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「やあっ!…  」

起き上がろうとした身体をいきなり男に押し倒され、服を無理矢理に破るように、引き剥がされていく… 

「いやぁ… やめっ… てぇ…  やだあっ … !!」

手足をばたつかせてみるが、 
屈強な男には通用せず微動だにしない…

「ふうん…小娘かと思ったらよ…なかなかいい身体、してんじゃねえか…おまえ、彼氏とかいんのか?」

男が舌なめずりをしながら、私をあやしい目つきで見下ろす…

「…  … あ… …」 駄目だ…

声が、  出ない…
恐怖に震えながらも、なんとかコクリと頷く…

そう、答えれば…  

      どう…  答えれば…  

許してくれるのだろうか… 
そんな僅かな期待は…
     
     すぐに、打ち砕かれる…

「そうか…なら良かった…さすがに初めては良心がチクチク痛むかもしんねえしな…痛いとか言われてあまりに泣き喚かれると、めんどくせえし…」

「はあ…?てめえに良心1ミリでもあったら、よ…そもそもやんねえだろ?こんなん、よ… ははっ」

別の男が乾いた声で笑う。

「あり…?バレたか!くっ、ははは…!あ、はは」
男達の下卑た笑い声が、耳に響く…

「いっ…」
突然、大きな骨ばった指で、片方の胸をつかまれる…   嘘だ、こんなの…   

「ふうん…さすがに若いな… 弾力がすげえ…」 
男の声に、興奮の色が…見えた気がした…

胸、痛…い… いやだ…  誰か…

「いやぁ お願いっ … や… やめて…」懇願する私

襲ってくる、底知れぬ恐怖 

男達は、私を…強姦するつもりだ…
これは現実…夢じゃない…
 
その事実に… 身が凍る思いがした…

不意にチカリと…
私のバッグからはみ出ていたスマホの画面が光る…
  
    もしかして… お母さん…?
 
           
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