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清春編
宝
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「はっ ぁ… ん、 あんっ… あ、んっ… やぁ…お兄ちゃ…」
俺が叫んだ後も…
どこかに触れられているのか、真由の…掠れたような喘ぎ声が… 耳に…
もう、嫌だ…
「なんだ…ここからがイイところなのに…まあ、これ以上はさすがに君には、酷かな…」
哲也の笑ったような声とともに、
プツ、ン… …
やっと、音声が途切れた…
俺はまるで…過呼吸のように息を荒くしていた…
「はぁっ… は、… … 」
信じられない… 胸が、苦しい…
「大丈夫か…清春君…これで、わかってもらえたかな…?」
「は… はっ… これは、どういう… 」
「どうもこうも…今聞いたままだよ…俺と真由は互いに愛し合っている…ただ、それだけのことだ…」
「…そ そんな… 馬鹿な…じ…実の、妹と …なんて… 」
「はっ… また、それか…どこまでも融通が利かない…本当に頭が固いな…
世の中には、君が理解できないことだってあるんだよ… そもそも俺にとって…真由は最初から妹ではない…この世で一番大事な愛すべき女…、一人の女でしかない…」
哲也が携帯電話をしまいながら、俺を見下ろして、断定的に告げる…
「… う… 嘘、だ… …」
「まだ言ってる…ならば続きを…聞くか…?あれから真由がどんなふうになるのか…聞いてみたくはないか…?
最高に…淫らな音と…俺の動きにいやらしく反応する真由の可愛らしい声と…催促の言葉を… 聞きたくはないか?
恐らく君には見せたこともない…真由の新たな一面を見るかもしれない… 真由が意識不明となってしまった今…この音声は俺にとって何にも変え難い、宝なんだよ…」
催促の言葉… だと… ?
ありえない…
最悪だ…
俺が叫んだ後も…
どこかに触れられているのか、真由の…掠れたような喘ぎ声が… 耳に…
もう、嫌だ…
「なんだ…ここからがイイところなのに…まあ、これ以上はさすがに君には、酷かな…」
哲也の笑ったような声とともに、
プツ、ン… …
やっと、音声が途切れた…
俺はまるで…過呼吸のように息を荒くしていた…
「はぁっ… は、… … 」
信じられない… 胸が、苦しい…
「大丈夫か…清春君…これで、わかってもらえたかな…?」
「は… はっ… これは、どういう… 」
「どうもこうも…今聞いたままだよ…俺と真由は互いに愛し合っている…ただ、それだけのことだ…」
「…そ そんな… 馬鹿な…じ…実の、妹と …なんて… 」
「はっ… また、それか…どこまでも融通が利かない…本当に頭が固いな…
世の中には、君が理解できないことだってあるんだよ… そもそも俺にとって…真由は最初から妹ではない…この世で一番大事な愛すべき女…、一人の女でしかない…」
哲也が携帯電話をしまいながら、俺を見下ろして、断定的に告げる…
「… う… 嘘、だ… …」
「まだ言ってる…ならば続きを…聞くか…?あれから真由がどんなふうになるのか…聞いてみたくはないか…?
最高に…淫らな音と…俺の動きにいやらしく反応する真由の可愛らしい声と…催促の言葉を… 聞きたくはないか?
恐らく君には見せたこともない…真由の新たな一面を見るかもしれない… 真由が意識不明となってしまった今…この音声は俺にとって何にも変え難い、宝なんだよ…」
催促の言葉… だと… ?
ありえない…
最悪だ…
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