【完結・R18】鉄道の恐怖

清春編

真由

　
　…　　…　　

真由…　

真由、好きだよ…　一生大切にする…　
真由と結婚できるなんて…なんだか、夢みたいだ…

　　　
もう…　くすぐったいよ～　かなり酔ってるね？　清春さん…
普段はそんなこと言わないのに…
酔った時だけ…ほんと、言うことが大袈裟なんだからぁ、清春さんってば… 


そうかな…　
…真由…　幸せになろうな…　二人で…幸せに……　

でも、いつか、三人とか四人とかに、なるのかな…　　　　


うん…この際、五人でも六人でも…いいよね…　楽しみだなぁ…　ふふ…　絶対、幸せになろっ…　　

　　　　　あっ…、　んっ…　　


…　　…

　　　　　　　…　　…
　
　　　　　　　　　　　　　　
なんだろう…不思議なほどに…

長い　…　　　
長い、夢を見ていたような気がする…

真由を…抱く夢…　
久々に…　ゆっくり…真由の顔を見ながら…　何度も、何度も…突き上げた…　

頬を赤らめた真由は俺の腰に脚を絡め…俺が鋭く奥を突くたびに、気持ちよさそうに喘いだ…　

真由…　　俺の可愛い妻…　　

　　　　　　　真由は…　　

ゆっくりと、汗ばんだ身体を離すと、あんっ…と、高い声で啼いた。　　




だが…何か…　

何か大事なものが…大事な人が…
俺の記憶の中からごっそりと抜け落ちている…

なんだ…

誰だった…かな…　　
俺は真由と離れた後、

　　白い霧の中を、彷徨い歩く…