【完結・R18】鉄道の恐怖

波

「挿れますよ…」
そう、囁くように男は微笑んで、自身のモノを私の入り口へあてがい、埋め込むように腰をすすめていく…めりめりと開かれていく…私の身体…

「ああっ！…あっ…ん　…ふ…」

それから男は激しく…揺さぶるように私を抱いた。
私は生気を失った枯葉のように…抵抗をすることもなく、男に身を委ねた。

何度も…男の逞しく尖った切先を奥深くに打ちつけられ…内壁をぐりぐりとえぐるように縦横無尽に刺激され…私はいつしか、いやらしく声をあげるようになった。

ギシギシと揺れるベッドの音を耳の片隅に感じながら
「い…いや…あっ…んンっ…は、あ…ああ…やっ…もうやめ…て…あっ…ん」
男に腰をつかまれ、打ち付けられるようにして、奥深くまで何度も何度も抜き差しされ…

いつしか痛みだけではなく…おかしな…感覚が生まれてきそうになっていた…  ああ…、いや…いや、あ…
快楽の波が少しずつ…打ち寄せてくるのを、私は唇を噛んで必死に堪える…