【完結・後編】俺なりの恩返し…あれ？…もしかして、恩返しになってない？

爽・side

今すぐ

ナツは、なんかあからさまに動揺しだすし… もう、面白すぎて…つい、また虐めてしまった…。

あんなこと…映画館でやっていいわけ、ないのに…

俺の言う言葉を、アイツは…ナツは本当に素直に信じて…
動揺を抑えながらも、俺のに…触れてきやがった…。

っていうか、違うか…
正確には俺がナツを騙して…触れさせた…。

あの、可愛いナツは…
戸惑いながらも俺のいうことを疑うことなく信じて…

俺の既に堅くなったそれを…一生懸命、撫でさすってきた…。

もちろん映画館は暗くて、奴の顔色は見えなかったけど…

きっと、赤面状態だったに違いない…。


っと…
うわ…ヤバいな…まじでコレ、どうしよ…。
両隣に人がいなくて良かった…。

俺はトイレに立って、まだ、屹立したままのそれを見つめた。
ここを出て、ナツに…今すぐシタイ…なんて言ったら…
驚くかな…。

真っ昼間から何言ってるって…怒って、嫌がるかな・・・


ああ…ヤバい…
男女のセックスの場面なんて見たからか…
やっぱなんか、今すぐしたいし…

シタイって言った時の…奴の…ナツの、可愛い反応が見たい…俺…なんか最近、少し変じゃないか…？どうした、俺…

俺はなんとかそれをしまい込み…とりあえず、
トイレを後にした。