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恩返しって…

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俺が爽のベルトに触れると、

「…お…おいっ…嘘…嘘… だ ろう…何…する…  気だ  …」

顔面蒼白な奴が、俺に尋ねてくる…。

腕を縛られ、上半身裸… 下半身に手をかけられ…そんな状態で、することは多分、もう一つしかない。

「何って… ナニだよ… セックスに決まってんじゃん…だからビビんなって…俺、うまいから…。」

今度は青くなる爽…

「…… … はっ … 嘘… 」声に、覇気がない…。

「だから、…嘘じゃねえって…そのために…そうするために、俺はここに来たんだ…。」

爽が震え始めた。

「…な…何で…?俺が…? なんで、犬を助けた恩返しで…?? こんなこと… は… 意味が…マジで意味が…」

俺は続ける。

「んー…、あんまり深く考えないで欲しいけど…、俺らの世界では、人間とか、他の動物でも、自分の種族以外の何かに大きな恩を受けたら、ある時期が来た時に、恩返し…しないといけねえって決まりがあんの。」

爽が死んだような暗い目をして、俺を見る。

俺は続ける。

「んでさ…その受けた恩の大きさとか種類にもよるけど、その大きさに応じて、受けた恩をその相手に返す必要があって…それが恩返し…。それをやんないと、俺は…元に…犬に戻れなくなるってわけ…簡単に言うとこんな感じ。…わかる?… …? おーい…。」

俺の話を聞いたのか、聞いていないのか、放心状態の青野爽…。

今がチャンスかもしんない。

俺はすぐに奴のベルトを抜き去る。ジッパーをおろし、前を楽にする…。
そのまま、ずるずると、ズボンを脱がせる…。
ついに、爽はボクサーパンツだけの姿になる。

それにしても…まあまあ…イイ体、してんな、と思う。

人間世界でいう、細マッチョ…って言うのかな…
ただ細いだけじゃなく、男らしいっていうか、イイ肉付きだし…なんかちょっと、そそられる…


まあ、俺の身体に比べたら貧弱にも見える、細さだけど…まあまあだな…。

俺は奴が暴れ出す前に、ゆっくりとボクサーパンツを脱がせた。ぷるんと飛び出す奴のモノ。

いいもの…持ってんじゃん…
大きすぎでもなく、小さすぎでもなく、程よいサイズ…奴の男の証…。

静かにされるがまま、身を委ねている青野爽…
委ねているというか…心神喪失…と言うか…

さきほどの元気はなく、少しつまんない気もするが、
俺はついに奴のそこに手を伸ばした…。

そっと、先端に触れると… 

「あっ…! ん… !な… 何… やめろっ…触…、んな…、…」

爽がやっと、普通に反応を始めた…。


       
















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