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清春編
初めての
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俺は恐る恐るそのうちの一冊を見つめる。
手帳の表紙には、20×× 年と印字されている。
今から15~6…年以上も、前のものだ…
なんて、物持ちがいい…
そうか、真由はもともと、物を捨てるのが…断捨離が苦手だ…
だからずっと捨てられずに、なんとなく取って置いたのかもしれない…
たまたま手にしたそれは、真由が…中学2年か3年位…のものだった。
真由の個人的な手帳…
思春期の時期の日々を綴った日記のようなものかもしれない…
果たして、本当に見て良いものだろうか…
一瞬、開くのをためらったが、今も真由の意識は戻らない…。
自殺をしようと決意した真由の気持ち……
とにかく何か…なんでもいいから手掛かりが欲しいと思った俺は、意を決して、
その手帳を開く。
パラパラと数頁めくると、
キラキラと光るシールが目に飛び込んでくる…。
中学生らしい女子達の写真…もちろん真由が映ったプリクラが数多く、所狭しと貼られている。
セーラー服の真由…
驚くほどに可愛らしく、眩しい笑顔で、友人と同じポーズでカメラ目線で映っている。
「…真由… やっぱり可愛いな… 」
真由の若い時の写真は、その周りの友人たちとは一線を画すほどに、美少女然として、輝いていた…
勿論、付き合っている時に、学生時代の卒業写真やアルバムなどは見せてもらったこともあったが、わざわざポーズを取っているせいかそれよりもっと、弾けた笑顔に見える。
更にパラパラとめくると、一枚の写真が目に留まった。
手帳の表紙には、20×× 年と印字されている。
今から15~6…年以上も、前のものだ…
なんて、物持ちがいい…
そうか、真由はもともと、物を捨てるのが…断捨離が苦手だ…
だからずっと捨てられずに、なんとなく取って置いたのかもしれない…
たまたま手にしたそれは、真由が…中学2年か3年位…のものだった。
真由の個人的な手帳…
思春期の時期の日々を綴った日記のようなものかもしれない…
果たして、本当に見て良いものだろうか…
一瞬、開くのをためらったが、今も真由の意識は戻らない…。
自殺をしようと決意した真由の気持ち……
とにかく何か…なんでもいいから手掛かりが欲しいと思った俺は、意を決して、
その手帳を開く。
パラパラと数頁めくると、
キラキラと光るシールが目に飛び込んでくる…。
中学生らしい女子達の写真…もちろん真由が映ったプリクラが数多く、所狭しと貼られている。
セーラー服の真由…
驚くほどに可愛らしく、眩しい笑顔で、友人と同じポーズでカメラ目線で映っている。
「…真由… やっぱり可愛いな… 」
真由の若い時の写真は、その周りの友人たちとは一線を画すほどに、美少女然として、輝いていた…
勿論、付き合っている時に、学生時代の卒業写真やアルバムなどは見せてもらったこともあったが、わざわざポーズを取っているせいかそれよりもっと、弾けた笑顔に見える。
更にパラパラとめくると、一枚の写真が目に留まった。
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