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大罪
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「清春さ、んっ…もう…いやっ…やめっ…」
私が息も絶え絶えに喘ぐと、
「だめだ…や、めない…まだだ…はっ…くっ…」低く呻きながら、清春は私を激しくせめ立てた…
いつもなら、「体位…変えるよ、後ろ向いて…」などと、優しく聞いてから私の体勢を変えるのが常の清春だったが、この日は…この日に限っては…性急だった…
正常位で私を抱いていた清春は突然、まだ張り詰めたままの自身を少し乱暴に引き抜いて、突然ぐるりと私の身体を裏返したかと思うと、背後から…再び挿入してきた… その振動に、ギシリとベッドが音を立てた…
「あっ!…ンんっ …は…ん」
無言で…何度も私の中を…まるで犯すかのように後ろから…激しく蹂躙し続けた清春…
グリグリと…私の中を何度も…自身のいきり立ったもので貫いて刺激しながら、私の臀部に腰を打ち付け激しく…抜き差しを繰り返し…、これ以上奥には進めないと思える場所まで…ズン…ズンと深く…無言で突き上げ続けた…。そこにいつものような愛の言葉はなく…怖いほどに…無言で…。
「あっ…清…春さっ…やっ…だめっ…いやあぁ…ん、んあっ…ひっ…んン」
私が続く刺激と少しの痛みにたまらず声をあげると
「いいよ…気持ちよく…なって…。今日は簡単にはやめないよ…覚悟してね… くっ… はっ…好きだ…」
後半でやっと…いつもの清春らしい優しい声を聞きながらのセックスに戻ったものの…
その日の夜、あまりに容赦なく抱かれ続け…何度、私は達したことか…。
あの日…あの日の夜…清春は隠していたのか…。
妻の自殺…
自殺未遂を…
病院に意識不明で横たわる妻を残したまま…私と会う約束をし…
どんな気持ちで…私を抱いていたのか…
ああ…それにしても…知らなかったとはいえ…
私は…私は… なんということを…なんというタイミングで…してしまったのか…
罪…これは大きな罪…
私はしばし男の存在を忘れ…
がっくりと肩を落とした…。
私が息も絶え絶えに喘ぐと、
「だめだ…や、めない…まだだ…はっ…くっ…」低く呻きながら、清春は私を激しくせめ立てた…
いつもなら、「体位…変えるよ、後ろ向いて…」などと、優しく聞いてから私の体勢を変えるのが常の清春だったが、この日は…この日に限っては…性急だった…
正常位で私を抱いていた清春は突然、まだ張り詰めたままの自身を少し乱暴に引き抜いて、突然ぐるりと私の身体を裏返したかと思うと、背後から…再び挿入してきた… その振動に、ギシリとベッドが音を立てた…
「あっ!…ンんっ …は…ん」
無言で…何度も私の中を…まるで犯すかのように後ろから…激しく蹂躙し続けた清春…
グリグリと…私の中を何度も…自身のいきり立ったもので貫いて刺激しながら、私の臀部に腰を打ち付け激しく…抜き差しを繰り返し…、これ以上奥には進めないと思える場所まで…ズン…ズンと深く…無言で突き上げ続けた…。そこにいつものような愛の言葉はなく…怖いほどに…無言で…。
「あっ…清…春さっ…やっ…だめっ…いやあぁ…ん、んあっ…ひっ…んン」
私が続く刺激と少しの痛みにたまらず声をあげると
「いいよ…気持ちよく…なって…。今日は簡単にはやめないよ…覚悟してね… くっ… はっ…好きだ…」
後半でやっと…いつもの清春らしい優しい声を聞きながらのセックスに戻ったものの…
その日の夜、あまりに容赦なく抱かれ続け…何度、私は達したことか…。
あの日…あの日の夜…清春は隠していたのか…。
妻の自殺…
自殺未遂を…
病院に意識不明で横たわる妻を残したまま…私と会う約束をし…
どんな気持ちで…私を抱いていたのか…
ああ…それにしても…知らなかったとはいえ…
私は…私は… なんということを…なんというタイミングで…してしまったのか…
罪…これは大きな罪…
私はしばし男の存在を忘れ…
がっくりと肩を落とした…。
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