上 下
97 / 101
ナツ・side

甘い刺激

しおりを挟む
「あっ… 、ん、 はっ… ぁ …」

脚を恥ずかしいほどに左右に開かれた状態で…爽が、何度も俺に腰を打ちつけてくる…

最初に、
一気に最奥まで貫かれたかと思うと…
次の瞬間には、ギリギリのところまで後退し、俺が少し息をついて、油断したところに
また再び、ズンと…     貫かれる… 

「はぁ… は、あ… う… んっ… あぁ… 」
爽に突き上げられるたびに…
身体中に快楽の波が走り… 俺は何度も、たまらず首を振る…

爽の堅くしなった、男のそれで… 
強弱をつけて、内壁をえぐられるかのように突かれ続け、
俺はどんどんと、追い上げられていく…

「あ、ん…っ、 爽… や、だ… も、… 」

嘘だ…  
嫌、なんかじゃ、ない…  
もっと、きて欲しい…もっと、激しくしてくれて、いい…

いっそ、滅茶苦茶にして欲しい…
もちろん、そんなことを口に出せるわけもなく…俺はただただ、爽が与えてくれるどうしようもない快楽に、小さく喘ぐ…  

「ナツ… ナツ、おまえってさ… は、 … ぁ… はあ… 」

ギシギシとベッドを激しく揺らしながら、爽が俺の中に入ったまま…甘い声で、耳元で囁いてくる…

「なっ… あ、 …何、  ああ… … やめ… 」

「…ほんと、マジで可愛い、な… 」
ため息をつく爽…

「は、あっ… 、どこが…だ、よ… 俺…こんな、身体…   男男…して、…んっ… のに…っはあ、… は、」

「そんなの、関係ない…おまえ、綺麗だよ…カッコいい… 筋肉も… ほら…ここも、な…」

 ズン … … …!

      「ここ… …」

「ああっ… !!な、何す…る 、それ…  や、め…  駄目、 んっ… はあ…」

爽が…  俺に自身のそれを深く埋め込んだ状態のまま、いきなり俺のそれをつかむ… 

ゆるゆると手のひらで刺激を与えられ、もはや、

   頭がおかしくなりそうに、なる… 




















しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

お客様と商品

あかまロケ
BL
馬鹿で、不細工で、性格最悪…なオレが、衣食住提供と引き換えに体を売る相手は高校時代一度も面識の無かったエリートモテモテイケメン御曹司で。オレは商品で、相手はお客様。そう思って毎日せっせとお客様に尽くす涙ぐましい努力のオレの物語。(*ムーンライトノベルズ・pixivにも投稿してます。)

産卵おじさんと大食いおじさんのなんでもない日常

丸井まー(旧:まー)
BL
余剰な魔力を卵として毎朝産むおじさんと大食らいのおじさんの二人のなんでもない日常。 飄々とした魔導具技師✕厳つい警邏学校の教官。 ※ムーンライトノベルズさんでも公開しております。全15話。

理香は俺のカノジョじゃねえ

中屋沙鳥
BL
篠原亮は料理が得意な高校3年生。受験生なのに卒業後に兄の周と結婚する予定の遠山理香に料理を教えてやらなければならなくなった。弁当を作ってやったり一緒に帰ったり…理香が18歳になるまではなぜか兄のカノジョだということはみんなに内緒にしなければならない。そのため友だちでイケメンの櫻井和樹やチャラ男の大宮司から亮が理香と付き合ってるんじゃないかと疑われてしまうことに。そうこうしているうちに和樹の様子がおかしくなって?口の悪い高校生男子の学生ライフ/男女CPあります。

【完結】遍く、歪んだ花たちに。

古都まとい
BL
職場の部下 和泉周(いずみしゅう)は、はっきり言って根暗でオタクっぽい。目にかかる長い前髪に、覇気のない視線を隠す黒縁眼鏡。仕事ぶりは可もなく不可もなく。そう、凡人の中の凡人である。 和泉の直属の上司である村谷(むらや)はある日、ひょんなことから繁華街のホストクラブへと連れて行かれてしまう。そこで出会ったNo.1ホスト天音(あまね)には、どこか和泉の面影があって――。 「先輩、僕のこと何も知っちゃいないくせに」 No.1ホスト部下×堅物上司の現代BL。

生意気な少年は男の遊び道具にされる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

悩める文官のひとりごと

きりか
BL
幼い頃から憧れていた騎士団に入りたくても、小柄でひ弱なリュカ・アルマンは、学校を卒業と同時に、文官として騎士団に入団する。方向音痴なリュカは、マルーン副団長の部屋と間違え、イザーク団長の部屋に入り込む。 そこでは、惚れ薬を口にした団長がいて…。 エチシーンが書けなくて、朝チュンとなりました。 ムーンライト様にも掲載しております。 

初体験

nano ひにゃ
BL
23才性体験ゼロの好一朗が、友人のすすめで年上で優しい男と付き合い始める。

フローブルー

とぎクロム
BL
——好きだなんて、一生、言えないままだと思ってたから…。 高二の夏。ある出来事をきっかけに、フェロモン発達障害と診断された雨笠 紺(あまがさ こん)は、自分には一生、パートナーも、子供も望めないのだと絶望するも、その後も前向きであろうと、日々を重ね、無事大学を出て、就職を果たす。ところが、そんな新社会人になった紺の前に、高校の同級生、日浦 竜慈(ひうら りゅうじ)が現れ、紺に自分の息子、青磁(せいじ)を預け(押し付け)ていく。——これは、始まり。ひとりと、ひとりの人間が、ゆっくりと、激しく、家族になっていくための…。

処理中です...