うずくまって妨げるわけにはいかない。
俺は気力を振り絞り、なんとか立ち上がって、入り口を開けた。
シーは横目で俺を見ながら無言で通り過ぎた。
その後にテイ、オウが続いた。
コテージの玄関のドアはテイが開けた。俺はそこまで付いていくことができなかった。
「付き添いは要らぬぞ。そもそも私がこんなところにいること自体、公になると問題だからな」
シーはテイにそう伝えると、寒空の下、闇に消えて行った。
「改めてよろしくお願いいたします。オウ様」
シーを見送ったあと、テイはオウにそう挨拶をした。
「………………」
オウはまだ、シーの消えた暗闇を見つめている。
「私は、不正と腐敗が大嫌いだ。だから、どこでも犯罪と戦ってきた……」
唐突にオウは話し始めた。
テイに向かって話しているのだろうが、視線は変わらず、闇夜の虚空に向けられていた。
「ボア様、いや、ボアは、私に犯罪と戦うための最高の権力を与えてくれた。わたしは、それを使って目の前の不正や腐敗犯罪をただ、ただ、殲滅してきた」
「ハイ、オウ様の戦いはすでに華の国では伝説として語られております」
「私が不正腐敗に勝利すればするほど、ボアの名声と権力も高まった。そして、それが新たな不正と腐敗を生んでいった。私は、本当は気付いていたのだがな。これはもっと大きな不正腐敗をなくすために仕方ないと自分に言い聞かせていたよ」
「………………」
「しかし、いつからか、この市では、それが一番大きな不正と腐敗になってしまった。テイよ、これから明るみになるボアの行い、想像を絶するものだぞ」
「……はい、覚悟しております」
「私が撒いた種でもある。罰は後でも受けよう。だが、私が育てたとも言える腐敗の花、私自信で刈取り蹴りをつけよう」
オウは淡々と決意をテイに話した。おそらくテイに話すことで、自分に言い聞かせていたのだろう。
「ターニャ様は、もともと聡明で公正な方であったのだがな。そこに惹かれたのだが、最近は人が変わったかのように増長していた。腐敗に手を染めていたのも言うまでもない。」
「はい、ターニャ様にも罰を受けてもらう必要があります」
「そうだな、そして、その時は私もだ。だが、自分の名に恥じない生き方をするだけだ」
「真実の英雄……ですね。我が党の真の党員として相応しい素敵なお名前です」
「…………今の党に、真の党員はどれくらいいるのだ? 上から下まで誰もが自分の利のため腐敗に手を染めているようなものだ」
「……少なくともシー様はその腐敗と戦い、党を真の改革精神に戻すつもりです。そのため、他の中央政治局常務委員や長老たちとも戦うでしょう」
「ああ、先程の覚悟の闇。あんな底知れない思力は、初めて触れたよ。実力のない、血統だけの七光。それが評判だったのだがな」
「オウ様!!それはシー様に不敬です!」
「しかし、それが世間の評判だ。そして、その評判はまったく当てにならないな。私も遠くない将来、シー様の闇に裁かれることになるだろう。それまでにせめてもの罪滅ぼしに、ボアを討つ手助けをしよう」
「オウ様、ありがとうございます」
「では、私も帰るか、明日も仕事は山積みだからな。テイよ、シー様の密命を受けているからと行って、通常業務を疎かにすることは許さんぞ」
最後はオウらしく豪快に笑いながらテイに向けて顔を向けた。
「もちろんです。厳しいご指導よろしくお願いいたします」
テイも若手らしく素直に挨拶をした。
「さて、私もテイもここにいることが漏れると不味いな。帰るとするか」
「そうですね。お疲れ様でした」
オウとテイが帰る流れになった。
(やっと、これで俺も帰れる。長い1日だった。何回も死にかけた。早く寝たい)
俺はそう安堵した。
その瞬間、オウとテイが厳しい顔で俺を睨んだ。
「おい、オマエ、朝まで誰も入れるなよ」
と、オウ。
「明日以降、あなたに連絡するわ。逃げることなどゆめゆめ考えないことね」
とテイ。
美女二人の厳しい睨みに俺はまたしても直立不動の姿勢をとるしかなかった。
0
お気に入りに追加
25
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる