71 / 544
相愛
しおりを挟む
俺は自分の部屋のドアを内側から閉め、真由をベッドに押し倒す。
ギシリとベッドの軋む音…
「お兄…ちゃ…んっ…私…私…」真由がそう、小さく呟きながら俺に、細くて白い腕をゆっくりと差し出す。
「好き…もう、ずっと前から…」真由が、俺の頭を引き寄せて、その胸元に抱え込む。
「私が中学の時に、お兄ちゃんのお母さんが、私のお母さんと違うって話を聞かされた時に、わかったの…ああ、私のこの感情は…間違っているかもしれないけど…半分、間違ってないって…」
真由が…大粒の涙を頬に流しながら、俺に告げる。
「好き…小さいころからずっと好き…だった…。妹だから…駄目だってわかってるけど…お願い、今日だけ…本当に今日だけでいいから…抱いて…お兄ちゃんが嫌じゃなかったらで…いい、から…お兄ちゃんの好きなようにして…お願い…お願い…」真由が俺の頭をさらにかき抱くようにして、ぎゅうっと…胸に擦りつける…。
もう…駄目だ…俺の理性は完全に崩壊する…。
もはやこの状況で、我慢なんてできる筈がない…
ずっと好きだった真由…幼い頃から、自分の真由に対する気持ちが…妹に対するそれとは…違う気が、なんとなくしていた。
でも、気持ちに蓋をしていた…。
真由に、中学や高校の時に、告白してきた奴が何人いても…そのうちの一人が真由の彼氏になっても…
俺は兄だ…兄ちゃんだって…自分に思いこませて、我慢してきた…。
真由の最初の彼氏が真由の部屋で、まだ何も知らない真由に…迫ってキスをしているのを目撃してしまった時は…マジでハラワタが煮えくり返って…部屋に殴り込みに行くところだった…
でも…なんとか感情を抑え込んで…セーブしたんだ…。俺が出る幕じゃないって…そう、自分を納得させた…。
でも今…多分、本当はずっと前から潜在的に好きだった真由が今…俺を好きだと…抱いてと泣きながらせがんでいる…。
好きな女にこんな風に迫られて…一体どうやったら…拒否、できる…?
そんなこと…、どんな聖人君子にだって、できる筈がない…
「真由…俺も好きだ…ずっと…好きだった…いい…のか…本当に…?今から…おまえを俺のモノにして…いい…?」
俺の問いかけに、真由はこくんと頷く。
「お兄ちゃん…お願い…」目を閉じて、力を抜いたように、身体を投げ出す真由…
俺は可愛い真由を前にして、
その後…、自分でも驚くほどの、ただの男…野獣と化してしまったんだ…。
ギシリとベッドの軋む音…
「お兄…ちゃ…んっ…私…私…」真由がそう、小さく呟きながら俺に、細くて白い腕をゆっくりと差し出す。
「好き…もう、ずっと前から…」真由が、俺の頭を引き寄せて、その胸元に抱え込む。
「私が中学の時に、お兄ちゃんのお母さんが、私のお母さんと違うって話を聞かされた時に、わかったの…ああ、私のこの感情は…間違っているかもしれないけど…半分、間違ってないって…」
真由が…大粒の涙を頬に流しながら、俺に告げる。
「好き…小さいころからずっと好き…だった…。妹だから…駄目だってわかってるけど…お願い、今日だけ…本当に今日だけでいいから…抱いて…お兄ちゃんが嫌じゃなかったらで…いい、から…お兄ちゃんの好きなようにして…お願い…お願い…」真由が俺の頭をさらにかき抱くようにして、ぎゅうっと…胸に擦りつける…。
もう…駄目だ…俺の理性は完全に崩壊する…。
もはやこの状況で、我慢なんてできる筈がない…
ずっと好きだった真由…幼い頃から、自分の真由に対する気持ちが…妹に対するそれとは…違う気が、なんとなくしていた。
でも、気持ちに蓋をしていた…。
真由に、中学や高校の時に、告白してきた奴が何人いても…そのうちの一人が真由の彼氏になっても…
俺は兄だ…兄ちゃんだって…自分に思いこませて、我慢してきた…。
真由の最初の彼氏が真由の部屋で、まだ何も知らない真由に…迫ってキスをしているのを目撃してしまった時は…マジでハラワタが煮えくり返って…部屋に殴り込みに行くところだった…
でも…なんとか感情を抑え込んで…セーブしたんだ…。俺が出る幕じゃないって…そう、自分を納得させた…。
でも今…多分、本当はずっと前から潜在的に好きだった真由が今…俺を好きだと…抱いてと泣きながらせがんでいる…。
好きな女にこんな風に迫られて…一体どうやったら…拒否、できる…?
そんなこと…、どんな聖人君子にだって、できる筈がない…
「真由…俺も好きだ…ずっと…好きだった…いい…のか…本当に…?今から…おまえを俺のモノにして…いい…?」
俺の問いかけに、真由はこくんと頷く。
「お兄ちゃん…お願い…」目を閉じて、力を抜いたように、身体を投げ出す真由…
俺は可愛い真由を前にして、
その後…、自分でも驚くほどの、ただの男…野獣と化してしまったんだ…。
0
お気に入りに追加
73
あなたにおすすめの小説
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
完結【R―18】様々な情事 短編集
秋刀魚妹子
恋愛
本作品は、過度な性的描写が有ります。 というか、性的描写しか有りません。
タイトルのお品書きにて、シチュエーションとジャンルが分かります。
好みで無いシチュエーションやジャンルを踏まないようご注意下さい。
基本的に、短編集なので登場人物やストーリーは繋がっておりません。
同じ名前、同じ容姿でも関係無い場合があります。
※ このキャラの情事が読みたいと要望の感想を頂いた場合は、同じキャラが登場する可能性があります。
※ 更新は不定期です。
それでは、楽しんで頂けたら幸いです。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
【R18】もう一度セックスに溺れて
ちゅー
恋愛
--------------------------------------
「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」
過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。
--------------------------------------
結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる