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清春編
終焉
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… … …
… … …
ジ… ザザ…
「あ… は、っぁ んっ … … あ… あっ… もう、駄目…」
「… くっ… 」
「やぁっ… あ ん、 やめ、て…」
「なんで…? おまえはさ…やっぱり激しいのが、好き…なんだろう… 優しいだけじゃ…物足りないんだろ…ほら… くっ…」
「あっ…! あ、っ… んンっ…だめっ …」
「はっ… 駄目なわけ、ないな …ここ…こんなに…しといて … どの口が言ってる… は、あ…」
「あっ …や …駄目っ… あああっ… あん…あっ やぁっ… ん」
「… ふっ …くっ…う、 は、ぁっ… どこが、だよ…ほら… 腰…もっと、突き出せよ… くっ… 」
「あああっ… んっ… あっ!は…んっ…」
「くっ… うっ… 」
… … … …
「はあっ…は、ぁ …今日…激しすぎた…よ…ど…う、したの… ?」
「…は…?そりゃ…前に比べると全然会えなくなったし…そりゃ、こうなるよ…」
「… そう… 」
「…そういやさ…何日か前におまえのパート先…店の、前でさ…」
「 …ん… 」
「俺がお前と店頭で話してる時さ…じー--って、こっち見てくるガキがいてよ…」
「… え …?」
「…ひょっとして俺にガンつけてんのか…くらいにじいっ…とさ、見るからよ…あ、そっか…おまえはその後中から呼ばれて店ん中、引っ込んだっけ…見てねえよな…」
「…な…何歳、くらいの子…?
男の子… 女の…子…?」
「女、かな…
いや、違うな。あれはやっぱり服装的に男だな…多分だけど小学生くらい…なんか遠目だけど、えっれー可愛い…きれーな顔した、ガキ…」
「 …え… 」
「…あれさ…まさかと思うけど、おまえんとこのガキ…だったんかな…って、後になって、思ってよ…まあ、普通にその時は、大人らしく、軽く微笑み返したんだけどよ…」
「… … … …」
「…なんだっけ、名前… おまえんとこの子ども… ほら、旦那のさ…連れ子…」
「… え … …つ … く…ん…?」
「…そうそう…前によ…写真見せられたじゃん、旦那に似て子ども、イケメンだってさ…結婚式んときのおまえの家族写真…この前のガキ…あの写真の子になんとなく、似てたなって…ふとさ…」
「え… … う… 」
「…なんか、子供だけどさ…ちょっとゾッとした…あの眼光…気を付けろよ…何か俺らのこと、疑ってるかもしんねえし…まあ、所詮子供だから大丈夫か…いや、かなり遠かったからよ…別人かもしんねえし、ははっ… 」
「… … …」
「さ… しほ… もっかい、やろっか…俺、完全復活しちゃったしよ…」
「あ…え、 ご… ごめ、ん…」
「は…?」
「ちょっと今日は…もう、帰る…ね…
そういえば今日、仕事早いって…言ってたから…うちの、ひと…」
「は…?そんなこと言ってたか…?…
ちっ… 珍しいな…おまえんとこの旦那、最近残業ばっかだったじゃん… あーあ… どうしてくれんの、俺の、これ… … 」
「ごめ… きょ… 今日は…帰、る … 」
「え… おい… んだよ、いきなり…」
「ごめ、…ん、また… 連絡… する…ね」
… … ガサガサ… バサ
… … …
… バタン …
カツカツカツカツ…
… … …
女には、
いくつもの顔がある…
その場に適した仮面を、器用に選び取る…
清純そうに見える女にも、必ず…
だが…
気が優しく、
人を疑わないような…
そんな、真っ直ぐな男には、
きっと、見破れないだろう…
だが… 真由…
お前は一生、知らなくて、いいことだ…
うちは、間違いなく、
幸せな四人家族だったよ…
ああ、お前の顔がまた、
見たくなってきた…
後でまた
おまえに濃厚なキスをしに、行くよ…
俺の唇から、もしも清春君の味がしたら、
おまえは怒るか、驚くか…
それとも…
何やってんのよと、ケラケラと…
あの可愛らしい顔で、笑ってくれるだろうか…
