【完結・R18】鉄道の恐怖

もえこ

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過ち

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「ああ…お兄ちゃ…ん、好き…好き…」

俺は真由から自身を引き抜くことなく…真由を抱きしめる…

一度、吐き出したものの…まだまだ、おさまりそうにない俺の…モノ…

「もっと…して…お兄ちゃんの…好きなように、して…お願い…今日だけは…今日だけでいいから…」

…好きにして… 

男を狂わす言葉を、可愛い真由が口にする…

俺は、真由のその言葉にたまらなくなり、今度は真由をうつ伏せにして、後ろから…容赦なく激しく…突き入れる。

「ああっ…!ああ…んン…いや…あ…恥ずかし…ん…」

ギシギシと揺れるベッド…真由を背後から抱き締め、白い小さな尻をつかんで、突きまくる…
俺と真由が繋がっているその部分を直視して…頭がおかしくなりそうなほどに興奮してしまう俺…。


今日だけだ…今日だけ… 明日からは…俺たちは普通の兄弟に戻る…

父さんと母さんがいない…今日だけ…今日だけでいいから…

…神様…どうか許してください…

・・・・・・・・・・・・・・・

「…私と真由は…そうやってその夜、ついに結ばれました… 
私達はあの夜…確かに愛し合った…たった一夜で…幾度となく身体を重ねました…
世間一般で言う…絶対にしてはならない禁忌を犯したわけです…。」

そう言って、男が一瞬我に返ったように…私を見返す。 


「そして翌日の夕方…私たちは突然の知らせを受けました…
両親が死んだと…旅先からの帰り道…事故に遭い即死…だったそうです…
当然のことながら、私と真由の目の前は…一瞬で真っ暗になりました…。」
                 
そう言って、

   男はゆっくりと目を閉じた…

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