【完結・R18】鉄道の恐怖

もえこ

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清春編

融合

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「あ…    あっ…  は、あ…      ん… 」
「好きだ…茉優子さん… くっ…」

俺は茉優子といまだ結合したまま、背後からそう、囁く…

と言うより、頭で考えるより先に気付けば、好きだと…告げていた…

己の熱い性を茉優子の中へ吐き出したあと…
全身の力が、一気に抜けていく… 
徐々に弛緩していくような気さえする、体内の血液や細胞…  

男女の営み…行為は、 終わった…
もう、茉優子と離れなければ…

ただ…
  本当はまだ、離れたくない…

だが、当然茉優子と俺は別々の人間だ…
物理的にも、精神的にも、決して一つにはなれない…

わかっていることだが、なぜだろう…
なぜ、こんなにも
    離れ難いのだろう…

俺は一体…   どこまで茉優子に…
はまっていくのか…

どうやら俺は、彼女に惹かれすぎているらしい…    茉優子という女に…

俺も茉優子も、それぞれに家庭がある…
家庭内にどんな問題を抱えていようとも、それは揺るがない事実…

だからこれ以上は…
これ以上、のめり込んでは駄目だ… 
なのに…最近の俺は…   …

「はあっ…  … 」
自分自身の気持ちに戸惑いながらも、
俺はため息をつく。

茉優子の白くなだらかな背中と…
細くて華奢な、程良くくびれた腰のライン…丸くて綺麗な尻を名残惜しげに見つめながら…

やっと、
  ゆっくりと、
 茉優子から体を離すことにした…

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