愛してるよ、真由。
心の底から、俺は
おまえだけを…
~fin~
… … …
ジ… ザザ…
「あ… は、っぁ んっ … … あ… あっ… もう、駄目…」
「… くっ… 」
「やぁっ… あ ん、 やめ、て…」
「なんで…? おまえはさ…やっぱり激しいのが、好き…なんだろう… 優しいだけじゃ…物足りないんだろ…ほら… くっ…」
「あっ…! あ、っ… んンっ…だめっ …」
「はっ… 駄目なわけ、ないな …ここ…こんなに…しといて … どの口が言ってる… は、あ…」
「あっ …や …駄目っ… あああっ… あん…あっ やぁっ… ん」
「… ふっ …くっ…う、 は、ぁっ… どこが、だよ…ほら… 腰…もっと、突き出せよ… くっ… 」
「あああっ… んっ… あっ!は…んっ…」
「くっ… うっ… 」
… … … …
「はあっ…は、ぁ …今日…激しすぎた…よ…ど…う、したの… ?」
「…は…?そりゃ…前に比べると全然会えなくなったし…そりゃ、こうなるよ…」
「… そう… 」
「…そういやさ…何日か前におまえのパート先…店の、前でさ…」
「 …ん… 」
「俺がお前と店頭で話してる時さ…じー--って、こっち見てくるガキがいてよ…」
「… え …?」
「…ひょっとして俺にガンつけてんのか…くらいにじいっ…とさ、見るからよ…あ、そっか…おまえはその後中から呼ばれて店ん中、引っ込んだっけ…見てねえよな…」
「…な…何歳、くらいの子…?
男の子… 女の…子…?」
「女、かな…
いや、違うな。あれはやっぱり服装的に男だな…多分だけど小学生くらい…なんか遠目だけど、えっれー可愛い…きれーな顔した、ガキ…」
「 …え… 」
「…あれさ…まさかと思うけど、おまえんとこのガキ…だったんかな…って、後になって、思ってよ…まあ、普通にその時は、大人らしく、軽く微笑み返したんだけどよ…」
「… … … …」
「…なんだっけ、名前… おまえんとこの子ども… ほら、旦那のさ…連れ子…」
「… え … …つ … く…ん…?」
「…そうそう…前によ…写真見せられたじゃん、旦那に似て子ども、イケメンだってさ…結婚式んときのおまえの家族写真…この前のガキ…あの写真の子になんとなく、似てたなって…ふとさ…」
「え… … う… 」
「…なんか、子供だけどさ…ちょっとゾッとした…あの眼光…気を付けろよ…何か俺らのこと、疑ってるかもしんねえし…まあ、所詮子供だから大丈夫か…いや、かなり遠かったからよ…別人かもしんねえし、ははっ… 」
「… … …」
「さ… しほ… もっかい、やろっか…俺、完全復活しちゃったしよ…」
「あ…え、 ご… ごめ、ん…」
「は…?」
「ちょっと今日は…もう、帰る…ね…
そういえば今日、仕事早いって…言ってたから…うちの、ひと…」
「は…?そんなこと言ってたか…?…
ちっ… 珍しいな…おまえんとこの旦那、最近残業ばっかだったじゃん… あーあ… どうしてくれんの、俺の、これ… … 」
「ごめ… きょ… 今日は…帰、る … 」
「え… おい… んだよ、いきなり…」
「ごめ、…ん、また… 連絡… する…ね」
… … ガサガサ… バサ
… … …
… バタン …
カツカツカツカツ…
… … …
女には、
いくつもの顔がある…
その場に適した仮面を、器用に選び取る…
清純そうに見える女にも、必ず…
だが…
気が優しく、
人を疑わないような…
そんな、真っ直ぐな男には、
きっと、見破れないだろう…
だが… 真由…
お前は一生、知らなくて、いいことだ…
うちは、間違いなく、
幸せな四人家族だったよ…
ああ、お前の顔がまた、
見たくなってきた…
後でまた
おまえに濃厚なキスをしに、行くよ…
俺の唇から、もしも清春君の味がしたら、
おまえは怒るか、驚くか…
それとも…
何やってんのよと、ケラケラと…
あの可愛らしい顔で、笑ってくれるだろうか…
愛してるよ、真由。
心の底から、俺は
おまえだけを…
~fin~
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