405 / 544
清春編
夢
しおりを挟む
俺は、自身の見た夢を辿るかのように、ゆっくりと目を閉じる…
思い出せ… …
俺に、夢の中で逃げろと何度も囁いた女… あれはそもそも、誰だったのか…
そして、あの怪しげな男は誰なのか…
はっきりとは思い出せないが…
随分前にも、同じような夢を…見たような気がするのは、気のせいだろうか…
その男は…哲也に似ていた…
そしてその女は、茉優子に似ていた…
そんなような気がして、ならない…
哲也と茉優子…
お互いに面識がないはずの2人が…俺の夢に…俺の脳内に勝手に侵入してきて…
おかしな…いや…淫らな行為を…
激しいセックスを、俺に…やはり、わざわざ見せつけるかのように、繰り広げていたのでは、なかったか…?
俺の知り得る限り、哲也と茉優子に接点などはないはずだ…
会ったこともないはずなのに…
なんで俺の思考は…いや、あくまで夢なのだが…俺の脳は…あの2人を勝手に結び付けて…しかもあのように淫らに…交わらせるのか…
ありえない組み合わせ…
そして絶対に許せない、組み合わせ…
哲也のように気味の悪い、得体の知れない男が…
純粋過ぎる茉優子を、貫く…抱くなどと…
いや、もはや汚すという方がしっくりくるな…あの男が茉優子を汚すなど…絶対にあってはならない…
絶対に、許すことができない。
茉優子は、誰にも渡さない…
思い出せ… …
俺に、夢の中で逃げろと何度も囁いた女… あれはそもそも、誰だったのか…
そして、あの怪しげな男は誰なのか…
はっきりとは思い出せないが…
随分前にも、同じような夢を…見たような気がするのは、気のせいだろうか…
その男は…哲也に似ていた…
そしてその女は、茉優子に似ていた…
そんなような気がして、ならない…
哲也と茉優子…
お互いに面識がないはずの2人が…俺の夢に…俺の脳内に勝手に侵入してきて…
おかしな…いや…淫らな行為を…
激しいセックスを、俺に…やはり、わざわざ見せつけるかのように、繰り広げていたのでは、なかったか…?
俺の知り得る限り、哲也と茉優子に接点などはないはずだ…
会ったこともないはずなのに…
なんで俺の思考は…いや、あくまで夢なのだが…俺の脳は…あの2人を勝手に結び付けて…しかもあのように淫らに…交わらせるのか…
ありえない組み合わせ…
そして絶対に許せない、組み合わせ…
哲也のように気味の悪い、得体の知れない男が…
純粋過ぎる茉優子を、貫く…抱くなどと…
いや、もはや汚すという方がしっくりくるな…あの男が茉優子を汚すなど…絶対にあってはならない…
絶対に、許すことができない。
茉優子は、誰にも渡さない…
0
こちらの作品は、ホラー・ミステリー大賞に応募しています。投票いただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
お気に入りに追加
73
あなたにおすすめの小説


どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる