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清春編
憎悪
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「あっ… ま…待って、清春さっ… んっ…」茉優子が俺の下で小さく身じろぐ…
いつもなら、待つ…
いつもの俺なら、茉優子に待てと言われれば、少し動きを緩めて…ゆっくり茉優子の表情を伺いながら…
余裕ぶった表情で甘い言葉を囁きながら… 動作を遅くするのだが…
この日は無理だった。
自分自身を制御できなかった…
俺は茉優子が欲しかったのだ。
すぐさま、茉優子の濡れたそこに…茉優子の中に…痛いほどに堅くなった男のそれを突き入れたい衝動に駆られた。
「… っ… …」
おかしなほどに、自分自身の口からいつもの甘い言葉が出てこない…
俺自身も戸惑うほどに…心とは裏腹に体が疼いて仕方がなかった。
早く…入りたい…今すぐ奥深くまで貫いて、内側から茉優子を…激しく揺さぶりたい…
今すぐ…今すぐ茉優子が、欲しい。
DV旦那など、もはや知るものか…
何が縛るだ… 茉優子がおかしなセックス に応じないと怒る…殴る、だと…?
信じられない。
この世に、そんな男がいるなんて…
女性をなんだと思っているのか…
優しくいたわって愛撫し…思い切り愛して…甘やかしてやれば良いではないか…
力を使って…
暴力で女を支配し…屈服させて、その自由を奪ってセックスをすることに快楽を見出す…そんな男が、現実にいるとは…
やはり、信じがたい…
だがきっと、そういう性癖を持つ男は当然一定数、存在するのだ…
だから、この世の中には事件が後を絶たないのであろうが、そのうちの一人がたまたま…茉優子の夫であっただけの話だ…
俺はこれまで身近にそんな話を聞いたこともなく、あくまで妄想の世界…たとえばアダルトビデオの世界の中だけだと錯覚していたが…
現実に…茉優子が…
この目の前にいる…俺を不安そうに見上げている清楚でおとなしい茉優子が…
旦那の前で白い肌を晒し…時に小突かれ…手首を縛られながら…夫の好きにされているのかと思うと…
強引なセックスを強いられているのかと思うと…
虫唾が走る…。
見たこともない茉優子の旦那に、
まるで、憎悪のような…負の感情を覚える。
いつもなら、待つ…
いつもの俺なら、茉優子に待てと言われれば、少し動きを緩めて…ゆっくり茉優子の表情を伺いながら…
余裕ぶった表情で甘い言葉を囁きながら… 動作を遅くするのだが…
この日は無理だった。
自分自身を制御できなかった…
俺は茉優子が欲しかったのだ。
すぐさま、茉優子の濡れたそこに…茉優子の中に…痛いほどに堅くなった男のそれを突き入れたい衝動に駆られた。
「… っ… …」
おかしなほどに、自分自身の口からいつもの甘い言葉が出てこない…
俺自身も戸惑うほどに…心とは裏腹に体が疼いて仕方がなかった。
早く…入りたい…今すぐ奥深くまで貫いて、内側から茉優子を…激しく揺さぶりたい…
今すぐ…今すぐ茉優子が、欲しい。
DV旦那など、もはや知るものか…
何が縛るだ… 茉優子がおかしなセックス に応じないと怒る…殴る、だと…?
信じられない。
この世に、そんな男がいるなんて…
女性をなんだと思っているのか…
優しくいたわって愛撫し…思い切り愛して…甘やかしてやれば良いではないか…
力を使って…
暴力で女を支配し…屈服させて、その自由を奪ってセックスをすることに快楽を見出す…そんな男が、現実にいるとは…
やはり、信じがたい…
だがきっと、そういう性癖を持つ男は当然一定数、存在するのだ…
だから、この世の中には事件が後を絶たないのであろうが、そのうちの一人がたまたま…茉優子の夫であっただけの話だ…
俺はこれまで身近にそんな話を聞いたこともなく、あくまで妄想の世界…たとえばアダルトビデオの世界の中だけだと錯覚していたが…
現実に…茉優子が…
この目の前にいる…俺を不安そうに見上げている清楚でおとなしい茉優子が…
旦那の前で白い肌を晒し…時に小突かれ…手首を縛られながら…夫の好きにされているのかと思うと…
強引なセックスを強いられているのかと思うと…
虫唾が走る…。
見たこともない茉優子の旦那に、
まるで、憎悪のような…負の感情を覚える。
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