【完結・R18】鉄道の恐怖

もえこ

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清春編

対面

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2階…3階…4階・・・

ドクンドクン…   

真由は今、どんな状態なのだ…
大丈夫なのか…
いや、大丈夫に決まっている…真由はまだ、年齢的にも若い…
死ぬなんてことは…
死、なんて言葉自体…真由からは程遠い…

あるはずがない…
    きっと、大丈夫だ…

… 5階…   
     遂に、表示される 

       チン… 

目的の階へ到着した音が、
やけに耳に響く…  

その時の俺の心中は…
真由を心配する気持ちが99%…

そして…
残りの1%…  
いや… …  5%…いや、もっとだ… …

残り、10%が…
哲也に会う事への緊張と、得体も知れない恐怖で、占めていた…

ドアがゆっくりと開く。
5階の受付の女性が、俺を案内してくれる。

「…清春君…」
夜の闇に溶け込んだような薄暗い廊下の長椅子に座って項垂れていた男が、俺に気付いて…小さく声を発する。

「お兄さん…すみません、大変…お待たせしました…真由は…」

俺は…波打つ心臓を抑えながら、哲也の元へ… 恐る恐る、

       近寄った。

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感想 3

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