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清春編
部屋
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「うわあ…素敵な部屋ね… ねえ、清春さん…」
ホテルのドアを開けるなり、真由が感嘆の声をあげる。
式前にはドレスの着用などのため、ずっと控室にいたせいで、今、二人ともが初めて足を踏み入れる部屋。
内装はいたってシックだが、結婚後の二人のためか、部屋の所々に美しく花が生けられており、メッセージカードも添えられていた。
冷蔵庫の中には乾杯用のワインとオードブルが用意され、祝福の雰囲気が部屋いっぱいに溢れ出しているようだった。
「ああ… やっと、…終わった~~~~!疲れた~…」
ボスンと音を立て、真由がベッドに背中からダイブする。
「ああ…本当だね…少人数だったからまだ良かったけど、これで職場の同僚や友人全員呼んでいたら、どうなっていただろう…結果的に良かったね、小規模にしといて…。」
俺もスーツを着たまま、ベッドに横になる。
横にいる真由の方を向くと、真由もこちらをじっと見ていた。
「真由… 今日からは、君と…夫婦だね…」
「うん…清春さん… ううん、…あなたって、言うのかな…やだ、なんだか恥ずかしい…」
「そうだね…ねえ真由…今日は疲れてる…?あのさ…」
「疲れてないよ… 気が抜けただけ…やっぱり少しは気を遣ったからね…」真由が独り言のように囁く。
「あのさ…今日…しても、いい…?真由が疲れているなら、もちろん後日にするよ…?」
「…やだ…清春さんったら… 今日はさ…お式、当日だよ…私だって…すごくしたい…今すぐ、抱いて欲しい…ねえ…いっぱい…して… きて…清春さん… ううん、あなた… ふふ…」
「っ… 真由っ… 、 好きだっ…」
俺はたまらなくなり、
横たわったままこちらに可愛らしい顔を向けて、にこりと微笑む、天使のように可愛い真由に、
覆い被さった。
ホテルのドアを開けるなり、真由が感嘆の声をあげる。
式前にはドレスの着用などのため、ずっと控室にいたせいで、今、二人ともが初めて足を踏み入れる部屋。
内装はいたってシックだが、結婚後の二人のためか、部屋の所々に美しく花が生けられており、メッセージカードも添えられていた。
冷蔵庫の中には乾杯用のワインとオードブルが用意され、祝福の雰囲気が部屋いっぱいに溢れ出しているようだった。
「ああ… やっと、…終わった~~~~!疲れた~…」
ボスンと音を立て、真由がベッドに背中からダイブする。
「ああ…本当だね…少人数だったからまだ良かったけど、これで職場の同僚や友人全員呼んでいたら、どうなっていただろう…結果的に良かったね、小規模にしといて…。」
俺もスーツを着たまま、ベッドに横になる。
横にいる真由の方を向くと、真由もこちらをじっと見ていた。
「真由… 今日からは、君と…夫婦だね…」
「うん…清春さん… ううん、…あなたって、言うのかな…やだ、なんだか恥ずかしい…」
「そうだね…ねえ真由…今日は疲れてる…?あのさ…」
「疲れてないよ… 気が抜けただけ…やっぱり少しは気を遣ったからね…」真由が独り言のように囁く。
「あのさ…今日…しても、いい…?真由が疲れているなら、もちろん後日にするよ…?」
「…やだ…清春さんったら… 今日はさ…お式、当日だよ…私だって…すごくしたい…今すぐ、抱いて欲しい…ねえ…いっぱい…して… きて…清春さん… ううん、あなた… ふふ…」
「っ… 真由っ… 、 好きだっ…」
俺はたまらなくなり、
横たわったままこちらに可愛らしい顔を向けて、にこりと微笑む、天使のように可愛い真由に、
覆い被さった。
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