172 / 544
清春編
罪
しおりを挟む
俺は今日、…大きな、罪を犯した…。
人の女…独身ではない…人の妻である女を…この手に抱いたのだ… 自身の下に組み敷き…
何度も、激しく貫き…奥まで突き上げて喘がせた…。
それも、一度じゃない…
もうやめてという、茉優子の感じていると思われる淫らな喘ぎ声に、自身が反応してしまうのをどうしても止めることができず…何度も、何度も…
自分は枯れていると、思っていた…
真由に誘われ…抱くのにも、
ある意味、気持ちを奮い立たせるような感覚があった…にも、かかわらず…茉優子には自然に自身が反応し…むしろ、制御できなくなったくらいだ…。
自分にとって…
悪く言えば、初めての女を仕留める感覚で、そんなふうに興奮したのかもしれない…だが…
そんなことは一切、言い訳にはならない…
ともかく俺は…
自分でも信じられない罪を犯した…。
今までではとても考えられない…
30年以上、正しくあるべきと生きてきた…
そう、自負していたのに…
間違いなく俺は、
人の道に反した罪を…犯してしまった…。
「あの…私は大丈夫なのですが、坂下さんは…?…」
ハッとする…。
気付けば茉優子が、
心配そうに、
俺の顔を覗き込んでいた…。
人の女…独身ではない…人の妻である女を…この手に抱いたのだ… 自身の下に組み敷き…
何度も、激しく貫き…奥まで突き上げて喘がせた…。
それも、一度じゃない…
もうやめてという、茉優子の感じていると思われる淫らな喘ぎ声に、自身が反応してしまうのをどうしても止めることができず…何度も、何度も…
自分は枯れていると、思っていた…
真由に誘われ…抱くのにも、
ある意味、気持ちを奮い立たせるような感覚があった…にも、かかわらず…茉優子には自然に自身が反応し…むしろ、制御できなくなったくらいだ…。
自分にとって…
悪く言えば、初めての女を仕留める感覚で、そんなふうに興奮したのかもしれない…だが…
そんなことは一切、言い訳にはならない…
ともかく俺は…
自分でも信じられない罪を犯した…。
今までではとても考えられない…
30年以上、正しくあるべきと生きてきた…
そう、自負していたのに…
間違いなく俺は、
人の道に反した罪を…犯してしまった…。
「あの…私は大丈夫なのですが、坂下さんは…?…」
ハッとする…。
気付けば茉優子が、
心配そうに、
俺の顔を覗き込んでいた…。
0
こちらの作品は、ホラー・ミステリー大賞に応募しています。投票いただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
お気に入りに追加
73
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。



イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる